おはようございます。
昨日のことですが、午前中にコロちゃんが「ジム」へ行って「太極拳教室」を終わって「ロッカールーム」で着替えをしていたところ、いきなり「コロちゃんですよね?」と声を掛けられました。
コロちゃんは「あれれ? 誰だろう?」と振り返ったところ、なんとコロちゃんの「ケア・マネージャーさん」がいるではありませんか。
この「ケア・マネージャーさん」は、近隣の「特別養護老人ホームの職員さん」なのですよ。
彼は、先日コロちゃんちに「毎月のケアプラン作成」のために訪れていたのですが、その時にコロちゃんから「市の運営するジムの話」を聞いて、「運動」をするために来たと言っていましたよ。
コロちゃんは、「思いがけない場所」で「思いがけない人」と出会ってビックリしましたよ。
しかしコロちゃんの住む「地域」は「狭い地域社会」ですからね。こんな事もあっても不思議はないですね。
ただコロちゃんは、この「ジム」で知り合いに会ったことは、今までに一度もなかったものですから驚きましたよ。
まあ「体を鍛えること」は、コロちゃんだけでなく、誰にとっても大切ですよね。「ケア・マネージャーさん」も頑張ってくださいね。
そんな「ビックリしたコロちゃん」が、今日は「困窮子育て世帯の9割が食料を十分に買えないって」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「食費の値上がりで十分な食料を買えないが9割だよと、夏休みのひとり親家庭はかなり苦しいが6割だって」
☆「諸悪の根源はすべて物価高にあるよと、今一番総理に求められているのは物価高対策だよ」
☆「コロちゃんと柿の木の記憶」

1.「食費の値上がりで十分な食料を買えないが9割だよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「食料高騰『十分に買えない』困窮子育て世帯の9割」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは「子どもの貧困」には、普段から気を配って見ていますので、この記事をジックリ読んでみることにしましたよ。
そうしましたら、これは「セーブ・ザ・チルドレン」と言う公益社団法人が「経済的に困難な状況にある子育て世帯への長期休暇中の食支援」を受けている世帯を対象とした調査の結果でした。
この「回答」をした世帯で暮らす子どもは1万4000人を超えるとしています。
コロちゃんが、この「アンケート調査結果」を読んでみたところ、この「団体の食料支援」を申し込んだ理由は以下でしたよ。
◎「子どもの食:応援ボックス申し込み理由」(少数点以下切り捨て)
①「物価上昇による食費の値上がりにより、十分な食料を買うお金がない」
・「90%」
②「長期休暇に入り、給食がなくなるため食費が心配」
・「65%」
③「経済的な理由で、親自身の食事量を減らしている」
・「63%」
④「給与・賃金が上がらず、十分な食料を買うお金がない」
・「55%」
⑤「子どもが食べ盛りだが満足するまでご飯を食べさせられない」
・「55%」
https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/report-foodbox2025.pdf
(出典:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 経済的に困難な子育て世帯の子ども1.4万人の食と生活の実態調査報告書より:7月28日利用)
うーむ、「①物価上昇による食費の値上がりにより、十分な食料を買うお金がない:90%」が、この新聞の見出しになった元データですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
コロちゃんは、このような記事は「親目線」で読みますからね。子どもに「腹いっぱいご飯」を食べらせられないことは、とても辛いだろうなと心が痛みますよ。
しかも、この子どもたちの年齢を見ると「食べ盛り中学生・高校生」が多いのですよ。この「子どもの食:応援ボックス」の申込者の年代を見てみましょう。
下記でしたよ。
◎「子どもの食:応援ボックス:年代と年代別割合」(少数点以下切り捨て)
①「0-2歳 :4%」
②「3歳-就学前 :9%」
③「小学1-3年生:15%」
④「小学4-6年生:21%」
⑤「中学生世代 :25%」(ボリュームゾーン)
➅「高校生世代 :24%」
https://www.savechildren.or.jp/news/publications/download/report-foodbox2025.pdf
