おはようございます。今日は、ザーザーと大雨が降っています。ワンコの散歩もコロちゃんが抱っこして移動して、高架下で済ませました。
あとは、自宅の中で、ひたすらこもっているんですけど、なんかだんだんと雨と風が強くなってきましたね。
1.大雨の襲来です
コロちゃんちは、普段は緑が多い豊かな自然の住みやすい所なのですが、河川と近いこともあって、大雨には注意が必要です。
ただ、洪水被害なんかは、ここ30年以上なかったですから、たぶん大丈夫だよね・・・と自分に言い聞かせながら、気象予報に注意していました。
今回の大雨は、台風2号の影響で「線状降水帯」が各地で発生して被害が拡大しているようです。
それでは「線状降水帯」とは、どのようなものなのでしょうか。
下記の引用をご覧ください。
「ウィキペディア 線状降水帯」より
線状降水帯とは、「次々と発生する発達した雨雲が列をなし、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50〜300km程度、幅20〜50km程度の強い局地的な降水をともなう雨域」である
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B7%9A%E7%8A%B6%E9%99%8D%E6%B0%B4%E5%B8%AF
ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典:「線状降水帯」 最終更新 2023年6月2日 (金) 07:42
上記の引用で分かるように、まあ「大雨」の塊ですね。
今回は、コロちゃんの住んでいる関東地方にも、この「線状降水帯」が襲来してきました。
コロちゃんは、ワンコを抱えて「避難なんてことにならなきゃいいけどなー」と、ポチポチ気象情報を見ていました。
2.○○市情報メールからのお知らせ
コロちゃんは、手持ちのアイパッドに、居住する自治体からの「情報メール」が着信するサービスを利用しています。
このメールでは、災害時には必ず、気象情報や避難情報を伝えてくれますから、「もしもの時」には、遅れずに行動できるのです。
その情報メールが、今日は次々と着信していました。
まずは「自主避難所開設」のお知らせメールです。「大雨の見込みなので、万が一に備えて自主避難所を開設した」という知らせです。
15:46のメール。
「自主避難所を開設しました。
6月2日(金)夜から3日(土)明け方にかけて雷を伴った非常に激しい雨が降る所がある見込みです。降雨の状況から、万一に備えて6月2日(金)午後3時から自主避難所を開設しました。
非難する際は、各自、食料品や日用品などの必要なものをご用意ください。なお、酒類の持ち込みはご遠慮ください。」
この時点では、雨は降っていましたけれど、そんなに大降りではありませんでした。
続いて「気象警報」のメールです。「○○市に気象警報発令」のメールです。
15:58のメール。
「〇〇市危機管理防災課です。下記のとおり〇〇市に気象警報が発表されました。
『気象特別警報・警報・注意報』
2023年06月02日15時56分 ○○地方気象台
○○県気象警報・注意報
○○県では、土砂災害に警戒してください。南部、北部では、低い土地の浸水に警戒してください。
〇〇市」
この時点では、まだまださほどひどくは降っていませんでした。コロちゃんは、ワンコを抱っこして、また高架下でオシッコタイムです。
オシッコタイムへの行きと帰りを、ワンコを抱っこして移動するのは、腰が痛いコロちゃんとしては、大変辛い苦行なんです。
早く晴れてくれーと、つぶやくコロちゃんでした。
3.だんだん、雨がザザ降りになってきました
そんなこんなでいるうちに、少しずつ雨の降りが強くなってきました。傘を差しても全身が濡れてしまうようなザザ降りです。
情報メールが届きましたが、一部の地域で「警戒レベル3 高齢者避難等」の内容です。指定された地域は、コロちゃんが住んでいる地域ではないですが、不安を憶えますね。
17:58のメール。
「警戒レベル3 高齢者避難等
緊急放送、緊急放送、警戒レベル3、高齢者避難等
緊急放送、緊急放送、警戒レベル3、高齢者避難等
こちらは、「ぼうさい○○」です。
