0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「若い女性は、全国から都市部へと向かっているよと、向かっているのは、東京圏と大阪府だよ」
☆「若い女性は、専門卒と大学卒で東京圏を目指すよと、若い女性が東京圏を目指す理由は何か?」
☆「あなたの住んでいる町は、25年後にまだありますか?と、30年間も所得が上がらないから、臨界点を越えたよ」
☆「コロちゃんと中綴じ本のアルバイト」

1.「若い女性は、全国から都市部へと向かっているよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら「ヤフーニュース」をポチポチ読んでいると、「総務省」が発表した「人口移動報告」で「若い女性の地方都市から都市部への移動」が止まらないと報じていましたよ。
コロちゃんは「そんなの今に始まったことじゃないよね」と思いながら読んでいると、「東京都への転入超過は女性が3万7880人で、男性2万7339人を約1万人上回った」と書いていますよ。
どうやら「若い女性の地方都市からの脱出」に拍車がかかっているとコロちゃんは思いましたよ。
そこでコロちゃんは、この「ネタ元」の「総務省」の「人口移動報告」をちょっと読んでみようと思い立ちましたよ。
なお、この「ヤフーニュース」の「20代女性の地方流出に危機感」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「向かっているのは、東京圏と大阪府だよ」
コロちゃんが探した「総務省の人口移動報告」から、最初は「全国の女性がどこの都市部を目指しているのか」を見てみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「総務省 男女、都道府県別転入超過数」より
https://www.stat.go.jp/data/idou/2024np/jissu/pdf/all.pdf
出典:総務省 住民基本台帳移動報告より:3月10日利用
上記のグラフは、「総務省」が発表した「2025年の男女の都道府県別転入超過数」です。内容を以下に書き出しますね。
◎「女性の都道府県転入超過数ベスト5」
(1000人以下切り捨て)
①「東京都 :3.6万人」
②「神奈川県:1.0万人」
③「大阪府 :0.9万人」
④「千葉県 :0.8万人」
⑤「埼玉県 :0.6万人」
https://www.stat.go.jp/data/idou/2025np/jissu/pdf/2025gaiyou.pdf
(出典:総務省 住民基本台帳移動報告より:3月10日利用)
うーむ、上記を見ると「女性」は「全国各地」から「都市部」を目指していますが、その中でも「①東京都のほぼ一人勝ち(3.6万人増)」ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
例外的な自治体として「③の大阪府の0.9万人増」がありますが、これは「サービス業・インバウンド需要の増加」が理由とされていますよ。
これって少々の「地方都市の町おこし」ぐらいで変えられるものではないとコロちゃんは思いましたよ。
だって上記の「移動報告書」には、「2015年~2025年の東京圏の転入超過数」が記載されていますが、この「11年間の東京圏の転入超過数」は全部が「8~13万人台(男女数)」で経過していますよ。
ちっとも「減る様子」はありません。今度も「東京圏と東京都に若い女性が流入する」のは続くと思われますよね。
「東京圏と東京都」は、全国から「女性」を吸い上げて人口増となっているのですよ。

3.「若い女性は、専門卒と大学卒で東京圏を目指すよ」
それでは、前項の「女性の皆さん」はどのような切っ掛けで「東京圏と東京都」を目指すようになっているのでしょうか。
コロちゃんは、それも調べてみましたよ。こちらは「国土交通省」の「地方における女性活躍」との2019年の資料です。
以下のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「総務省 5歳年齢別男女別 東京圏の転入超過数」より
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001464940.pdf
出典:国土交通省 住民基本台帳移動報告より:3 月10日利用
上記のグラフは、「国土交通省」が発表した「東京圏の5歳別男女別の転入超過数」です。下に一部を書き出しますね。
◎「東京圏の5歳別男女別の転入超過数」
(100人以下切り捨て:2019年)
①「15~19歳」
・「女性:1.2万人」
・「男性:1.3万人」
②「20~24歳」(最多)
・「女性:4.4万人」
・「男性:3.6万人」
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001464940.pdf
(出典:国土交通省 住民基本台帳移動報告より:3 月10日利用)
ふーん、上記を見ると「若い女性」は「高校・大学進学の①15~19歳(1.2万人)」よりも、「専門学校卒と大学卒の②20~24歳(4.4万人)」で「東京圏」に流入していますね。
( ̄へ ̄|||) フーン
これって増えた理由は「就職しかない」ですよね。「若い女性の都市部への流出」は「就職による」と見て間違いはないとコロちゃんは思いましたよ。

