【経済考】「経済学者と世論の違い」を見てみよう

経済

おはようございます。今朝コロちゃんがワンコの散歩にでますと・・・寒い‼
(((﹡•﹏•﹡)))ブルブル

何と「摂氏3℃」ですよ。コロちゃんは「手袋」をして歩いているのに、それでも「指先の感覚」がなくなってきましたよ。

時間は「午前5時30分」でしたよ。もちろん、周囲は真っ暗ですよ。まだ「日の出」まで1時間以上はありますよね。

コロちゃんは、「朝の散歩」は決してイヤなわけではありませんが、ここまで「気温が低い」とちょっと出るのが億劫になりますよね。

コロちゃんの経験では、「摂氏2℃」にまで下がると「風が強い」と、ワンコの「足洗い桶の水」が凍り始めるのですよ。

今朝はまだ「凍って」いませんでしたね。

「天気の3ヶ月予報」では「今年は平年並み」と予報していますが、ここのところ「暖冬が続いていた」ので「冷え込みがきつく感じる」とも言われていますよ。

コロちゃんは、ワンコ散歩のときには「首をすくめて」なるべく「寒さ」に触れないようにして歩いて来ようと、意気地のない事を考えていますね。

だって、どんなに寒くとも雪が降ろうとも「ワンコ散歩」は止められませんからね。今朝はそんなことを考えていたコロちゃんでしたよ。

そんな「寒さに首をすくめたコロちゃん」が、今日は「経済学者と世論の違いを見てみよう」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「経済学者50人に経済政策の評価を聞いたよと、世論は歓迎したけれど、経済学者が反対した政策はこれだったよ」

☆「コロちゃんは、電気・ガス代補助と消費税減税に反対ですよと、経済学者が正しいとは限らないよ」

☆「過去の経済学者は失敗ばかりしていたよと、積極財政は20年以上前失敗した政策だよ」

☆「コロちゃんと秋の渓谷の散策」

1.「経済学者50人に経済政策の評価を聞いたよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「経済学者調査『エコノミクスパネル』1年」との見出しが目に入りました。

この「エコノミクスパネル」とは、この1年間に「日経新聞」が「経済学者50人に様々な経済政策の評価」を聞いて、その都度に「記事」にしていたのですよ。

コロちゃんも、その都度に「興味深く」読んでいましたから、今回の「エコノミクスパネルの集大成」もジックリと読んでみましたよ。

そうしましたら、この記事では「経済学者のアンケート調査結果」と「世論」との違いを比較しているのですよ。

なるほど、「経済学者の見解」と「一般世論」とは、当然「政策の評価」は違っているでしょうね。それでは、次にその違いが大きい「政策」とはどんなものだったのかを、見てみましょうね

なお、この「日経新聞」の「経済学者調査『エコノミクスパネル』1年」の記事をお読みになりたい方は、下記のクリックをお願いします。

物価高や外国人政策…「エコノミクスパネル」経済学者はこう見た - 日本経済新聞
日本経済新聞社と日本経済研究センターによる経済学者向け調査「エコノミクスパネル」が始まって1年が過ぎた。約50人の学者に財政・金融政策やトランプ関税、高校無償化などについて政策の影響や是非を聞いた。与野党で物価高に対する経済政策のあり方が問われた時期だったが、学者には財政拡張に慎重な見方が目立った。調査は昨年11月に始...

2.「世論は歓迎したけれど、経済学者が反対した政策はこれだったよ」

この記事では、「日本経済研究センター理事の小峰隆夫氏」が、以下の「3つの経済政策」を「世論では歓迎したが経済学者は逆に反対する意見が多かった」と纏めています。

「世論と経済学者の答え」の差が大きかった「政策」の下に「経済学者の反対率と賛成率」を書き込んでみますね。下記でしたよ。

◎「世論は歓迎したが経済学者は反対意見が多かった質問」

➀「電気ガス代補助」
 (Q.物価高対策として電気・ガス料金の補助を再開するのは適切である)
 ・「そう思う  :11%」
 ・「そう思わない:77%」

②「消費税減税」
 (Q.一時的な消費税減税は適切である)
 ・「そう思う  :15%」
 ・「そう思わない:85%」

③「高校無償化」
 (Q.高校授業料の支援の上限額は引き上げが望ましい」
 ・「そう思う  :13%」
 ・「そう思わない:70%」

ふーむ、上記を見ると「①電気・ガス代補助金」も「②消費税減税」も「③高校無償化」も、全部「世論調査では支持が高い政策」ですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム

