おはようございます。今日コロちゃんは、1年に1回の「眼科医院の診察」に行く予定をしています。いやいや、今のコロちゃんは、別に「眼の異常」などは何もありませんよ。
ヾノ´ °Д°)いやいや
だけど、「糖尿病の経過観察中」のコロちゃんは、医師から「1年に1回」の「眼科医院での眼底検査」を指示されているのですよ。
ホント「糖尿病」って厄介ですよ。今のコロちゃんは「眼には何の症状もない」のですよ。
それでも「ジワジワと糖尿病網膜症が進行してくる可能性がある」というだけで「1年に1回の定期検査」をしなければならないのですよ。
万が一「糖尿病網膜症」が進行してしまうと、「最悪で失明」ですからね。しかも、一旦悪化してしまうと、不可逆性(後戻りできない)ですから、悪化する前に治療しないとならないのですよ。
こんなわけで、今日の午後からコロちゃんは「眼科医」に行ってきますね。
この「眼底検査」は、「散瞳薬(瞳孔を拡げる薬)」を使いますから、帰り道では「まぶしくて目が開けていられない」となるのですよ。
だから今日のコロちゃんは、「自転車+サングラス」で眼科医院に行くことにしていますよ。
そんな「サングラスでカッコイイコロちゃん」が、今日は「あなたは持ち家を持てますか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「新築マンション価格が1.5億円越えだって!と、東京近郊と近県の住宅価格を見てみよう」
☆「もう東京都内の新築マンションは手が届かないよと、日本銀行が犯した2つの過ちを見てみよう」
☆「衣・食・住は人間の生活の基本でしょうと、コロちゃんと大家のおばあちゃん」

1.「新築マンションが1.5億円越えだって!」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「新築マンション、1億5000万円越え」との見出しが目に入りました。
「清貧コロちゃん」にとって「1億円」という数字は、「年末ジャンボ」にでも当たらなければ到底手が届く金額ではありません。
それを超える「金額」が「持ち家(マンション)価格」だなんて、「どこの国の話しだよ」」と思ちゃいますが、これは「日本の首都:東京23区の話」なんですよね。
記事を読むと、「東京23区では(新築マンションの)平均価格が・・1億5313万円となり」とありましたよ。
コロちゃんは、この金額では「普通の会社員では共働きでも手が出ない」と思いましたよ。だけど「働く人たち」は、必ず「住む場所」は必要ですよね。
コロちゃんが生きてきた「1970年代~1980年代」には、東京都内に勤務している「会社員」は、「所得が高い世帯は都内」に、「所得が低い世帯は東京近県」に「住宅を購入」できていたのですよね。
それは「コロちゃんがいい例」ですよ。
「コロちゃんは所得が低かった」ですから、東京から離れた「近県の地方都市の郊外」に「住宅を購入」したのですよね。1980年代後半のことでしたよ。
それがこの記事を読むと、「共働きの普通のサラリーマン」が「都内の新築マンション」に手が届くとは思えない金額まで価格が上がってしまっています。
そこで、今日はこの「普通の会社員が住む場所について」ちょっと考えてみようと思いますね。
なお、この「日経新聞」の「新築マンション、1億5000万円越え」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「東京近郊と近県の住宅価格を見てみよう」
まず最初に「東京23区内・都下」と、それ以外の「東京圏内(神奈川県・千葉県・埼玉県)」の住宅価格を調べてみましょう。
「東京都内」の住宅価格は高くとも、ちょっと「近県」にまで足を伸ばすと「住宅購入」が可能かもしれませんからね。以下でしたよ。
◎「首都圏マンション市場動向:2025年10月」
(100万円以下切り捨て)
➀「東京23区内:1億5000万円」
②「東京都下 :6000万円」
(23区以外の三多摩地域など)
③「神奈川県 :6000万円」
④「埼玉県 :6000万円」
⑤「千葉県 :4000万円」
https://www.fudousankeizai.co.jp/share/mansion/649/nX7fjrSm.pdf
(出典:不動産経済研究所 首都圏 新築分譲マンション市場動向 2025年10月より:12月5日利用)」
うーん、「➀東京223区内が1.5億円」で、他の近県(首都圏)の2倍以上なんですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーン
