【経済考】2025年の「実質GDP0.8%増」は高いのか低いのか?──絶好調でもこの程度かと感じたコロちゃん

経済
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「名目GDP4.2%増は高いけど、実質GDPは0.8%増と低いよ」

②「政府の2025年の実質GDP成長率の見通しは1.1%増だったよ」

③「日本の将来の3つの道を見てみよう」

④「年金も4つのコースが発表されているよ」

⑤「コロちゃんと、よそはよそ、うちはうち」

1.「名目GDP4.2%増は高いけど、実質GDPは0.8%増と低いよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「名目GDP、昨年度4.2%増/過去最高の670兆円/物価高で押し上げ」との見出しが目に入りましたよ。

コロちゃんは、この「名目GDP過去最高の670兆円」を見て「景気が良いなー」と言いたくなりましたけれど、よくよく記事を読んでみると「実質GDPは0.8%だった」と書いてあるのですよね。

コロちゃんは、以前「2015年に当時の安倍総理が(2020年までに)名目GDP600兆円を目標とする」と言っていたのを覚えていますよ。

その前年の「2014年の名目GDPはまだ528兆円だった」のですよね。

それと比べると、記事の「名目670兆円」はすごいのですが、「名目GDP」は物価の上昇も含めた数字です。

そして「実質GDP」は物価の影響を除いた「本当の成長」を表す指標です。

たとえるなら、「給料が上がっても物価も上がっていれば、実際の豊かさはあまり変わらない」という関係に近いですよね。

「GDPの数字」をあえて身近な感覚にたとえると、「実質GDPの0.8%」の方が「実際の豊かさに近い動き」と言えますよね。

「名目」がいくら大きくても、「国民の豊かさ」を見るにはやはり「実質」ですよね。

記事では、小見出しに「5年連続のプラス成長」を書き出していますが、記事の後半で「GDPで見たインフレ率であるGDPデフレーターは前年度比で3.4%上昇した」と書いています。

この「3.4%」って「物価上昇率」のことですよね。「物価上昇率」が高ければ、その分「名目」も高くなりますが「国民は豊か」になってはいませんよね。

そして記事の評価では、「政府が1月に閣議決定した経済見通しでは25年度の実質経済成長率を1.1%、名目を4.2%と見込んでいた。内閣府はおおむね予測通り推移したとみている」と報じていますね。

しかしコロちゃんは、この「内閣府」の「おおむね予測通り推移した」との判断は「甘い」と思ったのですよね。

この「名目GDP4.2%増」は「物価上昇率3.4%」のゲタを履いて高くなっていますが、「実質的な成長の0.8%」は決して高い数値ではないと感じたのですよね。

次に、このコロちゃんの懸念をもう少し詳しく見てみようと思いますね。

なお、この「日経新聞」の「名目GDP、昨年度4.2%増/過去最高の670兆円/物価高で押し上げ」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

https://www.nikkei.com/article/DGKKZO96336310Z10C26A5EAF000/

2.「政府の2025年の実質GDP成長率の見通しは1.1%増だったよ」

コロちゃんは、冒頭の記事の昨年の2025年の「実質GDP成長率0.8%」を読んで、これは決して「高い数字」ではないと思いました。

だって「政府」は、「実質GDPの予測値」を発表しているのですよね。

コロちゃんは、記事にあった「実質GDP成長率0.8%」は、それらの「事前の予測」と比べるとどう違っていたのかが気になったのですよ。

そこで、さっそく「政府」の「1月」に発表された経済予測」を探して読んでみましたよ。以下でしたよ。

「内閣府 経済成長の内訳」より

https://www5.cao.go.jp/keizai1/mitoshi/r071225mitoshi-point.pdf
出典:内閣府 令和8年度 政府経済見通しより:5月20日利用

