【経済考】グローバルインバランスは何を招くのか?──持続可能でないなら、いずれ危機が来るかも

経済
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「国際不均衡が火種となってくすぶっているって?」

②「グローバルインバランスの問題点って、なに?」

③「海外投資残高と、日本国内の設備投資額を見てみよう」

④「日本の企業は日本に投資して、日本を成長させて豊かになろう」

⑤「コロちゃんと彫刻の森美術館」

1.「国際不均衡が火種となってくすぶっているって?」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「国際不均衡、また火種に/金融危機は避けられるのか」との見出しが目に入りましたよ。

これは「日経新聞」の「フィナンシャルタイムスの転載記事」です。

コロちゃんは、この見出しを読みながら「これってグローバルインバランス(※)のことだよね」と思いましたよ。

(※世界的な経常収支の不均衡:恒常的な貿易赤字を抱える米国の経常収支赤字が拡大する一方で、日本、中国など東アジアや中東などの原油輸出国の経常収支黒字が増大した現象)

コロちゃんは、最近「アメリカのベッセント財務長官」が「日銀の植田総裁」に「日銀の利上げを後押しするような発言をした」と聞き、なにが起きているのかを首をかしげていたのですよね。

この記事では、「新たな国際不均衡」を扱っています。

つまり「アメリカの巨額の経常赤字」と「中国・日本の経常黒字」の「不均衡」が何をもたらすのかを書いているのですよね。

この「グローバルインバランス」に、なぜコロちゃんが興味を持ったのかというと、この「日本の巨額の経常黒字」は「日本からの富の流出を意味」しているのではないかと思ったのです。

そして、それが「日本の国民が豊かさを感じていない理由」なのではないかとも疑っているからなのです。

記事では、「マクロ経済学者の多くは目下、これから危機が起きるなら米国で引き金が引かれる公算が大きいと見込んでいる」と記載しています。

さらに「貿易、保護主義、金融は密接に絡み合っている」として、「もし一国のGDPに占める個人消費の割合が極めて低ければ(中国では40%)、貯蓄のGDP比は極めて高くなる」としています。

この「余剰貯蓄」は、マクロ経済で見ると「海外で吸収(輸出)される必要が出てくる」のですよね。

そうなると「中国が25年に記録した1兆2000億ドル(約190兆円)という貿易黒字は、製品の競争力だけでなく、マクロ経済上の不均衡にも原因がある」というのです。

これを記事では「中国の大幅な貯蓄超過は、必ず他国の資金不足で相殺されなければならない」と紹介しています。

この記事の対象って「中国」だけのことじゃないですよね。「日本」も同じ「国内で貯蓄超過」の「経常黒字国」です。

つまり、現在の「米国の巨額な経常赤字」と「中国・日本の巨額な経常黒字」は、一つのコインの裏と表だと言いたいのかと思いましたが、問題は「これが持続可能でない」と言っていることですよね。

記事では、「延々と借り入れを重ねる国はやがて危機に見舞われる」と書いていますよ。

この記事の最後は、「今、何をすべきなのだろうか?」との問いへの回答として、以下を書いています。

「マクロ経済政策の調整や、通商・産業政策の修正に応じることだ。だが、そのような予防措置が講じられる可能性はゼロに近い」

「2番目に望ましい対応は危機への準備であり、今がそれを始める時だ」

うーむ、これって「炭鉱のカナリア(※)」ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

(※危険や景気後退などの重大な変調が起こる前に、いち早く察知して知らせてくれる前兆や警告サイン)

アメリカの毎年積み上がる「巨額の貿易収支赤字」と、その逆の「中国・日本の貿易収支黒字」が、なにを意味するのかを、ちょっと次に考えてみたいと思いますよ。

なお、この「日経新聞」の「国際不均衡、また火種に/金融危機は避けられるのか」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCB110FF0R10C26A5000000/

2.「グローバルインバランスの問題点って、なに?」

さて、ここでちょっと「グローバルインバランス」は、一体何が問題なのかをちょっと考えてみましょう。

まず「中国や日本」が「アメリカ」に、「パソコン・自動車」を売って「貿易黒字」を稼ぎ、「アメリカ」がその「パソコン・自動車」を買って「貿易赤字」となることの何が問題なのでしょうか。

この場合の問題点は、コロちゃんが考える限りでは以下があります。

◎「グローバルインバランスの問題点」

①「金融危機の引き金になりやすい」
 ・「冒頭の記事の内容はこれですね。リーマン危機のようにアメリカは貿易赤字で支払ったドルを海外投資で還流させてバブルを生みだしやすい経済になっています」

②「為替や金利がゆがむ」
 ・「ベッセント財務長官が日本の金融政策について発言するのはこれが理由ですね」

③「保護主義・貿易摩擦の原因になる」
 ・「現在アメリカは中国とバトル中」

④「中国は貿易黒字だが、日本は投資黒字」
 ・「日本は中国と違い、貿易収支は赤字だが所得収支(海外投資の利子・配当)が大きな黒字」

うーん、コロちゃんが見る「グローバルインバランスの問題点」は、この「アメリカの赤字と、日中の黒字」の拡大がいずれ「リーマンショック」のような危機を招くと考えていることなのですよね。
(´ヘ`;) ウーン