しかし、「経済学者50人」の方たちの反対意見は、「①電気ガス代補助では77%」、「②の消費税減税では85%」、「③の高校無償化では70%」と圧倒的に「反対意見」が多いですよ。

これらの「経済学者と世論調査の答えのズレ」について、冒頭の記事の「まとめの部分」では以下のように書いていますね。

◎「日本経済研究センター理事の小峰隆夫氏」

「なぜずれが生じるのか。世の中が経済問題を認識するにはタイムラグを伴うためだ・・・経済学者やエコノミストは世間一般にくらべ、経済の問題に早く気づいている場合が多い」

うーん、どうやら「経済学者の思考」は「一般国民の方たち」よりも「時間軸が長い」様ですよ。
(´ヘ`;) ウーン

だから、「経済学者の皆さん」は、先々になってから「生じる事態」にまで「想像の翼」を伸ばすのでしょうね。

皆さんは、どうお考えですか? 以下の項目への「賛成・反対」ですよ。もう一度書き出しますね。

◎「多くの経済学者が反対した経済政策」

➀「電気・ガス代補助」(反対:77%)
②「消費税減税」   (反対:85%)
③「高校無償化」   (反対:70%)

それでは、次にこの「専門家」と「一般国民の意見」が違った「経済政策」へのコロちゃんの考え方を書いてみますね。

3.「コロちゃんは、電気・ガス代補助と消費税減税に反対ですよ」

コロちゃんの意見は単純ですよ。上記の「①電気・ガス代補助」と「②消費税減税」には反対ですよ。

その理由は、確かに「①電気・ガス代補助と②消費税減税」が行なわれれば、一時は「コロちゃんの家計」の助けになりますよ。

ただ、そんなのは「一時的なもの」ですよね。今後将来にわたって何回も行なわれるものではありませんから、「一時しのぎ」でしかありませんよね。

その他にも「反対の理由」は、「物価が上昇するインフレ経済」の中で「お金をバラ撒け」ば、それが「更なる物価上昇の引き金」になることですよ。

また「電気ガス代補助金」を最も多く受け取るのは「富裕層」です。なんかこれって「不愉快」ですよね。

さらに「国の借金」がその分増えますよ。こんな「良いとこなしの政策」をコロちゃんが支持することはあり得ませんよ。

そして、もう1つの「③高校無償化は良いことだ」とコロちゃんは考えていますよ。

だって今の「日本」では、もう「高校」は実質的に「義務教育」みたいなものでしょう。この「学費」を国が補助するのは当然だと思いますね。

それに「国民の教育レベル」が少しでも高まるならば、将来の「生産性向上」に繋がるかも知れませんよね。

ただこの「高校無償化」で、「公立高校が無くなる」などの事態が生じないような「制度設計」が求められるとは思っていますよ。

コロちゃんの意見はこのようになっていますが、皆さんはいかがでしたか? 新聞を読みながら、こんなことを考えてみるのも、また楽しいと思いますよ。

4.「経済学者が正しいとは限らないよ」

コロちゃんが上記の「エコノミクスパネル」での「経済学者」の「アンケート結果」を読んで、もう1つ感じたことがありました。

それは「どの質問も回答が割れているのですよね。もう一度下記でみてみましょう。

◎「世論は歓迎したが経済学者は反対意見が多かった質問」

➀「電気ガス代補助」
 (Q.物価高対策として電気・ガス料金の補助を再開するのは適切である)
 ・「そう思う  :11%」
 ・「そう思わない:77%」

②「消費税減税」
 (Q.一時的な消費税減税は適切である)
 ・「そう思う  :15%」
 ・「そう思わない:85%」

③「高校無償化」
 (Q.高校授業料の支援の上限額は引き上げが望ましい」
 ・「そう思う  :13%」
 ・「そう思わない:70%」

ほらほら、上記は多くの「経済学者」が「そう思わない(70~85%)」と答えた「経済政策」ですが、必ず「そう思う(11%~15%)」と答えた「少数意見」もあるのですよ。

