【読書考】「長寿期リスク」を読んで

読書

おはようございます。今コロちゃんは居間のファンヒーターをにらみながら、どうしようかと考えています。

いったい何に悩んでいるかというと、「灯油」を注文するべきかどうかを迷っているのですよ。

コロちゃんは、居間で「エアコン+灯油ファンヒーター」で暖房していますが、このファンヒーターを使うのは、「朝から午前中+夜」のみなのです。

あとの「日中はエアコン暖房」で充分なのですが、もう3月半ばですからそろそろ「灯油ファンヒーター」の出番が終わります。

しかし、現在のコロちゃんちの物置に置いてある「灯油缶」には、「ファンヒーター」にあと1回の給油分しか残っていないのです。

はて、足りるかなー? 寒いのはイヤだしなー? 余ると面倒だしなー?
(´ヘ`;)ウーム…

コロちゃんは、腰を痛めてからは「宅配給油」に頼っていますから、悩むことが増えましたね。まあ、悩むことも「ボケ防止の頭脳活動」とポジティブに考えることにしましょう。

そんなコロちゃんが、今日は「長寿期リスクを読んで」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「長寿期リスク:著:春日帰キスヨ:2024年:光文社新書と、誰しもが80・90歳まで生きてしまう時代になったよ」

☆「男性は4人に1人、女性は2人に1人が90歳まで生きるよと、ヨタヘロ期を自宅ですごせるのか?」

☆「認知症からも逃げられないよねと、迷惑を掛けたくないという強い意志があるよ」

☆「自立の価値観は団塊世代の時代精神か?と、コロちゃんとヨタヘロ期のヨロヨロドタリ」

1.「長寿期リスク:著:春日帰キスヨ:2024年:光文社新書」

コロちゃんの趣味は読書なのですが、ジャンルは「歴史・社会学・経済」が好きで読んでいます。

しかし、最近は「わが身の将来」にも思いをはせることがありますから、「1人死」や「自宅看取り」などの書にも手を伸ばして読んでいますね。

ホントは読みたくないんですよね。だって、誰だって「わが身が自分でコントロールできない時期」が来ることを認めたくないでしょう。

そこで多くの高齢者は「将来は分からないから考えても仕方ない」と思考停止して、不安を無視するのですよ。コロちゃんだってそこは同じですよ。

だけど、ちょっと考えてみれば「将来が分からないからこそ知って考える」ことが正道ですよね。だから、コロちゃんはイヤイヤながらも本書を手に取りましたよ。

2.「誰しもが80・90歳まで生きてしまう時代になったよ」

本書の冒頭には、「70代半ばぐらいまでは、・・・自分が高齢者だという実感がなかった」と書いています。

だから、子どもたちに「あなたの世話にならない」「迷惑をかけるつもりはない」と言い続けてきたが、「80歳前後からだんだん年を感じ、不安を覚えるようになってくる」と実例を挙げています。

確かにコロちゃんは、自分を「高齢者」と考えてはいますが、まだ「頭の働き」はさほど「衰えた」とは感じていませんね。

ただコロちゃんは、まだ「70代前半」ですからね。

それが本書では「80代、90代をどう生きて行くのか・・・子どもの世話にならないという考えが揺らぎ始めてきた」と書くのですよ。

本書は、「80歳以上」で在宅暮らしを続ける時期の高齢者の生活を「ヨタヘロ期」と名付けています。そして、それが誰しもがある時期だと喝破しているのです。

だから「迷惑を掛けない」と考えても無理だというのですよ。

誰しもが「ヨタヘロ期」になれば、誰かしらに「迷惑をかけて生きて行く」のだとしているのですよ。

コロちゃんは、80歳まで生きることなんか考えたこともありませんでしたけれど、ここまでハッキリと断言されると、心が揺らいできますね。

そして本書の「はじめに」の最後には「介護保険を利用しさえすれば『どうにかなる、どうにかしてくれる』・・そんな時代ではなくなっているのだ」とあるのですから、コロちゃんどうしよう!
(/´△`\)ナヤムゥ

3.「男性は4人に1人、女性は2人に1人が90歳まで生きるよ」

まず前提として、「平均寿命」と「健康寿命※」を見ておきましょう。

(※健康寿命:健康上の問題で日常生活が制限されない期間)

◎「平均寿命と健康寿命:2022年」(小数点以下切り捨て)

➀「男性」
・「平均寿命:81歳」
・「健康寿命:72歳」

➁「女性」
・「平均寿命:87歳」
・「健康寿命:75歳」

https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001363069.pdf
(出典::厚生労働省:健康寿命の令和4年値についてより:3月10日利用)