そして、もう1つの「大きな問題点」は、「日本」は中国と違って「貿易収支は赤字」で「所得収支が黒字」ということです。

これって「日本の富」が海外に流れて、「日本国民の生活の向上に使われていない」ってことですよね。それに「海外投資の収益」も、国内に還流するのは「約6割」とされています。

これも「少子高齢化」で「国内市場」に投資機会が減っていることの反映なのでしょう。

だけど、コロちゃんは「日本企業」は「海外投資」でよその国民を豊かにするよりも、「国内投資」で日本の国民を豊かにして欲しいと思っていますよ。

3.「海外投資残高と、日本国内の設備投資額を見てみよう」

前項でコロちゃんは、「海外投資」でよその国民を豊かにするよりも、「国内投資」で日本の国民を豊かにして欲しいと書きましたが、ここでちょっと「海外投資と国内投資」の現状を見てみましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「経済産業省 対外直投残高は増加傾向」より

https://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2025/pdf/2025_ppt.pdf
(出典:経済産業省 通商白書2025パワーポイントより:5月21日利用)

上記のグラフは、「経済産業省」が発表した「日本企業の対外直接投資残高の推移」です。グラフに数字が記載されていませんので、目視した一部の概数を下に書き出しますね。

◎「対外直接投資残高の推移」

①「2005年: 50兆円」
②「2009年: 60兆円」
③「2013年:120兆円」
④「2017年:160兆円」
⑤「2021年:220兆円」
⑥「2024年:340兆円」

https://www.meti.go.jp/report/tsuhaku2025/pdf/2025_ppt.pdf
(出典:経済産業省 通商白書2025パワーポイントより:5月21日利用)

ふーむ、上記の数字はコロちゃんが目視で読み取ったものですから、あまり「正確」ではありませんが、だいたいの傾向はわかりますけれど増えましたよね。
( ̄へ ̄|||) フーム

「日本企業の対外直接投資残高」は、「①2005年の50兆円」から「⑥2024年の340兆円」まで、20年間で7倍近く増えていますよ。

それでは、「日本企業」はこれだけ「対外直接投資残高」を増やす中で、「国内の設備」投資はどの位していたのでしょうか。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「内閣官房 民間企業設備投資額の推移」より

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/kaigi/dai1/shiryou9.pdf
出典:内閣官房 日本成長戦略会議 基礎資料より:5月21日利用

上記のグラフは、「内閣官房」が発表した1985~2025年の「民間企業の設備投資額」です。下に書き出しますね。

「民間企業の設備投資額の推移」
 (実質投資額)

①「1985年:48兆円」
②「1990年:76兆円」
③「2000年:77兆円」
④「2010年:72兆円」
⑤「2020年:90兆円」
⑥「2025年:94兆円」

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/kaigi/dai1/shiryou9.pdf
(出典:内閣官房 日本成長戦略会議 基礎資料より:5月21日利用)

うーむ、上記を見ると「①1985年の48兆円」から確かに増えてはいますよね。
(´ヘ`;)ウーム…

しかし、「③2000年77兆円」から「④2010年72兆円」と逆に減ってしまっていて、その後も「⑥94兆円」に増えてはいますが「微増」ですよ。

それに「⑥2025年の94兆円(実質)」って、「(海外の)⑥対外直接投資残高340兆円」の3分の1以下ですよね。

コロちゃんは、大声で叫びたいですよ。「日本の企業」ならば「海外へ投資する」よりも「日本国内で投資をしようよ!」とね。

4.「日本の企業は日本に投資して、日本を成長させて豊かになろう」

さてここでコロちゃんの考え方を書いてみますね。

冒頭の記事の「グローバルインバランス」は、コロちゃんの理解では以下の構造をしています。

◎「グローバルインバランスの構造」

①「巨額の経常赤字のアメリカ」と「巨額の経常黒字の中国・日本」がある。

②「中国は輸出主導の黒字国」で「日本は資本輸出の黒字国」。

③「これはバランスが良い成長ではなく、経済危機が起きやすい構造」

④「ソフトランディングするために」
 ・「ソフトランディングへの道は、アメリカは消費を減らし、中国・日本は内需拡大すること」

うんうん、上記の「④の日本は内需拡大する道」が「グローバルインバランス」をソフトに着地させる道だとコロちゃんは思いましたよ。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

