おはようございます。うーむ、困ったなー、どうしようかなー、どうしようもないなー。
(o_o ;)コマッタ
えッ、「朝からどうしたの?」ですか?
それはねー、それはねー、先日コロちゃんちに帰省していた「編集長&株主様(次男)」から、コロちゃんに次のような「業務命令」が下ったのですよ。
編集長&株主様
コロ!
今の若者は YouTubeだ
今年は YouTubeやれ!
工エエェェ(´゚д゚`)ェェエエ工
そんな無理だよー、だってコロちゃんはブログを書くだけでもやっとやっとなんだよ。
それに「YouTube」をあまり見たこともないし、やり方も知らないし、もう70代だし。
そうしましたら、帰省していた「編集長&株主様」があれこれと「YouTube」の設定とやり方を教えて、帰っていきましたよ。
だけどねー、コロちゃんは「wordとエクセル」は知っているけど、「パワーポイント(プレゼンテーションソフト)」はまだ全然やったことないんですよね。
仕方ないからポチポチ調べながら、今少しずつ「YouTube」デビューに向けて作業中ですよ。
なお「編集長&株主様」が作成していった「コロちゃんのキャラクター」を、以下に添付しておきますね。皆さん笑わないでくださいよ。
ぜーったい笑っちゃダメですからね。((乂°∀°))ダメダヨー
今日は「あなたは持ち家を買いますか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「持ち家市場が3年で20%以上も減少だってと、データで見ると、持ち家着工件数は3年間で26%も減少だよ」
☆「単独世帯が増えれば持ち家は減るよねと、持ち家率も下がってきているよ」
☆「なぜ価格が下がらないのだろうと、コロちゃんと持ち家の住宅ローン」
1.「持ち家市場が3年で20%以上も減少だって」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら、新聞をバサバサ読んでいると「国内戸建て/背水の陣」との見出しが目に入りました。
この記事は、「大和ハウス工業」の「国内戸建て住宅事業」についての方針転換を伝えたものだったのですが、別にコロちゃんは「大和ハウス工業」の株主でもありませんし、知り合いもいません。
コロちゃんが注目したのは、記事の中に「3年で20%以上も注文住宅の市場が小さくなった。普通だったらどう考えてもやっていけない」という、「住宅事業本部長のため息の発言」を読んだからです。
たしか「注文住宅市場」ってのは、「持ち家」のことだよね。
ということは、ここ3年間で「家を建てようとする中堅世代が激減している」ってことだと、コロちゃんは思っていろいろ調べてみることにしましたよ。
2.「データで見ると、持ち家着工件数は3年間で26%も減少だよ」
「持ち家」を建てようとしてる「若い世代」が、激減しているかどうかを知るためには、やっぱり「国土交通省」でしょうね。
コロちゃんがポチポチと調べてみると、あーやっぱり減ってるわー。
( ¯ O¯)アー
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「国土交通省 新設住宅着工件数 持ち家」より
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001764618.pdf
出典:国土交通省:新設住宅着工件数より:1月8日利用
上記のグラフは、「国土交通省」が発表した2020~2024年の「持ち家着工件数の推移(前年比)」です。
大きく「赤色点線」で丸が書きこまれていますが、「過去32ヶ月連続でマイナス」とも書かれています。
下に「バックデータ」から、どのくらいの期間が「マイナス」だったのかを書き出しますね。
◎「持ち家:着工件数の推移(前年比)」(1000件未満切り捨て)
➀「2021年12月 :2万2000件 :-0.4%」
➁「2022年4月 :2万1000件 :-8.0%」
➂「2022年8月 :2万2000件 :-11.1%」
➃「2022年12月:1万9000件:ー13.0%」
➄「2023年4月 :1万8000件 :-11.6%」
➅「2023年7月 :2万件 :-7.8%」
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001764618.pdf
(出典:国土交通省:新設住宅着工件数より:1月8日利用)
上記は、全部の月について書くと大変なので、4ヶ月ごとに書いてみましたが、一目見ても「持ち家着工件数の減少」がみてとれますね。
この「減少」が始まったのは「2021年12月」からです。
報道によると「持ち家の着工戸数は、24年10月に1万9705件で、3年前の21年10月(2万68040戸)から26%減った」と報じられています。
そこで、冒頭の「ダイワハウス工業の住宅事業本部長」が、「3年で20%以上も注文住宅の市場が小さくなった。普通だったらどう考えてもやっていけない」とため息をついたとなるわけです。
しかしコロちゃんは、この「持ち家着工戸数の減少」に、「日本の社会構造の変化」を感じましたよ。
おそらくこの「持ち家着工戸数の減少」は、「少子化」と「未婚化」による「単独世帯の増加」によるものでしょうから、もう「回復する」ことはないと思ったのですよ。
3.「単独世帯が増えれば持ち家は減るよね」
上記で「持ち家着工戸数」の減少を見てきましたが。今後はどうなるのでしょうか?
