おはようございます。昨夜にこのブログの「編集長&株主様」から、新しいご指示がコロちゃんに下されました。
編集長&株主様
コロちゃん、字数が多すぎるな。
みんなは、隙間時間に読んでいるんだよ。
だから字数は5000字もあれば十分だよ。
ネタを書ききれなかったら、
1日2話投稿にすれば良いよ。
およよ、たった「5000字」でいいの?
(゚Д゚)オヨヨ
そういえば新聞の「社説」は何文字ぐらいかな? ポチポチと数えてみると・・・えっ、1000文字しかないよ。
へー、新聞の「社説」って、「400字詰め原稿用紙」で2枚半しかないんだー。思ったよりも少ないなー。
コロちゃんの、昨日と一昨日の「【闘病考】コロちゃん大腸がんになる」の字数を見てみると・・・、「①が9900字」で「➁が1万字か」ー。
そうなんだよね。最近のコロちゃんのブログ記事は、ほとんどが「9000文字ぐらい」なんだよね。
よし、今日からは、「編集長&株主様」のご指示通りの「5000文字」を目指して簡潔に仕上げてみますね。「400字詰め原稿用紙」に12枚程度ですね。
上司の指示には従わなきゃあね。読者の皆様、そう言うことでよろしくお願いしますよ。
今日は「コロちゃん大腸がんになる」の続きになります。「コロちゃん悪性リンパ腫になる」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「コロちゃんに二つ目の試練が襲ってきたよと、あごの下に丸いしこりがあるよ」
☆「悪性リンパ腫と宣告されたよと、悪性リンパ腫って何なの?」
☆「血液のがんでなぜあごの下にしこりができるの?と、あと5年生きられるかな?」
☆「コロちゃんは再びファイティングポーズをかまえたよ」
1.「コロちゃんに二つ目の試練が襲ってきたよ」
現在のコロちゃんは「がんサバイバー」として、「こらいまれ」に到達しています。
しかし、ここまで来るには全部で3回の「がんの試練」がありました。
最初の試練はコロちゃんが60歳の時に襲い掛かって来た「大腸がん」です。その内容は、前回までの「コロちゃん大腸がんになる➀➁」でお伝えしています。
今日の記事は、その続きになりますので、まだお読みになっていない方は下記のリンクのクリックをお願いします。
当時60歳だったコロちゃんを襲った「大腸がん」の治療は、順調に進んでいたんですよ。
「手術・抗がん剤治療・副作用・後遺症」と続きましたが、何とか乗り越えることが出来ました。
そして1年6ヶ月が過ぎて「傷病手当金」の支給期間が終了し、まだ「後遺症」が残っていたコロちゃんは会社を退職したところまでは、前回の記事でお伝えしましたよね。
コロちゃんが28年間お勤めした会社の退職は、5月の春のことでしたね。コロちゃんは悔しかったなー。
しかし、この年の秋にはコロちゃんの年金支給も始まる予定でしたから、コロちゃんは「全身の倦怠感とあちこちの痛み」を抱えながらも楽観的でしたよ。
そんなコロちゃんに「二つ目の試練」が襲い掛かって来たのですよ。
2.「あごの下に丸いしこりがあるよ」
コロちゃんが会社を退職したのが春の5月でした。それからわずか2ヶ月後の夏の始まりある日に、コロちゃんは「あごの下に小さなしこり」に気が付きました。
触ってみると「コリコリした丸いしこり」です。大きさは3~4㌢の「スーパーボール」ぐらいでしたね。
いくら力を入れても痛くも痒くもありません。コロちゃんは首を傾げましたよ。
「これは何だろう?」
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
まあコロちゃんは、痛みはないのだからそんなに気にはしていなかったのですよ。それに高齢者には、よく顔に「脂肪の固まり(こぶ)」がある人が居ましたからね。
現在では直ぐに「手術」で取ってしまいますが、1970年代ごろの日本では、そんな「顔の脂肪の固まり(こぶ)」をそのままにしている高齢者をよく見かけたことがあるのですよ。
➀「かかりつけ医では耳鼻科受診した方が良いよだって」
だけど、ちょっと気にはなりますから、いつも通っているかかりつけの内科医院での診察のついでに、「これは何でしょうか?」と聞いてみたんですよ。
かかりつけ医
気になるようならば
耳鼻科に行った方が
良いですよ。
うーむ、これは要するに「分からない」ってことですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
だけどめんどくさいなー、痛くも痒くもないし、こんな「あごの下のしこり」の見た目を気にする年でもないしなー。
面倒だけど、どうせ仕事も辞めちゃったし毎日がヒマだから「耳鼻科へ行ってみるか」と、あまり深く考えずに、コロちゃんは一応「耳鼻科」へ行ってみることにしたのですよ。
➁「耳鼻科では大学病院へ行った方が良いよだって」
そこの「耳鼻科」では、以下のように言われましたね。
耳鼻科の医師
これは大学病院に
行った方が良いね。
あらら、これも「分からない」ってことなの?
