【社会考】「介護保険の危機」は増税で突破しよう

社会
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

おはようございます。昨日のコロちゃんは、いつも通っている「床屋さん」に行って「髪の毛」をサッパリ切ってもらってきましたよ。

コロちゃんは、この「床屋さん」に「2ヶ月に1回」のペースで通っているのですよね。

コロちゃんが現役時代は、「毎月1回」通っていたこともあったのですが、もう「70代のおじいちゃん」となってしまっては、そこまで「外見」に気を配ることもなくなりましたよ。

この「床屋さん」では、「カット+シャンプー+顔剃り」で「2300円」とお安くなっていますね。

昨日は、朝一番でコロちゃんが訪ねると、「社長さん」がカットしてくれましたよ。

ここの床屋さんでは、あと「50代の男性と40代ぐらいの女性」の3人の「理容師さん」がいるのですが、昨日は「50代の男性」が遅刻とかで出社が遅れていました。

そこでコロちゃんの頭をカットしていた「社長さん」が、「50歳にもなって遅刻とは、何とも困っちゃいますよ」とこぼしていましたよ。

この「50代の理容師さん」は、以前コロちゃんの頭のカットをしてくれたこともありますので、年齢が「1971年生まれの団塊ジュニア世代」だと聞いて知っているのですよね。

「1971年生まれ」というと、今年で「55歳」になりますよね。しかし「見た目」はどう見ても「40代」でしたよ。

「社長さん」は、「彼は独身だから、たぶん深夜までYouTubeを見ていたんでしょう」と嘆いていましたね。

ふーん、最近の若い者(50代ですけど)は、「深夜までYouTubeを見ていたりするのか?」とビックリしたコロちゃんでしたよ。
( ̄へ ̄|||) フーン

「YouTube」って、アメリカで「2005年に誕生」したんですよね。日本では「2007年からサービス開始」でしたから、まだ「20年」経っていないのですよね。

それに「50代の壮年」が深夜まで夢中になっているとは、ちょっと驚いたコロちゃんでしたよ。コロちゃんは、まったく「YouTube」を見ませんからね。

そんな「YouTubeに夢中の50代に驚いたコロちゃん」が、今日は「介護保険の危機は増税で突破しよう」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「介護保険に増税の勧めがでているよと、日本は増税はダメな国なのかな?」

☆「法人税は下がり過ぎているよねと、全部出せとは言わないよ、ちょっとだけでいいもんね」

☆「相続税もちょっとだけ増やしてもらいましょうねと、増税ができる国に変わって欲しいよね」

☆「コロちゃんと母の最後の日々」

1.「介護保険に増税の勧めがでているよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「苦境の介護保険/公費負担を6割に引き上げよ」との見出しが目に入りましたよ。

コロちゃんは、自分自身が既にこの「訪問介護サービス」を受ける高齢者となっていますから、マジに真剣になってこの「論考」を読んでみました。

これは「日経新聞」の「経済教室」の「結城康博淑徳大学教授」の「論考」ですよね。まず「結城教授」は、「介護保険制度の現状」を以下のように書いていますね。

◎「介護保険制度の現状」

〇「介護保険制度の総費用の推移」
 ・「2000年度: 3.6兆円」
 ・「2025年度:14.3兆円」
 ・「2040年度:27.6兆円」(見込み)

うーむ、この「介護保険制度」って、今から25年前の「2000年度」から始まったんですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

コロちゃんは、その時に「40代後半※」でしたから、いきなり「給料から天引き」が始まって「なんだこれは?」と思った記憶がありますよ。

(※介護保険料は40歳から徴収が始まります)

上記のように、「介護保険制度」が始まった頃は「総費用が3.6兆円」でしたが、「現在は14.3兆円」と「4倍」に膨れ上がっているというのですよね。

それが、15年後の「2040年度には27.6兆円」と「現在より13兆円以上も増える」そうですよ。

これって、「単純計算」では「14年で13兆円増える」って、「年1兆円近く増える」ってことですよね。

これを「節約」や「利用者の負担増」で埋めるって、ちょっと無理じゃないかとコロちゃんは思いましたよ。

①「介護保険の総費用が増える理由は、要介護者の増加だよ」

上記で「介護保険の総費用が増えること」を見てきましたが、この「理由」は単純ですよ。「要介護者」が増えているのですよね。

「理由が単純」だけに「費用が増えるのを抑えるのは難しい」のですよね。ちょっと「要介護者の推移」を見ておきましょうね。下記でしたよ。

◎「要介護者数の推移」
(1000人以下切り捨て)