上記を見ると、2022年の「➀男性の平均寿命は81歳」です。しかしこれは「平均」ですからね。90歳まで生きる確率は、年齢が上がるほど上昇します。

●「男性が90歳まで生きる確率は26%」で、4人に1人は90歳まで生きます。

そして2022年の「➁女性の平均寿命は87歳」です。

●「女性が90歳まで生きる確率は50%」です。2人に1人は90歳まで生きてしまうのです。

思わずコロちゃんは「生きてしまう」と書いてしまいましたが、こう見ていくと男性のコロちゃんが90歳まで生きる率は「4人に1人」ですよ。

うーん、あんまりそこまで「生きていたくない」なー?
(´ヘ`;)ウーン

だって、現在の「70代のまま」で生きるんじゃないですよ。本書によれば「80歳からはヨタヘロ期」だというじゃないですか。

そうなったら「自宅で生活」が出来るのでしょうか?

4.「ヨタヘロ期を自宅ですごせるのか?」

本書では、「老いが進む長寿期に住み慣れた自宅ですごすためには『日常生活を行なう能力が低下した部分』を補い支えてくれる力が必要になる」としています。

簡単に言えば「買い物、食事、掃除、洗濯」や「病院への付き添い、金銭の出し入れ」などが、数限りなくあると書いているのですよ。

確かに、今のコロちゃんでしたら、どれも少しの不自由やストレスは在りますが支障なく出来ていますね。だけど「80歳を超えてヨタヘロ期」に入ったらどうでしょうね。

本書では「内閣府の世論調査」の「介護や支援が必要になったとき生活したい場所」の調査結果を紹介しています。コロちゃんは探してみましたよ。

以下のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 どちらの場所で生活したいか」より

https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h26/kenkyu/zentai/pdf/s2-5.pdf
出典:内閣府:平成26年度 一人暮らし高齢者に関する意識調査結果より:3月10日利用

上記のグラフは、「内閣府」が発表した「介護や支援が必要になった時に、どちらの場所で生活したいのか?」の世論調査結果です。

調査対象者は「全国65歳以上の一人暮らしの男女2624人」です。下に書き出しますね。

◎「もし仮にあなたが支援や介護が必要になった場合、どちらの場所で生活したいですか?」(小数点以下切り捨て)

➀「日常生活を行なう能力がわずかに低下し、何らかの支援が必要な状態」
・「自宅       :66%」(ボリュームゾーン)
・「子や孫・親族の家:5%」
・「ケア付き住宅  :9%」
・「特養老人ホーム :10%」
・「分からない   :8%」

➁「立ち上がる時や歩行が不安定、排せつや入浴などに一部または全介助が必要」
・「自宅       :27%」
・「子や孫・親族の家:9%」
・「ケア付き住宅  :20%」
・「特養老人ホーム :29%」(ボリュームゾーン)
・「分からない   :14%」

③「一人で立ち上がったり歩いたりできない。排泄や入浴などに全介助が必要な状態」
・「自宅       :15%」
・「子や孫・親族の家:6%」
・「ケア付き住宅  :18%」
・「特養老人ホーム :42%」(ボリュームゾーン)
・「分からない   :17%」

https://www8.cao.go.jp/kourei/ishiki/h26/kenkyu/zentai/pdf/s2-5.pdf
(出典:内閣府:平成26年度 一人暮らし高齢者に関する意識調査結果より:3月10日利用)

うわー、考えたくないよー。
〣( ºΔº )〣ガーン

だけど、上記を見ると「➀日常生活を行なう能力がわずかに低下」なら「自宅:66%」がボリュームゾーンですね。

コロちゃんも同感ですよ。だってこれって「コロちゃんの現在」ですよ。コロちゃんは「要支援1の認定」を受けていますからね。

しかし、「➁立ち上がる時や歩行が不安定、排せつや入浴などに一部または全介助が必要」と「③一人で立ち上がったり歩いたりできない」となると「特養老人ホーム等」が多くなりますね。

そうか、確かに「➁③で排せつや入浴などに一部または全介助が必要」となると、自宅で「1人看取り」は無理かなー?
( ̄へ ̄|||) ウーム

コロちゃんも、いずれ「②③の排せつや入浴介助」が必要になるのかなー? やだけど、考えておかねばならない事のようですね。
(・_・。 llllllヾ) マッマイッタナァ

5.「認知症からも逃げられないよね」

本書では「年齢が上がるほど認知症の発症率も高まる」と書いていますね。以下ですよ。

◎「認知症有病率」(小数点以下切り捨て)

