【社会考】「出生率」が過去最低の1.13だって?──子育てコストが上がり過ぎだよと思ったコロちゃん

社会
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「昨年の出生率は過去最低を更新したみたいだよ」

②「出生率下げ止まりは期間限定だったよ」

③「2030年には生産年齢人口も急減するよ」

④「子育てのコストが上がり過ぎたよね」

⑤「コロちゃんと足を骨折した次男」

1.「昨年の出生率は過去最低を更新したみたいだよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「昨年出生率『過去最低1.13』出生数初の68万割れ公算」との見出しが目に入りましたよ。

これは「日本総研の藤波匠主席研究員の試算」ですね。「厚生労働省」の「人口動態統計」での正式な発表は、「毎年6月に速報、9月に確定値」が発表されることになっています。

ただ、この「民間試算」も大きくずれることはありませんから、「昨年2025年」の「日本の出生率が過去最低の1.13」となる公算は大きいとコロちゃんは考えましたよ。

記事では、「婚姻数はわずかに回復しており、22年以降の大幅な減少ペースは緩むとみられる」と報じていますね。

この「22年以降の大幅な減少ペース」とは、「22年以降は前年の減少幅が0.04~0.06と急落が続いていた」ペースが少し緩むという内容なのですよね。

ただ、これは「少子化の流れが落ち着いた」という訳ではないのですよね。

記事では、「婚姻数が23年を底に2年連続でわずかに回復したことに加え、30歳前後の人口は近年は横ばいで推移していることが背景にある」と淡々と事実のみを客観的に書いています。

これを読んでコロちゃんは、この記事は「人口減少のスピードによる危機感」が全然伝わらない書き方をしていると感じたのですよね。

つまり「見出し」では「過去最低1.13/出生数初の68万割れ公算」と「危機感」を感じる見出しなんですが、「記事の内容」では「減少ペースが緩む」が印象に残る書き方となっているのですよね。

そこに「違和感」を感じたコロちゃんは、さっそくこの記事のネタ元の「日本総研」の「藤波匠主席研究員のレポート」を読んでみようと思いましたよ。

なお、この「日経新聞」の「昨年出生率『過去最低1.13』出生数発の68万割れ公算」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

25年の出生率1.13前後 民間試算、出生数は初の68万人割れ - 日本経済新聞
2025年の合計特殊出生率は1.13前後で過去最低になる見通しだ。日本総合研究所の藤波匠・主席研究員の試算では24年の1.15を0.02ポイントほど下回った。日本人の出生数も初めて68万人を割る公算が大きい。1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は10年連続で低下しそうだ。人口の維持にはおおむね2.07が...

2.「出生率下げ止まりは期間限定だったよ」

コロちゃんは、冒頭の記事から「日本総研」の「藤波匠主席研究員のレポート」を探して読んでみましたが、その内容は記事とはだいぶ印象が違うものでしたよ。以下でしたよ。

◎「出生数の推移」

①「2000~2015年:年率1.1%減」
②「2016~2024年:年率4.2%減」
③「2025年の試算 :年率2.2%減」

https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/research/pdf/16649.pdf
(出典:日本総研Research Eye 2025年の合計特殊出生率は1.13前後より:4月26日利用)

うーむ、上記をみると「②の2016~2024年出生数が年率4.2%減」と急落しているのが目立ちますよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

それ以前の「①2000~2015年の1.1%減」の、4倍近くの減少率だったのですよね。それが「昨年2025年には③の2.2%減」へと少し回復していますね。

その「出生数の減少のペース」が鈍化したことにより、「2025年の合計特殊出生率は1.13」と過去最低ではありますが、「前年の1.15」からわずかな低下にとどまる見通しとなりました。

しかし、これで「安心する」のはまだ早いですよ。この「レポート」では、その「理由」を以下のように解説しているのです。

◎「出生数や合計特殊出生率の低下のペースが鈍化する背景」

①「2025年の日本人の婚姻数が2年連続微増」
 ・「2023年:47.5万組」
 ・「2024年:48.5万組」
 ・「2025年:48.9万組」(見通し)
  (上記の3年間は婚姻数が微増)