①「2000年度:256万人」(制度発足)
②「2010年度:506万人」
③「2020年度:681万人」
④「2021年度:689万人」
⑤「2022年度:694万人」
⑥「2024年度:723万人」

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/001099975.pdf
(①~③は厚生労働省 介護分野の最近の動向についてより:2月2日利用)https://www.jili.or.jp/lifeplan/lifesecurity/1119.html
(④~⑥は生命保険文化センター 介護分野の最近の動向についてより:2月2日利用)

うーん、この「介護保険制度」が発足した「①2000年度の256万人」から、25年後の「⑥2024年度には723万人」と「約3倍」に増えていますね。
(´ヘ`;) ウーン

コロちゃんだって現在「要支援1の認定」を受けていますから、「認定患者を減らす」となると困っちゃいますよね。

②「介護職員数は、2023年度に減少に転じたよ」

上記のように「介護認定者数は増えている」にもかかわらず、「介護職員数は減っている」と「結城教授」は指摘しているのですよね。

そこでコロちゃんは、ちょっと「介護職員数の推移」を調べてみましたよ。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「厚生労働省 介護職員数の推移」より

https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/001615603.pdf
出典:厚生労働省  介護職員数の推移について:2月2日利用

上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した「2000~2024年度」の「介護職員数の推移」です。一部を下に書き出しますね。

◎「介護職員数の推移」
 (1000人以下切り捨て)

①「2000年度: 54万人」(制度発足)
②「2010年度:142万人」
③「2020年度:211万人」
④「2021年度:214万人」
⑤「2022年度:215万人」(最多)
⑥「2023年度:212万人」(減少)
⑦「2024年度:212万人」

https://www.mhlw.go.jp/content/12004000/001615603.pdf
(出典:厚生労働省  介護職員数の推移について:2月2日利用)

ふーん、「介護職員数」は「⑤2022年度に215万人」でピークとなり、翌年の「⑥の2023年度には212万人」と減少に転じているのですね。
( ̄へ ̄|||) フーン

それじゃあ、「要介護者が増えている」にもかかわらず「介護職員数」が減っているんじゃ、「介護の現場」は大変だろうなー。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

③「介護職員の給与引き上げには、年1.5~2兆円が必要だよ」

更に「結城教授」は、「介護職員の給与を全産業平均と比べると、介護職員が月額8.8万円も低い」と指摘しています。

この「賃金の低さ」もあって、「要介護者は年々増えている」にもかかわらず、「介護職員数」は「23年度に初めて減少に転じた」と書いていますよ。

その上で「筆者の試算では、少なくとも年間で最低1.5兆~2兆円の財源を投入しないと、全産業平均と同じレベルにはならない」というのですよね。

これって、「小手先の利用削減」や「少々の保険料の引き上げ」ぐらいでは、とても無理な金額じゃないかとコロちゃんは感じましたよ。

そして、かなり厳しい見方を書いていますよ。下記でしたよ。

「もはや多くの地域で『介護制度はあってもサービスなし』といった状況が生じ、保険料が掛け捨てのようになりつつある」by結城教授

いやー、「40歳」から介護保険料を負担して来たのに、「65歳」になってからいざ「介護保険」を利用しようとしたら「ダメでした」になったら、これって「詐欺」になるんじゃないの?
(੭ ‾᷄ᗣ‾᷅ )੭⁾⁾イヤー

④「公費負担の財源は、法人税と相続税の増税を提案しているよ」

上記の「介護保険の現状」を見た上で、「結城教授」はその「現実的な解決策」もちゃんと「提案」していますよ。

まず「無理な解決策」を先に書いていますね。下記でしたよ。

◎「無理な解決策:保険料の値上げ」

①「第1号被保険者(65歳以上)の負担増」
・「65歳以上の家計は物価高で苦しい」

②「第2号被保険者(40~64歳)の負担増」
 ・「現役世代の負担増も物価高で苦しい」

ふむふむ、確かにコロちゃんのような「65歳以上の高齢者の家計」も「現役世代の家計」も「物価高」で、これ以上の「保険料負担の増加」はちょっと耐え難いですよね。
φ(゚Д゚ )フムフム…