上記の「①~③には10%台前半」の「そう思う」の賛成意見の「経済学者」がいらっしゃいましたね。

コロちゃんが思うに、「経済学」とは「水が100℃で必ず沸騰する」ような「絶対確実な再現性がない」のですよ。

だから、上記の「消費税減税の将来にわたる影響」がどう出るのかは、必ずしも「多数派の経済学者が唱える説が正しい」とは限らないのですよ。

ですから、なかなか「どれが正しかったのか」は分からないというのが正直なところだと思われますよね。

5.「過去の経済学者は失敗ばかりしていたよ」

ここでちょっと、過去の「経済学者」が「経済見通し」を間違ってばかりいた「歴史」を見ておきましょうね。

コロちゃんは、1990年代末頃の「日本」で、「経済学者の間で日本はデフレかデフレではないかの論争」が起きていたことを憶えていますよ。

最初の頃は、「デフレとは言えない」との「経済学者」が多かったのですが、その後年月が進むにつれて「やっぱりデフレだ」と言う「経済学者」が増えてきていましたね。

その後最終的に「日本政府」がデフレを認めたのは「2001年(政府月例報告)」でしたよ。

現在コロちゃんが過去の「消費者物価上昇率」を遡って確認してみると、「日本で物価上昇率が最初に「マイナスとなったのは1995年」でしたよ。

その間の「1995年から2001年の政府月例報告」まで、「経済学者」の間で「デフレかデフレではないか」の論争が続いていたのですよね。

だから、当初は多くの「経済学者」が「日本経済のデフレ認定」を認めていなかったのですよ。

それに「失われた30年」は、それぞれの時点の「総理大臣」の「経済政策の失敗」によるものです。

しかし、「経済政策」は「政治家」が発表しますが、その裏では必ず「当時の経済学者たち」が「経済政策」を立案していたのですよ。

コロちゃんが見てきた「過去の失敗した経済政策」は以下でしたよ。

◎「過去に試してダメだった経済政策」

➀「1990年代の小渕総理の財政政策」

1990年代に「小渕総理」は、巨額の「財政投入」を行ないましたが、経済は成長出来ずに「失われた10年」と言われていました。

その結果「政府」が赤字国債を出して、巨額の「財政資金」を投入しても効果がないことがわかりました。

1990年代の日本の「実質GDP成長率」は、およそ「1%台前半」でした。

➁「2000年代の小泉元総理の聖域なき構造改革」

これは「新自由主義の小さな政府」の「経済政策」でしたが、これでも「経済成長」は出来ずに「失われた20年」と言われました。

2000年代の日本の「実質GDP成長率」は、およそ「1%台前半」でした。

➂「2010年代の安倍総理のアベノミクス」

「故安倍元総理」は、「異次元の金融緩和」を主張しましたが、10年間「金融緩和」をやっても経済は成長せずに「失われた30年」と言われました。

2000年代の日本の「実質GDP成長率」は、およそ「1%台前半」でした。

これらの3人の総理大臣は、上記の「政策」を推進しましたが、「経済成長率」が大きく上向くことはありませんでした。

現在の「政府」の「成長率目標」は「実質2%成長」です。もし「物価上昇率が2%」でしたら「名目成長率は4%」となります。

この「政府目標実質2%成長」とは、上記の「歴史の結果(1%台前半)」からかけ離れていますね。これは、間違いなく「経済政策の失敗」によるものだとコロちゃんは考えていますよ。

上記は今から見て始めて言えることですが、これらの「政治家の失敗」には必ず当時の「経済学者」のプランが使われていたのですから「経済学者の失敗の歴史」なのですよ。

6.「積極財政は20年以上前失敗した政策だよ」

そして今コロちゃんが考えていることは、現在の「高市総理」の「責任ある積極財政」とは、上記の「➀の1990年代の小渕総理の財政政策」で一度試してみてダメだった「政策」なのですよ。

コロちゃんは、「一度やってダメな政策」は「二度目もダメな政策」になると心から心配していますよ。

それに、「一度目の1990年代」は「デフレの時代」でしたから、「積極財政政策」を行なっても「社会に格差が広がること」はありませんでしたが、今は「インフレの時代」です。

