【社会考】本が贅沢品になる日? トラック新法で揺れる出版業界──本の虫コロちゃんの終末期計画

【社会考】
イラストは生成AI(Gemini)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「トラック新法で本の配送費が2倍になるんだって」

②「コロちゃんの読書事情、大きな書店がなくなっちゃったよー」

③「書籍の出版数と値段の推移を見てみるよ」

④「あまり単行本の値段を上げないでねと、本の虫の読書の心得」

⑤「コロちゃんと本の虫の終末期の風景」

1.「トラック新法で本の配送費が2倍になるんだって」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「書籍取次『もう運べない』/トラック新法で配送費2倍の試算」との見出しが目に入りましたよ。

コロちゃんは、もう「70代のおじいちゃん」ですが「唯一の趣味が読書」なんですよね。

だから、この見出しを読んだ時に、「本の値段が上がってもう読めなくなったらヤダな」とすぐに思いましたよ。

そこでこの記事をじっくりと読んでみますと、「改正貨物自動車運送事業法などのトラック適正化2法(トラック新法)が2028年に施行される」と「出版業界の本の配送費は2倍になると試算する」と報じていますね。

その結果、これまでの「出版社と取次と書店のマージン」では立ち行かなくなるとして、「取次1位のトーハン」が「書籍の定価を上げた上」で以下の案を提案していると報じています。

◎「出版社と取次と書店の新マージン案」
 (取次1位のトーハンの案)

①「書籍の定価を上げる」

②「マージンを以下に変更する」
 ・「出版社:70%⇒60%」
 ・「取次 : 8%⇒10%」
 ・「書店 :22%⇒30%」

うーむ、コロちゃんがこれのどこに関心があるかというと、「①書籍の定価を上げる」という点ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

ただ「トラック新法」で物流費が上がる中では、上記の「①書籍の定価を上げた」上で、その分を「出版社と取次と書店で分け合って補填する」というのが不可避となるのは理解できますよね。

記事では「取次・書店・出版社の3者が生き残るには『大幅な値上げは避けられないだろう」との「出版業界に詳しい上村八潮専修大学元教授」の言葉を記載しています。

コロちゃんは、「趣味の読書の本の値段が上がる」のは困るのですよね。それに、あんまり本のコストが上がると「新刊点数が減る」ことも考えられますよね。

そこで、今日はちょっと「本の出版事情」を調べながら考察してみようと思いましたよ。

なお、この「日経新聞」の「書籍取次『もう運べない』/トラック新法で配送費2倍の試算」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

書籍取次「もう運べない」 トラック新法で配送費2倍の試算 出版社に取り分増迫る – 日本経済新聞
70年以上続く出版業界の商慣習が揺れている。法改正を契機に配送費の高騰が見込まれるなか、書籍を書店に運ぶ取次会社が本の収益配分の見直しを出版社に求め始めた。議論の方向によっては中小出版社の経営問題や書籍の大幅な値上げにつながる可能性がある。…

2.「コロちゃんの読書事情、大きな書店がなくなっちゃったよー」

最近のコロちゃんは、主に「読書する本」はほとんど「図書館」で借りています。新しい出版物は、いつも「図書館にリクエスト」して借りていますね。

これは、現在コロちゃんが居住する地域には「もう大きな書店」がなくなってしまったからなんですよね。

以前は「街の本屋さん」が数軒あり、コロちゃんは時々そこで「書店内をクルージングする」ように楽しんでいたのですが、もう10年以上前にみな閉店となってしまいました。

現在では、コロちゃんちから「車で10分」の所にある「ショッピングモール内」の「ブックスペース」が2ヶ所あるだけとなってしまいましたね。

そこでは「本棚の半分ぐらいはコミック本のスペース」ですよね。

いやいや「コミック」がダメという訳ではありませんよ。コロちゃんも時々「興味深いコミック」を購入して読んでいますからね。

しかし、現在のコロちゃんの趣味の読書は、主に「経済学・社会学・歴史」なのですよね。そんな本の新刊はなかなか「ショッピングモール内のブックスペース」では置いていないことが多いのです。

