おはようございます。今朝コロちゃんがワンコと散歩に出ると、うっすらと雨が降ってきていました。
「霧雨」というやつですよね。まだポツポツ振るほどではありませんでしたから、コロちゃんはワンコのリードをグイグイ引っ張って、そそくさと散歩を終えて帰ってきまいしたよ。
コロちゃんは、つい先日の「猛暑日」に「雨ごいの踊り」を踊っていました。下記ですよね。
♬雨よ振れ-、雨降れー、雨降ってくれー♪
┗(^o^)┓)))(((( ┏(^o^)┛┗(^o^) ┓))))
いやー、これって「効果」がありましたよ。抜群に効きましたよ。
(ノД`)イヤー
だけど、いざ「雨」が降ってみれば「洗濯物は家の中」に干していますから・・・うっとおしい!
( ˘︹˘ )ウザイ!
ホントコロちゃんって「勝手」なんだから!
そんな「自分勝手なコロちゃん」が、今日は「生活が苦しいは、高齢世代よりも現役世代なの?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「生活が苦しいのは現役世代か、それとも高齢世代なのか?と、若者たちの不満が爆発したんじゃないの?」
☆「生活が苦しいのは誰だ?と、私たちは30年前よりも豊かになったのか?」
☆「悪いのは所得を下げた企業経営者だよと、コロちゃんとキャイーン」

1.「生活が苦しいのは現役世代か、それとも高齢世代なのか?」
コロちゃんは、以前にも7月4日に発表された「厚生労働省の国民生活基礎調査」から、「生活が苦しいが6割だよ」との記事を投稿したことがありました。
この時には「30年前の同じ調査(1995年)」のデータを引用して、「30年前の日本と現在の日本」を比較してみました。
今日は、同じ「国民生活基礎調査」から、「高齢世代と現役世代」とで「生活が苦しい」のはどちらなのかと言う視点で調べてみたいと思いますね。
コロちゃんは「70代の年金生活者」ですから、所得は「年金のみ」です。当然「現役時代の所得の1/3ほど」に下がってしまっています。
だけど、現在のコロちゃんは「高齢お一人様」ですし「清貧ライフ」をすごしていますから、さほど「生活が苦しい」とは感じていませんね。
そもそも「コロちゃんの人生」で「豊かな生活」ってのは、一度も経験したことがないのですよ。つまり「貧しさはデフォルト」でしたよ。
先に皆さんにお尋ねしますよ。皆さんは「現役世代」と「高齢世代」でどちらが「生活が苦しい」と考えていると思いますか?
では、その答えを次に見てみましょうね。

2.「若者たちの不満が爆発したんじゃないの?」
先の「参議院選挙」では、若者の「国民民主党と参政党への投票が多かった」と報じられています。「比例区」での「国民民主党と参政党」の「年代別の得票率」は下記でしたよ。
◎「参議院選挙:年代別で多かった投票率」(小数点以下切り捨て:多い順)
〇「国民民主党」
・「20代:26%」
・「10代:25%」
・「30代:19%」
〇「参政党」
・「10代:23%」
・「20代:22%」
・「30代:22%」
(出典:日経新聞 7月20日 30代以下の2割ずつが国民民主・参政に投票 参院選比例の出口調査より:8月10日利用)
おー、これは多いですよ。若者たちが大挙して「国民・参政両党」に投票していますよ。
(o゚Д゚)オー
この「出口調査」には、「自民党と立憲民主党」の投票率はグラフが記載されていましたが、若者たちの「自民党投票率は10%台」で「立憲民主党投票率は一桁」の様でしたよ。
これって「若者たち(現役世代)」の不満が爆発したんじゃないですかね。
コロちゃんは「物価上昇でも手取りが増えない現役世代(若者たち)の声」が、この投票結果に現れたように思いますよ。

3.「生活が苦しいのは誰だ?」
そこでその「若者たち(現役世代)」の声を、冒頭でご紹介した「国民生活基礎調査」からいくつか見てみましょう。
上記の「参議院選挙結果」を裏付けるデータが見えるかもしれませんよ。