●「男性」
➀「65~69歳: 1%」
➁「70~74歳: 3%」(コロちゃんはココ)
③「75~79歳:10%」
④「80~84歳:22%」
⑤「85~89歳:44%」
⑥「90歳~  :64%」

〇「女性」
➀「65~69歳: 1%」
➁「70~74歳: 3%」
③「75~79歳: 9%」
④「80~84歳:20%」
⑤「85~89歳:35%」
⑥「90歳~  :42%」
(本書:資料3:性・年齢階級別にみた認知症有病率より)

へー、女性の方が「認知症」の割合が低いのですね。「85~89歳:男性44%と女性35%」ですよ。
( ¯ㅿ¯)へー

現在のコロちゃんは「➁70~74歳:3%」か? まだ大丈夫だよね。
Σ(´Д`ノ)ノダイジョウブカナ?

だけど「ヨタヘロ期」になると、「④80~84歳:22%」「⑤85~89歳:44%」に上がりますね。

コロちゃんは「85歳以上」なんてとても考えられませんけど、絶対にないとは言えないのが考えどころですよ。

本書で参考になったのは、「50代の介護事業所の運営者」の方の下記の意見ですよ。

●「将来何かあった時のために備えようなんて考える人は、知識人だと思う。そういう人たちは、無様な老後になりたくないと考えて、ある程度リスク管理ができる」

●「でも一般の人はそうじゃない。行きあたりばったりで、ヨロヨロドタリ」

おーおー、厳しいご意見ですね。だけどコロちゃんはどうかな? ・・・とても「知識人」ではないですね。
( ̄o ̄)oオー

だってコロちゃんは、普段から「無様な老後になりたくない」なんて考えてないもん。

なーんも考えてなかったですよ。
(˙◁˙)アッパッパー

これでは・・・ヨロヨロドタリになるかも?
( ̄へ ̄|||) ウーム

6.「迷惑はかけたくないという強い意志があるよ」

本書では「高齢夫婦二人暮らし」の行き着く先を、これでもかこれでもかの「現実の例」を取り上げています。

コロちゃんは、読んでいて「胸が痛く」なりましたよ。

そして「多くの高齢者の考え」の「子どもに迷惑を掛けたくない心境」や「かたくななまでの自立観」を書いていますが、それはコロちゃんも全く同じ「価値観」を抱いています。

この「高齢者の自立観・死生観」が、子どもたちの支援の遅れや行政サービスの拒否となっている事例も多数取り上げられています。

そもそも「介護保険認定」を受けながら、利用していない人の数が「2023年で23.6%:170万人」もいるというのですよ。

これは初めて知りましたよ。これだと1/4のもの方が、「介護保険の利用」をためらっているということになりますよ。

その理由として、介護関係者は、「高齢者でも、自分が倒れるとか死ぬとかといったライフイメージが薄い」というのですよ。

そして「高齢者」は、本来ならば「心身ともに衰えて、何事かが起これば・・人に頼るしかないということを自覚しているはず」なのに、違うというのです。

これはコロちゃんには理解できますよ。なるべく人に頼りたくないのですよ。コロちゃんだって、出来れば「介護ヘルパーさん」に頼りたくないですよ。

だけど、どうしようもなくなっているから頼むんですよ。

コロちゃんは、若い時から「自立すること」を骨の髄まで「生き方の柱」としてきましたからね。

今でも「迷惑を掛けたくない」「まだまだ自分は出来るはずだ」と考えていますし、将来は分かりませんが、そう簡単に全部は頼りたくはないですよね。

特にコロちゃんにも「風呂とトイレの介護」には抵抗がありますよ。

ただ本書の中の「50代の介護施設長(女性)」の言葉は、胸に響きましたね。以下ですよ。

「人間、どうやったって迷惑はかけるんですよ」

うーん、なんか「哲学的」な言葉ですよね。確かにこの方の言葉が「真理」なのかも知れませんよ。
(╭☞˙-˙☜╮).。oO

7.「自立の価値観は団塊世代の時代精神か?」

コロちゃんが本書を読んで気付いたことに、「コロちゃんの自立の精神」は「時代的な価値観」だったのかも知れないという事があります。

これは、現在の「高齢者」のみなさんの「子どもたちに迷惑を掛けたくない」「自分は大丈夫だ」という「自立の精神」が、結果的には「ヨロヨロドタリ」を招いていることへの考察ですね。

現在私たちが直面している「高齢の親」と「離れたところに住んでいる子どもたち」という環境は、さほど昔からある訳ではありません。

それは「団塊世代(1947年~1949年生まれ)」から始まっているのですよ。

上記しました本書の「高齢者の長寿期のリスク」にどう対処するのかという「課題」は、そもそも「国民が長寿」となったここ数十年に初めて生じたものです。

下記に「平均寿命の推移」を書きますね。

◎「平均寿命推移」(小数点以下切り捨て)

