【社会考】「大学再編が焦眉の急」だって

社会

おはようございます。コロちゃんのリアルタイムは、今午後4時です。ついさっきワンコの散歩から帰って来たところです。

最近のコロちゃんは、午後のワンコ散歩を3時ぐらいに歩くことが多くなりましたね。だって、夕方の5時を過ぎると、日差しもなくなり途端に寒くなるのですよ。

それで、ちょっと早めの午後3時ぐらいにワンコ散歩出歩くのですが、その時間帯はちょうど「小学生の帰宅時間」となっています。

今日も近所の小学校の横を歩いていましたら、後ろから「小学生の群れ」が一団となって帰宅していきましたよ。

コロちゃんが驚いたのは、この寒い時期に「半ズボン」の小学生が沢山歩いていたことですよ。中には「半袖・半ズボン」の子どもも居ましたよ。

「小学生は寒くないのかなー?」と、ビックリしたコロちゃんでしたよ。
(((( ゚Д゚))))サムクナイノ?

今日は「大学再編が焦眉の急だって」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「危機は今我々の足下にあるってと、これって地方在住者の進学格差だよね」

☆「首都圏には大学の3割が集中しているよと、私大生の家計負担はもう限界だよ」

☆「制度が音を立てて軋んでいるよと、子どもは社会で育てよう」

☆「コロちゃんと人生のシナリオ」

1.「危機は今我々の足下にあるって」

上記の小見出しの「危機は今、我々の足下にある」というカッコイイ書き出しで始まったレポートは、「中央教育審議会」が8月に公表した文書です。

この言葉の次には「それは、この急速な少子化である」と続いています。大学が入学生の減少により、経営の危機を迎えて、淘汰の未来が迫っているというのです。

すべては、迫りくる分かり切った少子化の流れを、見てみぬふりをして無為・無策を貫いた「大学関係者の無責任が招いた事態」だと、部外者のコロちゃんは厳しい眼で見ていますよ。

コロちゃんは、自分が低学歴なのにもかかわらず、このような「高等教育の社会的動向」には興味を持ってみているのですよ。

だって、将来の日本で大きな問題になるのが分かっているのですからね。

次から、この「急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方について(中間まとめ)」の内容をご紹介して見てみましょうね。

➀「大学の入学者数が12万人も減るよ」

最初に、将来どのくらい「大学入学者数」が減るのかを見ておきましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「文部科学省 大学進学者数の将来推計について」より

https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/000245155.pdf
出典:文部科学省:大学への進学者数の将来推計についてより(11月24日利用)

上記のグラフは、「文部科学省」が発表している「大学進学者数の将来推計について」です。真ん中よりやや右の所に「実績値と推計値」の分岐があります。

このグラフでは2018年の63万人が大学入学者数のピークとなっています。ただしその後の2023年も63万人でしたから現在は横ばいとなっていますね。

下に一部を書き出しますね。

◎「大学進学者数の将来推計」

➀「2023年:63万人」実績数
➁「2033年:57万人」
➂「2040年:51万人」

https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo4/042/siryo/__icsFiles/afieldfile/2018/03/08/1401754_03.pdf
(出典:文部科学省:大学への進学者数の将来推計についてより:11月23日利用)

上記のように、現在より17年後の2040年には「大学入学者数」が51万人となり、現在より12万人も減少すると予測されています。

この「大学入学者の減少」は、今後急速に「少子化」が進行し、2023年時点で109万人いた「18歳人口」が、2040年には82万人と約75%に減少するためとされていますね。

これは、今からどうしようもない現実ですから、もう所与の条件として受け入れなければならないと、コロちゃんは思いましたよ。

➁「大学進学率には地域間格差があるよ」

コロちゃんが、この「中央教育審議会」のレポートを読んで目を止めたところに、「大学進学率の地域間格差」がありました。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「文部科学省 都道府県別大学(学部)進学率」より

https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/000255573.pdf
出典:文部科学省 大学進学者数に関するデータより(11月24日利用)