そんな事情で、今のコロちゃんは「図書館へ10日おきぐらい」に通う生活をしていますが、それも「本の出版数」が減ってしまっては借りることもできなくなってしまうと心配しましたよ。

3.「書籍の出版数と値段の推移を見てみるよ」

冒頭の記事では、「すでに本の価格は上昇している」と報じていました。そこで次に「書籍の出版数と値段の推移」を見てみましょう。

◎「書籍:新刊点数の推移」
 (1000点未満切り捨て)

①「1990年:3.8万点」
②「2000年:6.7万点」
③「2010年:7.4万点」最多
④「2020年:6.8万点」
⑤「2022年:6.6万点」
⑥「2023年:6.4万点」
⑦「2024年:6.5万点」

https://www.dentsu.co.jp/knowledge/infomedia/2026/index2.html
(出典:dentsu 情報メディア白書2026 出版より:6月21日利用)

うーん、上記を見ると「書籍の出版数」は「③2010年の7.4万点」がピークとなっていますが、その後の「④2020年6.8万点~⑦2024年6.5万点」と横ばいで健闘しているように見えますよね。
(´ヘ`;) ウーン

コロちゃんは、「少年ジャンプ」が「最大発行部数を達成したのが1994年の653万部だった」のを思い出しましたよ。

2026年現在では「100万部前後」とされていますから1/6ほどに減っていますね。

上記の「書籍」では、最多発行点数年が「③2010年」ですから、これらの「コミック」とは時差があったようですね。

ただ「1冊の値段」は上がっているのでしょうか? これは興味がありますよ。以下でしたよ。

◎「書籍の平均価格の推移」

〇「単行本」
 (100円未満切り捨て)

①「1990年:1400円」
②「2000年:1600円」
③「2010年:1400円」
④「2020年:1400円」
⑤「2022年:1400円」
⑥「2023年:1500円」
⑦「2024年:1500円」

●「文庫本」
 (10円未満切り捨て)

①「1990年:440円」
②「2000年:580円」
③「2010年:620円」
④「2020年:720円」
⑤「2022年:740円」
⑥「2023年:780円」
⑦「2024年:800円」

https://www.dentsu.co.jp/knowledge/infomedia/2026/index2.html
(出典:dentsu 情報メディア白書2026 出版より:6月21日利用)

ふーむ、これは「単行本」と「文庫本」とではっきりと分かれましたよ。
( ̄へ ̄|||) フーム

「単行本」では、「①1990年の1400円」から「⑦2024年の1500円」まで、「35年間で約7%の上昇」になっています。

しかし「文庫本」では、「①1990年の440円」から「⑦2024年の800円」まで、「35年間で約81%の上昇」と2倍近い値上がりとなっていますよ。

へー、今の文庫本って「1冊平均800円」もするの?
( ¯ㅿ¯)へー

コロちゃんは、今まで「文庫本=ワンコイン」のイメージでしたよ。それが「500円どころか800円」もするんじゃ、ちょっと「買えない」ですよね。

それに「単行本」も「1冊1000円程度」ならともかく、「1500円」を超えたら買いにくいと思いましたね。

ただ、上記の「単行本」と「文庫本」の「35年間の値上がり率の違い」について、コロちゃんは以下の理由を考えましたよ。

◎「単行本と文庫本の値上がり率の違いの理由」
 (35年間で単行本は約 7%)
 (35年間で文庫本は約81%)

①「文庫本の薄利多売モデルの崩壊」
 ・「文庫本の発行部数は1990年の約1億3330万冊から2024年の約5890万冊まで約55%減少した(※)」

(※数値は上記のdentu 情報メディア白書2026 出版より)

②「紙代・インク代・物流費などの高騰」

③「高齢化対策の文字を大きくし行間を広くしたことによるページ数の増大によるコスト増の可能性(※)」

(※コロちゃんの私見です)