( ゜д゜)アララ
大学病院へは、家から車で1時間以上かかるから、めんどくさいなー。
( ゚Д゚)メンドクセー
だけど、どうせ仕事も辞めちゃったし毎日がヒマだから・・・以下同文。
そしてコロちゃんは、重い腰を上げて「大学病院」で「検査」をしてもらうことにしたのですよ。
➂「大学病院では様子を見るか手術するかを聞かれたよ」
「大学病院」での最初の検査は「組織検査」でしたね。
「あごの下のしこり」に太い注射針のような器具を差し込んで何ヶ所かの細胞を取り「検査」するということでした。
その結果は1週間後に出ましたが、結果は「がんでなかった」となっていましたね。
コロちゃんは、ここで「あー良かった」とその後の治療をしない選択肢もあったのですよ。
医師の説明では「組織検査」は、しこりの一部だけを取り出すから、その部分は「がんでなかった」としか言えないとのことでした。
要するに、器具で取り出した部分以外の箇所が「がんである可能性」は残ると言うのです。そして医師は次のように言いました。
大学病院の耳鼻科の医師
しばらく様子を見るか、
しこりを摘出する手術を
するかの選択になりますね。
どうしますか?
いきなり、そんな選択を迫られても、直ぐに答えが返せるわけないじゃないですか?
医師がいうには、「手術をすればしこり全部の組織検査も出来ます」、だけど「がんであるかどうかはそれまでは分からない」と言うのですよ。
しかしコロちゃんは、どうせ仕事も辞めちゃったし毎日がヒマだから・・・以下同文。
ということで、「あごの下のしこり」を手術で取る道を選択したのです。
後から振り返れば、この上記の「内科医・耳鼻科・大学病院」と3回の選択で、コロちゃんは連続して「正しい治療への道(生き残る道)」を選び取っていましたね。
もう一度、上記の「医師の診断」と「コロちゃんの選択」を下に書いてみますね。
◎「医師の診断とコロちゃんの選択」(➀~③が医師で、●がコロちゃん)
➀「かかりつけの内科医:様子を見るか気になるようなら耳鼻科へ」
●「どうせ仕事も辞めちゃったし毎日がヒマだから耳鼻科へ行ってみるか」
➁「近隣の耳鼻科:これは大学病院へ行った方が良いね」
●「どうせ仕事も辞めちゃったし・・・以下同文」
➂「大学病院の医師:このまま様子を見るか手術で切除するかどうしますか?」
●「どうせ・・・以下同文」
もし上記の➀~③のどこかでコロちゃんが、「痛みも不自由もないからもう少し様子を見ます」と返答したら、間違いなく「がん」が進行していたでしょう。
コロちゃんは運が良かったのですよ。
3.「悪性リンパ腫と宣告されたよ」
コロちゃんの「あごの下のしこり」の切除手術は、2週間後に予約を入れて「局部麻酔」で行なわれました。
何しろメスを入れる部分が、顔のあごのすぐ下ですから、何とも怖い心持ちでしたよ。
意識はハッキリあり、周囲で数人の医師と看護師の会話がハッキリと聞こえています。
それが「世間話」を延々としているのですね。彼ら医師にとっては、「手術」はいつもの「お仕事」で緊張感などまるで感じないのでしょう。
コロちゃんは、途中から「尿意」をもよおしてしまい、ここで尿瓶を使われるのはイヤでしたから必死で我慢していたことを思い出しますね。
こんな「変な記憶」が、コロちゃんの「あごの下のしこりの切除手術の記憶」でしたよ。
この「あごの下のしこりの摘出手術」は、1時間半ほどかかりましたが無事に終了しました。しかし、その1週間後に医師からコロちゃんに伝えられた結果は、衝撃的な内容でした。
大学病院の医師
悪性リンパ腫です!