②「婚姻数増加の理由」
 ・「コロナ禍で結婚を見送っていた人たちが結婚をしていること」
 ・「30歳前後の人口がここ数年は横ばいにあること」

③「30歳前後の若年人口が横ばいの理由」
 ・「1990年代の年間出生数が約120万人で安定していた」
 ・「若年人口の安定は期間限定であり、それによる出生数の押上げ効果は遅くとも2030年には剥落」

https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/research/pdf/16649.pdf
(出典:日本総研 Research Eye 2025年の合計特殊出生率は1.13前後より:4月26日利用)

うーん、上記では「①婚姻数が増えていたから出生数が増えた」ということですよね。
(´ヘ`;) ウーン

その「①婚姻数の増加」は、「②コロナ後に延ばしていた結婚」と「③の1990年代の出生数が120万人で横ばいだったこと」によるけど、その2つの効果も「2030年」には消えちゃうと書いていますよ。

どうやら、この「2030年」が「日本の分岐点」になるみたいですよ。

「2030年」っていうと、あと「4年後」ですよね。コロちゃんもまだ「生きて」いそうだから、この目で見ることができそうですよね。

ふーむ、この「藤波匠主席研究員のレポート」を読んだコロちゃんは、冒頭の記事では「もっと少子化の危機感を感じる内容」にしてもらいたかったと考えましたよ。
( ̄へ ̄|||) フーム

だって「データの客観報道」は良いですが、記事を読んでも「若年人口の安定は期間限定であり、それによる出生数の押上げ効果は遅くとも2030年には剥落」なんてわかりませんでしたよ。

コロちゃんは、この「4年後の2030年」には「日本の人口が急減していること」と「その人口急減に社会システムを変革する必要性」が誰の目にも見えるようになると考えましたよ。

3.「2030年には生産年齢人口も急減するよ」

コロちゃんは、前項の「若年人口の安定は期間限定、出生数の押上げ効果は遅くとも2030年には剥落」を読んで、同じ「2030年以降に生産年齢人口が急減する」とのデータがあったことを思い出しましたよ。

「生産年齢人口」とは「15~64歳の人口」のことですよね。コロちゃんは、もう「70代のおじいちゃん」ですから、ここには入りません。

だからコロちゃんはもう「非生産年齢人口」かな? そんな用語はありませんよね。
(。・_・?)ハテ?

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「財務省 生産年齢人口(15~64歳)の割合」より

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/03.pdf
出典:財務省 財政制度審議会  我が国の財政運営の進むべき方向より:4月26日利用)

上記のグラフは「財務省」が発表した「1970~2070年」の「15~64歳の生産年齢人口の推移」です。

グラフの赤線が「日本」なのですが、「2015~2030年」が横ばいで、その後の「2030~2040年」に急降下している「薄い赤色線の矢印」がお分かりでしょうか。

ちょっと、見やすいように「拡大図」を下記に添付しますね。

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20240521/03.pdf
(出典:財務省 財政制度審議会  我が国の財政運営の進むべき方向より:10月9日利用)

上記の「薄い赤色線の矢印」の「2015~2030年が横ばい」で、その後の「2030~2040年に急降下」していることが見て取れますよね。

上記のグラフを見ると、「日本の生産年齢人口(15~64歳)」は「2030~2040年にかけて急減」するのです。

コロちゃんは、どのくらい減るのかを調べてみましたよ。

ネタ元は「国立社会保障・人口問題研究所」の「日本の将来推計人口(令和5年推計)」です。以下でしたよ。

◎「生産年齢人口の推計」
 (15~64歳人口)

①「2020年:7508.8万人」
②「2030年:7075.7万人」▲433.1万人
③「2040年:6213.3万人」▲862.4万人
④「2050年:5540.2万人」▲673.1万人
⑤「2060年:5078.1万人」▲462.1万人

https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/pp2023_gaiyou.pdf
(出典:国立社会保障・人口問題研究所 日本の将来推計人口〔令和5年推計〕より:4月26日利用)

ふーん、上記をみると「生産年齢人口の減少」は「②2030年の7075万人から③2040年の6213万人の862万人の減少」が最大になっていますよ。
( ̄へ ̄|||) フーン