上記のグラフは、「文部科学省」が発表している「都道府県別の大学進学率」です。上記の3つと下位の3つを、下に書き出しますね。

◎「都道府県別大学進学率:上位3位」

➀「東京都:77%」
➁「京都府:71%」
➂「山梨県:68%」

◎「都道府県別大学進学率:下位3位」

❶「宮崎県:40%」
❷「山口県:40%」
❸「秋田県:40%」
➍「岩手県:40%」

https://www.mext.go.jp/kaigisiryo/content/000255573.pdf
(出典:文部科学省:大学進学者数に関するデータより:11月24日利用)

上記のデータは2022年のものですが、コロちゃんがポチポチ調べていると、「上位都道府県」は都市部が占めていますね。

上記「➂山梨県※:68%」は「首都圏」に入りますから、高卒生は東京圏の大学に進学しているのでしょう。

(※首都圏:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・茨城県・栃木県・群馬県・山梨県:首都圏整備法による指定)

また「下位都道府県」は、九州と東北の各県が毎年順位が入れ替わっていますが、差異はほとんどありません。

一言で言うと「九州と東北各県」は、大学進学率が低いのです。

「中央審議会」のレポートでは、下記のように記載していますね。

「収容率と大学進学率は正の相関関係にあり、収容率が高い都道府県ほど、進学率が高い傾向にある」

「大都市がある都道府県に、私立学校を中心に大学及び短期大学が集中しており、その学校数に比例して入学者数も多い傾向にある」

うーむ、これって「住んでいる都道府県」によって、大学に行けるかどうかが決まってくるってことですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

これって「進学格差」だよね。都市部は大学数が多いから進学しやすいく、地方に住むほど「大学進学のハードルが高くなる」のは、ちょっと問題じゃないかとコロちゃんは思いましたよ。

だけど、このレポートは「学生やその親目線」ではなく、「大学経営者目線」のものですよね。

この書きぶりですと、いずれ「都市部にある大学」しか生き残れないという意味を示唆しているのかも知れませんね。

➂「規模の適正化を提案しているけど・・」

コロちゃんは、このレポートの長い表題「急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方について」を読んで、もっとグサリと「適正化の提言」が載っていると思ったのですよ。

だけど、いくら読んでも「具体的適正化の提案」は出ていませんでしたね。記載されていたのは、下記でしたよ。

◎「今後の高等教育の方向性と具体的方策」

➀「教育関係の『質』の更なる高度化」
➁「高等教育全体の『規模』の適正化」
➂「高等教育への『アクセス』確保」

ねっ、ちっとも「具体的」じゃないでしょ。そして、下記の表現をお読みください。

「2040年代の進学者数は、試算上、現在の入学定員数と比べて大きなギャップがあるということを全ての高等教育関係者が理解し、自分事として対応していく必要がある」

ウププ、これって「全ての高等教育関係者」が、今までは入学者の減少を「自分事として対応していなかった」と言うことだよね。
(´艸`)ウププ

だけど、みんな「頭の良い人たち」のはずなんだけど、それでも「自分の身体にメスを入れるような大学の整理・統合・廃校プラン」は作れないのですね。

いやいや、作れないどころか「考える事さえせずに先送りしてきた」ことが、このレポートから伺えるとコロちゃんは思いましたよ。

なお、コロちゃんががっかりした、この「中央教育審議会」の「急速な少子化が進行する中での将来社会を見据えた高等教育の在り方について」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。70ページありますよ。

https://www.mext.go.jp/content/20240808-mxt_koutou02-000037412_1.pdf

2.「これって地方在住者の進学格差だよね」

さて、コロちゃんは今日のテーマの「大学再編が焦眉の急」を取り上げた時に、大都市の大学は残すが地方大学は「整理・統合・廃校」などの具体的提案でも書いてあるのかと思ったのです。