4.「悪性リンパ腫って何なの?」
「悪性リンパ腫」とは、白血球のうち「リンパ球ががん化する病気」です。
この「血液のがん(造血器腫瘍)」は、大きく三つに分かれます。下に書きますね。
◎「血液のがん」
➀「白血病」
➁「多発性骨髄腫」
➂「悪性リンパ腫」
この最初の「①白血病」は、1985年に亡くなった女優の「夏目雅子さん※」が発症したことで知られましたね。
(※夏目雅子:1957~1985年:享年27歳:女優:代表作:1978年:西遊記:三蔵法師役他多数」
「②多発性骨髄腫」には、2021年に俳優の「佐野史郎さん」が発症したことを発表していますね。2度の入院の後に復帰なさっています。
(※佐野史郎:1955年~:俳優:代表作多数」
最後の「③悪性リンパ腫」が、コロちゃんが今回判明した病気ですが、有名な方では2014年に俳優の「高倉健さん」が、この「悪性リンパ腫」で亡くなっています。
(※高倉健:1931~2014年:享年83歳:俳優:代表作網走番外地シリーズ他多数)
この「悪性リンパ腫」の原因はわかっていません。
ただ「リンパ球の中でおこった遺伝子の異常により、リンパ球の寿命や増え方に異常がおこること」などが一因と考えられていますね。
発症のピークは「70代」で、長寿化の中で年々患者数が増えているとされています。
コロちゃんは、最初に「あごの下のしこり」をかかりつけ医の医師に診断を受けた時に、「がんをダブルで罹患する患者はほとんどいない」と聞いていましたから、ちょっと安心していたのですよ。
それがこの「悪性リンパ腫」との診断結果ですよ。コロちゃんは思わず「話が違うよ」とつぶやきましたよ。
しかし、いつまでも頭を真っ白にしているわけにもいきません。
これは、身に降りかかった災害ではありません。コロちゃん自身の「戦い」だと心の中の位置づけを変えました
5.「血液のがんでなぜあごの下にしこりができるの?」
コロちゃんは、あごの下のしこりでこの大学病院を「受診・治療」となりました。
病名は血液のがんである「悪性リンパ腫」です。なぜ「血液のがん」なのに「あごの下にしこり」が出来るのでしょうか。
それをいろいろポチポチと調べていくと、人の全身には「リンパ節」があり、「リンパ球」は血流に乗って流れていくため、病変は全身のあらゆる臓器に出現する可能性があるというのです。
主に出現する場所は、「首・わきの下・鼠径部」等と言われています。コロちゃんの場合は「首(頸部から鎖骨の上)」でしたね。
いろいろ調べたり、先生に聞いたりしていると、普通できるしこりは、多くは「脂肪で柔らかい」のですが、悪性リンパ腫のコブは「固く、丸く、大きい(2㌢以上)」が特徴だとされていますね。
そして一番コロちゃんが重要だと思ったのは、この「しこりは痛みがない」と言うのですよ。
「痛み」が無ければ、仕事などで忙しい方は「受診・検査」が遅れて重篤化する方が多いだろうなとコロちゃんは思いましたよ。
6.「あと5年生きられるかな?」
コロちゃんは「がん」も2回目となると、さすがに病気の進行の行く先の見当がついてきます。「大腸がん」発症以来、ずいぶん学びましたからね。
この時点のコロちゃんは、「大腸がん手術+抗がん剤治療」から2年後でした。「抗がん剤治療」は3~4ヶ月で終わりますから、その後は「定期検査」が数年間続くようになっていました。
「主治医」からは「大腸がんの手術日から丸5年後で治癒」となると言われていました。
➀「がんは5年経てば治癒とみなされる」
一般に「がん」は治療から5年後で「治癒」とされています。
その理由は、「多くのがんにおいて5年生存者のその後の5生存率は100%に近づく、つまり余命はがんでない人とほぼ同じになる」からと言われています。
理由はともかくとして、現在の「がんの治療」は5年で「治癒」と見なされると考えておけば良いみたいですね。
しかし、上記のようにコロちゃんが「悪性リンパ腫」と診断されたのは、「大腸がん」といわれてから、まだ2年しか経っていませんでした。
このコロちゃんの「大腸がんの5年生存率は71.7%」と7割でしたが、今度診断された「悪性リンパ腫の5年生存率」をポチポチと調べてみましたよ。
➁「悪性リンパ腫の5年生存率はどの位なの?