今コロちゃんが住んでいる「④埼玉県は6000万円」ですよ。
だけど「若い時から貧乏だったコロちゃん」が、もし今買うとしたら「⑤千葉県の4000万円」しかないですよね。
このように「新築マンション価格」を調べていたら、やっぱり「戸建て住宅価格」も見てみたいですよね。以下でしたよ。
◎「首都圏における新築戸建ての価格動向」
(100万円以下切り捨て)
(カッコ内は土地面積:小数点以下切り捨て)
➀「東京」
・「23区内:7000万円」(80㎡)
・「都下 :5000万円」(119㎡)
(23区以外の三多摩地域など)
③「神奈川県]
・「横浜.川崎市:5000万円」(111㎡)
・「他 :4000万円」(120㎡)
④「埼玉県」
・「さいたま市:4000万円」(103㎡)
・「他 :3000万円」(126㎡)
⑤「千葉県」
・「西部:4000万円」(115㎡)
・「他 :3000万円」(152㎡)
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000650.000051123.html
(出典:PRTIMS:アットホーム調査 首都圏における新築戸建の価格動向 2025年10月より12月5日利用)」
へー、「東京23区内の新築戸建ては7000万円」で「新築マンション価格の1億5000万円」の半分以下ですよ。これは驚いたなー。
( ¯ㅿ¯)へー
「新築戸建て」よりも「新築マンション」の方が高いんですね。
だけど、ちょっと調べてみると「東京23区内の新築戸建て」は、「平均土地面積は80㎡」と狭いのですよね。つまり「ミニ開発(敷地面積が100m2未満)」ってやつですよね。
これって「再建築不可物件」ではないでしょうね。自治体によっては、あまり狭い土地では「再建築」に制限がある場合があるって聞きますよね。
まあ、それでも上記を見ると「④埼玉県のさいたま市以外は3000万円台」と「⑤の千葉県の西部以外は3000万円台」の「新築戸建て住宅」には、「普通の会社員」でも手が届くと思いましたよ。
ただ「共働きの会社員」には、あまり「通勤時間」が長いと「子育てをしながらの生活」は難しいと思いましたよね。

3.「もう東京都内の新築マンションは手が届かないよ」
新聞を読んでいると「首都圏は公害も含めて必要な年収の目安が、2024年までの5年間で最大2~3倍に上がった」と書いてありましたよ。
そこでコロちゃんは、「東京圏」の「新築分譲マンション価格」がどのくらい上がったのかを調べてみましたよ。下記でしたよ。
「経済産業省 新築分譲マンションの平均価格推移」より
https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20241212hitokoto.html
出典:経済産業省 高騰するマンション市場より:12月5日利用
上記のグラフは、「経済産業省」が発表した2010年~2023年の「新築分譲マンションの価格の推移」です。
「青色ライン」が「東京23区内の新築分譲マンション」ですが、「8500万円台」から「1.15億円台」に跳ね上がったのは「2022年」からです。
グラフを見ると「2022年から2023年の1年間」で「2000万円」は上がっていますよ。
この年「2022年の春」から「日本の物価上昇が始まった」のですよ。
コロちゃんは、もう「30年以上続いたデフレ経済の時代」は終わって、既に「インフレ経済の時代」に突入していると考えているのですよ。下記ですよ。
◎「日本経済の2つの時代」
➀「①1990年代後半~2021年」
・「デフレ経済の時代」
②「2022年以降」
・「インフレ経済の時代」
上記がコロちゃんの「時代認識」ですよね。つまりこれからの時代は「毎年物価が上がるインフレ社会」となると思うのですよ。
だけどコロちゃんは思うんですよね。30年以上「共働き」で働いて「職場の近くで住宅も買えない社会」で良いものでしょうかってね。
次にコロちゃんの考え方を書いてみますね。

4.「日本銀行が犯した2つの過ちを見てみよう」
コロちゃんは、上記の「東京23区の分譲マンションの価格の高騰」を見ていて、ちょっと考えたことがありました。
「東京都の新築マンション価格」は、報道によると「2023年で年収の13倍」とありましたよ。
これは「バブル期の1989年の12.9倍とほぼ同じ」ともありましたから、2023年よりも更に上昇している現在では、とっくに「バブル期越え」をしていますよね。