上記のグラフは、「内閣府」が発表した2024~2026年の「経済成長の内訳」です。今年2026年1月に発表されています。

グラフの隣に記載されていた「物価上昇率の予測」も含めて、内容を下に書き出しますね。

◎「経済成長の内訳」

①「2024年度:実績」
 ・「名目GDP成長率: 3.7%」
 ・「実質GDP成長率:0.5%」
 ・「消費者物価   :3.0%」(総合)

②「2025年度:見込み」
 ・「名目GDP成長率:4.2%」
 ・「実質GDP成長率:1.1%
 ・「消費者物価   :2.6%」(総合)

③「2026年度:見通し」
 ・「名目GDP成長率:3.4%」
 ・「実質GDP成長率:1.3%
 ・「消費者物価   :1.9%」(総合)

https://www5.cao.go.jp/keizai1/mitoshi/r071225mitoshi-point.pdf
(出典:内閣府 令和8年度 政府経済見通しより:5月20日利用)

うーむ、上記をみると「政府」は「②2025年度の実質GDP成長率を1.1%増」と見込んでいて、「③2026年度は1.3%増」へ加速すると見通していたんですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

それが「1.1%増」は達成できずに、冒頭の記事にあった「0.8%増」にとどまったとなると、来年の「③2026年度の見通しの1.3%増」も怪しくなりますよね。

コロちゃんは、昨年は「企業業績も過去最高(※)」となって「株式相場も爆上げ(※)」したのに、それにもかかわらず「実質GDP成長率が予測ほど上がっていない」と心もとないと感じましたよ。

(※上場企業全体の2025年4〜12月期の純利益は3年連続で過去最高を更新した)

(※2025年の株式市場は10月に初めて5万円を突破し11月には5万2636円の最高値を記録)

3.「日本の将来の3つの道を見てみよう」

前項では、「政府」の直近の「実質GDP上昇率の見込み」を見てみましたが、「政府」は「中長期の予測」も発表しています。

これは「中長期の経済財政に関する試算」で、内容は「今後10年間程度の経済財政の展望を提示するもの」です。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「内閣府 実質GDP成長率(の試算)」より

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0122_shiryo01-2.pdf
出典:内閣府 中長期の経済財政に関する試算より:5月20日利用

上記は「内閣府」が発表した「実質GDP成長率」の「将来予測」です。2027年~2035年の「9年間の予測」を下記の3つのケースで発表しています。

◎「実質GDP成長率:中長期の試算の3つのケース」

①「高成長実現ケース」
 ・「2027年:1.1%」
 ・「2035年:1.8%」

②「成長移行ケース」
 ・「2027年:1.1%」
 ・「2035年:1.4%」

③「過去投影ケース」
 ・「2027年:0.6%」
 ・「2035年:0.4%」

https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2026/0122_shiryo01-2.pdf
(出典:内閣府 中長期の経済財政に関する試算より:5月20日利用)

うーん、冒頭の記事での「2025年の実質GDP成長率」は、「見込みが1.1%」の所が「0.8%増」だったんですよね。
(´ヘ`;) ウーン

上記の3つの「成長率の中長期予測」は、どれも「2%以下」の低い予測になっていますね。

しかも「2027年の予測」は「③の過去投影ケースの0.6%」が、冒頭の記事の「2025年度実績の0.8%」に一番近いですよ。

この「政府」の「中長期の経済財政に関する試算」を読んでコロちゃんは、「日本の将来はどうやら1%以下の実質GDP成長率」を推移しそうだと思いましたよ。

つまりコロちゃんの見方は、上記の3つのコースのうちの一番下の「③過去投影ケース:2027年:0.6%」を、今後の日本は進みそうだと思ったのですよね。

もちろんコロちゃんだって、できれば「①高成長実現ケース」が実現すれば良いと思っていますよ。だけど、それでも「2035年:1.8%」ですからね。

過度な期待はしない方が、あとでがっかりしないで済むと思いましたよ。

4.「年金も4つのコースが発表されているよ」

コロちゃんは、現在「年金で生活しているおじいちゃん」ですから、冒頭の記事で「2025年の実質GDP成長率が0.8%増」と読むと、すぐに「年金」のことが頭に浮かぶのですよね。

