【社会考】「橋本聖子」元運輸大臣の事務担当者が「不起訴不当」になったよ

社会

おはようございます。今朝コロちゃんがワンコと散歩に出ますと、昨夜降った雨の痕で一面に濡れていました。

しかし空を見ると、一面の青空で雲がほとんどありません。まさに「雨上がりの朝」そのものでしたよ。

コロちゃんは、この「雨上がりの朝の空気」が大好きなのですよ。なんか「解放感」を全身で感じるのですよ。

「やまない雨はない」という言葉がありますよね。

これには「どんな辛いことや困難な状況に直面していても、いつかは良い状態に変わる」という意味があるとされています。

この言葉は「英語」にもあるそうですよ。「Rainy days never stay」ですってね。

この「雨上がり風景」に爽快感・開放感を感じるのは、今朝のコロちゃんだけではないという事なのでしょう。

ただ今朝のワンコ散歩では、帰宅後にワンコのお腹の毛が泥まみれになっていて、洗うのに大変だったというおまけがつきましたよ。

コロちゃんちのワンコは、「ミニチュア・ダックスフンド」ですから足が短いのですよ。その分お腹側は泥水が跳ねまくります。

「雨上がりの風景」は爽快でしたが、帰宅後はちょっと面倒だったコロちゃんが、今日は「橋本聖子元運輸大臣の事務担当者が不起訴不当」になったよ」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「不起訴不当の処分が、忘れた頃にやってくるよと、検察審査会って何だっけ?」

☆「裏金事件って、どんな事件だったっけ?と、コロちゃんは、金に汚い・下がゆるい政治家はキライです」

☆「公共の福祉と資本主義の精神と、コロちゃんとお金の使い方」

1.「不起訴不当の処分が、忘れた頃にやってくるよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「事務担当者は不起訴不当/橋本聖子元五輪相/裏金事件で検察審議決」との見出しが目に入りました。

コロちゃんは、「おー、いつも政治資金問題は忘れた頃に出て来るなー」とつぶやきながら、この記事をジックリよんでみましたよ。

そもそも、「自民党裏金事件」っていつ起きたんだったっけ?
(*´・д・)はて?

コロちゃんがポチポチ調べてみると「2022年11月にしんぶん赤旗で報道」され、その後「2023年11月に読売新聞やNHKで報道」とありましたから、スクープされてからもう2年半になっていましたよ。

この記事によると、「検察審査会は不起訴(起訴猶予)となっていた橋本聖子元五輪相側の事務担当者について『不起訴不当』と議決した」とありましたよ。

さらに「検察審査会は1855万円に上った政治資金収支報告書の不記載額が『国民感覚からすれば高額』と指摘。不記載を繰り返し悪質だ」としていますね。

そして「事務担当者の処分を見直すべきと強調した」と報じていますよ。

ただ、肝心の「国会議員の橋本聖子元五輪相の不起訴は相当」としたとも報じられていますよ。「政治家ご本人」にまでは手が届かない結果となっています。

今後は「東京地検特捜部が再捜査して起訴の可否を判断する」という手順に進みますね。まだ「起訴」されるかどうかは分かりません。

現在の「政治資金規正法の限界」でもありますけれど、すべて悪いのは「事務担当者であり議員は悪くありません」という結果となっています。

コロちゃんは、早く「政治資金法」をもっと「政治家に厳しい内容」に変えるべきと思っていますよ。

なお、この「自民党裏金事件」で同じく「検察審査会」で「不起訴不当」と議決された政治家には、不起訴処分となった「世耕弘成前参院幹事長」と「萩生田光一元政調会長」がいますよ(※)。

(※2024年10月9日付け)

なお、この「日経新聞」の「事務担当者は不起訴不当/橋本聖子元五輪相/裏金事件で検察審議決」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

事務担当者「不起訴不当」 裏金事件、橋本元五輪相側 - 日本経済新聞
自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件で、東京第1検察審査会は28日までに、東京地検特捜部が政治資金規正法違反容疑で不起訴とした橋本聖子元五輪相(参院比例)の関連政治団体の事務担当者について、「不起訴不当」を議決した。10日付。特捜部は再捜査し、改めて刑事処分の可否を判断する。橋本氏や団体の会計責任者の不起訴については...

