おはようございます。今日のコロちゃんは、月に1回の「内科医院の診察」に行ってきましたよ。
現在コロちゃんは、「糖尿病と脂質異常症」の「診察と投薬」のために、3ヶ月に1回の「血液検査」と毎月の「診察・投薬」にいつもの「内科医院」へ通っているのですよ。
コロちゃんは、いつも「朝一番の時間」にこの「診療所」に行くことにしています。その方が待ち時間が短いのですよ。
まあ、コロちゃんは「病院の待ち時間は読書」と決めていますから、あまり苦にはならなのですけどね。
それはともかく、今日の診察時間は「たった1分間」でしたよ。
コロちゃんは、「先生、異常ありません。お薬はいつものでお願いします。また来月来ますね」と言ったら、医師の先生は「はい、わかりました。お大事にしてくださいね」で終わりましたよ。
コロちゃんは「病院もドライブスルー方式」を導入したら、少しは待ち時間が減るかも?と思いましたけれど、それでは「医師の診察」が雑になりそうですよね。
やっぱり、少々時間がかかっても、現在のやり方が合理的なのでしょうね。
コロちゃんは「病院通い」はもう「生活の一部」となっていますから、「面倒」だとも「待ち時間がイヤ」とも感じなくなってしまっていますよ。
そんな「病院の待ち時間」に不感症になったコロちゃんが、今日は「トランプのアメリカは高齢の父親か?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「トランプのアメリカは高齢の父親だよと、米国のスネをいつまでもかじるのはやめてくれ」
☆「アメリカはどんどん小さくなっているよと、世界の軍事費を見るよ」
☆「日本の経済の未来を考えるよと、日本の安全保障の未来を考えるよ」
☆「コロちゃんと高齢の母」

1.「トランプのアメリカは高齢の父親だよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「トランプ革命に後戻りなし」との見出しが目に入りました。
これは「日経新聞」の「経済教室」の「論考」です。
コロちゃんは、最近のアメリカのめちゃくちゃな「関税政策」を見聞きしていますので、興味を持ってじっくりと読んでみることにしましたよ。
この「論考」は「鶴光太郎大妻女子大教授」が執筆者ですね。コロちゃんはざっと読んで驚きましたよ。
それは「トランプのアメリカ」を「わかりやすいたとえ」で表現しているのですけれど、それが実に「秀逸なたとえ」なのですよ。
だって、「普通の家庭の高齢になった父親」を持ち出しているのですよ。次に簡単に内容をご紹介してから、次にコロちゃんの考えを書いてみますね。
さてさて「鶴教授」は、どのように「アメリカのトランプ大統領」を見ているのでしょうか? 読んで楽しい「経済教室」でしたよ。

2.「米国のスネをいつまでもかじるのはやめてくれ」
まず「鶴教授」は、「論考」の冒頭を「トランプ革命が世界を席巻している」と書き始めています。そして、「彼が去れば米国は元に戻るのだろうか?」と問うているのです。
これに「残念ながら否と言わざるを得ない」と、直ぐに続けて「我々は歴史的な転換点に位置し、不可逆的なレジームチェンジに直面している」と喝破しているのです。
だから、「トランプ大統領の4年間」が終わっても、「アメリカの姿勢」は変わらないとみているのですよ。

①「キレた高齢の父親(アメリカ)の叫びだよ」
ここからが面白いのですが、「米国の庶民の本音の叫び」として以下の声を書いています。
◎「米国の庶民の本音」
➀「これ以上米国に頼るのはやめてくれ」
➁「輸出をテコに米国市場で搾取するのはやめてくれ」
さらに「たとえ話」として、以下を書いています。
◎「たとえ話」
①「これまでは」
・「一家の大黒柱であった父親(米国)は家族の精神的支柱であり、子どもたち(日本などの同盟国)を養い、支え、守って来た」
・「子どもは父親の教えを守り成長してきた」
➁「ある日突然の言いがかり」
・「父さんをこれ以上頼るのはやめてくれ、お前たちを守り続けることはできない」
・「ぼうぜんとする子どもたち」
③「父親は長い間やせ我慢を続けてきたのだ。ついに限界がきて爆発してしまった父親に対し『昔の父さんに戻って』と言っても無理な話」
「鶴教授」は、上記のような「わかりやすいたとえ話」で「現在のトランプ政権の無茶な政策」を読み解いているのです。
どうですか皆さん? わかりやすいと思いませんか?
理不尽とも言える「トランプ大統領」の行動の本音がわかるような気がしませんか?