➀「1950年:男性58歳:女性62歳」
➁「1960年:男性65歳:女性70歳」
③「1970年:男性69歳:女性74歳」
④「1980年:男性73歳:女性78歳」
⑤「1990年:男性75歳:女性81歳」
⑥「2000年:男性77歳:女性84歳」
⑦「2010年:男性76歳:女性86歳」
⑧「2020年:男性87歳:女性81歳」

ざっと、上記のように「➀1950年」の平均寿命は「男性58歳:女性62歳」でした。

この時代では「ヨロヨロドタリ」を心配するほど「長い高齢期」がなかったと思われますよ。

つまり「長い高齢期のヨロヨロドタリ」を招いている「高齢者の自立の精神」は、ひとつ前の世代にはなかったものなのですよ。

簡単に言うと、この「自立の精神」は現在の「高齢世代(団塊の世代)」から始まったという事ですね。

コロちゃんには、「団塊の世代(1947~1949年生まれ:現在75~77歳)」の方々の生き方が「自立精神」を育てたように思われます。

「団塊の世代」の方々の多くは、1960年代に大挙して「都市部」へ出てきて、それぞれの地で「定着」し「核家族」を形成してきました。

この方々の多くは、地方の「次男」以下の方たちで、「長男」が残って家を継ぎ「次男」以下は独立して「都市部」で家族を形成するという生き方となりました。

その中で「強い自立心」を形成するようになったというのが、コロちゃんの見方です。言ってみれば「団塊世代の強い自立心は時代精神だった」となりますね。

この「自立精神」は、上記でも書きましたけれどコロちゃんも同じです。コロちゃんは「団塊世代」から、わずか数年年下なだけですからね。

だけど、自覚したからには「いずれは誰かに頼らざるを得ない時が来ること」も覚悟しないとならないと思いましたよ。

8.「コロちゃんとヨタヘロ期のヨロヨロドタリ」

やだなー、困ったなー、ホントにコロちゃんは「ヨタヘロ期」に入って「ヨロヨロドタリ」になるのかなー?
ヤダ(・д・ = ・д・)ヤダ

本書では、最後に「小堀鷗一郎氏」の言葉を引用して、下記のように書いています。

「そもそも介護は『予防』出来るものではない・・・いつかは病や老衰により『要介護状態になりうる』のである」

「多くの人が望む『ぴんぴんコロリ』をかなえられる人は極めて限られていると認識した方がよい。」

「我々が目指すべきは、たとえ介護状態になったとしても豊かな人生を送ることができる社会の実現なのではないだろうか」

(死を生きる/訪問診療医がみた709人の生老病死/朝日新聞出版)

いやいや、リアルな言葉ですよね。専門家は「ピンピンコロリ」なんて「宝くじに当たるようなものだ」といっているのですよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム

コロちゃんは、本書を読んで「現在の高齢者が抱えているヨロヨロドタリ問題」は、「日本の歴史上」初めて発生した事態だと考えましたよ。

当然「過去の事例」を参考にすることも出来ませんし、おそらく現在の「団塊の世代」で起きていることが今後世代の「ロールモデル」となることでしょう。

コロちゃんは、この「ヨロヨロドタリ」のイメージは、既に「妻の死の前の6ヶ月間」で体験していますね。

妻は「肺がんの終末期」で、最後の「6ヶ月」はまさに「ヨタヘロ期のヨロヨロドタリ」でした。自分では風呂もトイレもできなくなっていました。

当時は「コロナ禍」の真っ最中だったこともあり、コロちゃんと2人の息子たちとで「介護」をしましたが、次のコロちゃんの番では「介護施設入所」を考えなければならないでしょうね。

誰しもが、必ず「ヨタヘロ期はあるもの」と考えていかなければならないこと、そして誰しもが、いずれ「迷惑をかける存在」になるという時代となったと、コロちゃんも肝に命じましょう。

本書は、「高齢者と現役世代の親子」の具体的事例が沢山書かれていますから、内容自体は分かりやすいです。

ただ、どれも「重い問題」ですから読んで思わずため息が出ることもありましたね。「読後感」は「辛い」でしたよ。

本書は、「ヨロヨロドタリ」が自分事の「高齢者」の方や、「高齢の親を持つ方」には、是非読んでいただきたいとても参考になる本ですよ。

下記に本書のリンクを添付しますね。是非お読みください。お役に立つこと間違いなしですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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