4.「若い女性が東京圏に流出する理由は何か?」
前項の「国土交通省」の調査では「若い女性が東京圏を選ぶ理由」を尋ねています。下記でしたよ。
◎「地方から転出する理由」
(小数点以下切り捨て)
①「やりたい仕事、やりがいがある仕事が地方では見つからない」
・「58%」
②「東京圏と比べて年収が少ない」
・「56%」
③「若者が楽しめる場所や施設が少ない」
・「53%」
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001464940.pdf
(出典:国土交通省 住民基本台帳移動報告より:3 月10日利用)
ふむふむ、そりゃそうだよねー。
φ(゚Д゚ )フムフム…
コロちゃんぐらいの年になると、今さら仕事はやりませんけれど、「②年収が少ない(56%)」のは「一番致命的」だと思いますよ。
それに「③の楽しめる場所がない(53%)」は、「若者や女性」には絶対不満でしょうね。

5.「あなたの住んでいる町は、25年後にまだありますか?」
さて、ここまで書いて来てコロちゃんは、もう「地方都市」からの「若い女性の流出」は止めようがないと思いましたよ。
だって「専門学校卒と大学卒」後の「就職」での「都市部への流出」は、今後も毎年続く「構造的要因」ですから、止めようがないでしょう。
もちろん「地方都市」で、「若い女性に魅力的な賃金の高い職業」を提供できるようになれば別ですよ。
しかし、そんな「都市部よりも高い賃金の職業」なんて、おいそれとは創り出すことができないとコロちゃんは思っていますよ。
そうなると「地方都市」に住んでいる方は、自分の住んでいる町が将来「消滅する」かも知れませんよね。
コロちゃんは、ここまで書いて来て、以前に「有識者」がつくる「人口戦略会議」が、「2050年にかけて全国の744の自治体が「消滅する可能性があるという試算」を発表したことを思い出しましたよ。
これは「令和6年・地方自治体『持続可能性』分析レポート」です。
この中では「若年女性人口の減少率が 2020年から2050年までの間に50%以上となる自治体(消滅可能性自治体)は744自治体である」としています。
現在の「日本」の全国の「自治体数は1729(人口戦略会議の分析対象)」です。そうなると「約41%の自治体が消滅可能性自治体」となっていますね。
この「人口戦略会議」の「消滅可能性自治体」の分類は以下になっていましたよ。
この「レポート」による自治体の分類は、以下の通りです。
◎「全国自治体:4分類:総自治体数1729」
(小数点以下切り捨て)
①「消滅可能性型:744自治体」(41%)
(2050年までに若年女性人口が半分以下)
②「ブラックホール型:25自治体」(1%)
(他地域からの人口流入に依存し出生率が低い)
③「自立持続可能性型:65自治体」(3%)
(将来も自治体が持続する可能性大)
④「その他:895自治体」(50%)
(上記分類に該当しないが人口は減少傾向)
https://www.hit-north.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/04/01_report-1.pdf
(出典:人口戦略会議 令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポートより:3月10日利用)
ふむふむ、上記の分類を見ると「➀消滅可能性型:744自治体(41%)」と「➃その他(人口は減少):895自治体(50%)」を合わせると「1639自治体」で、全体の「9割以上」じゃないですか。
(σロ-ロ)✧ふむふむ
ここでちょっと「コロちゃんの住んでいる町の2050年の姿」を、この「分析レポート」から探してみましたよ。以下でしたよ。
◎「○○○○○○市」
①「2020年の姿」
・「 総人口 :9.2万人」
・「若年女性人口:9300人」
②「2050年の姿」
・「 総人口 :7.2万人」
(2.0万人減)
・「若年女性人口:6200人」
(3100人減:減少率33%)
https://www.hit-north.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/04/01_report-1.pdf
(出典:人口戦略会議 令和6年・地方自治体「持続可能性」分析レポートより:3月10日利用)
ふーん、コロちゃんの住む市では「若い女性」なんか、最近見ていないからもう居ないのかと思っていたけど、それでも9300人(2020年時点)も居るんですね。
( ̄へ ̄|||) フーン
しかし、今から25年後の2050年には「総人口」が2万人も減少し、「若い女性人口」も3100人(33%)も減っちゃうのね。ダメじゃん!
(乂`д´)ダメダメッ!
この「分析レポート」には、「全国の自治体の推計」が記載されていますから、皆さんもご自分がお住まいになっている町の「24年後の姿」を見ることができますよ。
https://www.hit-north.or.jp/cms/wp-content/uploads/2024/04/01_report-1.pdf