➁「突き放された子ども(日本)の選ぶ道は?」
そして、「切れた高齢の父親のトランプ大統領」に対して、「突き放された子どもたちは、どういう対応を取るべきか?」を、下記のように「鶴教授」は書いています。
◎「突き放された子どもたち(同盟国)の道」
➀「そんな父親(アメリカ)とでも『ひとつ屋根の下で暮らし続ける」こと」
・「今度は子どもが父親を守る番」
・「父親への援助も考える」
・「父親の要求を丸のみるすことになるかも」
➁「父親の庇護を離れる」
・「子どもたちで協力し合う」
・「自活・自立する道を選ぶ」
上記のように、「鶴教授」は「トランプ氏は『引き続き同じ屋根の下で暮らすか』の同盟関係の在り方についての判断を突き付けている」というのです。
そして「欧州はいち早くレジームチェンジを悟り、自立の方向に動き出したといってよいだろう」と続けています。
コロちゃんだって新聞は読んでいましたけれど、上記のような「欧州の戦略的自立」までは気が付きませんでしたよ。
また「トランプ大統領」の上記の本音も、まさか「歴史的転換点だ」なんて、そこまでは思っていませんでしたよ。
おそらく大部分の皆さんも、4年後には新しい「アメリカの大統領」が出て来て、また元通りの「アメリカ」に戻ると期待していると思いますよ。

③「戦後秩序が崩壊したことを認識するべきだって」
上記のちょっと「ショックな選択肢(丸のみor自立)」へのコロちゃんの考えは、後で書くことにしますね。
この「鶴教授の論考」では、最後に「大局的・長期的な視点」として、以下を書いています。
◎「大局的・長期的な視点」
①「戦後米国が主導してきた、グローバルな自由貿易体制や、それに依存した精緻なサプライチェーン(供給網)の時代が終焉したことをハッキリと認識すべき」
➁「貿易の利益や自由貿易の精神を真に理解できる国や地域同士で、リージョナル(広い)な自由貿易体制を推進していくしか道はない」
③「戦後、米国の広大な市場に進出し、輸出促進型成長をテコに経済発展を遂げてきた・・・もうその時代には戻れない」
④「日米関係では経済と安全保障は切り離せない・・・まずは自主防衛への意識を高めることから始めるべき」
ざっと上記のような「鶴教授の論考」でしたが、コロちゃんはいち早く「トランプのアメリカ」の行動から、その内容に潜む「戦略的な世界観」をスッキリと纏めている内容に驚きましたよ。
だけどこの内容を読むと、「トランプのアメリカ」が「理不尽な行動」をしているのではなく、「合理的な選択の結果」現在の状況となっていると読めますね。
さて、こうなると「戦後秩序 」は今後「トランプ以前」と「トランプ以後」と、後世の歴史家に記録されるかも知れませんね。
果たして「日本」は、生き残ることが出来るのでしょうか? コロちゃんは不安と好奇心を持って、今後も世界を見渡していきたいと感じていますよ。
なお、この「日経新聞」の「鶴教授」の「トランプ革命に後戻りなし」の「論考」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。
上記の「たとえ話」が満載されていますので、「経済教室」の「論考」の中ではとても読みやすくわかりやすい内容だとコロちゃんは思いましたよ。