コロちゃんは、結婚して子どもが産まれて、その子どもが幼稚園に入園するタイミングで「持ち家」を住宅ローンで購入しました。
おそらく、当時のほとんどの「子どものいる家庭」では、コロちゃんと同じことを考えて、同じ行動へ進んだかと思われます。
しかし今後の日本では、「少子化と未婚化」が進む中で「単独世帯」が激増すると見られています。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「国立社会保障・人口問題研究所 単独世帯の推移」より
https://www.ipss.go.jp/pp-ajsetai/j/HPRJ2024/hprj2024_gaiyo_20240412.pdf
出典:国立社会保障・人口問題研究所 日本の世帯数の将来推計(全国推計)(令和6(2024)年推計) -令和2(2020)~32(2050)年-より(1月8日利用)
上記のグラフは、「国立社会保障・人口問題研究所」が発表した「1980~2050年」の「単独世帯数の推移」です。
「単独世帯数の推移」を、「バックデータ」から下に書き出しますね。
◎「単独世帯数推移」(1万世帯以下切り捨て)
➀「1980年: 710万世帯」
➁「1990年: 930万世帯」
➂「2000年:1290万世帯」
➃「2010年:1670万世帯」
➄「2020年:2110万世帯」
➅「2030年:2400万世帯」(ここから推定)
➆「2040年:2440万世帯」(最大数)
➇「2050年:2330万世帯」
https://www.ipss.go.jp/pp-ajsetai/j/HPRJ2024/hprj2024_gaiyo_20240412.pdf
(出典:国立社会保障・人口問題研究所:日本の世帯数の将来推計より:1月8日利用)
上記を見ると、今後の「日本社会」は「単独世帯」が増えますね。「➆2040年:2440万世帯」が2050年まででは「最大数」となっています。
直近の「2020年」と20年後の「2040年」を比べると、以下の様になっています。
◎「単独世帯の20年後」
➀「2020年:2110万世帯」⇒
➁「2040年:2440万世帯」=330万世帯増加
なんと、今後20年間で「単独世帯数」は、330万世帯も増加すると予測されているのですよ。
コロちゃんは、「単独世帯」でも「一軒家の持ち家」を購入する方も中にはいらっしゃるかとは思っていますよ。
だけど、それはどう考えても少数派でしょうね。
上記で、「持ち家の着工戸数は、2024年から2021年の3年間で26%減った」と見てきました。
この「持ち家着工戸数の減少」は、上記の「単独世帯数の増加」を考えると、今後も長く続くとコロちゃんは思いましたよ。「ダイワハウス工業の住宅事業本部長」さん、お疲れ様です。
4.「持ち家率も下がってきているよ」
コロちゃんが青年だった「1970年代の常識」では、「若者は25歳ぐらいまでに結婚し、子どもは2人、住宅ローンで家を購入する」ことが、普通の「人生のコース」と考えられていました。
だから、多くの若者たちが何の疑問も持たずに、その「人生すごろく」どおりの生き方をすごしてきました。コロちゃんも、その一人ですね。
また、それを許容するだけの「社会低条件」が「日本社会」にあったのですよ。しかし、今では「時代」がまるで変わりました。
下記のグラフをご覧ください。
「国土交通省 年代別持ち家率の推移」より
https://www.mlit.go.jp/policy/shingikai/content/001329472.pdf
出典:国土交通省 我が国の居住者をめぐる状況について より(12月25日利用)
上記のグラフは、「平成5年(1993年)~平成30年(2018年)の年代別持ち家率」です。
グラフを見ると、「60歳以上」の持ち家率は8割弱でほとんど変わっていませんが、「25歳未満から50~59歳」全部が、年々「持ち家率」が低下しています。
この「調査年」に「60歳以上」というと、ちょうど「団塊世代(1947~1958年生まれ)」がすっぽり入っています。