このような「土地と住宅価格の暴騰」に、コロちゃんは「1986年から1991年のバブル経済の記憶」が蘇りましたよ。
あの「バブル経済時」に「日本銀行は2つの過ちを犯した」とされています。
まず「第1の過ち」は、「バブルが膨らむのを見過ごした」ことです。
この時の「見過ごした理由」には、「土地価格の高騰」はあったけれど「物価上昇率」はさほど上がっていなかったことがあげられていましたね。下記ですね。
◎「消費者物価指数の推移:前年比」
①「1986年:0.6%」(バブル経済開始)
②「1987年:0.1%」
③「1988年:0.7%」
④「1989年:2.3%」(ココで日銀利上げ)
⑤「1990年:3.1%」(年初から株価暴落)
➅「1991年:3.3%」(3月から地価下落)
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je25/pdf/p040004.pdf
(出典:内閣府 令和7年度 年次経済財政報告 消費者物価指数より:12月5日利用)
あー、上記を見ると「バブル経済」は「➀1986年」から始まっていましたが、日銀の利上げは「④1989年に2.5%⇒3.25%へ上げた時」まで遅れたんですね。
( ̄Д ̄*)アー
この「利上げが遅れた理由」が、上記の「物価上昇率」が「➀1986年の0.6%~③1988年の0.7%」と余り上がっていなかったことによるとされていますね。
ここで「3年」も出遅れたことにより「バブルを膨らませ過ぎた」と言われていますよ。要するにこの時の「日銀」は、「物価と景気の動向」を読み間違えたのですよ。
その後の「日銀の第2の過ち」が、今度は「バブル潰しの利上げを急ぎ過ぎたこと」とされています。以下でしたよ。
◎「バブル経済時の日本銀行の利上げの経過」
➀「1987年2月 :2.50%」(当時としては極めて低い金利)
②「1989年5月 :3.25%」(ココからバブル潰し)
③「1989年10月:3.75%」
④「1989年12月:4.25%」
⑤「1990年3月 :5.25%」
➅「1990年8月 :6.00%」
⑦「1991年7月以降:6%から引き下げ」
うーむ、凄まじい「利上げ」ですよ。さすが「平成の鬼平と呼ばれた三重野日銀総裁のバブル潰し」でしたよ。
(´ヘ`;)ウーム…
当時の「日銀」は、「利上げで土地価格を下げよう」として、「1989年には3回1.75%」も上げていますし、翌年の「1990年にも2回で1.75%」も上げていますよ。
世界の「中央銀行」の通常の「金利操作」は「1回が0.25%」とされていますから、この時の「日銀」は「バブルのふくらみ」によほどあわてて、急いで「バブル潰し」にかかったのでしょうね。
その結果が、その後に続く「失われたデフレの30年」ですから、今の「日本銀行の植田総裁」は、この上記の「バブル時の日本銀行の2つの過ち」を肝に命じていることと思われますね。
その反省と後悔が「現在の利上げの遅れ」となって、「東京都の新築マンション価格の暴騰」を招いているとコロちゃんは思っていますよ。
だから「コロちゃんの主張」は単純ですよ。もう「東京都23区の新築分譲マンション価格の暴騰」は「バブル」ですよ。だから、以下を大声で言いますよ。
「日本銀行は早く利上げをして、物価と住宅価格を下げてくれ」byコロちゃん

5.「衣・食・住は人間の生活の基本でしょう」
コロちゃんは、自分の住宅を持つことは「生活と将来に大きな安心感を持てる」と考えているのですよ。
何と言っても、昔から「衣食住」って言うぐらいですからね。
ところが現在「日本の三大都市圏の住宅価格の高騰」が続いています。そして「食料品の価格の上昇」も、相変わらず続いています。
コロちゃんは、これらの「住宅価格の上昇」と「食料品価格の上昇」は「政治の無策」の為だと思っていますよ。
「物価の上昇」は、「火山の噴火や大地震」のような「天災」とは違います。「政治の舵取りの誤り」によって引き起こされるものですよ。
コロちゃんは、現在続く「物価上昇の波」はひとえに「政府の経済政策と日本銀行の金融政策の誤り」によって起きていると考えていますよ。
「モノやサービスの値段は市場が決める」というのは、それなりに「合理的」な「資本主義の制度」なのですが、「衣食住」は人間の生活に必要不可欠なものです。
コロちゃんは、このうちの「食と住の価格」は「市場が決める」のではなく、「国が前面に出て安くすること」が「国民生活を豊かにする」と考えていますよ。