3.「アメリカはどんどん小さくなっているよ」
さて、上記の「鶴教授の論考」では、「かつて一家の大黒柱だったが、現在では高齢になって衰えた父親」とたとえられた「アメリカ」の現在の姿を見ておきましょう。
◎「世界名目GDPシェア」(小数点以下切り捨て)
➀「1970年」
❶「米国 :31%」
❷「旧ソ連:12%」
❸「ドイツ : 6%」
➁「1990年」
❶「米国 :26%」
❷「日本 :13%」
❸「ドイツ : 7%」
③「2005年」
❶「米国 :27%」
❷「日本 :10%」
❸「ドイツ : 5%」
④「2023年」
❶「米国 :25%」
❷「中国 :16%」
❸「ドイツ : 4%」
上記は、コロちゃんがネット上のあちこちで探してきた「世界GDPシェア」です。
「アメリカ」は、戦後一貫して「世界ナンバー1の国」ですが、その「世界におけるGDPシェア」は減少し続けています。
なお、「日本の世界GDPシェア」が一番高かった年は「1995年(17.5%:世界2位)」でしたね。
その後日本は「2022年」にはまだ「3位」だったのですが、翌年の「2023年」にドイツに追い抜かれて、「世界4位」に落ちていますね。情けねー。
(´△`)ガッカリ…
下記にアメリカのシェアのみを書き出してみますね。
◎「アメリカの世界GDPシェア」
❶「1970年:31%」
❷「1990年:26%」
❸「2005年:27%」
❹「2022年:21%」
うーむ、大分下がっていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
ここまで下がってくると、「アメリカ」もそろそろ「老い」を感じて、もう「世界の父親」を務めるのは「もうイヤダ~!」となってもおかしくはないのでしょう。
「❸2005年に27%」と、「❷1990年の26%」から1㌽上がっているのは、2000年前後に「金融のグローバル化」が進んだことによるものかもしれませんね。
現在のアメリカは、「製造業」ではなく「金融」で稼いでいる国ですからね。
だけど「中長期的」に見れば、上記の「アメリカの世界GDPシェア」は、今後も下がり続けることは間違いがありませんね。
しかしコロちゃんなんかは、産まれた時から「アメリカは世界ナンバーワンの国家」のイメージでしたよ。
その強さゆえに嫌われることもありましたけれど、基本的には「日本人」は「アメリカ」には好感をもっていたんですよね。
それが、もうコロちゃんみたいな「高齢者」になり果てたとは、なんとも信じられない思いを持ちましたよ。

4.「世界の軍事費を見るよ」
次に上記で「鶴教授」が、「父さんをこれ以上頼るのはやめてくれ、お前たちを守り続けることはできない」と「たとえ話」にした、「アメリカの軍事費」について見ておきましょう。
◎「世界軍事費ランキング:2024年」(少数点以下切り捨て:1㌦=147円)
①「アメリカ:36%:9970億㌦」(147兆円)
➁「中国 :11%:3130億㌦」(46兆円)
③「ロシア : 3%:1480億㌦」(21兆円)
⑩「日本 :1%:550億㌦」(8兆円)
おー、「アメリカ」は断トツに多いですよね。「世界の軍事費」の4割近くを1国で投じています。
オオォォォ(゚ロ゚*)
2位「中国」の3倍以上ですよ。「日本」は昨年こそ「⑩8兆円」になりましたが、長い間「5兆円規模」でしたよ。
2013年当時にアメリカの大統領だった「オバマ氏」は「米国は世界の警察官ではない」と語っています。
もう10年以上前のことでしたが、「アメリカ」は、その当時から「もうアメリカが世界を力で支配することはできない」と考えていたのでしょうね。
現在のアメリカは、上記の膨大な軍事費で「世界45ヶ国に545基地」を保有していると言われています。
今後は、それらの軍事基地もいずれ「縮小・撤退」が進むのかも知れませんね。
なお、「日本」には、そのうちの130か所の米軍基地(うち米軍専用基地は81か所)があるとされていますよ。