だけど、そのような具体的提案は記載されていませんでした。やはり「私大」の経営にメスを入れることは難しいのでしょうね。

しかし、「収容率と大学進学率は正の相関関係にあり、収容率が高い都道府県ほど、進学率が高い傾向にある」という記載は、ちょっと気になりましたよ。

これって、「地方在住者」は「大学進学」にハンデがあるってことですよね。こんなところにも「教育格差」があったんですね。

そこで、今日は次に「首都圏の大学」と「私大生の負担金額」を調べて終わりにしますね。

3.「首都圏には大学の3割が集中しているよ」

まず「日本」には、全国で「796校※」の大学があります。

(※旺文社:教育情報センターより)

そのうちの「国公立・私立大学」の数は、だいたい以下の通りです

◎「国公立・私立大学数」

①「国立大学 : 82校」
➁「公立大学 : 95校」
③「私立大学:592校」

ざっと「国公立・私大」の構成割合は、私立大学が7割以上、国立・公立大学は、それぞれ1割程度となっていますね。

そして、このうち「首都圏」にある「大学数」は、229校と全国の3割ほどが集まっています。都道府県別の内訳は以下の通りです。

◎「首都圏の大学数」

❶「東京都 :144校」
❷「埼玉県 : 27校」
❸「千葉県 : 27校」
➍「神奈川県:31校」
⑤「合計数 :229校」

https://uub.jp/pdr/e/u.html
(出典:都道府県データランキングより:11月24日利用)

上記の様に、首都圏には全国の約3割の「大学」が集中しています。

これだけの数があると、全国から「首都圏」を目指す高校生たちが相当数いなければ「大学の学生定員」を満たすことは出来ません。

その結果、地方から首都圏の大学に進学する方が大勢出てきます。そうなると、「地方から出て来た学生たち」には、「受験料・授業料以外の生活費」も多額の負担となってきます。

「地方の高校卒業生」は、この「受験料・授業料以外の生活費」が工面できなければ、そもそも「大学を目指すこと」が出来ない訳ですね。

それでは次に、その「地方から上京した高校卒業生」の「初期費用」を見てみましょう。

4.「私大生の家計負担はもう限界だよ」

今年2024年の4月に、東京の「私立大学教職員組合連合(東京私大教連)」が「私立大学新入生の家計負担調査」を発表しています。

「私大教連」は、毎年「私立大学新入生の家計負担調査」をこの時期に発表しているのです。

「調査内容」は、「受験から入学までの費用」を内訳別に詳細な調査を行なっていて、毎年同じ調査をしていますから、前年との比較も記載されています。

今回の2023年調査では。「受験から入学までの費用」が過去最高になったと指摘しています。

それでは、次に詳しく見て見ましょう。

➀「私大生の家計負担は増えるばかりです」

この調査は「私立大学」のものですが、日本では大学生の75%・226万人が「私立大学・短期大学」で学んでおり、学校数でも82%を占めているそうです。

まあ、ほとんどの大学生は「私大生」と言っても良いかと、コロちゃんは思いましたね。

次に「家計負担が大変だろうな」と、親御さんのご苦労がしのばれるような「私大生」が必要とする費用を見てみましょう。

➁「受験から入学までの費用は230万円だよ(自宅外通学生)」

最初は「受験から入学までの費用」を見てみましょう。

◎「受験から入学までの費用:自宅外通学」(1000円以下切り捨て)

➀「受験費用   :25万円」
➁「家賃      :6万円」
➂「礼金・敷金  :24万円」
④「生活用品   :36万円」
⑤「初年度納付金:136万円」
⑥「合計    :230万円」

http://tfpu.or.jp/wp-content/uploads/2024/08/2023kakeihutanntyousa20240405.pdf
(出典:私大協連:私立大学新入生の家計負担調査:2023年度より:11月24日利用)

上記の「自宅外通学生」の「230万円の初期費用」は、過去最大となるそうですよ。この調査では「自宅通学者の費用」も調べています。下記に並べて比べてみましょう。

◎「受験から入学までの費用」(1000円以下切り捨て)

①「自宅外通学者:230万円」(過去最高)
➁「自宅通学者 :162万円」(過去最高)

http://tfpu.or.jp/wp-content/uploads/2024/08/2023kakeihutanntyousa20240405.pdf
(出典:私大協連:私立大学新入生の家計負担調査:2023年度より:11月24日利用)