そうなると、「残された解決策」は限られてきますよ。だって「介護保険制度」は、「①保険料負担・②利用者負担・③税金投入」の3つで構成されているのですからね。

「結城教授」の提案する「解決策」は以下でしたよ。

◎「残された解決策」

❶「介護保険財政の公費負担の5割から6割への引き上げ」

❷「財源は以下の2つ」
 ・「法人税の引き上げ」
 ・「相続税の引き上げ」

この上記の「財源」について、以下のように「理論武装」をしていますね。

まずは「法人税の引き上げ」ですが、「ビジネスケアラー対策が進めば企業が恩恵を享受する」としています。

なるほど、「介護離職」や「介護で休職」などが減れば、確かに「企業は恩恵を受ける立場」ですよね。だから「相応の負担をしてね」というわけですよね。
ナルホドφ(-Ò。Ó-”)メモメモ

そして「相続税の引き上げ」については、「世代内の再配分」としていますね。

これは「現役世代」に「負担をしてもらう」のではなく、「同じ高齢世代」の豊かな層から「助けてもらう」というやり方ですよね。

コロちゃんは、「同じ世代から助けてもらう」のは喜んで受け入れますよ。

「富裕層の高齢者」は、「日本の社会の経済発展の中で資産を形成してきた」のですから、亡くなった後には「日本に少し恩返しをしていただく」のは「理にかなっている」と思いますね。

さて、現在「行き詰まりつつある介護保険制度の改革案」ですが、この「結城教授の論考」は「一つの明るい視点」を与えてくれていると思いましたね。

なかなか「説得力がある」とコロちゃんは思いましたよ。

なお、この「日経新聞」の「経済教室」の「苦境の介護保険/公費負担を6割に引き上げよ」の見出しの「結城教授」の「論考」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

苦境の介護保険制度(中) 公費負担6割に引き上げを 結城康博・淑徳大学教授 - 日本経済新聞
2027年度に実施予定の介護保険制度の改正に向け、社会保障審議会(厚生労働相の諮問機関)の介護保険部会が25年12月に改革案をまとめた。同制度には所得が一定以上の人にサービス利用料の2割の自己負担を求める仕組みがあるが、9割超の人は1割負担である。25年内の結論を目指して2割負担の対象拡充が検討されてきたが、先送りされ...

2.「日本は増税はダメな国なのかな?」

上記で「結城教授」は「法人税と相続税の増税」で「介護保険制度」の公費負担を、現状の「5割から6割」に上げることを提案していますが、これはそう簡単にはできないと思うのですよね。

コロちゃんは、もう「70歳のおじいちゃん」ですから「過去の増税の時の社会の反応」を見てきています。

ちょっと振り返って見てみますね。コロちゃんが記憶している「増税の歴史」は以下でしたよ。

◎「過去の増税の歴史」

①「1989年:竹下内閣で3%の消費税が導入」
 ・「この後の宇野内閣の参院選で自民党が惨敗」

②「1997年:橋本内閣で5%に消費税を引き上げ」
 ・「1998年の参院選で大敗、橋本総理退陣」

③「2012年:野田内閣で消費税引き上げ法案を成立」
・「直後の衆院選で大敗し、野田総理退陣」

④「2014年:安倍内閣で8%に消費税を引き上げ」

⑤「2019年:安倍内閣で消費税を10%に引き上げ」

ざっと、上記を見ると「①~③は全部増税後の選挙」で政権が敗北していますね。

その後の「④⑤の安倍政権」では「選挙で勝利」していますが、「⑤の消費税10%」は「2回」も延期した後での「増税」ですから、ちょっと事情が違っていますね。

コロちゃんは、このような「日本は増税を嫌う社会意識が広くある」ことを思うと、今回の総選挙でも「誰も増税を主張しない」ことに不満を持っていますよ。

そうなんですよね、コロちゃんは「増税論者」なのですよ。もっとガンガン「増税」して、広く「困っている人たちを助けるべきだ」と考えていますよ。

3.「法人税は下がり過ぎているよね」

冒頭の「結城教授」は、「介護保険制度」が安定すれば、「ビジネスケアラ―対策が進めば企業が恩恵を享受する」として、「法人税増税の根拠」を書いていました。

ここでちょっと「過去の法人税の推移」を見ておきましょうね。

皆さん、「法人税の歴史」で「一番税率が低かった時代」はいつだと思われますか?
σ( ̄^ ̄)はて?