➀「生活が苦しいのは子育て世帯と現役世代だよ」
最初は「世帯の生活意識」から見てみましょう。これは「現役世代」の区分はありませんから、「全帯」と「高齢世代」を見て、類推してみましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「厚生労働省 各種世帯の生活意識」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa24/dl/10.pdf
出典:厚生労働省 2024年 国民生活基礎調査の概況:8月10日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した「各種世帯の生活意識調査」の結果です。下記に書き出しますね。
◎「各種世帯の生活意識:2024年」(小数点以下切り捨て)
➀「苦しい」
・「全世帯 :58%」
・「高齢者世帯 :55%」
・「児童のいる世帯:64%」(最多)
②「普通」
・「全世帯 :36%」
・「高齢者世帯 :40%」(最多)
・「児童のいる世帯:30%」
③「ゆとりがある」
・「全世帯 :4%」
・「高齢者世帯 :4%」
・「児童のいる世帯:5%」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa24/dl/10.pdf
(出典:厚生労働省 国民生活基礎調査より:8月10日利用)
うーん、「現役世代」と言う分類はありませんので、そこは「全世帯」で見なければなりませんね。
( ̄へ ̄|||) ウーン
しかし、上記を見ると、「➀生活が苦しい」は「児童のいる世帯の64%」が最多です。そして「全世帯は58%」と「高齢世帯の55%」よりも多くなっています。
これって「現役世代の方」が、「高齢世帯」よりも「生活が苦しい」ってことでしょうね。
次の「②普通」は、「高齢者世帯の40%」の方が、「全世帯の36%」より多くなっています。これも「生活意識が普通」なのは、「現役世帯」よりも「高齢世帯」が多いことを思わせますんね。
コロちゃんは、「高齢世帯」の中には「貧しい世帯」があることは、よーく知っていますよ。だって「コロちゃんち」は貧しいですからね。
しかし「生活意識」としては、上記を見ると「現役世代(58%)」の方が「生活が苦しい」と思っている世帯が多いようですね。
これが、「参議院選挙」で「10代~30代の若者たち」が「国民民主党・参政党」への投票に繋がった可能性は、間違いなくありますよね。

②「年代別の世帯所得を見てみよう」
次に「年代別の世帯所得」を見ておきましょう。この「世帯所得」は良く「全体の平均所得」を見ることが多いのですよね。
しかし「日本の世帯所得」は、「年代別」で大きく違います。下記に記載しますから、どうぞご自分の「世帯所得」と比べてみてくださいね。
まずは、現在の「全世帯の平均所得は536万円」です。これを頭に置いて、下記のグラフをごらんください。
「厚生労働省 各種世帯の生活意識」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa24/dl/10.pdf
出典:厚生労働省 2024年 国民生活基礎調査の概況:8月10日利用
上記のグラフは、「厚生労働省」が発表した「年代別の世帯所得」です。下記に書き出しますね。
◎「年代別世帯所得:2024年」(小数点以下切り捨て)
➀「29歳以下 :336万円」
②「30~39歳:605万円」
③「40~49歳:739万円」
④「50~59歳:750万円」
⑤「60~65歳:612万円」
➅「70歳以上 :373万円」(コロちゃんはココ)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa24/dl/10.pdf
(出典:厚生労働省 2024年 国民生活基礎調査の概況:8月10日利用)
えー、「➅70歳以上 が373万円」もあるの? コロちゃんはこんなにないよ。
(o゚Д゚)エエー
うーむ、コロちゃんの目には、「中年世代(40代・50代)」は、けっこう稼いでいるように見えますけどね。
(´ヘ`;)ウーム…
だけど「➀29歳以下:336万円」が低すぎますよね。だって「➅70歳以上の373万円」よりも「37万円」も低いんですよ。
この「70歳以上の高齢者」は、働いている方は3割程度ですよ。それが「29歳以下の若者たち」よりも「世帯所得」が高いのですからね。
これって「70歳以上の高齢者」の所得(373万円)が高いのではなく、「若者の所得(29歳以下)」が低すぎる(336万円)のですよ。
これを見ると「高齢世代の➅70歳以上(373万円)の生活は満足」で、「若者世代の➀29歳以(336万円)の不満が爆発」と分かりやすい図式が見えてきましたよ。
それにまだ働いている「高齢者」の「⑤60~65歳は612万円」ですからね。これも「➀29歳以下の336万円」から見れば、「優遇されている高齢者」と見えるのかも知れませんよ。
この項の「小見出し」は「生活が苦しいのは誰だ?」ですが、もうその答えは出ましたよ。
一番苦しいのは「児童がいる世帯」ですが、その次は「現役世代」で、一番幸せなのは「高齢世代」ですよ。
おっかしいなー? コロちゃんはちっとも「豊か」になっていないんだけどなー?
( ´•ᴗ•ก )はにゃ???
コロちゃんが「清貧」だと言うことは、たぶん「隣に住んでいる高齢者」がコロちゃんの分まで「お金をかき集めている」んでしょう。