5.「日本の経済の未来を考えるよ」
コロちゃんは、市井の単なるおじいちゃんですから、あんまり偉そうな議論はするつもりはありません。
しかし「アメリカ」が、コロちゃんと同じような「70代の高齢者」になってしまったとしたならば、「子ども(日本)」はいろいろ考えないとマズイでしょうね。
まず「経済」を考えてみることにしましょう。
「アメリカのトランプ大統領」は、「貿易赤字」をその分「アメリカの納税者」が損をしていると考えています。
「アメリカ」の対日貿易赤字は、昨年2024年は「685億ドル(約9.7兆円)」でした。
これは「経済学」では、「アメリカのドル札」と「モノの交換」となります。
だから「アメリカ」にとっては輪転機を回せば「モノが買える」という「お得な交換」になるのですが、「高齢者になったアメリカ親父」は、納得しません。
「トランプ大統領」は、「貿易赤字」は「会社の赤字と同じ」と言い張って聞きません。
高齢者のコロちゃんだから言いますが、「年寄りの変な言い分」に逆らってはいけません。取り敢えず「ああそうですね」と受けておくのが一番ですよ。
そして「経済」についてのコロちゃんの考えですが、「日本の生存条件」は「食料と原油の確保」です。
かつて1930年代後半から1945年の当時の日本は、その「食料と原油」を確保するために「中国の満州地方」と「東南アジア」に進出していきました。
「食料は中国」で「原油は東南アジア」でしたね。それは当時の「日本」の「自存自活」に必要だったからですよね。
しかし「欧米の権益との争い」となってご存じの通りの「太平洋戦争」へと突き進みました。
2025年の現在の日本も、その「国家の生存条件」は当時といささかも変わっていませんね。
「食料自給率は38%(2024年度)」ですし、「エネルギー自給率は11.9%(2024年度)」です。
ですから、上記した「鶴教授」の提言の道をもう一度、下に書きますね。
「貿易の利益や自由貿易の精神を真に理解できる国や地域同士で、リージョナル(広い)な自由貿易体制を推進していくか道はない」by鶴教授
コロちゃんもそう思いますよ。いずれ「日本」は「年老いたアメリカ親父」の庇護から出て、自分の足で歩き始めるしかないと考えますよ。
ただ「悩ましい」のは、「日本の主要な貿易相手国」は「アメリカと中国」なのですよね。以下をご覧ください。
◎「輸出相手国ランキング:2023年」(少数点以下切り捨て:100億円以下切り捨て)
①「アメリカ:20%:20.2兆円」
②「中国 :17%:17.7兆円」
③「韓国 :6% :6.5兆円」
https://www.customs.go.jp/toukei/suii/html/data/y4.pdf
(出典:財務省貿易統計より:5月13日利用)
◎「輸入相手国ランキング:2023年」(少数点以下切り捨て:100億円以下切り捨て)
①「中国 :22%:24.4兆円」
②「アメリカ :10%:11.5兆円」
③「オーストラリア:8%:9.0兆円」
https://www.customs.go.jp/toukei/suii/html/data/y5.pdf
(出典:財務省貿易統計より:5月13日利用)
上記のように、「日本の貿易」の輸出入の1位2位は、「アメリカと中国」が占めているのです。こうなると、どちらも相手にしないわけには行きません。
その上で、「日本の生存条件」は「食料品と原油」ですが、何を手に入れるのにも「お金」がかかります。
その為には、「世界中」を相手に「輸出入」が自由にできる条件こそ「日本の生存に必須」です。
その為には、上記の「輸出入のランキング1位2位」の「アメリカと中国」との「自由貿易」は欠かせないと考えますよ。
「日本」は、「アメリカ」はもとより「中国」とも決定的な「ケンカ」は出来ないのですよ。だから「アメリカ親父」とも、ケンカしないようになだめてお付き合いするしかないのですよ。
この微妙な「経済上の立ち位置」を、今後の「日本の指導者」の方々には、上手にクリアしていただきたいとコロちゃんは考えていますよ。
上記で「鶴教授の論考」の、「高齢な親父(アメリカ)」の言い分についての「ショックな選択肢(丸のみor自立)」へのコロちゃんの考えを後で書くと言いましたよね。
コロちゃんの考えは、「高齢な親父(アメリカ)」をあやしながら、ジワジワと自立の道を少しずつ進めるしか道はないと考えていますよ。