この「自宅外通学230万円」と「自宅通学162万円」の差(68万円)を見ると、親だったらみなが「自宅から通える大学へ進学してくれ」と言いたくなるでしょうね。

「地方在住者」は、それだけハンデを背負っていると、コロちゃんは思いましたよ。

また「過去最高」の金額にも驚きますが、内訳を詳細に見ると「自宅外通学者」は「生活用品」の支出が前年度より4.5万円も増えています。

「物価上昇の影響」が、こんなところにまで押し寄せてきていますね。

そして、「受験費用」は逆に前年よりも▲1.2万円減少しています。調査では「受験機会を減らし出費を抑えざるを得ない様子が窺える」と書いていますね。

何とも涙ぐましい「受験生親子の努力」が見えるようですね。

➂「1日の生活費は653円だよ(自宅外通学生)」

次に「自宅外通学者」の、「仕送り額・家賃・1日当たりの生活費」の平均を見てみましょう。これは皆さんも思わず涙がこぼれる結果となっていますよ。

◎「仕送り額・家賃・1日当たりの生活費」(1000円以下切り捨て)

❶「5月の仕送り額   :10万円」
❷「5月以外の仕送り額  :8万円」(過去2番目に低い)
❸「家賃        :6万円」(過去最高)

➍「1日当たりの生活費  :653円」(過去3番目に低い)

http://tfpu.or.jp/wp-content/uploads/2024/08/2023kakeihutanntyousa20240405.pdf
(出典:私大協連:私立大学新入生の家計負担調査:2023年度より:11月24日利用)

コロちゃんは、これを読んで「毎月9万円の仕送りか?」とうなりましたね。
(´ヘ`;)ウーム…

5月の仕送りの10万円は仕方がないですよ。最初に生活を立ち上げるには「冷蔵庫」や「炊事道具」などで結構かかりますからね。

しかし、毎月の「ランニングコストの9万円」を捻出するのは、どこのご家庭でもきついと思いますよ。

そして、それだけの苦労をして仕送りをしても、なおかつ学生本人の「1日当たりの生活費:653円」ですよ。

1日の食費がワンコインよりちょっとだけ多い金額だとは・・・。

これで「1日3食」食べられるのかな?
(´Д`)ハァ…

昨年の「1日当たりの生活費:710円」よりも、更に減少しています。これでは、おちおち「牛丼:吉野家並盛462円)」も食べられませんよ。

親御さんも学生さん本人も、苦労が多いと思いますね。

④「初年度にかかる費用」

上記で、「受験から入学までにかかる費用」として下記の内容を記載しました。

◎「受験から入学までの費用」(1000円以下切り捨て)

①「自宅外通学者:230万円」(過去最高)
➁「自宅通学者 :162万円」(過去最高)

http://tfpu.or.jp/wp-content/uploads/2024/08/2023kakeihutanntyousa20240405.pdf
(出典:私大協連:私立大学新入生の家計負担調査:2023年度より:11月24日利用)

しかし、「初年度にかかる費用」は、これだけでは終わりません。

下記の表をご覧ください。

◎「自宅外通学者の初年度にかかる費用」(1000円以下切り捨て)

➀「受験費用        :25万円」
➁「住居費        :68万円」
➂「私大初年度納付金  :136万円」
④「仕送り額(4~12月 ):82万円」

⑤「合計:312万円」

http://tfpu.or.jp/wp-content/uploads/2024/08/2023kakeihutanntyousa20240405.pdf
(出典:私大協連:私立大学新入生の家計負担調査:2023年度より:11月24日利用)

上記のように「初年度」には「住居費」や「私大初年度納付金」が加わりますから、「自宅外通学者の初年度にかかる費用」は313万円ほどになります。

なお「自宅」から通える私大生でしたら、上記のグラフの内の「住居費68万円」と「仕送り額82万円」がかかりませんから、162万円ほどですみますね。150万円ほど安く済みます。