6.「30年間も所得が上がらないから、臨界点を越えたよ」
ここでちょっと、コロちゃんの考え方を書いておきますね。
コロちゃんは、「若い女性」が「全国から都市部」を目指すようになった理由は「複合的」だと思いますよ。
まず「男性よりも低い所得」がありますよね。それ以外にも「保守的な文化」の「女性の地位の低さ」や「生活環境の利便性」や「都市部へのあこがれ」などもあるとは思うのですよね。
しかし、コロちゃんは「最大の原因」は「失われた30年で所得が上がらない日々が続いたこと」にあるのではないかと思うのですよね。
だって「全国の地方都市の均衡ある発展の姿」だって実現した可能性はなかったわけではないですよね。
「大都市」では「いろいろな店がある利便性」や「男女が地方よりは平等な環境」がありますが、その代わりに「居住環境」は値段は高いし悪いですよね。
コロちゃんは、「1970年代の田中角栄元総理」の「日本列島改造論」の時代を知っていますから、「日本全国」を「都市部に負けないような環境の場所にする」と意気込んでいたことを思い出しますよ。
かつて「1969年」には、「新全総(新全国総合開発計画)」が政策展開されています。
その中で、「高度経済成長期」に深刻化した「過密・過疎の解消を」目指し、「新幹線・高速道路・データ通信などの基盤」を全国に展開することを唱えたのですよね。
それが今「過密の解消」どころか「過疎一色」となってしまいました。どこで「日本」は間違ってしまったのでしょう。
コロちゃんは、その一番大きな理由に「30年間続いた所得の低下」をあげますよ。
毎年「給料」が上がり続けていれば、たとえ少々「出費」が増えても、不満はさほど大きくなりません。
しかし、1990年代以降の日本は、その逆に「平均所得」が下がり続けてきたのですよね。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「厚生労働省 1世帯当たり平均所得金額の年次推移」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa24/dl/03.pdf
出典:厚生労働省 2024年国民生活基礎調査の概況より:3月10日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した1985~2023年の「各種世帯の1世帯当たり平均所得金額の推移」です。
真ん中の線グラフが「全世帯」です。グラフに添付された「データ」がありますので、下に書き出しますね。
◎「全世帯の平均所得金額の推移」
①「1985年:493.3万円」
②「1994年:664.2万円」(最多)
③「2023年:596.0万円」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa24/dl/03.pdf
(出典:厚生労働省 2024年国民生活基礎調査の概況より:3月10日利用)
あー、上記を見るとずいぶん減っていますよ。
( ¯ O¯)アー
「①の1985年の493万円」から「②の1994年の664万円」では、「10年間で171万円」も増えていますよね。
しかし、その後の「②の1994年の664万円」から「③の2023年の596万円」では、「30年間で68万円」も減ってしまっています。
この数字は「平均」ですから、「女性の所得の減少」の方が大きかったかも知れませんよね。
コロちゃんは、このような「所得の減少」が「社会の臨界点を越えた」と思っているのです。
そして、その「影響」は一番下の「社会的に不利な立場に置かれやすい女性」に集中して、その後の「行動の変化」として現れたと見ていますよ。
ですから「地方都市」からの「若い女性の流出」を防ぐためには、少なくとも「男性と同レベルの給料と環境」を準備すれば良いと思いますが、それは難しいだろうとコロちゃんは考えていますよ。