6.「日本の安全保障の未来を考えるよ」
さて、そうなると面倒なのは「安全保障」です。
これは多くの「防衛機密」があるでしょうから、コロちゃんごときが、あれこれ言ってもしょうがないかもしれませんが、あえていくつかを提起してみますね。
ご存じの通り、日本は周囲を海に囲まれていますが、「北はロシア・西は北朝鮮と中国・東はアメリカの核保有国」と対峙しています。
現在の「ウクライナ・ロシア戦争」を見ても、「核の脅し」は健在ですよね。西の「北朝鮮」などは、機会があれば「核で日本を脅すこと」に、おそらく躊躇しないでしょう。
そうなると「日本」はどこかの「核の傘」に入らないわけには行きません。
そうなると、まさか「中国・ロシアの核の傘」に入るわけには行きませんから、選択肢は「アメリカ一択」しかありません。
だけど、その「アメリカ親父」がいつまで「日本に核の傘」を差しだしてくれるでしょうか?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
既にヨーロッパでは「フランスの核の傘」を広げようという動きが出てきていますね。これは「アメリカ親父」からの自立の動きでしょう。
いつまでも「アメリカがヨーロッパを守ってくれるかわからない」と考え始めているんだと思いますよ。
そこで「日本」の話です。
今後もし「台湾海峡近辺」で「米中紛争・戦争」となった時に、「日本の自衛隊」が最前線で戦わなければならなくなりはしないでしょうか?
「アメリカ親父」が、「核で守ってやっているのだから戦場に一番近い日本が先頭に立て」と言い出しはしないかと不安になりますよ。
コロちゃんは、昨年までは「戦争の不安」などは一切感じていませんでした。
しかし、冒頭の「高齢のアメリカ親父説」を読んだ時に、「アメリカは何をやり始めるのか分からない国だ」と不安になりましたよ。
上記の「鶴教授」は、以下のように言っていましたね。
「日米関係では経済と安全保障は切り離せない・・・まずは自主防衛への意識を高めることから始めるべき」by鶴教授
コロちゃんは、「防衛費増額」にはいろいろ言いたいこともありますが、この「まずは自主防衛の意識を高めること」には賛成しますよ。
少なくとも、今後「アメリカ親父」に今までみたいに「頼り切る子ども時代」は終わったと考えましょう。

7.「コロちゃんと高齢の母」
さて今日は「トランプのアメリカは高齢の父親か?」をテーマに、「鶴教授」の新聞論考を題材にその周辺事情を考察してみました。
既にコロちゃんは「70代」に達していますから、高齢の「トランプ親父(アメリカ)」が無茶をして「子どもたち(日本)」がアタフタする姿を見ると、内心忸怩たる思いがありますね。
だってコロちゃんも、「もしや子どもたちに迷惑をかけているかも?」と考えちゃいますよ。ひとごとではないですよ。
コロちゃんは、せいぜい「物わかりの良い高齢者」でいましょうね。
(_ _* ) そうそう…
最後の「コロちゃん話」ですが、10年以上前にコロちゃんは母親を亡くしました。母は「多発性骨髄腫」という血液のがんで80代で亡くなったのです。
亡くなるだいぶ前から、「大学病院」で治療をしていたのですが、もう1人暮らしは出来なくなっていましたから、居住型の「高齢者施設」に入っていたのです。
その頃のある日に、母が「着るものがない」と言い始めました。そこでコロちゃんは、母の家から何種類もの衣服を運んだのですが、どれも気に入らないと言うのです。
そこで「高齢者施設」に「外出届」を出して、近くの「しまむら」に同行したところ、1時間以上もグルグル見て回って数点の衣類を購入して帰ったのですが、ほどなくまた「着るものがない」?
(*´・д・)はて?
他に「わがまま」は一切口にしない母だったのですが、この「着るものがない」は何度「買い物に行っても」繰り返されました。
コロちゃんと姉は、毎週この「介護施設」を訪問していましたから、その都度に「対応」しましたが、その時に「高齢者は見ている世界が違う」と思いましたね。
つまり「高齢者は周囲から見てわがままを言うのが当たり前」なのですよ。
コロちゃんは「母の最期の小さな望み」と思い、出来るだけ希望を叶えるようにしましたが、それが「最後の親孝行」となりましたよ。
コロちゃんと姉は、父親がいませんでしたから、この母上に育てられたのですよ。母の青春時代は戦争の真っただ中でしたし、その後の結婚生活も子育てで苦労していますね。
だからというわけではありませんが、コロちゃんは「高齢者のわがまま」には「敬して遠ざける※」が良いと思っていますよ。
(※敬して遠ざける:論語:鬼神を敬して之を遠ざく:うやまう振りを見せながら実際には嫌い遠ざけること)
もちろんこの「エピソード」は、「トランプ親父」への隠喩ですよ。「日本の微妙な立ち位置」からは、これも一つの考え方だとコロちゃんは思いましたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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