ここにも「地方出身者」の負担増のハンデがハッキリ目に見えますね。

なお、この「私立大学教職員組合連合(東京私大教連)」の「私立大学新入生の家計負担調査」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。25ページありますよ。

http://tfpu.or.jp/wp-content/uploads/2024/08/2023kakeihutanntyousa20240405.pdf

5.「制度が音を立てて軋んでいるよ」

上記のように「大学進学生」を抱えた親の出費は、もう限界まで来ていると思いますよ。

だから「危機は足下に迫っている」のは「大学経営」だけではなく、「大学進学生の親」も同じだと思いますね。

一言で言うと、日本の「教育費は親の負担と言う社会規範」が、「成長しない日本、所得が上がらない日本」の中でもう限界にまで来ているのだと思うのですよ。

コロちゃんの2人の子どもは、もう社会へ出てから20年近く経っていますから、「大学経営の存亡の危機」は、まったくの他人ごとです。

だからこそ冷静に客観的に、上記の「大学再編が焦眉の急」という事態を見つめることが出来ると考えています。

もちろんコロちゃんの視点は、「大学経営者や学校職員」のものではありません。あくまでも「親の立場・親の視点」です。

その上で、上記の内容を読んだ感想は以下の通りですよ。

◎「大学再編が焦眉の急との報道を聞いた感想」

➀「現在の高等教育費を負担する親はもう限界(教育は国の責務)」

➁「首都圏に全体の3割(299校)が集中する大学の偏在の是正(地方の大学進学生の機会の平等)」

上記の2点は、コロちゃんが今書きながら考えたものですが、現在の多くの「大学進学生の親御さん」も同じ考えを持たれると思いますね。

6.「子どもは社会で育てよう」

これらの解決方法は、別に難しくはありませんよ。ドカンと「国費を投入して大学の再編」を行なうことですよ。

ただ、どうやってその「ドカンと投入する国費の財源」を作り出すのかが議論が分かれるところですね。

コロちゃんの主張は分かりやすいですよ、「財源は増税で賄う」です。

◎「コロちゃんの主張」

➀「子どもは社会で育てる」
➁「子どもの教育は社会の責務」
➂「だから費用は税金で賄う」

ねっ、わかりやすいでしょう?
(*^^)bネッ!

それにこれなら「解決」できそうでしょう? コロちゃんは「良いプラン」だと思っていますよ。

7.「コロちゃんと人生のシナリオ」

コロちゃんは、自分が若い時にいろいろな「社会経験」をしてきたことから、「人生は多くのシナリオを体験した方が良い」と考えてきました。

コロちゃんの一例をあげますと、コロちゃんがまだ20歳前の未成年の頃のことです。1970年代初頭でしたが、建設工事現場の「飯場」に1週間ほど泊まり込みで働いたことがありましたよ。

当時の「建設工事現場」は、今と違って「重機」がありませんから、多くの人手を必要としたのですよ。

大きなプレハブの宿舎に、100人ほどが寝泊まりして食事も飯場の「食堂」でみんなで食べていました。

「食堂」には「帳場」があり、そこで日常の必要品も購入できるようになっていましたね。

それらの支払いは、後日「日当」の支払い時に清算できるように、全て「ノート」に書き込むシステムになっていました。

要するに「裸一貫」で「飯場」に飛び込んできても、働ける限りは何とか食べていける制度が出来ていたのですよ。

当時のコロちゃんは、まだ未成年(もちろん内緒)でしたから、違法だったと思われますが、周りの「厳つい労働者」と一緒に働く初めての経験を楽しんでいましたよ。

コロちゃんが「飯場」で働いたことは、この時だけでしたが貴重な体験でしたね。

このような「初めての体験」を、コロちゃんは若い時分にはあちこちで行なっていて、それが今のコロちゃんの基盤をつくっていると思っていますね。

だから、コロちゃんは「人生のシナリオ」は出来るだけ数多く経験することが「楽しい人生」に繋がると考えていますよ。

今日は「大学再編の話題」から「教育費」と、最後はコロちゃんの「人生論」で〆ました。

だけど最後の部分は、ちょっと気恥しい気分もありますから、もし気に入らなければ読み飛ばしていただければ幸いですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

rihaijによるPixabayからの画像
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