つまり「日本企業」が、「海外投資する金」を「国内投資」に回せばよいのですよね。そもそも「失われた30年」は、国内投資が少ないことも一因でしたよ。

「日本の企業」であれば、「日本が豊かになるための企業活動」をしていただきたいとコロちゃんは考えていますよ。

しかし、コロちゃんが気になったこととして、「2026年1月に円安(1ドル=158円台)」が進行した際に「レートチェック」を日米当局が実施していました。

この「レートチェック」は、あとから「アメリカのベッセント財務長官」が主導したと報じられています。

コロちゃんは、この時に「なぜ、アメリカの財務長官が日本の円安阻止に動いたのか?」と疑問に思ったのですよね。

しかし5月19日にも「ベッセント財務長官」は、フランスのパリで「日銀の植田総裁」との会談後にロイター通信のインタビューで日銀の利上げを後押しするような発言をしたと報じられています。

以下の発言ですよ。

「必要なことを行う余地が与えられれば、(植田総裁が)優れた金融政策を実現すると確信している」byベッセント財務長官

これって「日本の利上げへの後押し(円安阻止)」みたいにコロちゃんは読みましたよ。

どうやら「ベッセント財務長官」は、「グローバルインバランス」の「ハードランディング」を本気で懸念しているとコロちゃんは思ったのですが、これって「杞憂」なんでしょうか。

まあ「素人のおじいちゃんのコロちゃん」が、こんな心配をしても「天は落ちてこない」かも知れませんよね。

だけど、この「ソフトランディングへの道」の、「日本企業は海外投資より国内投資を勧めるべきだ」は、是非実行して欲しいと思ったコロちゃんでしたよ。

5.「コロちゃんと彫刻の森美術館」

さて今日のテーマは、「グローバルインバランスは何を招くのか?──持続が可能でないなら、いずれ危機が来るかも」を考察してみましたよ。

正直言うと、コロちゃん程度では「手に余るテーマ」でしたが、素人でも疑問点は調べてある程度の「全体像を理解したい」と思って書いてみましたよ。

ですから「間違っていても良い」のですよね。その時はコロちゃんは「ごめんなさい」と素直に謝りますよ。

「知らないのは恥ではない知ろうとしないのが恥である(※)」

(※1920年:日本の教育者である沢柳政太郎の自著「学習法」より)

いーこと言いますよね。
( ˙◊˙ )ホォー

なにごとも「チャレンジ」するのが大事なんですよね。今日は「ちょっと手に余るテーマ」を考察してみましたよ。

最後の「コロちゃん話」は、「日本の経済危機」だった「2008年のリーマン危機」時のコロちゃん一家の「箱根旅行」について書きますね。

皆さん「2008年にあったリーマン危機」を覚えていらっしゃいますか。

アメリカの投資銀行だった「リーマン・ブラザーズ」が破綻した危機は、「アメリカ発」だったのですが、その影響はコロちゃんの記憶では「日本」の方がはるかに大きなものでした。

「日経平均株価」は、破綻前に1万2000円台でしたが、その後7000円台前半まで急落し、長期間の低迷を強いられています。

また「実質GDP成長率」は、「2008年に-1.17%、2009年に-5.5%」と、その影響は大きなものでした。

しかし当時のコロちゃんちには、さほど「大きな影響」はありませんでしたよ。こんな時には「給与所得者」は強いですよね。

少々「会社の業績が悪くなって」も、「給料はそうそう下げられない」のですよね。

そんなコロちゃん一家ですが、この「2008年に家族全員で箱根旅行」に行っていました。

当時「長男・次男とも成人」していましたよ。「長男は就職2年目」で「次男はまだ学生」でしたね。もちろん、2人ともまだ「実家住まい」でしたよ。

この時「どういうきっかけ」で箱根旅行に行こうと考えたのか、今ではすっかり忘れていますが、息子たちのどちらかが言い出したような?
(。・_・?)ハテ?

この時の「箱根旅行」は、「小涌園」で1泊して「大涌谷」で「温泉卵」を食べて、「彫刻の森美術館」を散策し、小雨降る中を「神社参り」をした記憶が残っていますね。

アジサイがきれいでしたよ。下記のフォトですよね。

フォトの一番左端に妻が少し写っています。息子たちはもう20歳過ぎて、こんなおふざけをしていたのですから笑ってしまいますよね。

当時のコロちゃんは、まだ「50代初め」でしたよ。世の中は「リーマンショックの影響」で騒然としていましたが、その被害は国民に等しく襲い掛かったわけではありませんでしたね。

コロちゃん一家は、のんきにこの「彫刻の森美術館」で平和な家族団らんの時をすごしていましたよね。

この後で妻は「足湯」に入って喜んでいたんだよなー。まさかこの10年以上あとになって、コロちゃんよりも先に妻が逝くなんて想像もしなかったですよ。

この後、「息子たち」は相次いで自立し、さらに「妻」も亡くなり、コロちゃんは「おひとり様」になってしまいました。

しかし「思い出」をたくさん残していってくれました。そのフォトを見ながら楽しんでいますよ。

今日の「コロちゃん話」は、危機の時代のリーマンショックの頃の「コロちゃん一家の旅行」を書いてみましたよ。

「緊張感のない家族だ」と笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました