おはようございます。昨日のことですが、コロちゃんちに「長男一家」が訪れました。みんなで「ヨメ様の実家」の「夏祭り」に行った帰りに寄ってくれたのです。
そしてコロちゃんが、来週にでもお買い物に行こうかなと考えていた「ホームセンター+しまむら」に一緒にに行ってくれました。
コロちゃんは、必要な雑貨のお買い物があったのですが、荷物が多くなりそうだったのでちょっと躊躇して先延ばしにしていたのです。
ちょうどその時に「長男一家家長様」が来てくれて荷物持ちをしてくれたので、とても助かりましたよ。
その後は「お昼の時間」になりましたので、近隣の「味噌ラーメン店」で昼食を食べました。
「長男一家」の「なーちゃん(9歳)」は、この「味噌ラーメン」が大好きなのです。
聞くところによると、「なーちゃん(9歳)」は「毎日味噌ラーメンを食べてもいいよ」、というくらい好きだと言っていましたよ。
コロちゃんは、さすがに毎日では飽きますが、たまにならば美味しいですから「味噌ラーメン」もいいですね。
そこの店で、子どもたちは「ラムネ」を注文したのですが、最近の「ラムネ」は入っているビー玉が取れないんですね。
コロちゃんが子どもの時代には「ラムネの瓶」の口をクルクルと回すと、ビー玉が取れたのですが、最近の「ラムネの瓶」は口が回らない「はめ込め式(?)」みたいですね。
「長男一家家長様」が、力を入れても口が外れないのです。どうやら商品の形状が変わってしまったようですね。
コロちゃんの時代とはいろいろ変わってしまったようですね。
その後の「長男一家の面々」は、お腹がいっぱいになった後にガヤガヤと帰って行きましたよ。コロちゃんは、小さい子どもたちの顔が見れて嬉しかったですよ。
今日は「あなたはえるぼしを知っていますか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「えるぼしって何?と、えるぼし認定は4種類もあるよ」
☆「女性活躍推進データベースって何?と、えるぼし認定取得企業は増えているよ」
☆「エッジ認証って何?と、女性の管理職比率が公表義務化されるって」
☆「男女差別は家長制度の残渣でしょと、コロちゃんの女性観」
1.「えるぼしって何?」
あなたは「えるぼし」を知っていますか? コロちゃんは全く知りませんでしたよ。
「えるぼし」とは「厚生労働省」が行なっている「女性活躍の推進に取り組む企業の認定証」です。これは2015年に制定された「女性活躍推進法」に基づいて作成されました。
この「認定」を受けた企業は、下記の「認定マーク」を(愛称「えるぼし」)を商品や広告など
に使うことが出来て、企業のイメージアップを図ることが出来るようになります。
いやいや、コロちゃんは初耳でしたよ。全くコロちゃんは「無知」でしたね。
2.「えるぼし認定は4種類もあるよ」
この「えるぼし認定」は、「1段目(一つ星)・2段目(二つ星)・3段目(三つ星)」と「プラチナえるぼし」の4種類があります。
下記をご覧ください。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 えるぼし認定・プラチナえるぼし認定のご案内」より
https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000984241.pdf
出典:厚生労働省 女性活躍推進法に基づくえるぼし認定・ぷらちなえるぼし認定のご案内(パンフレット)より(7月29日利用)
上記の「認定マーク」は、上の3種類は左側から順に「「1段目(一つ星えるぼし)・2段目(二つ星えるぼし)・3段目(三つ星えるぼし)」になります。
そして下の方のマークは「プラチナえるぼし」です。
この4つの認定は、以下の基準によって取得できます。まずは下記の➀~⑤をご覧ください。
◎「えるぼし認定基準」
➀「採用」
➁「継続就業」
➂「労働時間等の働き方」
④「管理職比率」
⑤「多様なキャリアコース」
❶「一つ星えるぼし」を取得するには、上記の5つの基準のうち「1つ又は2つの項目を満たす」ことが必要です。
❷「二つ星えるぼし」を取得するには、上記の5つの基準のうち「3つ又は4つの項目を満たす」ことが必要です。
❸「三つ星えるぼし」を取得するには、上記の5つの基準のうち「5つの項目を満たす」ことが必要です。
❹その上でその実績を「女性の活躍推進企業データベース※」に毎年公表していることが必要となります。
(※次の項に記載します)
❺「プラチナえるぼし」を取得するには、5つの項目全てを満たし、その実績を「女性の活躍推進企業データベース」に毎年公表していることや、「女性活躍推進法」に基づく情報公表項目のうち、8項目以上を毎年「女性の活躍推進企業データベース」に公表していることなどが必要となります。