2.「検察審査会って何だっけ?」

さて「報道」では「検察審査会の議決」と簡単に書いてあるだけですけれど、この「検察審査会の手順」って結構複雑なのですよね。

コロちゃんだって、いつも最初から見直して思い出してから書いているぐらいですよ。ちょっと、その「検察審査会」の手順を見ておきましょう。

➀「検察官の起訴・不起訴に不服だったら検察審査会」

最初は「犯罪の発生」から「検察審査会」までの流れです。すべての事件が「検察審査会」で検討されるわけではありません。

下記のイラストをご覧ください。内容は下に書き出します。

「裁判所 検察審査会の概要」より

https://www.courts.go.jp/links/kensin/seido_gaiyo/index.html
出典:裁判所 検察審査会の概要より(4月29日)

上記のイラストは「裁判所」が発表している「検察審査会の概要」です。下に書き出しますね。

◎「検察審査会の概要」

➀「事件発生」⇒
➁「警察・検察の捜査」⇒
➂「検察官の処分」
・「起訴 」⇒「裁判所」
・「不起訴」

④「不起訴に納得できない場合は申し立て」
・「検察審査会」

上記のように「➂で起訴」になれば裁判になりますけれど、「➂で不起訴」になれば、犯罪の捜査は終了し、裁判にかけられることはありません。

ただし「➂不起訴」に納得できない場合は、「④申し立て」を行なうと「国民の中からくじで選ばれた11人」が、もう一度「処分内容」を再検討するのが「検察審査会」です。

➁「不起訴不当とはどういう処分なのか?」

この「検察審査会」の手順というのはやたら複雑なのですよね。

だけどこの手順を知らないと、今回の「橋本聖子元五輪相の事務担当者の検察審査会での不起訴不当処分」がどんなものであるのか分からないのですよ。

ここからは「検察審査会」へ送られた「案件」が、その後どのように進められるのかを見てみましょう。

その中で、「橋本聖子元五輪相の事務担当者」の「不起訴不当」がどのような処分なのかを調べてみますよ。

下記のイラストをご覧ください。内容は下に書き出します。

「裁判所 検察審査会審査の流れ」より

https://www.courts.go.jp/links/kensin/shinsanonagare/index.html
出典:裁判所 検察審査会の審査の流れより(4月29日)

上記のイラストは「裁判所」が発表した「検察審査会での審査の流れ」です。

「検察審査会」に申し立てされた案件は、国民から「くじで選ばれた11人」によって「検察審査会義」に掛けられます。

「検察審査会義」では、通常はその案件の検察官の「不起訴処分」が正しかったかどうかを検討し、判断します。

その「審査結果」は、多数決によって以下の3点のどれかの選択となります。

①「不起訴相当」
・「過半数の6票以上」
・「これでおしまい」
・「逮捕者はバンザイ」
\(^o^)/バンザーイ

今回「橋本聖子議員」ご本人の処分はこれですね。もうこれで事件は終結ですから「橋本聖子議員」ご本人は、\(^o^)/バンザーイとなりましたね。

②「不起訴不当」
・「過半数の6票以上」
・「検察官は再捜査、再び起訴・不起訴判断」
・「逮捕者はドキドキ」
(゚ロ゚;))((;゚ロ゚)ドキドキ

今回の「橋本聖子元五輪相の事務担当者」の場合は、これですね。「➀の不起訴相当」でしたらバンザイなんですけれど、下記の「➂起訴相当」よりはまだマシという感じでしょうか。

③「起訴相当」
・「8票以上」
・「再度検察官が捜査」
・「起訴 」⇒「裁判」
・「不起訴」⇒「第2段階の検察審査会へ」
・「逮捕者はショック」
( ̄口 ̄∥)ショック

もし、この「③起訴相当」になると、次にもう一度検察官が捜査します。

そして「起訴」だったら「裁判」で、「不起訴」になっても「④第2段階検察審会」へ送られますから、まだまだドキドキは続くことになりますね。

④「第2段階検察審査会」
・「再度の審査」
・「起訴」⇒「裁判」
・「起訴議決にいたらなかった旨の議決」
・「逮捕者はガッカリ」
(_ _。)ガッカリ…

上記の「④第2段階検察審査会」に送られたとしても、まだ「起訴議決に至らなかった旨の議決」で無罪放免になる可能性もありますが、それまでドキドキ・ガッカリは続くことになるでしょうね。