「政治の目指す」ところは、「物価と住宅価格を上げること」ではなく「国民生活を豊かにすること」ですよ。
だから「政府は物価を下げて、住宅価格を普通の会社員の手が届く価格にしていただきたい」とコロちゃんは主張しますよ。
これって考えてみると、「資本主義経済」というよりは「社会民主主義」ですよね。最近のアメリカでも「社会民主主義」は注目を集めていますよね。
コロちゃんは、「今の時代」は「急進的な資本主義の新自由主義(株主重視)」から「社会民主主義(国民の生活重視)」に向かっていると考えていますよ。

6.「コロちゃんと大家のおばあちゃん」
さて今日は、「あなたは持ち家を持てますか?」をテーマに、「東京都の新築分譲マンション」を取り上げて考察してみましたよ。
最後のコロちゃん話ですが、コロちゃんが妻と結婚した1970年代の「アパートの大家のおばあちゃんの話」を書いてみますね。
コロちゃんは、1970年代初頭に妻と一緒に住むことになり、2人で新しいアパートを探しました。それまでの2人の住まいは、どちらも「6畳一間に小さなキッチン」が付いた部屋でした。
もちろんそのアパートは、「風呂なし」で「トイレは共同の和式」で「水洗」ではありませんでしたよ。
その後に「2人で探したアパート」は、古い家を改造した「1軒屋」の「一部屋」で、「10畳の畳の部屋に2畳ぐらいの板の間」の部屋でしたね。
ここは「広い台所」と「トイレ」も「共同」で、隣の部屋には「漫画家の卵のお姉さん」が住んでいましたよ。
その同じ敷地に「大家さん」が住む家があり、その家の「おばあちゃん」が「大家さん」だったのです。
そしてこの「大家さん」は、毎月の「家賃の請求と受け取り」を自分で各部屋を回って徴収していたのです。
この収入は、「おばあちゃんのお小遣い」となっていたのですよ。
「おばあちゃん」は、いつも手元に小さなノートを持っていて、その中に「部屋の番号」と「年月」が記入されていました。
そして「その月の家賃」を受けとると、短い鉛筆で斜線を引いて「家賃の支払いズミの記入」をしていましたね。
この「おばあちゃん」は話が好きで、コロちゃんをいつも「コロちゃん、コロちゃん(コロの部分は名前の一部)」と、親しく呼んでいたのです。
そこで話されていたことは、「うちの娘の婿さんが、手書きのメモで『ばあちゃんの口が臭い』と台所テーブルの上に置いていたんだよ。酷いと思わないかい?」というものでした。
ここで「あらら、それは酷いね」とコロちゃんが相槌を打つと、それから「延々とおばあちゃんの娘婿への悪口」が続いたのですよ。
曰く「婿は私と口をきかない」とか、「嫁に私の悪口を吹き込む」とかetc.
当時のコロちゃんは、この「大家さんの愚痴を聞くのも家賃のうち」と思っていましたよ。だって「家賃が世間相場からも大分安かった」のですよ。
だけど「妻」も「面白いおばあちゃんだよね」と言っていましたから、どうやらここの「1軒屋のアパートの住民のみんな」が、「おばあちゃんの愚痴の話相手」になっていたみたいでしたよ。
そんな「面白いおばあちゃんの大家さん」でしたが、その数年後にはコロちゃん夫婦はまた別の「住まい」に転居していきました。
その後20年ほど経ってから、その地の横を通り過ぎた時には、もうかつてコロちゃんたちが住んでいた「古い1軒屋のアパート」は取り壊されていて、キレイな数軒の「アパート」に変っていましたよ。
コロちゃんは、そこを通り過ぎながら、かつての「おばあちゃんの顔」が浮かんできましたが、たぶん「もう亡くなっているだろうな」と、ちょっと寂しい気持ちを持ったことを憶えていますね。
今振り返ると、「1970年代の古きアパートの大家さんと店子の関係」が浮き彫りになったような当時の光景でしたよ。
「大家と言えば親も同然、店子と言えば子も同然」とは「落語の話」ですよね。
そこまでではありませんでしたが、今よりはずっと「大家と店子の関係が近い時代」の話でしたよ。
今ではとても考えられませんね。「家賃」は「銀行振り込み」ですし、それに「大家さんと店子の泥臭い付き合い」も無くなっていますね。
ちょっと寂しい事だとコロちゃんは思いましたよ。
今日の「コロちゃん話」は、「1970年代のコロちゃん夫婦のアパートの大家のおばあちゃんの話」でしたよ。当時の空気を感じていただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。







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