調べる先は、もう分かっています。何しろ2回目ですからね。「がん情報センター」と言うのがあるのです。
この機関は正式名称を「国立がんセンターがん対策情報センター」といいます。
患者さんやご家族の方に対して、がんについて信頼できる、最新の正しい情報をわかりやすく紹介しているウェブサイトです。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
なお下記の数値は、コロちゃんが「悪性リンパ腫」に罹患した時のものではなく、すべて2024年現在のものです。
「がん情報センター サバイバー生存率」より
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/25_ml.html
出典:国立がん研究センターがん情報サービス がん種別統計情報 悪性リンパ腫より(9月24日利用)
上記のグラフは「がん情報センター」が発表している、「悪性リンパ腫のサバイバー生存率」です。
この「サバイバー生存率」とは、「診断から一定年数後生存している者(サバイバー)の、その後の生存率」です。
これは例えば「1年サバイバーの5年生存率は、診断から1年後に生存している者に限って算出したその後の5年生存率(診断からは合計6年後)」となります。
下に書き出しますね。
◎「悪性リンパ腫サバイバー生存率:男性」
➀「0年サバイバー:49.6%」
➁「1年サバイバー:68.3%」
➂「2年サバイバー:78.4%」
④「3年サバイバー:82.3%」
⑤「4年サバイバー:84.8%」
⑥「5年サバイバー:86.9%」
https://ganjoho.jp/reg_stat/statistics/stat/cancer/25_ml.html
(出典:国立がん研究センターがん情報サービス:がん種別統計情報:悪性リンパ腫より:9月24日利用)
ざっと上記の「悪性リンパ腫サバイバー生存率」を見ると、最初の年(診断時点)こそ「➀0年サバイバー:49.6%」の「5年生存率」となっていますが、その後は年々上昇していきます。
そして「⑥5年サバイバー(診断から6年後)」に生存している患者の、「5年生存率」は「86.9%」と9割近くに達しています。
ということは、コロちゃんの当面の目標は、「大腸がんの手術」から「5年後(この時点であと3年後)」まで生き残ることが一つです。
そしてもう一つが、この「悪性リンパ種」が判明した時から5年後まで生き抜くことに決まりましたよ。
7.「再びファイティングポーズをかまえたよ」
この時点のコロちゃんは、3ヶ月前に28年間務めた会社を退職して、身体にはまだ前回の「大腸がん治療」の後遺症である「倦怠感+全身の痛み」が残っていました(※)。
(※倦怠感+全身の痛みが消滅したのはこの時点から3年後の春でした)
もちろんコロちゃんは無収入です。そして「妻」は、すでにお仕事からリタイアしていましたから、コロちゃんちの収入は「妻の年金のみ」となっていました。
まあ簡単に言えばコロちゃんは「家計も身体も絶体絶命」の状況ですね。
しかし、コロちゃんの生きる姿勢には変わりはありません。
2年前の「大腸がん発覚」の時もコロちゃんは、自分が最期までできるだけのことをしようと心を決めていました。
そして、その時に「最後になるかも知れないけれど、だからこそ妻と子たちには生きざまを見せたい」と強く思っていました。
その気持ちは、「大腸がん」の抗がん剤で、全身に倦怠感が残り、痛みがあちこちに残っていても、いささかも変わりはありません。
コロちゃんは心の中で、「がんと闘う姿勢」すなわち「闘病」のファイティングポーズを、再びかまえたのですよ。
ただ2回目の今回は、前回の「大腸がんの抗がん剤」のダメージが残っていましたから、ちょっとヨロヨロしながらでしたけどね。
ここまでで、字数が6000字を越えましたので、後は明日以降の記事でお伝えしますね。
次は「抗がん剤の副作用」や、今もコロちゃんを悩まし続けている「腰痛の発症」をカキコキしますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に触りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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