ふむふむ、なかなか段階が多いのですね。だけど「女性の待遇」が「見える化」されると、就職先の選定や、消費者としての選択も出来ますから期待が持たれますね。
3.「女性活躍推進企業データベースって何?」
上記で出て来た「女性活躍データベース」もコロちゃんは知りませんでしたよ。
「女性活躍推進企業データべース」とは、2016年に「厚生労働省」が開設した「企業における女性の活躍状況を一元的に集約」したサイトです。
この「データベース」は、企業が「女性活躍推進法」に基づく自社の「女性の活躍状況に関する情報」の公表や「行動計画」の公表先として使うことができます。
また、就職活動中の学生などの求職者が、各社の「女性の活躍状況に関する情報」を閲覧することができるようになっています。
コロちゃんが、下記の「女性活躍推進企業データベース」を見てみると、現在の「登録企業数」は、3万3434社(データ公表企業)、4万7169社(行動計画策定企業)となっていましたよ。
この「女性の活躍推進企業データベース」を見てみたい方は、以下のリンクのクリックをお願いします。
4.「えるぼし認定取得企業は増えているよ」
報道では「三ツ星えるぼし認定企業数は1800社を越えており、特に従業員300人以下の中小企業での増加が目立つ(945社)」と報じられています。
コロちゃんがポチポチ調べてみると、「令和6年6月末現在」で「えるぼし認定企業数は2845社」で「プラチナえるぼし企業数は63社ですね。
2016年の認定数はわずか46社だったとされていますから、急激に全国に広がっていると言っても良いと思いましたよ。
なお、この「えるぼし認定企業」を見てみたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。
5.「エッジ認証って何?」
「男女平等」には国際的な基準として「エッジ認証(Economic Dividends for Gender Equality)」というグローバルな認定基準があります。
これは下記の5つの観点から審査が行なわれるものです。
◎「エッジ認証審査」
➀「男女同一賃金」
➁「採用と昇格・登用」
➂「リーダーシップ開発研修とメンタリング」
④「柔軟な働き方」
⑤「組織カルチャー」
この「エッジ認証」を日本企業で最初に取得した企業は「メルカリ」ですね。
コロちゃんは、この「エッジ認証」の説明を読んでいて「職歴や能力が同じ男女がいる場合、説明不能な給料の格差は5%以内であるべき※」には納得した思いがありましたよ。
(※内閣府男女共同参画局の発表:2021年の男性一般労働者の給与水準を100としたときの女性一般労働者の給与水準は75.2)
ただこの「エッジ認証」は、取得した企業・組織が65ヵ国750社とありましたから、はたして今後「グローバルな認定基準」になるのかは分からないと思いましたね。
6.「女性の管理職比率が公表義務化されるって」
報道によれば「厚生労働省」は、「女性の管理職比率を公表義務づける調整に入った※」と報じられています。対象の企業規模は「301人以上」とする方針の模様です。
現状では「女性の管理職比率」の公表は義務ではありません。「従業員101名以上の企業が女性の管理職比率や採用比率から1~2の項目を選んで公表すれば良い」となっています。
これを「選択項目」から「公表義務」に変えるとしていますね。
ただこれに必要な「女性活躍推進法の改正は、来年2025年になると報じられていますから、これを読んだコロちゃんは、あまりにも遅くスピード感が全くないと思いましたよ。
なお、女性の管理職比率の現状を見ておきましょう。
下記のグラフをご覧下さい。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 役職別女性管理職割合の推移」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/list/dl/71-r03/02.pdf
出典;厚生労働省 企業調査結果概要より(7月29日利用)
上記のグラフは「厚生労働省」が発表した平成21年度(2009年)~令和3年度(2021年)の「役職別女性管理職割合の推移」です。
下に書き出しますね。
◎「役職別女性管理職の割合:2021年」
➀「部長相当職 :7.8%」
➁「課長相当職:10.7%」
➂「係長相当職:18.8%」
上記の3つの「部長7.8%・課長10.7%・係長18.8%」のどれも、男女平等の50%には、程遠い「管理職割合」ですね。
