おめでとうございます。まだ「お正月」の三が日ですから、ご挨拶は「おめでとう」でいいですよね。
コロちゃんは今日までは「お正月」なのです。
どこが「お正月」かというと、朝食は「お雑煮」、昼食は「お汁粉」なんです。
ねっ、「お正月」らしいでしょ?
何?、「毎日同じメニューを食べてるの?」ですか?
そうですよ、「お正月」なんですもん!
コロちゃんは、「お正月」の神様に「コロちゃんと周りの方々の健康」を祈念して、「お正月」の間は「お雑煮」を食べるを「願掛け」したのです。
コロちゃんは「がん」を二つも経験(大腸がん・悪性リンパ腫)しちゃったものですから、すっかり「健康教団の信徒」になってしまっているのです。
この「願掛け」には、この「ブログの読者様の健康」も祈願してきましたから、このブログを読むとご利益がありますよ・・・多分。
ネガイヲカナエタマエー~バサッ~~~\(‐ ̄ )))(((  ̄‐)/~~~バサッ
今日は「お正月」ですから「日本とアジアの経済予測」をカキコキします。
なお、「お正月」の最後の日ですので、コロちゃんが「お正月」の、朝とお昼に食べた「お雑煮とお汁粉のフォト」をお見せしますね。
ちゃんと、コロちゃんがアイパッドの「お料理サイト」をポチポチしながら一生懸命調理したんですよから美味しかったですよ。
誉めて、誉めて、誉めて。コロちゃんはけっこう「忠実(まめ)」でしょう? 「お汁粉」だけに。
(*ノ>ᴗ<)テヘッ✧
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「日本経済の将来、0%台半ば、0%台後半、1%」
☆「中国は、3%⇒1%」
☆「成長なき社会をつくれるか?」
1.「日本経済はこれからどうなるんだろう?」
コロちゃんは、現在の「日本経済」のあれこれに興味をもって、「政府」や「省庁」などの発表から、気になる「政策」や「データ」をポチポチと眺めたりしています。
そのような「資料」を読んでいると、毎日の新聞で読む様々な経済ニュースが、より深く理解できるような気がするのです。
中には、「政府」や「官僚さん」の考え方が透けて見えるような思いを感じたもありますしね。
今日は「お正月」ですから、私たちの住む「日本の経済予測」を見てみたいと思います。
もちろんコロちゃんには、そんな「経済予測」をする能力などは全くありません。
そこでまずは「政府」の発表から、「今後の日本の経済予測」を見てみたいと思います。
2.「内閣府発表では、0%台半ば」
「内閣府」は「経済財政諮問会議」の資料として「実質GDP成長率」の予測を発表しています。
下記のグラフをご覧ください。
「内閣府 実質GDP成長率」より
https://www5.cao.go.jp/keizai3/econome/r5chuuchouki7.pdf
出典:内閣府 中長期の経済財政に関する試算 より(1月11日利用)
上記のグラフは、2012~2032年までの「実質GDP成長率」です。2022年以降は予測ですね。
このグラフを見ると、2022年以降の「実質GDP成長率」は「ベースラインケースで0%台半ば」となっています。
下記の数字の記載がある年を書き出してみますね。
◎「実質GDP成長率」
①「2025年 0.8%」
②「2032年 0.4%」
このグラフの過去のラインでは、「2020年」に大きな減少がありました。コロナ禍の大幅なマイナス成長(マイナス4.1%)です。
その後の「2021年」に、前年の反動増でプラス成長(プラス2.6%)と反発しましたが、その後は実力通り(?)に低下し、「2032年」の予測はプラス0.4%となっています。に
「成長実現ケース」では2032年プラス1.7%となっていますが、まずこれは実現しないと思います。
なぜかと言うと、1998年度からの17年間を見ると「政府見通しの予測が実績を上回った」のは3回のみで残りの14回は全て外れたという実績があるそうです。
なんてひどい「実績」なんでしょうね。見通しが「甘々」なのに反省がないですね。
そこから見ると、現在の「日本経済の実力」は「0%台前半」と言えると、コロちゃんは感じましたね。
3.「日本経済研究センター発表では、0%台後半」
「日本経済研究センター」は、日経新聞社内に開設された「経済研究室」が母体となって、1963年に設立された非営利の民間研究機関です。
現在は「公益社団法人」として、民間シンクタンクとして有数の水準とされています。それでは、この「日本経済研究センター」が発表している「経済予測」を見てみましょう。
