0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
①「成長戦略会議で労働生産性15%アップが目標に」
②「日本の労働生産性は、OECD加盟38ヶ国中28位だよ」
③「実質労働生産性目標は年1%だったよ」
④「日本はもうレッドオーシャンになったのか?」
⑤「コロちゃんの長時間労働とボランティアの両立」

1.「成長戦略会議で労働生産性15%アップが目標に」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「労働生産性15%向上/成長戦略会議/今後5年、目標設定へ」との見出しが目に入りましたよ。
これは「政府」が開催した「成長戦略会議」の「目標」ですよね。
記事では「政府は労働生産性を今後5年で15%上昇させる目標を設ける調整に入った」として、以下の目標設定を記載していますよ。
◎「目指す目標」
①「70歳までの高年齢者の就業確保を企業に求める措置」
(2025年:34.8%⇒2029年:40%)
②「女性が第1子出産前後に同じ企業で働き続ける割合」
(2021年:69.5%⇒2030年:80%)
③「労働基準監督署が時間外労働を月45時間以内に抑えるよう求める一律の指導を緩めることを検討」
うーむ、上記を読むと「①70歳までのお年寄りはもっと働け」とも読めますよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
それに「②の女性の出産前後に同じ企業で働き続ける割合」を増やす指導と、「③の残業時間規制を緩める指導」って、「二律背反」になるんじゃないのかなー?
(。・_・?)ハテ?
この「②女性の育児と仕事との両立支援」が不十分なまま「③残業規制緩和」すると、「働く女性の負担増」になるとコロちゃんは考えましたよ。
上記以外にも、この「成長戦略会議」では、「企業に対する成長投資の促進」や「家計金融資産に関する株式や投信などに関する指標を設定することも検討」と記載していますね。
そこでコロちゃんは、この「成長戦略会議」の議論の内容をちょっと覗いてみようと思いましたよ。
なお、この「日経新聞」の「労働生産性15%向上/成長戦略会議/今後5年、目標設定へ」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「日本の労働生産性は、OECD加盟38ヶ国中28位だよ」
コロちゃんは、冒頭の記事を読んで「労働生産性を5年で15%アップ目標」は、相当「意欲的な目標」だと感じましたよ。
「意欲的」というか「ポジティブ」というか「無理っぽい」とか、いろいろ頭に浮かびましたが、その理由は、「日本の労働生産性って低い」のですよね。
そこで「成長戦略会議」のサイトを覗く前に、「世界での日本の労働生産性の位置」を見ておきますね。以下でしたよ。
◎「時間当たり労働生産性ランキング」
(OECD38ヶ国中:2024年)
①「アイルランド」
②「ルクセンブルク」
③「ノルウェー」
④「米国」
⑤「デンマーク」
~
(28)「日本」
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/summary2025.pdf
(出典:日本生産性本部 労働生産性の国際比較2025より:4月27日利用)
うーん、「日本の時間当たり労働生産性」は「OECDの38ヶ国中で28位」なんですよね。低いですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーン
コロちゃんは、この「世界的にも低い日本の労働生産性の理由」の一つには「円安」もあると思っていますよ。
だって「円安」なると「ドル換算が低く」なり「安いニッポン」となって、「順位も落ちる」となりますからね。
コロちゃんは、もう1つこの「生産性本部のデータ」から、「過去のランキングの推移」を見ていますよ。下記でしたよ。
◎「時間当たり労働生産性ランキングの日本の推移」
①「1970年:19位」
②「1980年:18位」
③「1990年:19位」
④「2000年:21位」
⑤「2010年:20位」
⑥「2020年:28位」急落
⑦「2024年:28位」
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/summary2025.pdf
(出典:日本生産性本部 労働生産性の国際比較2025より:4月27日利用)
ふーむ、上記をみると、コロちゃんはいくつか気が付いたことがありますね。
( ̄へ ̄|||) フーム
以下にコロちゃんが気が付いたことを書き出しますね。
◎「コロちゃんが気が付いたこと」
❶「①1970年:19位・②1980年:18位と、高度成長期なのにランキングが低い理由」
(円安+長時間労働)
❷「④2000年:21位・⑤2010年:20位と、失われた30年なのにランキングがさほど下がらなかった理由」
(円高+労働時間が週48時間から40時間に短縮)
❸「⑥2020年:28位・⑦2024年:28位とランキングが急落した理由」
(円安+コロナ禍で時間当たり生産性が急落)
この「時間当たり労働生産性」は、「生産性=付加価値÷労働時間」で算出するのですよね。
だから「労働時間」が増えても「付加価値」が同じペースで増えないと、「労働生産性は下がる」のですよ。
このような「日本」の「時間当たり労働生産性の推移」を見ていくと、冒頭の今後「5年間で15%アップ」という目標設定が、相当無理な「高い目標」にコロちゃんは見えてきましたよ。
まあこれを「意欲的」と言い換えることもできますけどね。