つまり「生産年齢人口の減少」という視点からは、以下のようにみえるのですよね。

◎「生産年齢人口の減少」

❶「2020年代:433万人減」
❷「2030年代:862万人減」ピーク
❸「2040年代:673万人減」
❹「2050年代:462万人減」

つまり、ここまで書いた内容をまとめると、「2030年までは出生率・出生数は微減」で「生産年齢人口は横ばい」ですが、その後の「2030年代は全部の指標が急減する」ということになりますよね。

この今から「4年後からの2030年代」が、「出生率・出生数・生産年齢人口」の3つが全部急減する年代なのですよ。

もちろん、その「社会へ与える衝撃・影響」も最大になるかと思われますよね。

コロちゃんは、「見たくない真実(※)」という言葉が頭に浮かびましたよ。

(※自分にとって不都合、あるいは自己イメージを損なうため心理的に目を背けたくなる事実:心理的な防御反応)

だけど、「目をつぶって」もこのような「社会の動き」は次々と否応なく目の前に広がってきますからね。

コロちゃんは、4年後から始まる「2030年代」には「社会保障制度も年金制度」も「抜本的な改革」をせざるを得ない時代になると考えていますよ。

4.「子育てのコストが上がり過ぎたよね」

さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。

コロちゃんは、1950年代の生まれでしたが、その当時の「1世帯当たりの子ども数は3人以上」も珍しくない時代でしたよ。「合計特殊出生率も約3.6人」でしたよ。

これについてコロちゃんは、「子育てのコスト」が現在よりも「大幅に安かった」と思っているのですよね。

「1950年代の大学進学率」は、わずか「男性10%、女性2%」と言われています。しかも「中卒」で就職が約6割で、「高校進学」は40%台という時代でした。

当時の「両親」の子育ては、「子どもの中学卒で終了」となる家庭が多かったのですよね。

それに当時の「小学生」には、「ガキ大将が面倒を見るシステム」がありました。

子どもたちが学校から帰ってくると、「ガキ大将」が小さな子どもたちを引き連れて、夕日が陰るまで遊んでくれましたよ。

今、コロちゃんが昔を振り返って見ると、そのような「子どもたちが遊んでいる場所」を、周囲の大人たちが、それとなく見守ってくれていたことに気が付きます。

「子どもは地域社会で育てる」との常識が浸透していたのですよね。

当時は、そのような「周囲の大人たちの配慮」に子どもたちはまったく気が付いていませんでしたが、「もめ事」や「小さなケガ」には、すぐに飛び出てきて注意していましたよ。

このような「濃密な地域共同体」は、今からみれば「うっとおしい付き合い」でしたが、当時の「安上がりな子育て」には貢献していたと思われますね。

しかし、もうこの「時代」には戻ることもできませんし、コロちゃんだって「いきなり勝手にガラガラと玄関を開けてきて『いるー?』と返事も待たずに上がり込んでくる隣人」はもうイヤですよ。