ざっと「検察審査会制度」は、上記のような流れとなっています。しかし「最初に検察官が不起訴処分で事件性はないとした判断」はかなり重いようですね。

実態を見ていると、「④第2段階検察審査会」への道は「針の穴を通すような道」のようですよ。

次に、この「検察審査会」の過去の判断結果を見てみましょう。

➂「起訴相当( ̄口 ̄∥)ショック、は針の穴だよ」

上記で「橋本聖子元五輪相の事務担当者」が、「②不起訴不当」になりましたが、今後は「再び検察官が再捜査」をして再び「起訴・不起訴」の判断をすることになりました。

だけど、同じ検察庁の「検察官」が、同僚の「検察官」の判断を覆す可能性は低いとコロちゃんは考えますよ。

一応「検察官」は、それぞれ「独立している」ということになっていますけれど、同じ「検察官」だったら「価値観」や「法律の解釈」も同じと普通は考えるでしょう。

そこで、実際の「検察審査会の過去の判断例」を見ておきましょう。下記でしたよ。

◎「検察審査会の事件の受理・処理人員の推移」(100件以下切り捨て)

(今回の「橋本聖子元五輪相の事務担当者」への判断と同じ場合をココと書きます)

①「令和2年  :2020年」
・「受理総数 :2100件」
・「不起訴相当:1400件」
・「不起訴不当: 100件」(ココ)
・「起訴相当   :11件」

②「令和3年  :2021年」
・「受理総数 :3800件」
・「不起訴相当:2800件」
・「不起訴不当: 200件」(ココ)
・「起訴相当 : 100件」

➂「令和4年  :2022年」
・「受理総数 :4000件」
・「不起訴相当:2500件」
・「不起訴不当: 100件」(ココ)
・「起訴相当   :30件」

④「令和5年  :2023年」
・「受理総数 :2700件」
・「不起訴相当:2100件」
・「不起訴不当:  69件」(ココ)
・「起訴相当 :  5件」

https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fhakusyo1.moj.go.jp%2Fjp%2F71%2Fnfm%2Fexcel%2F6-2-1-1.xlsx&wdOrigin=BROWSELINK
(出典:令和6年版 犯罪白書:検察審査会に対する審査申立てより:4月29日利用)

ざっと上記を見ると、逮捕者が一番ショックを受ける「起訴相当」はめったに出ませんね。ほとんどは「不起訴相当」\(^o^)/バンザーイです。

そのくらいに「検察官」が最初に一度「不起訴」にした重みは大きいのですよ。

今回の「橋本聖子元五輪相の事務担当者」への「不起訴不当」と同じ処分の割合は、数パーセントぐらいですね。決して高いものではありません。

それと「受理件数」が、「2021年3800件(衆議院選挙時)」と「2022年4000件(参議院選挙時)」に多いのは「選挙」になると違反者の摘発が多いのでしょうね。

それでは、今後「橋本聖子元五輪相の事務担当者」の「不起訴不当」は、どのようになるのでしょうか。次にそれを見ておきましょう。

④「不起訴不当の、過去の再捜査結果例を見るよ」

「橋本聖子元五輪相の事務担当者」の「不起訴不当」は、今後「検察官」が「再捜査」を行ない、再び「起訴・不起訴の判断」をします。

その「検察官」の過去の「再捜査結果例」を、ちょっと見てみましょう。

「令和6年版 犯罪白書」に、「起訴相当・不起訴不当議決事件 事後措置状況の推移」のデータが記載されていました。下記でしたよ。

◎「起訴相当・不起訴不当議決事件 事後措置状況の推移」(小数点以下切り捨て)

①「令和2年:2020年」
・「総数   :102件」
・「起訴   :24件」
・「不起訴維持:78件」
・「起訴率  :23%」

②「令和3年 : 2021年」
・「総数   : 136 件」
・「起訴    : 34件」
・「不起訴維持:102件」
・「起訴率   : 25%」

➂「令和4年 : 2022年」
・「総数   : 421件」
・「起訴   :151件」
・「不起訴維持:270件」
・「起訴率    :35%」

④「令和5年 : 2023年」
・「総数   : 128件」
・「起訴     :28件」
・「不起訴維持:100件」
・「起訴率:  : 21%」

https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fhakusyo1.moj.go.jp%2Fjp%2F71%2Fnfm%2Fexcel%2F6-2-1-2.xlsx&wdOrigin=BROWSELINK
(出典:令和6年版 犯罪白書:起訴相当・不起訴不当議決事件 事後措置状況の推移より:4月29日利用)

うーむ、どうやら「検察官」が再調査した場合の「起訴率」は、上記を見ると「21~35%」ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

これを「低い」と見るか、「高い」と判断するか、何とも決めかねますね。

これをもし、最初の処分が「不起訴で\(^o^)/バンザーイの事務担当者」が読んだら、( ̄口 ̄∥)ショックを受けるでしょうか?それとも(_ _。)ガッカリ…するでしょうか?