7.「コロちゃんと中綴じ本のアルバイト」
今日は、「若い女性が逃げる地方都市に未来はあるのか?」をテーマに考察してみましたよ。
コロちゃんは、このままでは「地方都市」はゆっくりと衰退する道しか見えてきませんよ。残念ですけれどね。
さて今日の「コロちゃん話」は、コロちゃんが上京した直後の「アルバイト」の「中綴じ本の製本作業のアルバイト」を書いてみますね。
コロちゃんが、東京都に上京したのは「1970年代の初頭」になります。その頃には「町」のいたるところに「小さな町工場」がまだあったのです。
そのうちの一つに「本を中綴じする小さな工場」がありました。今では「雑誌などの製本」は「大工場で大型の自動機械」で行なっていますよね。
しかし、今から50年以上前には「小さな町工場」で「職人さん」が「手作業」を必要とする「中綴じする機械」で作成していたのです。
コロちゃんが、「バイト先」にした「町工場」は「中綴じする機械」が6台ほど置いてある小さな工場でしたよ。
この「中綴じする機械」には「1台に1人の職人さん」が座っていました。
そして、「雑誌や本」のページを1枚1枚開いて正面の機械のアームに乗せると、そのまま足でペダルを踏むと「ガチャン」と音がしてページが「中綴じ糸」に編み込まれるというものでした。
そして、次に上がってきたアームに、再びページを乗せる作業の繰り返しとなります。この時代では、「雑誌や本の作成」は「職人の熟練」で成り立っていたのです。
アルバイトの青年コロちゃんは、その「職人さん」の手元に「次の雑誌のページの山」を届けて、その機械から「中綴じが終わった本」を、所定の場所に移動する作業を指示されましたね。
このアルバイトには、コロちゃん以外にも「男性の学生が1人」と「若い女性が2人」がいましたよ。
しかし、丸1日同じ作業をしていても「アルバイト料」は、「男性が日給1500円、女性が日給1250円」との差がありました。
当時のコロちゃんは、こんなところにも「男女の差がある」ことにちょっと驚きましたよね。だって、「やっている作業」は1日中まるで同じなのですよ。
そして、ここの「職人さん」たちなのですが「50代の男性一人」と「社長のおじいちゃん」と「おばさん2人」が働いていましたね。
コロちゃんは、しばらく通っている内にそれぞれの「個性」を知ったのですよね。
まず「社長のおじいちゃん」は、「昼飯」に「チーズの大きな塊」を「弁当箱」に入れて来て、「おれの朝・昼のメシはこのチーズだけなんだ」と威張っていたのです。
コロちゃんには、これのどこが「自慢」なのかちっともわかりませんでしたよ。たぶん「おじいちゃん」は「ハイカラ」との意識があったのでしょう。
もう一人の「50代のおっさん」は、「競馬が大好き」でいつも「中綴じ機械」で作業しながら競馬中継を聞いていましたね。
そして「最近は競馬で勝ちっ放しだけど、最初の3年間はずいぶん授業料を払ったよ」と、これも豪語しているおっさんでした。
青年コロちゃんは、下を向きながら「ホントかよ?」とつぶやきながら、「世の中にはいろんな大人がいるなー」と初めて知りましたね。
そして「2人のおばさん」ですが、この方たちは「実に器用」だったのですよね。
何しろ「本の中綴じ機械」を操作しながら、隣に置いた「本のページ」を次々と機械に差し込みながら、何と膝に置いた「女性週刊誌」を読んでいたのですよ。
当然その「目線」は、「女性週刊誌」に向いていますから、手元の「本のページ」をアームに差し込む作業は一切見ないで作業していましたよ。
これにはコロちゃんも「人間は熟練すると何でもできるものだ」と驚きましたね。
ああ、今日は「若い女性の仕事の話」でしたね。
この「アルバイト」でも、上記で書いたように男性のコロちゃんと女性のアルバイトでは「1500円と1250円の格差」がありました。
その「男女の格差」は、上記の「職人さん」でも同じで「かなりの違いがあった」と聞いていましたね。
さすがに「いくらか」までは教えてもらえませんでしたが、当時の青年コロちゃんは「同じ仕事を同じようにしている」のに、なぜ「賃金に違いがあるのか」は、まったく理解できませんでしたね。
それでコロちゃんは、ここの「社長のやり方にちょっと不満を感じていた」のでしょうね。
コロちゃんは、「同じく働いていた学生アルバイト」との雑談で、「社長が昼飯にチーズを食べているのをへんな親父だな」と話していたら、それをどこかで聞きつけたみたいでした。
その後コロちゃんは、その「社長」から「もうこなくていいよ」とクビとなっていますよ。
コロちゃんが、まだ「東京に上京した直後」ぐらいの時代の話でしたよ。青年コロちゃんの「中綴じ本の町工場のアルバイト」でしたよ。
この「町工場」では、いつも「印刷インクの匂い」でいっぱいでしたね。
コロちゃんは、その後もしばらくの間は「新刊本」を買って「印刷インク」の匂いを嗅ぐと、この「町工場」のことが頭に浮かびましたよ。
コロちゃんも若かったなー。また「前途は洋々としていると信じて疑わなかった時代の話」でしたよ。
(・_・;).。oO
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。









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