④「単行本は値段を1500円以上に上げると買ってもらえなくなると考えた」

上記の①~④は、ちょっとコロちゃんが思いついた「文庫本の大きな値上がり」と「単行本の値段横這いの理由」なのですが、特に「実感」があるのは「③の高齢化対策」です。

コロちゃんは、2階の押し入れを「書籍の置き場」として「古い文庫本」も多数おいているのですが、その「古い文庫本の文字」は、「老眼が進んだコロちゃん」では読めなくなっているのですよね。

ですから、あきらかに「最近の文庫本」は、以前よりも「文字は大きく行間も広く」なっていますね。そうしないと「高齢者」は、いくら安くとも「文庫本」は買いませんよ。

4.「あまり単行本の値段を上げないでねと、本の虫の読書の心得」

さてここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。2つありますよ。

まず第1に、上記を見てきたコロちゃんは、まずは「本の出版点数が横ばいだった」ことに安心しましたね。

だって、「書籍の新刊点数」は「2020年以降は6.4~6.8万点」で減少はわずかとなっていました。

それに「単行本の平均価格」も「1990年の1400円~2024年の1500円」と、値上がりはわずかとなっていましたね。

ですから、今後「トラック新法とインフレ」で値上がりしそうなのは残念ですが、そこは「出版業界の努力」で「書籍の値上げ」を抑えて「出版文化を守ってくれること」に期待しますよ。

なお、「文庫本」が「1990年の440円から2024年の800円」まで、大きく値上がりしたのは残念ですよね。

しかし、老眼のコロちゃんは「もう文庫本を読むこと」はほとんどなくなっていますから、影響はあまりありません。

ただコロちゃんは、若い時から「安い文庫本」を大量に購入して読書してきただけに、「文庫本の値上がり」にはちょっと残念な思いで見ていますよ。

もう1つのコロちゃんの言いたい事とは、「コロちゃんにとって読書とは何だったのか?」ですよ。

考えてみると「コロちゃんの人生のどの地点」でも「身の回りに本があった」のですよね。

「小学生時代」には、自宅から歩いて10分の所にあった「子ども図書館」に入り浸りでしたし、「中・高生時代」には、その隣にあった「市立図書館」に通っていました。

その後「上京」した後の「青年時代」には、「アパート」に住みながら引っ越しの都度「近隣の図書館」に向かうのが常でしたね。

そして現在のコロちゃんは、未だに「本の虫」です。まったく「小学生の時から進歩がないコロちゃん」なんですよね。

だけど、今のコロちゃんは「読書は頭と心のマッサージ」と考えています。「経済・社会・歴史の固い本」を読むときは「頭の知的好奇心をツンツンとマッサージ」をしてくれます。

そして「小説やエッセイ」を読むときは、やさしく「心を平穏な地平にマッサージ」してくれるように感じています。

だから、今のコロちゃんは「身体と目が許す限り」今後も逝く寸前まで「読書」をし続けようと考えていますよ。これが「本の虫のコロちゃんの読書の心得」ですよ。

まだまだしばらくは「図書館」に通うことはできそうですよね。

それに、「ネット」で「電子書籍」も読むことができる時代になっていますから、上記のコロちゃんの「読書の心得」はまだまだかないそうだと安堵していますよ。

5.「コロちゃんと本の虫の終末期の風景」

今日のテーマは、「本が贅沢品になる日? トラック新法で揺れる出版業界──本の虫コロちゃんの終末期計画」を考察してみましたよ。

いくら普段は「図書館通い」をしているコロちゃんでも、ごくたまには「本を書店で購入すること」もあるのですから、あまり「本の値段が上がってほしくない」と思いましたよ。

