【闘病考】闘病と食洗機

闘病

コロちゃんちには食洗機があります。なんか清貧と違うよねと言われそうなのですが、いろいろ訳があるんです。

訳はともかく、食洗機は便利ですね。

(^u^)

1.抗がん剤とその後遺症

コロちゃんは、大腸がんと悪性リンパ腫で抗がん剤治療を受けました。そのステロイド剤の後遺症で、骨粗しょう症となったのです。

もちろん、そちらの投薬治療は今でも続けているのですが、全く改善はしてません。そして、腰椎の圧迫骨折を2回起こしました。

いまだに、一日中腰痛に悩まされています。

2.二回目の圧迫骨折は妻の最後の直前

妻は、肺がんでもう治療ができなくなり、「緩和ケア」となった以後の最後の日々を自宅で過ごしました。

コロちゃんは、全力を振り絞って介護に努めましたが、ちょっと無理をしすぎたようです。

もう歩けなくなった妻の移動のために、持ち上げて室内車いすに移す行為を繰り返すことで、腰の負担が限界を超えてしまったようでした。

妻は食事がとれなくなってから2週間が過ぎたころです。コロちゃんが妻をいつものように「よいしょ!」と持ち上げた時に、腰から「ごきっ‼」という響きと、鋭い痛み。

「あっ! やっちゃった!」

((((;゚Д゚)))))))

コロちゃんは真っ青です。コロちゃんは、妻を抱えたまま一緒にベッドから転げ落ちました。

3.必死の介護とあらゆる手を試行錯誤

やってしまったものはどうしようもありません。かと言って、妻の最後の時を放棄することもできません。

あらゆる手立てを考えました。

二人の子どもたちは、長男は毎週末には泊まりでお手伝い。次男は遠方に住んでいるのですが、帰省してテレワーク勤務をしてくれました。

訪問介護のヘルパーさん、訪問入浴も行い、民間のヘルパーさんも動員して助けてもらいました。食事も宅配弁当に切り替えました。

4.やっと食洗機の出番です

その時に、食洗機も入れようと子どもたちが提案したのです。コロちゃんは、頭の中が「清貧」ですから、まずそんなこと思いつきもしません。

というよりも、目先の妻の介護で精いっぱいで、頭が回らなかったというのが正解でしょう。そうして入れた食洗機が、妻の最後の日々のコロちゃんの介護を助けてくれたのです。

Jacques GAIMARDによるPixabayからの画像

5.食器洗い機、普及率は30%

コロちゃんは、おじいさんですから、食洗機がない時代に育っています。

しかし、家庭生活を便利で豊かにする電化製品の導入は、かつて洗濯機や冷蔵庫がひとつひとつ家に導入されていく様子を、コロちゃんは小さい頃にリアルタイムに見て来ました。

ですから、とても良いことだと思っています。

ちょっと過去の記憶を探ると、コロちゃんの実家で洗濯機が入ったのは、コロちゃんが小学生の時でした。ぐるぐる回す絞りハンドルがついていたのを覚えています。

その後は、たらいと洗濯板の出番が無くなったんですよね。コロちゃん母は飛び上がって喜んでいましたよ。

食器洗い機の普及率は30%だそうです。コロちゃんの感覚からは結構普及しているなあと思いましたが、今の若い方は逆かもしれませんね。

欧米では70%程度とありますから、今後は日本でもまだまだ普及するでしょう。

https://www.meti.go.jp/statistics/toppage/report/minikaisetsu/hitokoto_kako/20211209hitokoto.html

参照:経済産業省 統計 一言解説 家事の強い味方、食器洗い機(12月7日利用)

6.現在食洗機は、腰痛コロちゃんを援けています

コロちゃんは、今おひとりさまです。毎日の料理は自分でつくっています。妻が亡くなる前にいろいろレシピを教えてくれていましたので、あまり炊事には苦労していません。

もちろん、多くのブログで素晴らしい料理を紹介してくださる方々の足元にも及ばないものですが(๑˃̵ᴗ˂̵)。

ただ、短時間調理をしているとすぐに腰痛が襲来します。これは、かなりのストレスです。

この食洗機があると、食後がちょっと楽になります。コーヒーをもってベッドに横になり、本を読む。至福の時です。

体調とか、腰痛とか、老化とかは、自分ではどうしようもありません。

ただ、肉体的ストレスが精神的ストレスにつながるようなら、いろいろ援けてくれるものは、積極的に導入すべきだというのが現在のコロちゃんの考えです。

食洗機様、援けてくれてありがとう。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に触りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

PVアクセスランキング にほんブログ村

コメント

タイトルとURLをコピーしました