コロちゃんはおひとりさまの年金生活です。所得は年金のみです。ふと思いました。
「コロちゃんの所得って、皆んなより低いの?」
コロちゃんとみんなを比べてみる
みんなの世帯所得を調べてみたら・・・あららこっちも思ったよりみんな低いし、ここ30年間下がり続けてるよ!
何とかしては欲しいけど・・・・。
1.コロちゃんの所得
コロちゃんの毎月の生活費は先にお披露目しましたね。そう月¥99.000円です。では所得は?
さすがにここで◯◯円ですとは言いにくい(くらい少ない)( i _ i )
2.全世帯の平均は547万円
コロちゃんはおひとり様の世帯ですから、所得は低くとも生活にはあまり苦労しません。だけど、若い4人家族なんかはそうもいきませんよね。若い夫婦やお年寄りも含めた日本の全世帯の平均所得は、564万円です。
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa21/dl/03.pdf
出典:厚生労働省 国民生活基礎調査 調査の結果 結果の概要 国民生活基礎調査の概況 令和3年(2021年)各種世帯の所得等の状況 所得の分布状況(11月13日利用)
自分が全体のどのくらいにいるのかを知ろうとすると、まず平均を見ますよね。
世帯年収の平均は564万円。ん、そんなに高いの?
平均は高い方に引っ張られます。隣に大富豪さんが引っ越してきて(ありえないけど)、コロちゃんと二人の平均をとったら、平均所得は爆上げです(笑)。
3.平均と中央とボリュームゾーンは違うのね
中央値というのもあります。世帯全部を所得順に一列に並べて、真ん中の世帯の所得です。これだと427万円。だいぶ下がりますね。これが生活実感に近いかもしれません。
もう一つボリュームゾーンというのがあります。上記のグラフだと一目瞭然。年収別で一番数が多い世帯。ようは世間並ですね。
100万円台・200万円台・300万円台が横一線に並んでますね。ここが一番数が多いボリュームゾーンですね。コロちゃんは、そこらへんかな?
下の方ね(^u^)
コロちゃんは、ボリュームゾーンでみるのが自分の位置として、しっくりますね。お仲間が多いとちょっと安心。
(^。^)。
平均や中央値だとコロちゃんは半分以下になるのでちょっと悲しい。(;_;)
4.世帯所得が30年間ダダ下がり
いろいろネットの海を漂って見ていると、平均総世帯所得金額の推移というのが目に留まりました。
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/kousei/17/backdata/01-02-01-01.html
出典:厚生労働省 平成29年版 厚生労働白書 ー社会保障と経済成長ーより(11月20日利用)
1994年の全世帯の平均所得は664.2万円、2015年の全世帯の平均所得は545.4万円。この21年間に100万円以上も世帯所得が下がっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-03.html
出典:厚生労働省 令和2年版 厚生労働白書 ー令和時代の社会保障と働き方を考えるー より(11月20日利用)
所得を100万円ずつ区切った推移のグラフを見ると、1991年から2018年の27年間に、400~500万円を境にして上位から下位へと世帯所得が移動していることがわかります。
キレイにずり落ちるように多くの世帯が下位に移ってきているのです。
5.世帯所得のピークはピークは1990年代半ば
平均世帯所得が過去最高だったのは、1994年の664.2万円です。最近のデータでは2018年に552.3万円まで下がってきています。おそらく非正規雇用の増加と関連しているのでしょうね。
日本は、1990年代半ばをピークとして衰退しています。
6.やっぱりこれじゃまずいでしょ
30年間下り坂はまずいでしょ。原因は構造的なものでしょうから、このトレンドはまだまだ続きそうです。何とか変えて欲しいですよね。
おい、何とかしてよ! と、コロちゃんは口の中でモゴモゴつぶやいています。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に触りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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