最後の「コロちゃん話」は、「少年時代から本の虫」だったコロちゃんの「終末期の風景」を書きますね。

コロちゃんは、10年少し前に「大腸がん」と診断された時に、「身の回りの整理」と「断捨離」を一気に行なったのです。

その時に「所蔵していた本」も、思い切って「整理」しています。当時「400冊以上あった蔵書」のうちの「300冊以上」をまとめて処分したのですよね。

その時の「整理した書籍」は「8割は文庫本」で「2割が単行本」でしたね。

ただ、その時に「近い将来終末期になった時」に、「枕元で読む本」を100冊程度残しておいたのですよね。

その時点のコロちゃんは、まだ「大腸がんの手術」も「抗がん剤」を受ける前でしたから、「今のうちに整理」して、あとは「がんの終末期」になった時に「寝ながら読む本」ですよね。

もちろん、そんな「終末期」には「難しい本」は読む気が起きません。例えば、下記のフォトですよ。

上記のフォトの本は、コロちゃんが「断捨離」しきれずに「終末期になったら読もう」と取っておいた貴重な本です。以下ですね。

◎「コロちゃんが終末期になったら読もうと思っていた本」

①「豆粒ほどの小さな犬」(1960年)
 ・「児童文学:著・佐藤さとる」
 ・「コロボックル物語シリーズ第2作(全7巻)」

②「日本アパッチ族」(1964年)
 ・「SF小説:著・小松左京」

③「ゴッドファーザー」(1969年)
 ・「マフィア小説:マリオ・プーゾォ」

まず「①の豆粒ほどの小さな犬」は「児童文学」ですが、大人が読んでも面白いものでしたね。

コロちゃんは、次男が「高校生時代に入院した時」にこの「コロボックルシリーズ全巻」を差し入れて「面白かった」と評されたことがありましたよ。

次の「②日本アパッチ族」は、かの有名な「SF作家の小松左京の初期の作品」です。コロちゃんは、一時この「小松左京の小説」をほとんど蒐集したことがありましたね。

最後の「③ゴッドファーザー」は、「小説」よりも「映画」で有名ですよね。このシリーズの「ゴッドファーザーパートⅡ」と「ラスト・ドン」も、まだ本棚のどこかに転がっていますね。

コロちゃんは、これら「厳選した終末期に読む本」を大切に保存していたのですよね。

しかし、ここまでの記載の中で「文庫本は高齢化で(老眼のため)読む読者が減った」と書いていて、コロちゃんは「厳選したこの文庫本を今のコロちゃんが読めるか?」と不安になりました。

そこで持ち出した「秘蔵の文庫本」を開いて見てみると・・・以下のフォトをご覧ください。

うーむ、「周囲が黄ばんでいる」よね。それに「字がちっちゃい」よね。
(´ヘ`;)ウーム…

おっかしいなー、ちゃんと「感情移入」して「夢中」になって読めていたんだけどなー。こんな「小さな文字」では、目を細めなきゃ読めそうもないですよね。

それではとうてい「ストレス」でスラスラ読めないよー。
(o´д`o)=3ハァーア

どうやら「本の虫の望み」は、「高齢化による老眼の進行」に阻まれてしまったようです。だけど、こんな「老眼の進行で文庫本が読めなくなる」ことは、まったく予想していませんでしたね。

10年前までは、まだ読めていたのですけどね。「古希を過ぎた70代」とは、そんな「年代」になるようですよね。

しかし、それでもまだコロちゃんは諦めませんよ。次は「電子書籍」を「iPadで読めばよい」のですよね。

これなら「少々字が小さく」とも、指2本を使った「ピンチアウト」で「大きくすればよい」のですからね。

コロちゃんの「本の虫の執念」は、このまま「終末期」になっても続くと思っていますよ。

そして「最後に目を閉じる時」には、「あーあ、おもしろかった」と一言、口にしてから逝くのが幸せな人生といえると思っていますよ。

今日の「コロちゃん話」は、「本の虫の終末期の風景」を書いてみましたよ。こんな「本の虫の本気の願い」を笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

コメント

タイトルとURLをコピーしました