そうなると「インフレ下で所得が上がる層と上がらない層」との「格差が拡大し続ける」のではないかとコロちゃんは懸念していますよ。

このように「過去の経済政策の失敗」を見ていると、「経済学者」が「今の政府の政策に適切でない」と回答したことは、「勇気ある発言だ」とコロちゃんは高く評価していますよ。

下記に再度、上記の「経済学者が適切でない」とした「経済政策」を書き出しておきますね。

◎「世論は歓迎したが経済学者は反対意見が多かった質問」

➀「電気ガス代補助」
 ・「適切だと思わない:77%」
②「消費税減税」
 ・「適切だと思わない:85%」
③「高校無償化」
 ・「適切だと思わない:70%」

さて皆さん、多くの「経済学者が適切でない」とした上記の「政策」に、現在の「高市総理」は邁進しています。

これらの「責任ある積極財政政策」で、果たして「日本は経済が成長する国」に変ることができるでしょうか?

コロちゃんは、その行く末を「興味深々」で見つめていますよ。いやー楽しみだなー。
( •ᴗ• *)))ゎ‹ゎ‹

7.「コロちゃんと秋の渓谷の散策」

今日のテーマは、「経済学者と世論の違いを見てみよう」を「経済学者50人のアンケート調査」を題材に考察してみました。

一見難しそうな「経済政策」ですが、ちょっと読むとキチンと「論理的」なのですよね。

ただ「関係する要素」が多岐に渡るために、なかなか直ぐに結論が出ないことが、難しいけど面白い所でしたね。

最後の「コロちゃん話」は、「高校授業料無料化」が話題に出ていましたから、コロちゃんちの「息子たちの高校生時代」だった頃の話を書きますね。

コロちゃんの2人の息子たちが「高校入学した時代」は、今から20年以上前の「2000年代初頭」でしたね。

この「2000年代初頭」は、コロちゃんが一番「ヒマ」になった時代でした。

それまでの「1980年代から1990年代」にかけては「子育て時代」でしたから、妻もコロちゃんも「仕事と子育て」に精いっぱい走り回っていましたよ。

その後半の「1990年代半ば過ぎ」になると、コロちゃんは「ボーイスカウト運動のボランティアリーダー」を始めましたね。

その中で「小5~中3を対象とするボーイ隊の隊長」を勤めるようになり、毎週「キャンプだ、ハイキングだ」と少年たちと一緒に「遊びと学びの日々」を過ごしていました。

この「ボーイスカウト隊のボランティアリーダー」も「丸10年間」で終了しました。

その頃には「息子たちも高校生」となり、もうコロちゃんの「子育ての役目」はほぼ終了の時期となっていました。

その頃のコロちゃんは、20代の頃から「30年間走り回っていた生活」から「一気にヒマになった」と感じていましたね。

そんな時にコロちゃんは、妻と母親と一緒に「秋の渓谷の滝」を散策してきたのですよね。下記のフォトですよ。

左側はコロちゃんの母親ですよ、まだ「若かった」ですよね。コロちゃんは、ちょっと「お腹が出ている」かな?。
(∀`*ゞ)エヘヘ

この右側の背景に「滝」が写っているのですが、コロちゃんはこの場所がどこだったか、もう忘れちゃっているのですよね。アルバムに記載がありませんでした。

この年代までのコロちゃんは、ホントに毎日せわしなく「動くのがルーティンの生き方」をしてきたのですよ。

それがこのフォトの50代になりかけの時に、気が付いたら「やることがない」となり、ちょっと「ボーッと気が抜けた思い」を感じた頃でしたね。

それで「柄にもない親孝行の真似事」を初めて、この「秋の渓谷の散策」に母親と連れ立って出かけたのが上記のフォトでしたよ。

母は、その後10年以上長生きして亡くなりましたが、この時に「親孝行」をしていて良かったと今コロちゃんはフォトを見ながら思っていますよ。

現在のコロちゃんは、3年前からこのブログを「毎日書く」と言うお仕事を持っていますから、あまり「ボーッとする時間」は持たなくなりましたよ。

こういうのを「貧乏暇なし」と言うのでしょうね。「清貧コロちゃんらしい生活」だと、笑って読んでいただければ、コロちゃんは嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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