現在の「年金制度」は、「5年に1回の財政検証」が義務付けられていて、前回の「年金財政検証」は「2024年」に行なわれていました。

その中に「将来の日本の経済成長率」の4つのケースが記載されていましたよ。

下記で見る前に「所得代替率」について説明しておきますね。

「所得代替率」とは、「65歳で年金を受け取り始める時点の年金額が、現役世代の平均手取り収入額に対してどのくらいの割合かを示す指標」です。

この数値が高いほど、「現役時代の生活水準」に近い年金を受け取れることを意味します。

現在のコロちゃんが受け取っている「年金額」の「所得代替率は61.2%」です。これが、「年金財政検証」によれば、将来下記の「4つのコース」のどれかになると予測されています。

◎「将来の年金額の所得代替率」
 (現在のコロちゃん世代は61.2%)

①「高成長実現ケース」
 ・「実質経済成長率:1.6%
 ・「所得代替率  :56.9%」

②「成長型経済移行・継続ケース」
 ・「実質経済成長率:1.1%
 ・「所得代替率  :57.6%」

③「過去30年投影ケース」
 ・「実質経済成長率:-0.1%
 ・「所得代替率  : 50.4%」

④「1人あたりゼロ成長ケース」
 ・「実質経済成長率:-0.7%
 ・「国民年金は2059年度に積立金がなくなり・・所得代替率37%~33%程度」

https://www.mhlw.go.jp/content/12401000/001270562.pdf
(出典:厚生労働省 令和6年財政検証結果の概要より:5月20日利用)

ふーむ、上記をみると「②実質経済成長率1.1%の成長型経済移行・継続ケース」でも、「所得代替率」は現在の「61.2%」から「57.6%」に下がっていますね。
( ̄へ ̄|||) フーム

ましてや「0.8%程度」が、今後も続いたならば「支給される年金額」が将来下がることも考えられますよ。

前項の「中長期の経済財政に関する試算」を書いた方は、たぶん「官庁エコノミストの方」だと思いますが、以下のような記載がありましたよ。

「(2026年度以降の)実質GDP成長率は概ね潜在成長率並みで推移する姿となっている」

「過去投影ケースでは0%台半ば、成長移行ケースでは1%台半ば、高成長実現ケースでは2%程度」

コロちゃんは、これらの「日本経済の将来予測」を読んで、「多分実質GDP成長率は0%台半ば~1%台半ばで推移するだろう」けど、たぶん「下の方の0%台半ば」で進みそうだと思いましたよ。

そして、そうなると「社会的弱者の高齢者」にしわ寄せが来そうだと思いましたよ。

5.「経済危機はつきものだよ」

ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いておきますね。

コロちゃんは、もう「70代のおじいちゃん」ですから「長く世の中の動き」を見てきましたよ。そんなコロちゃんが思っているのは「経済に危機(ショック)はつきものだ」ということです。

だから、昨年の「実質GDP成長率の0.8%」が、今後「中長期の平均で維持できるか」は分からないとおもっているのですよね。

だって、上記でも書きましたが、昨年は「企業業績も過去最高(※)」となって「株式相場も爆上げ(※)」しても「実質GDP成長率の0.8%」だったのですよね。

今後「日本の将来」のどこかで、再び「経済危機(ショック)」が起きればたちまち「平均値」は下がると思われますよ。

コロちゃんの記憶に残っている「過去の経済危機」は、以下の通りです。

①「1971年:ニクソンショック」
・「ドルと金の交換停止による金融システムの混乱」

②「1973年:第一次オイルショック」
・「第4次中東戦争による原油の70%アップと敵国・支援国への原油輸出停止」 
・「日本では狂乱物価となる」

③「1979年:第二次オイルショック」
・「イランで革命がおきる」

④「1991年:バブル崩壊」
・「1987~1990年の金融緩和による株式と不動産の急騰によるバブルが、一転した金融引き締めによって崩壊」

⑤「1997年:アジア通貨危機」
・「タイの通貨暴落をきっかけに始まった通貨危機がアジア全体に波及」
・「韓国がIMF(国際通貨基金)の支援を受け入れ、タイとインドネシアでは政権交代が起きた」