実は、現在の「法人税率の23.2%」が「戦後最低」なのですよ。なんと「戦後最低」ですよ。コロちゃんは、そろそろ「上げてもいいよね」と思っていますよ。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「財務省 法人税率の推移」より


https://www.cao.go.jp/zei-cho/content/6ebpm2kai1.pdf
出典:財務省 説明資料 近年の法人税改革の振り返りより:2月2日利用

上記グラフの赤色のラインが、「財務省」が発表している「1979年~2024」までの46年間の「法人税率の推移」です。

「黄色の棒グラフ」や「紺色のライン」は見なくて結構です。「赤ライン」だけにご注目ください。下に書き出しますね。

◎「法人税率の推移」(少数点以下切り捨て)

①「1979年:40%」
②「1985年:43%」(最大)
③「1990年:37%」
④「2000年:30%」
⑤「2010年:30%」
⑥「2020年:23%」(最低)
⑦「2024年:23%」(現在はココ)

https://www.cao.go.jp/zei-cho/content/6ebpm2kai1.pdf
(出典:財務省 説明資料 近年の法人税改革の振り返りより:2月2日利用)

ふーん、戦後の「法人税」って下がり続けたのが日本の歴史なのですね。
( ̄へ ̄|||) フーン

最大税率だったのは40年前の「②1985年の43%」ですね。この時代は「一億総中流社会」の良い時代でしたよ。

それが「23%台」まで下がったのは「2015年:23%」からです。ちょうど「アベノミクス(2013~2020年)の時代」でしたね。

この時代には、アベノミクスで「企業が利益を上げればトリクルダウン」が起こり、その後に「社会の隅々まで恩恵が落ちてくる」と言われていたのです。

しかし、それは現実にはまったく起こりませんでしたね。

その後の「法人税」は、段階的に下がり続けて「2018年には23.2%」となり、それが現在まで続いています。

そして、現在の「大企業」は、史上最大の「内部留保金」を抱えていますよ。次に「企業の内部留保金」をちょっと見ておきましょう。

4.「全部出せとは言わないよ、ちょっとだけでいいもんね」

さて、上記で「今の法人税が23%」と、過去で一番高かった「1985年の43%」から、「20ポイント」も低いことを見てきました。

ここからちょっとだけ「法人税を上げてもらおう」というのが、冒頭の「結城教授のプラン」です。コロちゃんも支持しますよ。

もちろん「カラの財布から出せ」なんてことは言いませんよ。今の「企業」は「たんまりと内部留保金」を持っているのですよね。下記でしたよ。

◎「利益剰余金の推移(内部留保金)」(1000億円以下切り捨て:カッコ内は前年比)

➀「2020年:483兆円」
②「2021年:516兆円」(33兆円増)
③「2022年:554兆円」(38兆円増)
④「2023年:600兆円」(46兆円増)
⑤「2024年:637兆円」(37兆円増)

https://www.mof.go.jp/pri/reference/ssc/results/r6.pdf
(出典:財務省 年次別法人企業統計調査(令和6年度)結果の概要より:2月2日利用)

うーむ、儲かっていますね。コロナ禍の「➀2020年483兆円」以後に年々「33~46兆円規模」で増やしていますよ。
(´ヘ`;)ウーム…

コロちゃんは「企業は儲けてよい」と思っていますよ。ただ「儲かった」ら、ちょっとだけ「法人税で国に納めて欲しい」と考えているのですよね。

確か「2024年度の法人税収」は「17.9兆円」でしたね。

これが「法人税23%」の税収なのですから、もし「20ポイント」上げて「法人税を1985年当時の43%」に戻せば「単純計算では15兆円の税収増※」となりますよ。

(※租税回避や企業行動の変化が起こるため、現実の増収額は減るかも?)

冒頭の「結城教授」は、「現在の介護保険の総費用」が、「2025年度の14.3兆円」から「2040年度には27.6兆円」と、「13兆円も増える」と懸念していましたよね。

だけど「法人税」を「20%上げるだけ(15兆円の増収※)」で、その「増加分は十分に手当てできる」とコロちゃんは思いましたよ。

(※租税回避や企業行動の変化が起こるため15兆円増は確実ではありません)

それではさすがに「企業」が困るというのならば、仕方ないですよね。大負けに負けて「半分の10%増」ではどうですか。このぐらいで勘弁してあげましょう。

そうすると「法人税は現在の23%+10%=33%」となって、税収は「25兆円」と「現在よりは11兆円増※」となりますよね。

(※租税回避や企業行動の変化が起きない場合です)