(出典:セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン 経済的に困難な子育て世帯の子ども1.4万人の食と生活の実態調査報告書より:7月28日利用)
あー、一番食べ盛りの年代の「⑤中学生:25%と➅高校生:24%」が「ボリュームゾーン」ですよ。
( ̄Д ̄*)アー
この「お母さんは切ない」でしょうね。ああ、他の回答では「父親または男性の保護者がいないが91%」となっていましたから、9割は「母子家庭」ですよ。
そしてもう一つ「世帯の平均手取り月収」も質問していますが、これは「平均月14.5万円」との回答でしたよ。
今の「日本」で、子どもを抱えて「月14.5万円」では「生活の維持」は難しいですよ。アパートの家賃もあるでしょうから、苦しいどころではないと思われますよ。
コロちゃんは、この記事を読んで「物価上昇が3年目に突入したこと」により、社会の下層の方たちがいよいよ「生活の維持」が困難になって来たと感じましたよ。
すべては「3年以上続いた物価の上昇」がもたらした結果ですよ。
なお、この「日経新聞」の「食料高騰『十分に買えない』困窮子育て世帯の9割」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「夏休みのひとり親家庭はかなり苦しいが6割だって」
もう一つ別の調査を見てみましょう。これは「日経新聞」に「学校長期休暇中のひとり親家庭/家計かなり苦しい/6割」の見出しで掲載されています。
記事によれば「学校の長期休暇中の家計について、低所得のひとり親家庭の約6割が『かなり苦しくなる』と答えている」と記載されています。
コロちゃんは、この記事の内容のデータ元を調べてみましたよ。
そうしましたら、これは「グッドネーバーズ・ジャパン」と言うNPO法人の行なった「調査」でした。この「NPO法人」は低所得のひとり親を対象に食品配布事業を実施しているのです。
この「調査」は、利用者を対象に約2100名の回答があったとしていますね。内容は以下でしたよ。
◎「子どもの学校の長期休み期間中における家計の状況」
①「かなり苦しくなる」
・「61%」
②「やや苦しくなる」
・「36%」
③「学校がある期間と変わらない」
・「2%」
④「ややゆとりができる」
・「0.4%」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000005375.html
(出典:PRTIMS:グッドネーバーズ・ジャパン:フードバンクを利用するひとり親家庭への調査より:7月28日利用)
おー、これが記事の「見出し」にあった「夏休み期間中は家計が①かなり苦しくなる:61%」ですね。
( ̄o ̄)oオー
この理由としては「夏休みは給食がなくなる分、家庭での食費が増加するほか、家で過ごす時間が増えることで水道光熱費等の出費がかさむ」とされていますね。
うーむ、これは」「遊びに行けない・体験較差」どころの話しじゃないですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
「腹いっぱい食べられない」と言う「戦後の混乱期」以来の事態じゃないですか。
もう一つ見ておきましょう。
◎「子どもの夏休み期間中に家計が苦しくなる影響でよくとっている行動」(少数点以下切り捨て)
①「自分の食事の量を減らす」
・「62%」
②「食べ物の購入量を減らす」
・「47%」
③「家で冷暖房器具を使わない」
・「30%」
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000112.000005375.html
(出典:PRTIMS:グッドネーバーズ・ジャパン:フードバンクを利用するひとり親家庭への調査より:7月28日利用)
うーん、これは厳しいですよ。「食費」ってどうしても減らすようになるんですよね。だって「家計」には他に減らせる項目があまりないんですよ。
(´ヘ`;)ウーン
この他にも「学校給食が無くなる夏休み期間中」は、「子どもの食事回数が2回以下:32%」に減るとの回答や、その理由は「経済的に余裕がない:40%」との回答もありましたよ。
これらの「回答結果」は、すべて「3年以上続いた物価上昇」がもたらしたものだとコロちゃんは思いましたよ。
なお、この「NPO法:グッドネーバーズ・ジャパン」の「調査結果」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


3.「諸悪の根源はすべて物価の上昇にあるよ」