⑥「2000年:ITバブル崩壊」
・「インターネット関連企業の株式投資が、異常な高値になった後での崩壊」

⑦「2008年:リーマンショック」
・「リーマンブラザーズの破綻から世界金融危機の発生」

⑧「2011年:東日本大震災」

⑨「2020年:コロナショック」
・「世界的なパンデミック」

上記の「⑦2008年のリーマンショック」の時の「実質GDP成長率」は、「2008年がマイナス1.2%」、「2009年はマイナス3.5%」でした。

今後どのような「経済危機(ショック)」がいつ起きるかは誰にもわかりませんが、上記の数多くの「経済危機」を見ていると、「今後も起きるもの」と考えた方が良いと思いますよ。

その時には、「何もなくて好調でも0.8%程度」の「実質GDP成長率」は「下がるもの」と考えて対策をするのが賢いとコロちゃんは考えていますよ。

6.「コロちゃんと、よそはよそ、うちはうち」

さて今日のテーマは、「2025年の実質GDP0.8%増」は高いのか低いのか?」を考察してみましたよ。

コロちゃんは、「昨年の経済情勢は良かった」のに「0.8%」とは「思ったよりも低い経済成長率だ」と感じましたね。

今年2026年は、「1~3月は前期比年率2.1%」と高い伸びでしたが、「4~6月」は「ホルムズ海峡危機」で「ゼロ成長となりそう」と報じられています。

どうやら「新たな危機」が、「日本経済」を覆いそうですよね。コロちゃんは「なんとかしのいで欲しい」とドキドキしながらニュースを読んでいますよ。

最後の「コロちゃん話」は、「1990年代前半」にあった「よそはよそ、うちはうちのエピソード」を書きますね。

時代は「1990年代の初め頃」のことです。世の中は「バブル崩壊(1991年)の経済危機」で大騒ぎでしたが、コロちゃんの給料はさほど変わりませんでした。

この時の「バブル崩壊」では、「不動産と株式の暴落」で広く悪影響が広がっていましたが、コロちゃんの会社の経営にも影響はあったようですが、「給料が大きく下がる」ことはなかったのですよね。

しかし、もともと「住宅ローン」と「4人家族の生活費」を考えると、当時のコロちゃんちは「貧しい家庭」を自認していましたよ。

要するに、当時のコロちゃんちの財布はいつも「余裕のない」生活をしていたのですよね。

そんな時に「小学生の息子たち」が「ゲームボーイが欲しい」と騒いでいたのです。子どもたちの言い分は「周りのみんなが持っている(から欲しい)」でした。

それに対する妻の言葉は「よそはよそ、うちはうち」でしたよ。

「男らしい言葉」ですよね。「他人の目」や「流行」に振り回されず、「わが家の方針」を教えるのにぴったりの言葉でしたよ。

こうなると妻は絶対に引きませんから、この言葉が出ると「子どもたち」は「もう絶対ダメ」とあきらめるのが常でした。

しかし、これには「後日談」があります。妻の趣味は「パートの給料」が出ると「パチンコで遊ぶこと」でした。

ある日、このパチンコで「大フィーバーして大勝ちした」らしいのですよ。

そのお金で子どもたちに「ゲームボーイ買ってきなさい」と大盤振る舞いをしたと聞き、コロちゃんは大笑いをしましたよ。

最初から「パチンコ」をやらずに、そのお金で「ゲームボーイ」を買ってあげれば良かったのにね。
( ◍´罒`◍)ウププ

頼りならない「お父さん」ですみませんね。そう言えば、この時の「ゲームボーイ」がまだ「押し入れ」のどこかに転がっていましたね。

今日の「コロちゃん話」は、「貧しい一家のコロちゃんち」でも「楽しいことはたくさんあった」とのエピソードですよ。笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです
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