4.「私たちは30年前よりも豊かになったのか?」
今日は「厚生労働省」の「国民生活基礎調査」のデータから考察してみました。
この「国民生活基礎調査」は、毎年行なわれていますから、コロちゃんは今から30年前の1995年のデータと現在を比べてみることを思いつきましたよ。
この「1995年」とは、「バブル崩壊(1991年)後」の経済不振が続き「就職氷河期(1993年~2004年)」の真っ最中だった年です。
上記で見て来た「生活に関する意識」を比べてみましょう。下記でしたよ。
◎「各種世帯の生活意識:1995年と2024年」(小数点以下切り捨て)
➀「苦しい」
・「1995年:42%」
・「2024年:58%」
②「普通」
・「1995年:51%」
・「2024年:36%」
③「ゆとりがある」
・「1995年:6%」
・「2024年:4%」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa24/dl/10.pdf
(出典:2024年:厚生労働省 国民生活基礎調査より:8月10日利用)https://www.mhlw.go.jp/www1/toukei/ksk/htm/ksk030.html
(出典:1995年:厚生労働省 国民生活基礎調査より:8月10日利用)
おー、一目で1995年よりも2024年の「生活意識」の方が、悪くなっているのが見て取れますよね。
(o゚Д゚)オー
今から30年前の「1995年」と「2024年の現在」を比べると、「①苦しいが16㌽」も増え、その逆に「②普通が15㌽」減っています。
さらに「③ゆとりがあるは2㌽」減っていますよ。これは酷いもんですよね。
そして、この「1995年の国民生活基礎調査」では「年代別の世帯所得」の記載はありませんでした。
しかし「全世帯の平均所得」は以下でしたよ。比較するために「2024年の平均所得」も並べてみますね。以下でしたよ。
◎「全世帯の平均所得」
➀「1995年:664万円」
②「2024年:536万円」
はー、ため息がでますね。だって「30年前よりも128万円」も低くなっているのですよ。「月10万円以上」も減っていますよ。
コロちゃんは、どうやら「日本」はここ30年間「下り坂」を歩いてきたように思いましたよ。それも上記を見ると「若者に犠牲を押し付けてきた」ように感じていますよ。

5.「悪いのは所得を下げた企業経営者だよ」
さて、ここでコロちゃんの考えを書きますね。
上記の「1995年と2024年の国民生活基礎調査のデータ」を見ると、「国民の意識と所得」がこの30年間に下り坂を下ってきたことは明らかですよね。
もう一度、上記で見た「1995年と2024年の生活意識」を見てみましょう。
◎「1995年と30年後の2024年の生活意識の変化」
❶「苦しい : 16㌽増えた」
❷「普通 :15㌽減った」
❸「ゆとりがある:2㌽減った」
この「30年後の生活意識の変化」の原因はなんでしょうか?
コロちゃんにはよくわかっていますよ。上記でも見ましたね。下記ですよ。
◎「30年後に生活意識が悪化した理由」
●「全世帯の平均所得」
➀「1995年:664万円」
②「2024年:536万円」
ほらほら、簡単でしょう? わかりやすいでしょう?
(  ̄O ̄)ホラホラ
そりゃ、給料が「128万円(月10.6万円)」も下がれば、「生活意識」は誰だって悪くなりますよ。
だからコロちゃんは、今日のテーマの「生活が苦しいは、高齢世代よりも現役世代なの?」の答えを以下のように回答しますよ。
◎「コロちゃんの回答」
①「生活が苦しいのは高齢世代よりも現役世代だよ」
②「その原因は、高齢世代が優遇されたのではなく、現役世代の給料が減ったからだよ」
③「つまり、現役世代の所得が下がったことで、高齢世代が相対的に優遇されているように見えてきたんだよ」
④「だから悪いのは、高齢世代じゃないよ。現役世代の所得を下げた企業経営者たちだよ」
コロちゃんは、上記のように考えましたよ。
だから、今後行なうべきことは、「企業経営者が賃上げを毎年続けること」ですよ。しかも「5%以上」なんてケチケチせずに、一気に「50%アップ」しても良いぐらいですよ。
取り敢えず「1995年の平均所得の664万円(現状から128万円アップ)」まで「現役世代の所得」を上げてもらいましょう。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー※」ですよ。1995年の世界に戻りましょう。
(※バック・トゥ・ザ・フューチャー:1985年:アメリカのSF映画:主演・マイケル・J・フォックス)
そのくらいの「賃上げ」は、最低限の目標ですし、それが順当ですよ。