3.「実質労働生産性目標は年1%だったよ」
ここまで書いて来てから、コロちゃんはやっと冒頭の「成長戦略会議の資料」を探して読んで見ましたよ。
あんまり「詳しいデータ」は書いていませんでしたね。以下でしたよ。
◎「分野横断的課題への対応の方向性」
①「賃上げ環境整備」
・「中小企業の労働生産性を5年15%増(物価上昇率2%想定で実質生産性を1%/年)」
②「労働市場改革」
・「70歳までの就業確保や処遇改善に向けた『65歳超雇用推進助成金』の拡充」
・「冒頭の記事では2025年:34.8%⇒2029年:40%に」
③「家事等の負担軽減」
・「第1子出産前後の就業継続率」
「2005~2009:43%」
「2010~2014:57%」
「2015~2029:69%」
「冒頭記事では2030年に80%目標」
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/nipponseichosenryaku/kaigi/dai4/shiryou2.pdf
(出典:内閣官房 日本成長戦略会議 分野横断的課題への対応の方向性より:4月27日利用)
うーん、上記をみると「労働生産性を5年で15%」って「中小企業」が対象なんですね。
(´ヘ`;) ウーン
それに内容を詳しく見ていくと、「物価上昇率2%想定で実質生産性が年に1%(名目生産性は3%になる)」ですから、記事のイメージとはずいぶん違っていましたよ。
そこでコロちゃんは、過去数年の「実質労働生産性上昇率」を調べてみましたよ。下記でしたよ。
◎「1人あたり実質労働生産性上昇率の推移」
①「2000年度: 2.6%」
②「2010年度: 3.2%」
③「2020年度:-3.1%」コロナ禍
④「2021年度: 3.0%」
⑤「2022年度: 0.9%」
⑥「2023年度: 0.1%」コロナ5類移行
⑦「2024年度: 0.2%」
https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/trend_summary_2025.pdf
(出典:日本生産性本部 日本の労働生産性の動向2025より:4月27日利用)
へー、「③2020年度の-3.1%」は「コロナ禍」の影響ですよね。
( ¯ㅿ¯)へー
翌年の「④2021年度の3.0%」は、前年の反動増でしょう。
しかし、その後の「⑤2022年度:0.9%」以降は、「⑥2023年度の0.1%」と「⑦2024年度の0.2%」とせいぜい「微増」としか言えませんよね。
これをみると「上記の年1%の実質労働生産性の上昇」って、相当「高い目標値」ですよね。
ここまで長くなりましたので、あとの「70歳までの就業」と「第1子出産前後の就業継続」の件は、また別の機会に書くことにしますね。
ただコロちゃんは、上記の「成長戦略会議の資料」を読んだ感想としては、あまり「効果がある政策」は見当たらなかったと感じていますよ。
それは「網羅的に沢山成長戦略の項目は出ていた(17項目)」のですが、数が多すぎて何をやりたいのかわからないと感じたのですよね。
もちろんコロちゃんは、「素人のおじいちゃん」ですよ。
しかしコロちゃんの経験では「後から効果あったという政策」は、最初に提示された時から「目を引く・光っている」と感じることが多かったのですよね。
今回の「成長戦略会議の資料」には、そのような「誰しもが興味を示すような内容」はなかったと思いましたよ。

4.「日本はもうレッドオーシャンになったのか?」
さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
コロちゃんは、冒頭の記事で「労働生産性15%向上」を読んだ時に、やや無理があるのではないか感じたのですよね。
しかし、「成長戦略会議の資料」を読むと、これは「中小企業の労働生産性を5年15%増(物価上昇率2%想定で実質生産性を1%/年)」というものでしたよ。
しかしこの「実質生産性上昇率1%」だって、かなり「高い目標」ですよね。なにしろ「2023年度が0.1%」で「2024年度が0.2%」なんですからね。
コロちゃんは、「素人のおじいちゃん」ですが「経済の本」を読んでいて、「もう日本は高い成長ができない発展段階に入った」のではないかと感じているのですよね。
つまり「国内市場がレッドオーシャン(※)化して飽和している」のではないかと考えているのです。
(※競争相手が多数存在し血みどろの戦いを繰り広げている激戦市場のこと)
それでも「日本企業」は海外展開していますから「企業収益」は伸びていますよね。だけど、その「海外収益」で日本国内に還流しているのは「約50%程度」と言われています。
これでは「企業の収益」が、「日本国民の生活向上」に充分に寄与しません。
コロちゃんが幼かった「1960年代以降の生産性上昇率」をザックリみると以下でしたよ。
◎「時間あたり労働生産性の推移」
①「1960年代:年 約8~10%」
②「1970年代:年 約3~5%」
③「1980年代:年 約3%程度」
④「1990年代:年 約1~2%」
⑤「2000年代:年 約1~2%」
⑥「2010年代:年 約0.5~1%」
⑦「2020年代:年約0~1%程度」
上記は、あくまでもざっくりした数字ですが、これを見ていてコロちゃんは、現在の日本は「もう0~1%以下の成長しかできない発展段階」に入ったのではないかと考えたのですよね。
こんなことを言っている「経済学者」は、コロちゃんの知る限りは誰もいませんから、間違っているかも知れませんよ。
もちろんコロちゃんもできれば間違っていて、明日から「成長する日本に変身」してくれたら、どんなに良いことかとも思っていますよ。

