【読書考】アーサー・ランサム全集

読書

今回の【読書考】はちょっと趣向を変えて、子どもたちにぜひ読んでもらいたい作品集について紹介してみたいと思います。

1.中学生コロちゃんが見つけた作品

児童文学です。ハードカバーの本の最後に「小学4・5年生以上」と書かれています。

コロちゃんは、中学2年生の頃にこの本に出合って、夢中になりました。全巻で12巻ある大長編です。高校の受験勉強中にも夢中になって、夜中まで何度も繰り返し読み返した思い出があります。

2.姉が持っていた少年少女文学全集

コロちゃんは、正確にはこの作品にもっと以前に出合っていました。実家で姉が「少年少女文学全集」(講談社)をもっていたのです。

その全集50巻の中の、第10巻「イギリス編」に、「不思議の国のアリス(キャロル)、ひきがえるの冒険(グレアム)、山の伝書鳩(ランサム)他2編」が掲載されていました。

コロちゃんは、この文学全集を全部を読んでいましたので、中学生になって「アーサー・ランサム全集」を見つけた時には、すぐに気が付きました。そして、飛び上がって喜びました。

3.文学全集に掲載されていたのは、ごく一部でした

講談社の少年少女文学全集は、世界各地のいろいろな神話や物語、小説を紹介する構成でした。全世界を網羅して紹介していますので、初めて読む少年少女の入門書として最適でしょう。

ただ、多くの話を紹介するために、内容をリライトして短くまとめてありました。

50巻の全集と言えばすごいボリュームですが、さすがにそれに世界中の話は入りませんから、やむを得ないことと思います。

その少年少女文学全集で掲載されていた「山の伝書鳩(ランサム)」とは、アーサーランサム全集の第6巻の「ツバメ号の伝書鳩」を1/3ほどにリライトしたものだったのです。

4.中学生コロちゃん飛び上がって喜ぶ

コロちゃんは、喜びましたね。1/3に短くしてもあんなに面白いならば、全部読んだらもっと面白いと、夜を徹して読みふけりました。

この全集は、何しろ分厚いんです。一冊500ページもあります。それが全12巻。この本を読む楽しさは一生忘れられませんでした。

5.やっと本の紹介です

この全集は、少年と少女が大勢集まって、キャンプやヨットで遊ぶ話です。イギリスのウィンダミア湖とノーフォーク湖沼地帯が活動場所ですが、これは実際に存在する場所です。

リアルなんです。いかにもありそうだけど、ちょっと現実にはなかなかできない、少年少女の冒険と探検の物語です。

子どもたちは、キャンプやヨットを通じて知り合い、遊び、冒険をし、そこでちょっとした事件が発生します。その中で、子どもそれぞれの個性と葛藤が実に生き生きと描かれているんです。

小説が書かれたのは1900年代前半でしょう。日本では、日露戦争から満州事変のあったころかと思います。

小説の中には年代は出てこないのですが、大英帝国全盛の時代の、比較的上の階級の子どもたちと、一般の子どもたちが入り混じって活躍する少年少女小説です。

今から100年ほど前のお話しなのに、ちっとも内容は古くないのです。少年少女が今でもワクワクする普遍的な内容のお話しだと思います。

6.全集おとな買い

中学生コロちゃんに、この全集を購入するだけのお金はありません。図書館から借りて一生懸命読みました(なんか、今でもあんまり変わらない事してるような気がする)(^_^)。

その後、大人になってから全集を一気買いしました。20代後半だったかなー。もちろん、今でも大事に保管しています。

えっ! 最後の蔵書になかったって?

そう、これは大事な使い道があるのです。後段でご説明します。

7.アーサーランサムクラブがあります

コロちゃんは、大人になってからこの本購入して読み返しました。やっぱり楽しいです。

そこで、時々取り出して読んだりしていたのですが、ある日、何となくネットで検索していると、あるじゃないですか「同好の士の集まり」が。

「アーサー・ランサム・クラブ」
https://sites.google.com/view/arc-home/?pli=1

やはり、この物語が好きな方はたくさんいらっしゃるんですね。この物語の冒険の地は実在しますから、イギリスに「聖地巡礼」の旅に出かけた方もいらっしゃることもこのサイトで知りました。

コロちゃんは、読んで楽しむだけでしたが、この「聖地巡礼の旅の報告」も楽しく読ませていただきました。

8.全集は絶版ですが、その後新書で再版されました。

全集は、中古で入手するしかありませんが、岩波少年文庫で2016年に新書版で発行されていますので、すぐに新しい本が入手できます。

コロちゃんは、こちらの新書版も持っています。一部は翻訳が進化しているみたいですね。

9.アーサーランサム全集には、小学生の本棚がよく似合う

先ほど、この本はコロちゃんの「最後の蔵書」にはいれないと書きました。それでは、どこに行くのでしょうか。

コロちゃんが、この本を知ったのは、姉の本棚にあったからです。姉に感謝ですね。

そしてこの本が好きになり、読書が好きになり、いまだに読書の世界にひたっています。

コロちゃん
の子どもの子らは、まだ幼いのですが、彼ら彼女らの本棚にこの本が並べてあったら、たまたま手に取ることがあるかもしれません。

というわけで、ハードカバーの全集は、長男一家の長女の本棚に送り、新書版の全集は次男一家の長男の本棚に送ろうと思っています。

ことわらないかなー。ことわらないよねー。ことわらないでねー。

多くの子どもたちが本を好きになり、たくさんの世界の扉を開き、羽ばたいてほしいと思います。大人が読んでも面白いですよ

本書を、ぜひ読むことをおすすめします。大人が読んでも面白いですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に触りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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