コロちゃんは、上記2つの「調査結果」を読んで、すべての「諸悪の根源」は「3年間以上続いている物価の上昇」があると思いました。
上記の世帯のほとんどは「住民税非課税世帯」に入っていると思われますから、過去に「毎年数万円の給付金」が給付されていると思われます。
しかし、そんなものは「物価の上昇」の前では「焼け石に水」でしょう。ちょっと過去の「物価の上昇率」を見ておきましょう。
◎「物価上昇率」(生鮮食品を除く総合)
①「2021年:-0.2%」
②「2022年: 2.3%」
③「2023年: 3.1%」
④「2024年: 2.5%」
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省 消費者物価指数 全国2025年6月分より:7月28日利用)
上記の「物価上昇率」は「生鮮食品を除く総合」になりますが、「食料」の「物価上昇率」はもっと高いのですよ。下記でしたよ。
◎「食料の物価上昇率」
①「2021年:0.0%」
②「2022年:4.5%」
③「2023年:8.1%」
④「2024年:4.3%」
https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省 消費者物価指数 全国2025年6月分より:7月28日利用)
ほらほら、「③2023年なんて8.1%」も上がっていますよ。これでは「低所得の世帯」では「食品」を買えなくなるわけですよ。
(  ̄O ̄)ホラホラ
コロちゃんは、もう「住民税非課税世帯」への給付金で「事足れりとする政策」は限界にきたと考えていますよ。
現在の物価上昇による「生活の痛み」は、冒頭から見て来た「ひとり親世帯」はもちろんですが、それよりも上層に位置する「低所得・中所得世帯」まで拡がっていると思われますよ。
その何よりの「証拠」が、今回の「参議院選挙」の「与党である自民・公明両党のボロ負け」でしょう。
もうそろそろ「物価上昇」をもたらした、「岸田前総理」からの「経済の好循環政策」の転換を考えた方が良いのではないかとコロちゃんは考えていますよ。

4.「今一番総理に求められているのは物価高対策だよ」
つい先日の7月19〜21日に「日経新聞」は「世論調査」を実施しています。
その中で「首相に優先的に処理してほしい政策課題」を聞いていますが、「物価対策」が51%と最も多くなったと報じられています。
現在の「民意」は「物価を下げてくれ!」なのですよ。
その為に何をやればいいのかは、コロちゃんの知識によると以下ですよ。
◎「物価上昇を止める政策」
①「円安を円高に」
②「バラマキを止めて緊縮財政」
③「金融緩和を止めて高い金利に」
上記の「①円安を円高に」は、「円高」になれば「輸入物価」が下がりますよ。
現在の「円安」は、日本全体で見ればトータルは一見プラスですよ。しかし、その中身を見ると「プラスなのは輸出をしている大企業」です。
その反面「国民」は輸入物価が上がりますからマイナスしかありません。「円安」で得をするのは「大企業だけ」なのですよ。
そして「円安」で「物価が上がった」からと言って、「儲けた大企業」は国民に還元してくれるわけではないのですよ。
次に「②バラマキを止めて緊縮財政」とは、今の日本経済の状況では「減税や給付金」で財政をバラ撒けば「物価が上がる」のですよ。
もう「コロナ禍」は終わっているのですから、いい加減に「補正予算」をばらまいて「物価を上げる」のは止めて欲しいですね。
最後の「③金融緩和を止めて高い金利に」は、「日本銀行」のお仕事ですよね。
今までの「金融緩和(低金利政策)」では「株価や土地価格」は上がり「富裕層」には富をもたらしました。
しかし「庶民」は「物価上昇のマイナス」しか得られませんでしたよ。
コロちゃんは、「株」は一切持っていませんから「金融緩和(低金利政策)」は利益がありませんでしたよ。ただ受け取ったものは「物価の上昇」だけでしたよ。
それに「春闘賃上げ5%以上」は、ごくごく一部の「大企業の会社員」だけの話ですよ。
冒頭でご紹介した「グッドネーバーズ・ジャパン」の、調査対象となった「お子さんの保護者の就業状況」を見ても「正規雇用者」は1割しか居ませんでした。
「パート・アルバイトが50%」で、「無職も15%」となっていました。これらの方々には「春闘賃上げ5%以上」は、別世界の話ですよ。
現在の「日本社会」で見えている風景は、「給料もあまり上がらず、3年以上物価上昇が続いた世界」ですよ。
コロちゃんは、もういい加減に「物価上昇を止める政策」を最優先に取り組んでいただきたいと考えていますよ。

5.「コロちゃんと柿の木の記憶」
うーむ、「今の日本」って貧しくなったよね?