5.「コロちゃんの長時間労働とボランティアの両立」
さて今日は、「今後5年で労働生産性15%アップだって?──ちょっと高望みじゃないかと思ったコロちゃん」を考察してみましたよ。
実際の中身は、「1年で3%増(物価上昇率2%想定で実質生産性を1%/年)」でしたから、ちょっと「誤解」を招く記事の見出しでしたね。
だけどコロちゃんは、その内容をしっかり調べて理解することができたので満足していますよ。
今日の「コロちゃん話」は、「労働生産性と長時間労働」のつながりから「1990年代のコロちゃんの長時間労働とボランティアの両立」を書いてみますね。
「1990年代頃の30代のコロちゃん」は、「転職」した新しい会社で「全力」で働いていました。
当時のコロちゃんは、2人の息子と妻の「4人家族」で「住宅ローン」も抱えていましたので、頑張れば頑張るほど「給料が上がる残業」は喜んで引き受けていたのですよ。
今振り返って当時の「労働時間」を思い出してみると、毎月「70~80時間」の「残業時間」を働いていましたね。
当時の正規の「労働時間」は、まだ「週48時間」ですから「月間にすると208時間」になります。これだと「毎月70~80時間の残業時間」は、毎日「3~4時間の残業」となります。
現在「過労死ライン」と呼ばれているのは、「発症前1ヶ月で100時間を超える残業」または「発症前2~6ヶ月で月平均80時間を超える残業」とされています。
しかし、これは「週40時間労働」を前提とした「過労死ライン」ですよね。
コロちゃんの1990年代には「週48時間労働制」でしたから、この時代の「毎月70~80時間の残業時間」を振り返ると、よく「過労死やうつ病」にならなかったものだと思いますよね。
その理由として、当時のコロちゃんはこの「忙しい仕事時間」以外にも「ボーイスカウトのボランティアリーダー」を務めていたのです。
「長時間労働のストレス」は、「ボランティア活動で解消」していましたね。
当時のコロちゃんは、「私生活が充実している」とつらい「長時間労働にも耐えられる」と感じていましたよ。
コロちゃんのボランティア活動では、「ボーイスカウト団のボーイ隊(小6~中3)の隊長」を務めていました。
この時の「ボーイ隊の活動」は、原則として「月3回の日曜日を活動日」とし、そのうちの「月1回は土日のキャンプ」を行なっていました。
当時のコロちゃんの「ボーイ隊」の方針は、「年間毎月1回のキャンプをする」を掲げていました。
これは、「5~10月は野営場での野外キャンプ(野営)」で「11~4月は屋内施設を借りての室内キャンプ(舎営)」をする意欲的な活動でしたよ。
つまり「毎月1泊2日以上のキャンプ」を、一年中通して続けていたのです。
特に「黄金週間の2泊3日」と「夏のキャンプの3泊4日」が一番大きなキャンプイベントでしたよ。
もちろん「夏のキャンプ」は、関東近県の各地まで出かけた「野営キャンプ」を行なっていました。
そして「冬の舎営」は、「公民館の炊事室」を借りてスカウトたちが炊事・夕食を終えてから、「神社の会館」や「剣道場」の大広間で寝泊まりしていましたよ。
下記のフォトは、「訓練キャンプ地」での「朝礼の風景」ですよ。

一番右に立って「朝の挨拶」をしているのが、壮年のコロちゃんですね。カッコイイでしょ!
(*゚∀゚)ヵッコィィ!
足元は「泥だらけ」ですから、前夜は雨だったと思われますよね。
当時のボーイ隊員は30名以上いましたけど、この日の「訓練キャンプ」には20名ほどが参加していましたね。
当時「ボーイ隊長」だったコロちゃんは、これらの「毎週の活動の計画・立案・周知・実行」で眼が回るような忙しい日々を過ごしていましたよ。
だけどこれはコロちゃんにとっては、「最大のストレスの解消活動」でしたよ。
当時のコロちゃんは「仕事では長時間残業」と、「私生活ではボランティアリーダー」と「二足の草鞋」を履いていましたが、そのどちらも「全力を投入して生きてきた」と今振り返っても思いますよ。
だけど、こうやってみていると「コロちゃんって好き勝手に生きてきた」と思いますね。これらの「活動」に一言も文句を言わずに支えてくれた妻に感謝ですよね。
コロちゃんの妻は、もう4年半も前に亡くなっていますが、過去の思い出のどこにでも顔を出してきますから、今のコロちゃんは寂しくなんかないですよ。
今日の「コロちゃん話」は、「コロちゃんの長時間労働とボランティアの両立」を書いてみましたよ。「おじいちゃんの昔ばなしだ」と、笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。






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