これだと「介護保険の2040年度」の「13兆円増」には少し足りませんから、それは次の「相続税増税」でまかないましょう。

5.「相続税もちょっとだけ増やしてもらいましょうね」

さて、上記ではコロちゃんが勝手に「法人税増税」と好き勝手な事を書いていましたが、まだちょっと「介護保険の今後の増加」には足りないようですよね。

そこで残りは、「結城教授」が書いていたもう1つの解決策の「相続税増税」を見てみましょう。「相続税」には、「基礎控除」とそれを差し引いた相続財産にかかる「税率」があります。

ここでは、後者の「税率」の中の「最高税率の推移」を見てみましょう。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「財務省 最近における相続税の税率構造の推移」より

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/property/e03.htm
出典:財務省 相続税の税率構造に関する資料より:2月2日利用

上記のグラフは、「財務省」が発表した「最近における相続税の税率構造の推移」です。

上のラインから、下のラインに下がるほど「最高税率は低下」しています。下に書き出しますね。

◎「税率構造の推移」
 (最高税率が高い順)

①「黒色ライン:  1998年度以前」
②「緑色ライン: 1988~1991年度」
③「青色ライン: 1992~1993年度」
④「茶色ライン: 2015年度~現在」
⑤「赤色ライン: 2003~2014年度」

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/property/e03.htm
(出典:財務省 相続税の税率構造に関する資料より:2月2日利用)

へー、面白いですよね。
( ¯ㅿ¯)へー

上記を見てちょっと気が付きにくいのですが、「①~⑤」をよく見ると「④の 茶色ラインの2015年度~現在」と「⑤の赤色ライン: 2003~2014年度」が逆になっているのですよね。

つまり「相続税の改正」は、「①1998年以前からの2014年度」までは「税率を下げ続けた」のですが、その後の「④の2015年度改正」では逆に「税率を上げる」に転換していたのです。

読んでもわかるように、下に「最高税率の推移」を数字で書き出しますね。以下ですよ。

◎「最高税率の推移」

①「1988年度以前   :5億円超:75%」
②「1988~1991年度 : 5億円超:70%」
③「1992~1993年度:10億円超:70%」
④「1994~2002年度:20億円超:70%」
⑤「2003~2014年度: 3億円超:50%」
⑥「2015~現在   : 6億円超 :55%」ココから転換

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/property/e02.htm
(出典:財務省 相続税の改正に関する資料より:2月2日利用)

ふーむ、「①1988年度以前の5億円超の75%」が、「最高税率」が一番高かった時代だったのですね。
( ̄へ ̄|||) フーム

それが少しずつ下げられてきましたが、「⑤の2003~2014年度に3億円超が50%」と、一番「富裕層に優しい相続税率」にまで下がりましたね。

そう言えば、この「2000年代初頭」は「新自由主義」が全盛の時代でしたよ。この頃は「財産を築いたのは個人の能力の賜物だ」との社会意識が広がっていましたね。

その後の、「⑥2015年度~現在の 6億円超:55%」は、ハッキリと「相続税強化」に転換していますね。

ふーむ、この「2015年度」が「相続税を下げ続けた時代」と「再び上げるようになった時代」の転換点ですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム

だけどコロちゃんは、いっそのこと最初の「①1988年度以前の5億円超が75%」の「最高税率」に戻しても良いと思いますよ。

そして「介護保険の危機」を救ってもらいましょうよ。何と言っても「日本の富裕層」の方たちには、もっと「日本の国」に貢献してもらいたいですからね。

6.「増税ができる国に変わって欲しいよね」

ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。

冒頭で「介護保険制度の総費用」が、現在「2025年度の14.3兆円」から15年後の「2040年度には27.6兆円」と「現在より13兆円以上も増える」となっていましたよね。

これだけの「巨額の費用」の財源を考える時には、現在の「税金の規模」をみておかなくてはならないと思うのですよね。下記ですよ。

◎「2025年度予算の主要な項目」
 (1000億円以下切り捨て:小数点以下切り捨て)

①「消費税  :24兆円(21%)」
②「所得税  :22兆円(19%)」
③「法人税  :19兆円(16%)」
④「その他税収:11兆円(9%)」

https://www.mof.go.jp/policy/budget/fiscal_condition/related_data/202504_kanryaku.pdf
(出典:財務省 これからの日本のための財政を考えるより:2月2日利用)