少なくとも再び「\(^o^)/バンザーイ」とは言わないでしょうね。

ただコロちゃんは思うのですけど、この後も「橋本聖子元五輪相の事務担当者」のことは、検察官が「再調査後の起訴・不起訴」の発表を行なうようになりますよね。

その都度「橋本聖子元五輪相」のお名前もマスコミで取り上げられるでしょうね。そのたびに「裏金事件」が思い出されることでしょう。

これは「政治家」として大きなダメージダウンですよね。

たかが2000万円(※)をふところに入れたばっかりに「高くついた裏金だった」とコロちゃんは思いまいしたよ。

(※2000万円は5年間の時効以後の金額、実際は20年以上続いていた模様)

3.「裏金事件ってどんな事件だったっけ?」

この「自民党裏金事件」とは、「自民党の5派閥」が政治資金パーティの収入を「政治資金収支報告書」に「過小・不記載」をした事件です。

違法となる「ウラ金」の金額は、「安倍派」は2018~2022年の5年間で13.5億円、「二階派」は5年間で3.8億円、「岸田派」は3000万円とされていますね。

しかし「政治資金規正法(不記載・虚偽記入)」の時効は5年間とされています。

ですから、実際の「ウラ金」を過去に遡れば、10年前あるいは20年前にも行なわれていて、上記の金額が何倍も膨れ上がることは確実と思われますね。

この「悪い事をした政治家の数」は85人とも言われています。(2024年2月の自民党のヒアリング調査対象者数)

そして、興味深いのはこれらの「議員・関係者」の「刑事処分」の結果ですよ。

今回の「自民党ウラ金事件」で「刑事処分」された国会議員は3人のみでした。あとは「会計責任者・秘書」が7人の計10人だけですね。以下の3人ですよ。

◎「刑事処分された国会議員」

➀「池田佳隆議員:起訴」
・「保釈後雲隠れしており居場所は不明」

➁「大野泰正議員:在宅起訴」
・「自民党は離党したが議員辞職は否定」

③「谷川弥一議員:略式起訴」
・「罰金100万円、公民権停止3年の略式命令で処分終了」
・「議員辞職・自民党離党」

上記のような「国会議員」の「刑事処分」がありましたが、「旧安倍派」の国会議員と元議員16人、会計責任者や秘書44人の合わせて60人が「不起訴・起訴猶予・嫌疑不十分」となっています。