6.「コロちゃんとキャイーン」
今日は「生活が苦しいは、高齢世代よりも現役世代なの?」をテーマに、その事情を「1995年と2024年の国民生活基礎調査」の比較から考察してみました。
だけど「1995年の平均世帯所得が664万円」で、「2024年の平均所得536万円」よりも128万円も低いって、ちょっとショックですよね。それだけ「日本が貧しくなった」のですね。
最後の「コロちゃん話」は、「1995年の国民生活基礎調査」の1年後になる「1996年のコロちゃん親子の夏のイベント」を書きますね。
コロちゃんは、ちょっと前に「小学校5年生の長男との夏のイベント」の「東京ディズニーランドの川向にある「葛西臨海公園」までの「長距離サイクリング」のことを書いたことがありました。
この「長距離サイクリング」は、「埼玉県の北部にあるコロちゃんち」から、「東京のディズニーランドの川向の葛西臨海公園」までの往復サイクリングでした。
もちろん「親子2人」ともに「無事完走」したのですが、コロちゃんはその翌年の1996年にも、今度は「次男」も加えた「親子3人」で同じコースを走ったのです。
コロちゃんちの近くには、「小さな川」が流れています。その川沿いに「東京湾」を目指して自転車で走っていくと、やがて「荒川」に合流しています。
その「荒川」には土手沿いには「自転車道」が「整備」されている所が多いのですよ。
「1996年のある夏の日」の早朝5時前に自宅を出発した「小6の長男+小4の次男+コロちゃん」の3人は、「自転車」に乗って近くの川沿いに「荒川」を目指しました。
1時間ほど走って「荒川」につくと、ここから「東京のディズニーランド」までは、直線距離では40㎞強ですが「河川」は真っすぐには流れていません。だから往復で100㌔以上の道のりでしたよ。
3人の自転車は、「荒川沿いの道」を延々と下り進み、途中で「お握りのお弁当」を食べてから、また走り続けましたよ。
最後は「荒川の右岸」から葛西橋を渡って、「左岸」の先にある東京湾沿いの「葛西臨海公園」に着いたのは午後2時過ぎごろになっていましたね。
ここが「目的地」でした。下記の証拠のフォトをご覧ください。

上記のフォトは、無事目的地まで完走した「長男と次男」です。2人で当時人気だった「お笑いコンビ、キャイーン」の「定番ポーズ」で「完走」を祝っていましたよ。
帰りは、「荒川」沿いの同じ道を延々と走るだけなのですが、行きと違っていたのは今度は「上り坂」ですよ。やがて日が沈み始めましたよ。
空がセピア色からだんだんと暗くなる中で、3人は一生懸命に自転車をこぎましたよ。
そして、途中で真っ暗になるころに、到着した「大きな橋」のたもとに「迎えに来た妻の車」と合流したのです。
このコロちゃんと「小6の長男と小4の次男」との3人の「夏のサイクリング」は、往復100㌔以上を14時間ほどかけて「埼玉県の自宅から海まで往復の旅路」を走りきりましたよ。。
コロちゃんは、この時にはさすがに疲れましたが、「小学生の子どもの記憶に残る夏のイベント」を無事終えて、「満足感と嬉しさ」が込み上げてきた記憶が残っていますよ。
今日の「コロちゃん話」は、「1995年の夏のサイクリング」に次ぐ「1996年の夏のサイクリングの記憶」をお伝えしましたよ。
今から振り返ってみれば、この「1995年・1996年」という年は、「日本の歴史上」で「一番国民所得が高かった年」でしたよ。
当時のコロちゃんは、そんなことを考えることもなく、ただ「夏の子どもたちのイベント」を無事完走した満足感に浸るだけでしたよ。
皆さんも、もしお子さんがいらっしゃたならば、是非「楽しい記憶に残るイベント」を準備してあげてくださいね。
子どもたちも親も、ずーっと楽しい思い出が残りますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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