( ̄へ ̄|||) ウーム
コロちゃんは1950年代に生まれて、1960年代に少年時代を過ごしましたよ。そして「父親のいない家庭」で育ちましたけれど、「飢えた記憶」は一切ないですよ。
コロちゃんが「子ども時代」には、ちゃんと「毎日3食」食べていましたよ。
だから、冒頭の「グッド・ネーバーズ・ジャパン」の調査であった「学校給食が無くなる夏休み期間中」は、「子どもの食事回数が2回以下が32%」だなんてショックでしたよ。
だって少年コロちゃんの1960年代は、まだ「高度成長の果実が全国に行き渡る前」ですよ。
その時代よりも、現在の方が「子どもが飢えている」なんて、信じられないと思いましたよ。ホント「酷い時代」になってしまいましたよ。
さて最後の「コロちゃん話」ですが、あんまり「食べ物の記憶」ってないのですよね。「飢えて」いれば「強烈な記憶」が残るのでしょうけれど、コロちゃんは一度も飢えたことはなかったのですよ。
ただコロちゃんの実家には、「柿の木」が4本あったのです。その内の「3本は渋柿の木」で「1本だけが甘柿の木」でした。
この「渋柿」は、いつも祖母が「大きな茶箱」に焼酎を霧吹きしながら詰めていましたね。そうするとしばらく後に「甘柿」になるのですよ。
しかし少年コロちゃんの思い出は、「1本の甘柿の木」でしたね。
いつも秋になるとまるで「小猿」のようにするすると木に登って、すかさず「柿の実」をもぎ取っていましたよ。
そして、そのまま「柿の実」を半ズボンの横にこすりつけてちょっとキレイにしてから、ガブッと齧るのですよ。甘くて美味しかったですよ。
Ψ(*¯ч¯*)’ガブッ’モグモグ
ある年のことですが、いつものように身軽に木に登っていた少年コロちゃんの右肩に「毛虫」が動いているではありませんか。
「ギャー‼」
∑ヾ(;゚□゚)ノギャアアーー!!
こいつですよ。こいつ! ☟

コロちゃんは、もう60年も前のことなのに、シッカリと憶えていましたよ。「ウィキペディア」でフォトをみたら、すっかり思い出しましたよ。
なぜ、そんなに記憶が残っていたのかと言うと、その理由は以下にありますよ。
「刺された瞬間に激しい痛み刺激があり、発赤・腫れを伴う皮膚炎を生じ、場合によっては皮膚に水泡状の炎症を起こす。鋭い痛みが1時間以上、かゆみは1週間程度も続くことがある」
(出典:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典:「イラガ」最終更新 2023年9月26日 (火) 12:46 より:7月28日利用)
上記の説明は「ウィキペディア」の「イラガ」の項目に書いてあったものですが、当時の少年コロちゃんも全くその通りの「症状」に襲われたのですよ。
大泣きしましたよ。痛かったなー、それに後あとずっとかゆかったし、今でも右肩の下の方に「白っぽいくぼみ」が残っていますよ。
少年コロちゃんは、このようにして「柿の実」を食べていましたが、当時貧しかったと言っても「飢えたこと」は一回もありませんでしたよ。
そう考えると「誰がこんな日本にしたんだよ!」と思わず怒りが込み上げてきたコロちゃんでしたよ。
今日のテーマは、「困窮子育て世帯の9割が食料を十分に買えないって」を、2つの支援団体の調査から考察をしてみました。
コロちゃんは、現在の「物価高」を止めるためには「経済の好循環の政策」を転換する必要があると思いしましたが、皆さんはいかがお考えでしょうか。
このコロちゃんが提示した案が果たして「正しい答え」なのかは、ハッキリとはわかりません。それでもコロちゃんは「飢える子どもの姿」は見たくないと心から願っていますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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