このグラフは「団塊世代以前の高齢者」は「持ち家率が8割」だということを表しているのです。
そしてその「団塊世代」以降は、年々「持ち家率が低くなっている」ことも示しています。
コロちゃんは、別に「持ち家」だから「裕福」だとか「生活レベルが高い」とかは、まったく考えていません。
だって「持ち家」を購入すると、その後に長い「住宅ローン」が待っていますからね。
しかし、この「持ち家率の低下」は「日本社会」にだんだん生活の余裕がなくなっている人が増えていることを示しているように感じていますよ。
5.「なぜ価格が下がらないのだろう?」
今日は「あなたは家を持ちますか?」と題して、「持ち家の着工件数が大きく減少していること」と、その「周辺事情」を書いてみました。
ただ、コロちゃんが分からなかったのは、「持ち家の着工戸数は、2024年から2021年の3年間で26%減った」にもかかわらず、「新築住宅価格と土地価格」は下がっていないのですよね。
普通は「需要が26%も減少」したら、「価格も暴落」するのが当たり前ですよね。
それが、今のところ「新築住宅価格と土地価格」は、上がり過ぎて横ばいになってはいる地域もありますが、大きく下げてはいないようです。
これが今後「バブル崩壊時」のように下がるのか、それとも「高止まり」を続けるのかは「日銀の金融政策」の結果次第のように思われますが、何ともわからないことですね。
まあ、コロちゃんが分からないことは、これ以外にもいっぱいありますから、今後知見を拡げる中で考えていきましょう。
6.「コロちゃんと持ち家の住宅ローン」
コロちゃんは、上記で書きましたように、「結婚して子どもが産まれて、その子どもが幼稚園に入園するタイミングで『持ち家』を住宅ローンで購入しました。
当時のコロちゃんは「30代の半ば」で、住宅ローンの支払いは「毎月10万円強で25年間のローン」でした。
コロちゃんは、ちょうど「60歳の定年」時には完済する「住宅ローン」を組んだのです。しかし、「月10万円のローンの重さ」は身の丈をちょっと超えた金額でしたね。
皆さん、もしあなたが会社員でしたら「給料から毎月10万円が消えていく借財の重さ」が想像つきますよね。しかも、家庭には「専業主婦の妻+2人の幼い男の子」がいたのです。
コロちゃんは、当時当たり前の「常識(結婚して子どもが産まれたら次は家の購入)」に従っただけでしたが、今から振り返って考えれば「ハイリスク」の「ムリムリローン」でしたね。
幸い、その後の25年間には大きな「経済上の問題(社会でも家庭でも)」が起こらなかったから、なんとか現在を迎えることが出来ています。
コロちゃんは運が良かったのですよ。しかし、もしあの時に決断しなければ、別の人生があったかもしれません。
何しろ「毎月10万円のローン」を組んだ以上、もうその後の「60歳までの人生の基本路線」は、ほぼ固まってしまいましたからね。
そりゃ30代に「毎月10万円」を別の道に使えたならば、いろいろな可能性は考えられますよ。
しかし、それらの可能性を切り捨てて、コロちゃんは現在の道を選択したのですから「悔い」は全くありません。
コロちゃんがここで言いたいのは、「住宅の購入」は金額が大きいだけに「人生の岐路」になってしまうのですよ。
分かりやすく言えば、それは「結婚」も同じですよね。「結婚を」するかしないか、あるいは誰とするかで、その後の人生はまるで変って来ます。
「住宅の購入」も、その後の人生が固まってしまうという点では、「結婚」と同じ「人生の岐路」でしたよ。
そのような視点で、コロちゃんは「家を持つこと」を体験してきました。
70代になった現在では、「家賃がかからない持ち家」と言う点で「コロちゃんの清貧ライフ」に貢献してくれていますよ。
これを読む方には、そんなコロちゃんの体験が少しでも参考になれば、コロちゃんは嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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