◎「実質GDP成長率予測」
①「2023年度 1.6%」
②「2024年度 0.6%」
③「2025年度 0.8%」
こちらの発表の本文では、「実質GDP成長率は穏やかなものにとどまる」として、その要因は「内需が徐々にプラスとなるが、外需がマイナスに転じる」としています。
こちらの予測では「日本経済の実力」を「0%台後半」と見ていますね。しかし、やはり1%にも届かないのですね。
コロちゃんの実感では、大体経済成長率が3%台に乗ると、一般大衆の私たちにまで恩恵が届くという感じがありましたけど、もうそれは「見果てぬ夢」になったようですね。
3.「IMF発表では、1%」
IMF(国際通貨基金)は、10月10日に「世界経済見通し」を発表しています。
その中で2023年の世界の経済成長率(実質GDP伸び率)をプラス3%、2024年をプラス2.9%」と発表しています。
日本の実質経済成長率予測は、以下の通りです。
◎「実質GDP成長率予測」
①「2023年度 2.0%」
②「2024年度 1.0%」
このIMFの発表した経済予測が一番高いですね。
添付した本文では、以下の様に記載しています。
「各国・地域ごとでは米国・日本の見通しは上方修正・・・世界経済の回復は依然として遅く、ばらつきがあり、地域間格差は拡大している」
この数字を見ると、どうやら今年2024年の「日本経済」は、0~1%の間に着地するのではないでしょうか?
4.「中国経済はどうかな?」
上記で紹介しました「日本経済研究センター」の「アジア経済中期予測」では、「中国の2029年以降の経済成長率が2%台にとどまる」と予測しています。
そして「ベースラインシナリオ」として下記のように記載しています。
「中国の実質経済成長率は2029年に3%を切り、2035年には1%台となる」
「不動産バブル崩壊」と「金融危機懸念」が、その要因としていますが、「世界最大の経済大国となるとの野望はほぼ不可能」となったとしています。
コロちゃんは、これを読んで「やはりそうか」とうなずきました。
コロちゃんは昨年の秋ごろまでは、中国は「日本のバブル崩壊」の研究をしているだろうから、「権威主義国家」の特徴である「果断なる処置」で不動産危機の脱出が出来ると考えていました。
ところが最近、あちこちから出ている「情報」や「資料」には、「中国」でますます進行する「不動産危機」と「地方政府の財政危機」です。
それらの問題に、現在の習近平政権が有効な対策を進めている様子は、コロちゃんの知る限りは見えてきていません。
それを考えると今後の中国は、かつて1990年代に日本が落ち込んだ「バランスシート不況」の谷間に落ち込む可能性が出てきたようにも思えますね。
なお、他の「中国経済予測」を見ると、2024、2025年は、「4%台の経済成長」を予測している所がほとんどです。
「中国経済」は、取り敢えずは4%台の経済成長が続くのでしょう。問題はその後がどうなるのかですね。
この「中国」が経済規模で「アメリカ」を追い越すことが不可能になったとの予測を読んでみたい方は、下記のリンクのくりっくをお願いします。
5.「成長なき社会をつくれるのか?」
世界は「産業革命」以降、高い経済成長が政治をリードして歴史をつくってきました。現代社会は全て「経済が成長する」ことを前提にして、全ての社会システムが作られています。
ですから「経済成長」が「低下・停滞する」だけで、社会が崩壊(旧ソ連)することも起こり得ます。
現在の「日本」の政界でも、「成長して分配の経済政策」以外を提示した政党は一つもありません。
問題となるのは、ここ30年間にわたって多くのいろいろな政策を繰り出したにもかかわらず、目標とした「大きな成長」が出来ていないことです。
もうそろそろ「大きな成長」をあきらめるべき時が来ているのではないでしょうか。
上記で見てきたように、「経済の専門家」は全て、将来の日本の「経済成長率」を「1%程度以下」と予測しているのです。
「中国経済」が1%下振れると「日本経済は0.65%下がる」との試算が出ていると聞きます。
(IMF試算)
もう無理なんですよ。大きな成長は日本は出来ませんと、認めることから新しい社会が産まれてくると、コロちゃんは考えていますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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