上記は、「財務省」が発表した「2025年度予算」の「主要な項目」なのですが、「①の消費税と②の所得税と③の法人税」で「6割近く」を占めているのですよね。

つまり「この3つの税」のどれかを増税しない限り、「介護保険の総費用」の「兆円単位の財源」は生まれてこないと思うのですよね。

そうなると現在総選挙で「消費税減税」を、すべての政党が口にしている現状では、とても「消費税の増税」などは持ち出せませんよね。

更に「所得税増税」も、おそらく無理でしょうね。そうなると、残るのは「法人税増税」ぐらいしかないのではないでしょうか。

だからコロちゃんは、今後は「法人税増税」を率先して実施して、その後は「国民全員が負担をしましょう」という機運が醸成されることを期待しますよ。

何と言っても、もう「介護保険制度」は「国民の老後に欠かせないもの」となっていますからね。

冒頭で「結城教授」は、「もはや多くの地域で『介護制度はあってもサービスなし』といった状況が生じ、保険料が掛け捨てのようになりつつある」とありましたよね。

こんな「介護保険料が掛け捨てになる」のだけは避けていただきたいと、コロちゃんは考えていますよ。

7.「コロちゃんと母の最後の日々」

今日は、「介護保険の危機は増税で突破しよう」をテーマに考察してみました。ちょっと書きすぎたかなとも思いましたが、「危機対応」ですのでこのぐらいはお許しくださいね。

今日の「最後のコロちゃん話」は、コロちゃんの「母上様」が「介護保険」を利用した時の話を書いてみますね。

コロちゃんの「母上様」が、「介護保険」を利用したのは、もう「10年以上前」のことでしたよ。

コロちゃんの住むところから、車で10分の所に住んでいた「母上様」がいきなり「腰が痛い」と言い出したのですよね。もう「80歳」を過ぎたころでしたよ。

そこで近隣の「病院」を受診したところ、「腰椎の圧迫骨折」で「手術」が必要だと言われたのですよね。

それまでの「母上様」は、大きな病気はしたことがなく、姉妹と国内旅行にしょっちゅう出かける「行動的な高齢者」でしたね。

そんな「母上様」が、「入院・手術」で腰椎にステントを入れると聞き、コロちゃんと姉は、あわてて駆けつけましたよ。

その後は、退院後の「リハビリ病院」への転院や、その後の「老健施設への入居」、「介護保険」への申請なども、全部コロちゃんが手配することになりました。

コロちゃんは、その時まで「介護保険」については何も知りませんでしたから、一から全部それぞれの「担当者」に教えてもらいましたよ。

しかし、ハッキリ言って「手続きの事務作業が煩雑」でしたね。

当時のコロちゃんは、まだ「50代の現役」でしたから何とか対応できましたが、これが「リタイア年代」が自分で行なうにはちょっと厳しいと感じていましたよ。

その後、一旦自宅へ戻ることができた「母上様」は、「訪問介護ヘルパー」を受け入れることになりました。

この「訪問介護ヘルパー」は、「母上様」の年代では「受け入れに抵抗がある方」が多いのですよね。「自宅に他人を入れたくない」と考える高齢者が多いのですよね。

コロちゃんが心配したのは、その点でしたが「案ずるよりも産むが易し」で、「良い人が助けに来てくれた」と「母上様が喜んでいた」のが嬉しかったですよね。

ところが、その後は「母上様」が「多発性骨髄腫」となり、「大学病院での治療」を受けることになり「抗がん剤治療」を受ける中で、もう「一人住まい」はできなくなってしまいましたよ。

そして「療養型医療施設」に入ることになり、そこで「最後の日々」を過ごすことになりましたね。

その経過の全てをコロちゃんと姉が、全部整えて進めてきましたが、その間にも「もっとできることないか」と自問自答するコロちゃんでしたよ。

コロちゃんと姉は、「母子家庭」で「母上様」に育てられてきたのですよね。これって「やはり重い」のですよね。

「母上様」は、終戦時に17歳だったと思われますよね。一番楽しい青春時代を「戦争」に奪われ、戦後「結婚生活」も厳しいものとなり、2人の子どもを抱えて苦しんだことも多かったと思われます。

その「母上様」の人生を思うと、コロちゃんは「親不孝だった」という思いが、今でも頭に浮かびますよね。

せめて「母上様」の「老後と終末期」の世話を、「姉と2人」で精いっぱいしてきたことはコロちゃんの慰めとなっていますよ。

おっと、今日の「コロちゃん話」は、ちょっと「おじいちゃんの懺悔」になってしまいましたね。聞き苦しかったら、サラッと読み流していただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです
PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました