【社会考】あなたは「年の差婚」を望んでいますか?

社会

おはようございます。昨日の午後にコロちゃんは「月に1回のワンコシャンプー」を行ないましたよ。

昨日は午後の早い時間に「ブログ投稿原稿」が書き終わりましたので、ちょっと暇になったコロちゃんは「無駄な時間をゴロゴロしている」よりは「ワンコのシャンプー」でもしようと思い立ったのです。

そこで、いつも寝ている「ベッド」の上に「新聞紙」と「ワンコ用バスタオル」を敷いたうえで、押し入れから「ペットシェーバー」を取り出しました。

ここまでくると、ワンコも「なんか変だな?」と落ち着きがなくなってきます。

そこでコロちゃんはワンコを「ムンズ」と捕まえて、「足裏の毛」と「お尻の毛」のカットをガーガーとし始めましたよ。

なに、もう慣れたものです「ホンの10分」ほどで「毛のカット」を終えると、そのまま「風呂場」にポイッとワンコを放り込み、後は「温水シャワーとペットシャンプー」でガシガシ洗うだけです。

その後は、再びワンコを「ヨイショ」と持ち上げて、「ワンコ用バスタオル」が敷いてある「ベッド」の上で「ドライヤー」でガーガーと乾かすだけですよ。

都合時間は「約30分間」でしたね。これで「ちょっと薄汚れたワンコ」から「大分キレイなワンコ」に「無事変身完了」となりましたよ。

コロちゃんは、今月も無事に「ワンコのシャンプー」を終えたことでホッとしましたよ。そして「一仕事終えた充実感」に浸りましたよ。

今日はそんな「ワンコ美容師のコロちゃん」が、「あなたは年の差婚を望んでいますか?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「姉さん女房が増えているよってと、年上夫と年下妻を希望だけど、現実は姉さん女房が増えているよ」

☆「女性を対等の対象と見るようになったのか?と、男女格差の解消は、まだまだ長い時間がかかりそうだよ」

☆「コロちゃんと華麗なる一族」

1.「姉さん女房が増えているよって」

コロちゃんは、朝新聞を読んだ後は主に「ブログの原稿」を書いていますが、その後時間があると「読書の世界」に浸っているか、それとも「ネットの海」を漂っていることが多いのですよ。

そんな時に「年の差婚の希望と現実」と言う興味深い論考を読みましたよ。この内容では、最近は「姉さん女房が増えている」と言うのですよ。

実はコロちゃん夫婦も「姉さん女房」だったのです。4年前に亡くなった妻は、コロちゃんよりも「3歳年上だった」のですよ。

コロちゃんと妻が一緒になったのは「1970年代前半」でしたから、その当時の周囲の夫婦は、ほとんど「夫が年上の夫婦」ばかりでしたね。

そんな中でコロちゃんは、「年上の女房」と一緒になったものですから、周囲からは「少し奇異の眼」で見られたものでしたよ。

そんなコロちゃんでしたから、上記の「年の差婚の希望と現実」で「最近年上妻が増えている」との内容に大きく興味を引かれたのですよ。

それでは、次にその「年の差婚の希望と現実」の内容を、簡単にご紹介しますね。

2.「年上夫と年下妻を希望だけど、現実は姉さん女房が増えているよ」

このブログをお読みの皆さんは、もう「ご結婚」はされていますか、それともまだ「ご結婚前」でしょうか。

どちらにしても、最近の「結婚事情」と言う観点から、この内容を読んでいただければ嬉しいですよ。

ここではコロちゃんが興味を持った「ニッセイ基礎研究所の天野馨南子氏」の「論考」の内容をご紹介しますね。

この「天野氏」の「論考」では、「未婚男女の結婚相手の年齢ターゲット」と「現実の成婚カップルの年齢差」の違いを明らかにしているのですよ。以下でしたよ。

◎「未婚男女の希望する結婚相手の年齢差」
 (少数点以下切り捨て)

〇「男性の希望」
 ➀「同じ歳   :41%」
 ➁「1~2歳年下:14%」
 ➂「5~6歳年下:14%」
~⑥「年上    : 6%」

●「女性の希望」
 ➀「1~2歳年上:29%」
 ➁「同じ歳   :28%」
 ➂「3~4歳年上:20%」
~⑥「年下    : 3%」

https://www.nli-research.co.jp/files/topics/55434_ext_18_0.pdf?site=nli
(出典:ニッセイ基礎研究所 研究員の眼 歳の差婚の希望と現実より:11月8日利用)

へー、上記を見ると「結婚相手」は、「同じ歳希望」が男性も(41%)女性も(28%)も多いですよね。
( ¯ㅿ¯)へー

しかし、注目点は「男性の希望のベスト3」は「女性が年下(14%+14%=28%)」なことと、「女性の希望のベスト3」は、その逆に「男性が年上(29%+20%=49%)」なことですよね。

つまり「男性は3割が年下女性」を望み、「女性は5割が年上男性」を望んでいるのですよ。

その逆の「男性が年上女性を希望するのは➅6%」と「女性が年下男性を希望するのは➅3%」と、わずか「1桁」でしかありません。

しかし、「現実」はどうなっているのかを見てみましょう。以下でしたよ。

◎「夫婦の年齢の分類:2015年」

❶「夫が年上:55%」
❷「妻が年上:24%」
❸「同年齢 :21%」

https://www.nli-research.co.jp/files/topics/55434_ext_18_0.pdf?site=nli
(出典:ニッセイ基礎研究所 研究員の眼 歳の差婚の希望と現実より:11月8日利用)

あらら、「現実」では「❷妻が年上は24%」にもなっていますよ。
(゚Д゚)アララ!

これを「論考」では「年上妻の『姉さん妻婚』は実に女性の希望の約6倍、男性の希望の約4倍にものぼり、希望から照らしてみるとあまりにも意外な『年の差婚』の実態が現れた」と書いていますよ。

確かに「希望と現実」を整理してみると、以下のようになっていましたよ。

◎「妻が年上婚の希望と現実」
 (少数点以下切り捨て)

➀「男性の希望   : 6%」
・「男性の現実   :24%」
・「希望と現実の倍率:4倍」

②「女性の希望   :3%」
・「女性の現実   :24%」
・「希望と現実の倍率:8倍」(4歳差までは6倍)

うーん、上記の「姉さん女房」の「希望と現実の差」は大きいですよね。
(´ヘ`;) ウーン

何と「希望と現実の差」は、「男性では4倍、女性では8倍」にもなっていますよ。

この「論考」では、「現実は『出会ってみなければわからない』は極めて正しい議論(だ)」と書いていますけれど、何しろ「結婚は男女の相性」という極めて「プライベートな感情」ですからね。

この理由については、次にコロちゃんの考えを書いてみますね。皆さんもどうぞ、この答えをちょっとお考えになっても面白いと思いますよ。

3.「女性を対等の対象と見るようになったのか?」

上記で「結婚の希望と現実」を見てみると、「妻年上婚」の希望は「男性6%、女性3%」と低かったにもかかわらず、「現実は姉さん女房(24%)」が増えていることを見てきました。

これって「婚活の男女」が現実にあって見たら、ピンと来たのが偶然「年上の女性だった」ということだけではないですよね。

いくら何でも、そんな「個人の相性だけ」でこんなに「統計数字」が大きく動くとは思えませんよね。何かもっと「別の理由」があるはずですよね。

コロちゃんは、1970年代の初頭に「妻」と一緒になりました。その時の「初婚夫婦の年齢差」は以下でしたよ。参考までに「2015年の年齢差」も記載しますね。

◎「初婚夫婦の年齢差」
 (少数点以下切り捨て)

➀「1970年」(コロちゃん年代)
 ・「夫年上:79%」
 ・「妻年上:10%」
②「2015年」
 ・「夫年上:55%」
 ・「妻年上:24%」

上記を見ると、コロちゃんが結婚した時代は「①1970年、夫年上79%の時代」だったのです。妻年上は1割しかいませんでした。

当時の「昭和の時代」では、「結婚すれば妻は専業主婦」となる「寿退社」が一般的でした。

そんな時代では「妻(女性)は夫(男性)が庇護する対象だった」と言うのがコロちゃんの考えですよ。

しかし「現在」では、「女性も自立した存在」です。そもそも「女性」が働かなければ「家庭の生計が維持できない」のが「現実」なのですよ。

コロちゃんは、この「女性が自立した経済力を持つ存在だ」と言うことに着目しましたよ。

つまり「今の世の中の若い男性」は、「専業主婦だった親世代」を見てきたことで「女性は庇護すべき対象」と言う価値観を「アンコンシャスバイアス※」として刷り込まれていたのではないでしょうか。

(※アンコンシャスバイアス:無意識の思い込みや無意識の偏見)

そこで当初は「若い男性も女性」も「年下の妻、年上の夫」を望んでいたのですが、いざ結婚を意識するようになると、「経済力」も含めた「自立した女性の存在」に気が付いたものと思われます。

つまり「結婚の段階」となって、初めて「女性を自立した存在」と意識したというわけですよ。「今の若者たち」も、「無意識な男女差別の構造」からはなかなか逃れられていないのですよ。

そして「女性を自立した存在」として意識する中で、「社会経験が長い女性の方」が輝いて見えるようになった結果、「年上の女性」の方がより魅力的に感じるようになったと思うのですよ。

これがコロちゃんの考えた「姉さん女房が増えた理由」ですよ。ただ、これが正しいのかどうかのご判断は、皆さんにお任せしますよ。

4.「男女格差の解消は、まだまだ長い時間がかかりそうだよ」

さて、上記で「女性が自立した存在」と若い男性が気付いたことで「姉さん女房」が増えたと推測したコロちゃんでしたが、ちょっと「男女差別の現状」を見ておきましょう。

何と言っても「社会的自立」には「経済的自立」が欠かせません。

しかし現在の日本では、まだまだ「男女の経済的格差」は大きいですよ。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「独立行政法人 労働政策研究・研修機構 男女別年齢階級別賃金」より

https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2025/05/kokunai_02.html
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 ビジネス・レーバー・トレンド 2025年5月号より:11月8日利用

上記のグラフは、「独立行政法人 労働政策研究・研修機構」が発表した「男女別年齢階級別賃金」です。

「男性が黒色実線」のラインですね。「賃金のピーク」は、「男性が50~59歳の月44.4万円」です。「女性は45~49歳の月29.8万円」と「月14.6万円」も低いですよ。

このグラフの隣に「暦年別の男女賃金差」の表がありました。以下でしたよ。

◎「男女間の賃金格差の推移」
 (少数点以下切り捨て)

➀「1976年:58%」
②「1986年:59%」
③「1996年:62%」
④「2006年:65%」
⑤「2016年:73%」
➅「2024年:75%」

https://www.jil.go.jp/kokunai/blt/backnumber/2025/05/kokunai_02.html
(出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 ビジネス・レーバー・トレンド 2025年5月号より:11月8日利用)

上記を見ると、直近の「⑥2024年の男女の賃金格差」は「75%」です。これだけの「賃金格差」が男女間にある「合理的理由」をコロちゃんには思いつきませんよ。

現在の「厚生労働省」は、「常時雇用する労働者が301人以上の事業主」を対象として、「男女の賃金の差異」を情報公表の「必須項目」としたりしていますが、これでは手ぬるすぎますよね。

もっと「男女の賃金格差は違法」とするぐらいの「強権」を発動するべきだと、コロちゃんは考えていますよ。

5.「コロちゃんと華麗なる一族」

今日のテーマは、「あなたは年の差婚を望んでいますか?」を取り上げて「若い方の結婚事情」を考察してみました。

コロちゃん自身は、上記したように「1970年代初頭」に「ヤマネコみたいに活発な女性」と一緒になりましたよ。

そこで今日の最後の「コロちゃん話」は、1970年代に後で妻となった女性との「最初のデート」の「映画館の話」を書いてみましょう。

まだ「20代」になったばかりの青年コロちゃんは、今と違って「映画」をよく見ていましたね。当時の青年コロちゃんが通っていた「映画館」は「池袋にあった文芸座」でした。

この当時の「文芸座」は「学生さん」が良く利用した「格安映画館」だったのですよ。

今ではほとんど覚えていないのですが、今調べてみたら「入場料金が1977年に300円に値上げした」との記載が残っていましたね。

ですから、コロちゃんが通っていた頃の1970年代前半の頃では「多分入場料金は200~250円」だったと思われますよ。

当時この「文芸座」のお客さんは「学生さん」がほとんどでした。上映される「映画」は、ちょっと古い映画が多かったように記憶していますね。

そして当時のコロちゃんが、どんな映画を観ていたのかと言うと、「サウンド・オブ・ミュージック※」や「ビルマの竪琴※」などがあったような気がしますね。

(※サウンド・オブ・ミュージック:1965年:アメリカ映画)
(※ビルマの竪琴:1956年:日活)

そんなコロちゃんが、初めて「彼女」をデートに誘ったのですよ。しかし、いくらなんでも「格安映画館の文芸座」に連れて行くわけにはいきません。

「映画」の内容を観るまでもなく「文芸座」というだけでアウトですよね。いやいや「文芸座」がダメと言うわけではないですよ。

今で言うなら「彼女との最初のデートの食事」に、「レストラン」ではなく「牛丼屋」に連れて行くようなものですよね。

いやいや、これも別に「牛丼屋」がダメと言うわけではないですよ。

ただ「最初のデートの場所」としては、「格安映画館」ではさすがにマズイとコロちゃんは考えたのですよ。

そこで「ロードショー」の「封切り映画」をコロちゃんは奮発したのです。上映していた映画名は「華麗なる一族」でしたよ。

(※華麗なる一族:1974年:東宝:主演・仲代達也)

これは「山崎豊子さん」の同名の小説の映画化ですね。

当時のコロちゃんは、まだこの時には「その原作の小説」を読んではいなかったのですが、「映画」の内容の「上流階級の内部のドロドロした腐敗」に圧倒された思いを持ちましたよ。

この「1970年代と言う時代」は、「高度成長の光と影」の「影の部分」に社会の注目が集まった時代だったのですよね。

それまでの「経済の高度成長に突き進んだ日本」が、「公害病」や「交通事故の急増」や「モーレツ社員と言われた労働問題」などが次々と噴き出た時代だったのですよ。

そんな「社会的背景」の下に、「映画:華麗なる一族」は「財閥のような経済界の支配層の腐敗」を鋭く描き出していたのです。

もちろんこの内容は「フィクション」ですよ。だけど「いかにもありそうな話だ」と、この映画を観た人達はみな思いましたね。

当時のコロちゃんと「その後に妻となった女性」は、そんな「難しい面倒な事」は一切考えずに、普通の「ドラマ」としてこの「映画」と「初めてのデート」を楽しんでいましたよ。

コロちゃんは、その前後の日々や周囲の出来事などは、今となってはすっかり忘れてしまっているのです。なにしろもう「半世紀(50年)」も前のことですからね。

しかし、この「コロちゃんと妻となった女性」との「最初の映画」だけは印象強く記憶に残っていますよ。

あの頃は若かったなー、妻も可愛かったなー、お金は持ってなかったけれど、毎日が楽しかったなー。
(・_・;).。oO

当時の事を書いている内に、一瞬だけ「50年前に戻ってしまったコロちゃん」でしたよ。コロちゃんは、この記憶があることを幸せに感じていますよ。

今日の「コロちゃん話」は、50年前の「映画館の思い出話」でしたよ。おじいちゃんの「昔話」として、笑いながらお読みいただければ嬉しいですよ。

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