そしてこの中には、「最大の裏金(5年間で13.5億円」を溜め込んでいた「旧安倍派」の幹部である「安倍派5人衆」も含まれていますね。

この方たちの中では、「不起訴処分」となった「世耕弘成前参院幹事長」と「萩生田光一元政調会長及び秘書」は、「検察審査会」で「不起訴不当」となっていますね。

ほかの方たちは、逃げ切ったようでしたよ。コロちゃんは、この結果を見て「トカゲのシッポ切り」という言葉が頭に浮かびましたよ。

だけど、上記のお二人は「検察審査会で不起訴不当」ですから、ちょっと本体まで切られたみたいですね。
c(・。・)チョッチダケヨ

コロちゃんは、やっぱり「幹部は責任を取らなきゃダメでしょ!」と思いましたよ。

4.「コロちゃんは、金に汚い・下がゆるい政治家はキライです」

コロちゃんは「カネに汚い政治家」はキライです。そして「下がゆるい政治家」もキライです。その理由は、「視野と価値観」にあります。

これはコロちゃんの考え方なのですが、「人間」は誰しもが大なり小なり「私欲」があります。

しかし、社会のことについて「視野」が広がれば広がるほど、「私欲」よりもより広い範囲の「公共の利益」を優先するのが「普通の社会人」ではないでしょうか。

ましてや、「全国民の利益」を考える「国会議員」ならば、「私欲」などはちっぽけなものと考えなければならないと思うのですよ。

広い「視野」を持って「公益と私益」を考える価値観ですよね。

その「原則」に反する最悪の行為が「カネに汚い」という行ないだとコロちゃんは考えているのですよ。

そして「下にゆるい」とは、「人間の本能である性欲の制御が出来ない」ことを意味します。

「政治家というお仕事」は、場合によっては「国民に耐えること」を訴えなければなりませんよね。

今現在も「物価の上昇」を「国民の皆さんには大変なご苦労を掛けている」との趣旨のご発言が繰り返されているのですからね。

だけど、自分の「性欲が制御できない人間」が、国民に「忍耐」を語れるのでしょうか。それこそ「説得力は皆無」となってしまうとコロちゃんは考えますよ。

やはり「国民の代表」とは、「自己規律がもっとも高い方」であって欲しいですよ。

最近「不倫」をしたら「無期限の党員資格停止処分」をした政党もあったようですが、確かこの政党は、ちょっと前に同じ「不倫」で「3ヶ月の役職停止処分」がありましたね。

確か、政党名は「国民民主党」でしたね。何とも情けない政党があったものだとコロちゃんは感じましたよ。
( ◍´罒`◍)ゞエヘヘポリポリ

5.「公共の福祉と資本主義の精神」

もう少し上手い「表題」が無かったのかな? コロちゃんの「ボキャブラリー」の貧困さが露わになっていますね。

だけど、コロちゃんは今日の「お金に汚い政治家」を書いていて、これは「公共の概念」と「資本主義の概念」の相克にあるのではないかと考えたのですよ。

それはどういうことかというと、コロちゃんは1970年代に20代の青年でしたけれど、あの時代では今ほど「お金が大事」との観念は薄かったように感じているのです。

それでは「何が大事」と考えられていたかというと「家族共同体・親族共同体・近所の地域共同体」ですね。

それって言葉を付けると「公共の福祉」ぐらいしか思いつかなかったのですが、皆さん「フーテンの寅さんの映画」を見ると、その雰囲気がわかるのではないでしょうか?

あの「寅さんの実家(門前とらや)」の、「ご近所共同体」の雰囲気こそ「昭和の時代」そのものですよね。実に「濃厚な人間関係」が描かれていました。

そして「お金が大事」というのは「資本主義の精神」ですよね。もちろん過去の1960~1970年代でもそれはありましたよ。

しかし、今ほど「世の中の隅々までまん延」してはいなかったように感じているのですよ。つまり、わかりやすく言いうと以下ですよ。

◎「公共の福祉(共同体)と資本主義の精神(お金が大事)」

①「過去の日本」
・「共同体>お金が大事」

②「現在の日本」
・「お金が大事>共同体」

この「お金が大事」との「資本主義の精神」が、大きく勢力を増したのが1990年代~2000年にかけてではないかとコロちゃんは考えているのですよ。

コロちゃんの価値観は、未だに「古い青年時代の1970年代に身に付けた価値観」を引きづっていますから、「お金よりも大切にしたいもの」があると思っていますよ。

コロちゃんが「カネに汚い政治家を嫌悪する」ことの背景には、そのような「価値観」がありますよ。

だけどコロちゃんと同じようにな価値観を抱いている方は、まだまだ「日本」には数多くいるとも考えていますよ。

6.「コロちゃんとお金の使い方」

ちょっと以前にコロちゃんは、「長男一家家長様」と「ファイナンシャルプランの話」をしたことがあります。

なにコロちゃんの昔の「ファイナンシャルプラン」を、参考までに聞きたいという話だったのですよ。

しかし、コロちゃんは過去に「ファイナンシャルプラン」のような長期計画を考えたことも無かったのですよ。

その理由というのは、コロちゃんにとって大切なのは「目的に向かって現在全力を尽くすこと」であったのですよ。その先は考えませんでしたね。

上記でコロちゃんの「価値観」を書きましたよね。もう一度下記に書きますね。

◎「公共の福祉(共同体)と資本主義の精神(お金が大事)」

〇「コロちゃんの価値観」
・「共同体>お金が大事」

コロちゃんは、1人で上京して家族を作りましたから「共同体」は「家族共同体」しかありません。こちらの方が「お金が大事(資本主義の精神)」を上回っているのです。

そうなると「お金のこと」を考えるよりも、目的達成のためにすべて突っ込むとなります。そうですね。過去に2回ありましたね。以下ですよ。

◎「先行きを考えずにお金を使った時」

➀「30代の自宅購入の時」
②「50代の子どもの学費」

特に後の方の「➁50代の子どもの学費」の時には、全部投じても足りずに「労金の教育ローン」までお借りしましたよ。

その後全部返済を終えてから、ようやく「老後に向けての貯蓄」に励む生活でしたよ。

だけどコロちゃんは、その選択と経過と結果に満足していますよ。人間は「お金の損得」よりも「価値観を重視して生きる方が幸せになる」と思いますね。

今日は「橋本聖子元運輸大臣の事務担当者が不起訴不当になったよ」をテーマに、「政治とお金」の問題を考えてみました。

そして「お金に汚い政治家」と「下のゆるい政治家」を、コロちゃんがキライな理由を「価値観」をさらけ出して書いてみましたよ。

最後の「コロちゃん話」は、あくまでもコロちゃんの私生活の選択ですが、少しでもリアリティと説得力があるかと思い恥ずかしながらさらけ出してみましたよ。

「異論・反論・無視」など、いろいろおありと思いますが、「年寄りのたわ言」としてお許しお願いいたしますね。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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