それに、このラインは緩やかに上昇してはいるものの、このグラフの最初の年の2009年度(平成21年度)から、12年経っても上昇率は2倍以下です。
「男女格差の是正」は、遅々とした歩みだとコロちゃんは思いましたよ。
7.「男女差別は家長制度の残渣でしょ」
上記のように、「男女格差」の是正がゆっくりとしか進まない現状を見ているとそのもともとの「根源」に思い至ります。
現在の日本の「男女格差」についてコロちゃんは、戦前の「家長制度」が未だに影響していると考えていますよ。
だから「男女格差」は、「戦前の家族制度」の残渣でしょう。
一度「社会の隅々」まで広げられた社会制度は、法律の廃止と新設で変わっても、人々の心はなかなか変わりません。
この「家長制度」は、1898~1947年まで続いた「明治民法」の家族制度で、「家」を単位として男の戸主が絶対的権利を持って支配する仕組みでした。
「妻」は長男よりも下とされ、娘の結婚相手も親が決定権を持つ制度でしたが、現在の研究では江戸時代に5%しかいなかった「武士の風習」を取り入れた制度だとされていますね。
当時人口の95%を占めた、江戸時代の農村では全く違った風景が広がっていたとされていますよ。
だから「家長制度」は「日本の古い伝統」ではないのです。
江戸時代に5%しかいなかった「武士階級」だけのインナーサークル内での制度だったのですよ。
今では「家長制度」がなくなってから、もう80年近くたっているのですから、いつまでも古いシッポを引きずることは止めた方が良いと、コロちゃんは考えていますよ。
8.「江戸時代の農民は夜這いで結婚」
上記で「明治民法」による「家長制度」は、江戸時代に5%しかいなかった「武士階級」の風習で、95%の農民は全く違った婚姻制度だったと書きました。
それでは、その95%の農民はどのような「婚姻制度」だったのかが気になりますよね。
コロちゃんが読んだ本によると「村内婚」です。
年頃になった少年と少女は、村の中での「若者組」と「娘組」に所属して、「夜這い」を行ないその中で結婚相手を決めていったとありました。
「娘と後家は村のモノ」という言葉があったそうです。
村の中の娘たちは、親の監督ではなく「娘組」と「若者組」によって結婚相手を決めていったとされていますね。
コロちゃんが読んだコミックの「土佐の一本釣り※」では、複数の夜這い相手の中から、娘が嫁入りする相手を自由に選択・指名している風習を描いていましたね。
(※土佐の一本釣り:1975年:作者:青柳祐介:ビックコミック連載)
江戸時代の農村では、処女性は全く考慮しない性道徳があったようですね。処女性が重要視されたのは「男性の血統の連続性」が正当性を持っていた公家や武士階級に限られていたようですよ。
9.「コロちゃんの女性観」
ここでちょっとコロちゃんの「女性観」を書いてみましょう。
コロちゃんにとって一番長く(50年近く)お付き合いしたのは、3年前に亡くなった「妻」でしたが、コロちゃんは彼女を「リスペクト」していましたよ。
それは「自分にないものを持っている」とコロちゃんが感じていたこともありますね。「決断力・とっさの判断・信念の強さ」などは、コロちゃんよりも上でしたよ。
しかし今から振り返って考えると、当時のコロちゃんが生きる「メインステージ」は「家族との生活」にあったからだと思いますね。
長い時間を過ごす「仕事の空間」は、コロちゃんの本来の居場所ではなく、生活のためのお金を稼ぐところと考えていたと思いますね。
そのコロちゃんにとって重要な場所である「家族との生活」は、専業主婦である妻にほとんど任せているのですから「リスペクト」するようにもなるでしょう。
コロちゃんにとっては、「妻」は部下ではなかったのですよ。むしろ「重要な場所を任せている同僚」でしたね。
ただ彼女の方はコロちゃんを「給料袋」と思っていたかもしれませんけど。
この様な考えを持っていたコロちゃんが、今の世の中の「男女格差」を忌避するのは当然のことですよ。
今日は「えるぼし」というコロちゃんがそれまで知らなったことを取り上げてみました。
そして、「女性活躍政策」の進展をちょっと覗いてから、過去の日本の婚姻事情と、コロちゃんの「女性観」を告白してみましたが、ちょっと「恥ずかし懐かし」ですね。
この様な内容が皆さんの興味を引くかはわかりませんが、コロちゃんはいろんなことにチャレンジしてみますので、よろしくお願しますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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