警戒レベル3、「高齢者避難」を発令しました。
○○川が、氾濫のおそれがある水位に近づいています。
避難の対象は、○○地区、○○地区、○○地区です。
○○川の近くや、ハザードマップで浸水するとされている地域にお住いの方で、高齢者の方など、避難に時間がかかる方は、安全な場所に速やかに避難を始めてください。」
こんなメールが来たらば、それが自分の居住する地域でなくとも、びっくりしますよね。
それでは、この「警戒レベル3 高齢者避難等」とは、どのようなものなのでしょうか。
下記の引用をご覧ください。
「内閣府防災情報 5段階の警戒レベルについて」より
https://www.bousai.go.jp/pdf/5keikailevel.pdf
出典:内閣府防災情報 5段階の警戒レベルについて より(6月3日利用)
上記の引用を見てもわかるように、「警戒レベル」は5段階に分かれています
「警戒レベル1」は、「心がまえを高める」で、「警戒レベル2」は「避難行動の確認」で、この二つは「気象庁」が発表します。
「警戒レベル3」から「高齢者等非難」と、「警戒レベル4」では「全員避難」となり、これらは「市町村」の発令となります。
「警戒レベル5」は「すでに災害が発生・切迫」している状況となります。
今回は、コロちゃんの住む地域の近くで、上記の「警戒レベル3 高齢者等非難」が発令されたというわけです。
コロちゃんは、やや不安でしたが、発令ヵ所は、コロちゃんの住む地区から数キロ先の離れたところでした。
コロちゃんは、自分の住んでいる近辺は大丈夫だろうと、まったく根拠のない理由で、そのまま自宅で待機していました。
コロちゃんは、腰痛がひどいですから、体育館の避難所には、あまり行きたくないのですよね。ワンコも避難所には連れていけないですしね。
いざとなったら、二階に移ってじっと待つようにしようと考えて、そのまま夜に就寝してしまいました。
4.寝ているうちに「警戒レベル解除」されていました
いつものように朝が来ます。コロちゃんは、あくびをしながらアイパッドのメールを確認します。
٩(๑´O`๑)۶ふぁ~
2:02のメールです。
「警戒レベル3 高齢者避難の解除について
○○川の水位が低下したことを確認できたため、昨日に発令した警戒レベル3『高齢者避難』を解除しました。解除に伴い、○○以外の避難所を閉鎖しました。」
その後のメールが、今回の「線状降水帯」の対策の最後となった模様でした。
5:59のメールです。
「すべての避難所を閉鎖しました。
6月2日(金)からの大雨に伴い開設した避難所のうち、下記避難所を閉鎖しましたのでお知らせします。
【閉鎖した施設】
○○、○○
これにより、すべての避難所を閉鎖しました。」
おー、良かった良かった。
幸いにして、昨日の「警戒レベル3 高齢者避難」の地区の拡大も被害もなかったみたいです。
コロちゃんの住む地区への「警戒レベル3」も出ませんでした。
5.今回はよかったけれど、情報は大切
今回の大雨は、大きな被害がなく収まったようです。コロちゃんも、寝ているうちに収束していましたので、さほど不安は感じずに済みました。
しかし、今回「高齢者避難」というメールの指示を読んで、「あれ? 以前と変わったのかな」と思いました。
調べてみると、2021年4月に防災指示の内容が変更となっているそうです。
それまでの「レベル3」は、「避難準備の情報(避難準備・高齢者等避難開始)」でしたが、これが対象をより明確にするため、名称が「高齢者等避難」に変わっていました。
そして、「レベル4」は、「避難勧告」と「避難指示」がありましたが、それが「避難指示」に一本化されたそうです。
なるほど、しかしこのようなことも、知っていないと対応に迷うかもしれませんので、知識として知っていた方が良いですね。
また、今回メールで、自治体の対応をすぐに知ることができたのも、不安の解消という点では良かったと思います。
このブログをお読みの皆さんも、今回の大雨をそれぞれの場所で体験なさっているかと思いますが、このコロちゃんのお話が少しでもお役に立てれば幸いですね。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
コメント