「過去の時代の風景」は、「なつかしいもの」ですが、もうそこに「留まれる場所」ではないのです。

コロちゃんは、わが身の「子ども時代」を振り返って、現在では「子育てのコスト」が高く上がり過ぎたと痛感しますよ。

昨年「2025年の進学率」は、以下の通りとなりましたよ。

◎「2025年の進学率」

①「中学⇒高校  :ほぼ100%」
②「高校⇒大学・専門:約87%」
③「大学⇒大学院  :約13%」

上記はザックリした「進学率」ですが、大方の傾向は読み取れると思います。ここまで「高学歴化」が進めば、「子育てのコスト」の上昇は止めようがありませんよね。

今後の日本では、「少子化対策」で少しは「子育て支援」が増えると思いますが、それでも「子育てコストが大幅に安くなる」とはならないでしょうね。

今日のテーマの「少子化」は、もう「受け入れなければならないもの」として、次に進むしかないとコロちゃんは考えていますよ。

5.「コロちゃんと足を骨折した次男」

さて、今日は「昨年2025年の出生率が過去最低の1.13だって?」をテーマに、考察してみましたよ。

あんまり「少子化」は先が明るいとは言えませんが、ひとりの親としてコロちゃんは「子育ては楽しかった」と振り返っていますよ。

前項で「子育てのコストが上がった」と書きましたが、例え「高いコスト」であっても「子育ては楽しいものだった」というコロちゃんの体験を書いてみますね。

今日の「コロちゃん話」は、コロちゃんの次男が「オートバイの事故で足を骨折した話」を書きますよ。

コロちゃんが、過去の「20歳ごろ以降の50年間の人生」を振り返って思うことは、「人生のシナリオは数と種類が多いほど面白い」ということでしたよ。

よく「真っ白なキャンバスに絵を描く」と言いますが、「人生のキャンバス」も自分自身で「絵を描く・シナリオを書く」ことほど楽しいことはありません。

コロちゃんは、「人生の節目・節目」で違った「シナリオ」を体験してきましたから、「苦しむこと」は時々あっても「退屈すること」はありませんでしたよね。

そんなコロちゃんの眼から見て「子育てほど面白いシナリオ」はありませんでしたよ。だって、「子どもの成長」につれて「違ったシナリオ」が体験できたのですよね。以下でしたよ。

◎「子育ての成長シナリオ」

①「乳児時代」
 ・「全身をべったりとゆだねて親を信頼する姿」

②「幼児時代」
 ・「振り回したり追いかけたりして喜ぶ姿」

③「小学校時代」
 ・「遊園地、動物園、キャンプ、スキーなどの体験の喜び」

④「中学校時代」
 ・「思春期の気難しい姿」

上記は、コロちゃんが体験した「10数年間の子育ての時代」でしたが、その時その時代でみな「違ったシナリオ」で楽しませてくれましたよ。

そして、そろそろ「子育ての楽しいシナリオも終了か」と思っていた「学生時代」に驚く事態が発生しました。

ある夕方に、自宅でまったりしていたコロちゃんに、「次男」から携帯電話がかかってきたのです。

「事故っちゃった。痛い、助けて!」by次男

この時「次男」は、オートバイ通学の帰宅の途中に「川のすぐ横にある土手道」で、転倒してケガをしていたのですよね。

どうやら「土手道」に、工事現場のロープが張られていたのですが、夕方で見づらくなっていたみたいでしたよ。

そのロープに「走行中のオートバイ」ですから、たちまち転倒して「足を骨折」することになってしまったのですよね。

もちろん、ちょうど家に居たコロちゃんは、すぐに救助に向かったのですが、その時のケガで「次男」は数ヶ月は「足にギプス」をするようになりました。

その後の生活が大変になりましたね。「次男」は片足がギプスで曲げられないものですから、まず「スラックス」を一人ではくことができません。

また「お風呂」に入るのは当然無理なのですが、「シャワー」を浴びるにも「スラックス」の着脱はもちろん、ギプスを濡らさないようにしなければなりません。

「次男」の足のギプス全体を、「ビニール袋」で覆う作業をコロちゃんが毎日務めましたよ。その時に「次男」は、ぎこちなく「申し訳ありません」と他人行儀に言っていましたね。

多分「恥ずかしかった、あるいは情けなかった」のかな?

コロちゃんは、その都度「誰だって事故りたくてやる訳じゃないから気にするな」と返事していましたけど、この時のコロちゃんの頭の中には「このシナリオは予想外だな」でしたね。

この事故が「後遺症」が残るようなものだったらともかく、若い時の「多様な経験」は全部実になるというのがコロちゃんの考え方です。

ただ「この子育て終了間近に起きたシナリオ」が、「予想外」だったことは間違いがありません。

この時のコロちゃんは、「次男の子育て期の最後の予想外のシナリオ」に驚くとともに、長かった「子育て期の終わり」に少し寂しさも感じていましたね。

この数年後に、コロちゃんの息子たちは相次いで「自立」していきましたが、彼らは数多くの「楽しいシナリオ」をコロちゃんに体験させてくれましたよ。

今日の「コロちゃん話」は、「次男がオートバイの事故で足を骨折した話」でしたが、「子育てのシナリオ」という視点でみると、「事故とその後の生活」も「思い出に残るシナリオ」ですよ。

コロちゃんは、多様なシナリオを経験できて「幸せな人生」だったと考えていますよ。また「おじいちゃんの昔話だ」と笑って読み流していただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです
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