【社会考】「日本の人口」が、過去最大の90万人減少したよ

生活

おはようございます。昨日のことですが、コロちゃんは近隣にある「カインズ」にお買い物に出かけてきましたよ。

そこで「すだれ」を3セット買ってきたのですよ。コロちゃんちの窓には、何ヶ所か「夏の日差し」が直接ギラギラあたる所があります。

そこには、もう「すだれ」が掛かっているのですが、今では「真っ黒」に色が変わってしまっていたのですよ。

そこでコロちゃんは、さすがにもうそろそろ「交換の時期だ」と思っていたのですが、「カインズ」は車で15分ほどのところにありましたから、面倒がって先延ばししていたのです。

それが、昨日は「ジムでの太極拳教室の日」でしたので、その帰り道に思い切って「カインズ」に立ち寄って「すだれ」を購入してきたという訳なのです。

ただこの「すだれの交換」ですが、場所が高すぎてコロちゃんじゃ手が届かないんですよね。無理に台の上でつま先立ちをするのは、転びそうでこわいですよね。

だからコロちゃんは、こんど「長男一家家長様」が来た時にでもお願いしようと思っていますよ。

そんな「すだれのコロちゃん」が、今日は「日本の人口が、過去最大の90万人減少したよ」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「日本人の減少が過去最大だってと、将来推計を下回る人口減少だよ」

☆「子どもは欲しくないが増えているよと、人口減少は既にデフォルトの現実だよ」

☆「コロちゃんと初めてのハイキング」

1.「日本人の減少が過去最大だって」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「日本人の減少/過去最大90万人」との見出しが目に入りました。

コロちゃんは、「ああやっぱり」ともう目新しさもないデータですが、一応記事を読んでみることにしましたよ。

そうしましたら「日本人が前年から90万人強の減少で、16年連続のマイナス、前年比の減少幅は調査を始めた1968年以来、最大となった」とありましたよ。

下記に「日本人と外国人の人口」を書き出しますね。(1月1日現在)

◎「全国の人口」(1万人未満切り捨て)

➀「総計」
 ・「1億2443万人」
 ・「前年比:マイナス55万人」
 ・「減少幅は過去最大」

②「日本人住住民」
 ・「1億2065万人」
 ・「前年比:マイナス90万人」
 ・「死亡者数は過去最大」

③「外国人住民」
 ・「367万人」
 ・「前年比:35万人増」
 ・「初めての350万人越え」

https://www.soumu.go.jp/main_content/000892926.pdf
(出典:総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数より:8月11日利用)

うーん、これは「少子化対策」がちっとも効果を上げていませんね。
(´ヘ`;)ウーン

上記を見ると「日本人」の減少は、過去最大(90万人減)となっていますし、その逆に「外国人」の増加(35万人増)が進み「初めての350万人越え」ですよ。

ちょっと過去の「日本人の増減数」を見ておきましょう。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「総務省 日本人の自然増減数の推移」より

https://www.soumu.go.jp/main_content/000892947.pdf
総務省 住民基本台帳に基づく人口、人口動態及び世帯数より:8月11日利用


上記のグラフは、「総務省」が発表した1979年度~2024年度の「日本人の自然増減数の推移」です。

真ん中のラインが、「自然増減数」のプラスとマイナスの境目です。

よく見ると「日本人の人口が自然減(0ライン以下)」に落ちたのは「平成17年度(2005年度)」でした。

それが、翌年の「2006年度」には一旦プラスに戻りましたが、翌々年度の「2007年度以降」はマイナス幅を拡大させて落ち込んでいます。

特に右端の「令和3年度(2021年)」以降は、急角度で落ち込んでいますね。

これって、どう見ても「人口減少」が加速していますね。それに「外国人が35万人増えて」いますが、「日本人は90万人減って」いますよ。

そうなると、トータルでは「55万人の減少」となっていますから、「外国人」による「日本人の穴埋め」が出来ていませんよ。

この「記事」では、「労働力の外国人頼みが鮮明になっている」と書いていますよ。コロちゃんも、まったくそうだと思いましたよ。

2.「将来推計を下回る人口減少だよ」

コロちゃんは、この記事を読んで「昨年の2024年5月」に発表された「国立社会保障研究所」の「将来推計人口(令和5年推計)」が頭に浮かびましたよ。

この「将来推計人口」では、「2020~2070年」までの「日本の将来推計人口」を発表していたのです。

この「2070年までの将来推計人口」では、「出生と死亡」を「低位・中位・高位」に分けて、それぞれの推計値を発表しています。

この中から「2025年の推計値」を書き出してみますね。最初に今回の「2025年1月1日の人口数」を記載しておきますね。「推計値」と比べてみましょう。下記でしたよ。

◎「将来推計人口:2025年」

〇「2025年1月1日の日本の人口」
 ・「1億2065万3227人」

➀「死亡中位・出生中位の推計値」
 ・「1億2326万2000人」

②「死亡高位・出生低位の推計値」
 ・「1億2227万8000人」

https://www.ipss.go.jp/pp-zenkoku/j/zenkoku2023/pp2023_gaiyou.pdf
(出典:国立社会保障人口問題研究所:日本の将来推計人口(令和5年推計)結果の概要より:8月11日利用)

うーむ、上記を見ると「現状の2025年の1億2065万人」は、将来推計の「①死亡中位・出生中位の推計値の1億2065万人」はおろか、「②死亡高位・出生低位の推計値の1億2227万人」も下回りましたよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム

この「将来推計」って、「死亡と出生」の「低位・中位・高位」の3パターンの組み合わせで予測していますから、全部で9パターンがあるのですよ。

上記の「②の死亡高位・出生低位の推計値」は、その「9パターン」のうちで「最も悲観的な推計値」です。

現状は、その「②最も悲観的な推計値の1億2227万」から、更に「162万人」も下回っているのですよ。

それに一番無難な推計値のはずの「死亡中位・出生中位推計」は「1億2326万人」ですから、現状はそれより「261万人」も下回っていますよ。

これって、ちっとも「推計」が当たっていないってことですよね。

コロちゃんが懸念していることは、この「国立人口問題研究所」の「人口推計」の「死亡中位・出生中位の推計値」は、「政府の年金検証」などの将来予測に使われていることですね。

上記で見てきたように「現実の人口増減」が、「死亡中位・出生中位」から下振れすると、多くの「政府の政策の将来予測」がみんな成り立たなくなるのですよ。

コロちゃんは、今そんなことを考えて「不安」でいっぱいとなりながら冒頭の「新聞記事」を読みましたよ。

この「人口推計」が下振れると、「年金の将来予測」も下振れすることについては、また別の機会に書きますね。

3.「子どもは欲しくないが増えているよ」

さて、ここまで「日本の人口の減少」と「将来推計の不確かさ」を見てきましたが、先行きの「甘い見通し」にコロちゃんはちょっとあきれた気持ちを持ちましたよ。

だけど「人口の減少」って、「若い方の結婚」と「子どもの出生」が減っていることで生じているのですよね。

コロちゃんは、「70代のおじいちゃん」でバリバりの「昭和時代」に育ちましたから、「若者はいずれ結婚するのが当たり前」という空気の中で成長してきました。

そんなコロちゃんにとっては、今の「若者が結婚をしないこと」はよくわかりませんね。「近頃の若い者は・・・」、と言う言葉は「ギリシャの昔」から言われているそうです。

そこでちょっと、今の若い方の意識を「マイナビの2026年卒大学生のライフスタイル調査」から見てみましょう。

この「調査」は、2026年3月卒業見込みの全国の大学生、大学院生の「マイナビ2026会員」の方にインターネット調査で行なわれています。

以下でしたよ。

◎「理想の将来の自分の暮らし方」(小数点以下切り捨て)

➀「愛する人と結婚    :66%」
②「結婚しない      :16%」
③「婚姻関係にこだわらない:11%」

https://www.mynavi.jp/news/2025/01/post_46429.html
(出典:マイナビ 2026年卒大学生のライフスタイル調査より:8月11日利用)

うーむ、「①結婚したいが7割弱」ですよね。そして「②結婚しないが2割弱」で「③こだわらない1割」をどう見るかですが・・・、あんまり「結婚に積極的」とは言えませんね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

だけどコロちゃんには、まだまだ「若者は結婚したい意欲がある(7割弱)」と見ましたよ。

これが、その後の「就職事情」や「生活環境」などで「結婚したくとも出来ない状況」が生まれていくんじゃないでしょうか。

ただ、この「マイナビの調査」では、ちょっと気になるデータも紹介していますね。下記でしたよ。

◎「今のところ子どもは欲しくない」(小数点以下切り捨て)

○「女子」
➀「17年卒: 8%」
②「26年卒:24%」(3倍増)

●「男子」
➀「17年卒: 4%」
②「26年卒:12%」(3倍増)

https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/80093
(出典:マイナビ 学生の窓口より:8月11日利用)

えー、上記を見ると「子どもが欲しくない」が9年間で「男子も女子も3倍増」となっていますよ。
(o゚Д゚)エエー

この間に何かあったけなー?
σ( ̄^ ̄)はて?

・・・思い当たる「経済的変化」はないですよね。むしろ「学卒者の初任給」は上がっていますよ。

ちょっと、もうひとつの「マイナビ調査」を見ておきましょう。以下ですよ。

◎「今のところ子どもが欲しくないと答えた理由:26年卒」(小数点以下切り捨て)

➀「うまく子どもが育てられる自信がない」
 ・「60%」
②「経済的に不安」
 ・「54%」
③「自分の時間が無くなる」
 ・「51%」

https://gakumado.mynavi.jp/gmd/articles/80093
(出典:マイナビ 学生の窓口より:8月11日利用)

ふーむ、「①自信がないが60%」ねえ?
( ̄へ ̄|||) フーム

誰だって最初は「自信」ないものですよ。だけど、ジタバタしているうちに、なんとかなるものだけどなー。

コロちゃんは「案ずるよりも生むが易し※」と言う言葉を贈りますよ。

(※案ずるよりも生むが易し:あれこれと心配するよりも、実際にやってみると案外たやすくできるものだ)

そして「経済的に不安」は、これは「企業経営者の責任」ですよね。もっと「給料を上げろ!」ですよ。

コロちゃんは「政府に手取りを増やせ!」と要求するよりは、「企業経営者に給料を増やせ!」と若者たちが「要求を突きつけるべきだ」と考えていますよ。

そして「企業の経営者の皆さん」には、「若者たち」が安心して結婚して子どもをもうけられるようにしてもらいたいと思っていますよ。

4.「人口減少は既にデフォルトの現実だよ」

さてここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。

まず「人口減少」については、いつまでも「楽観視」するのは止めましょうね。「国立人口問題研究所」の方も、毎回「人口の推計値」が下振れするようでは信頼性が無くなりますよ。

いやいや、もうないかも?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

もう「日本」では「人口が減少する」のは「デフォルト」ですよ。

これって「避けようがない現実」ですから、出来るだけ「ソフトランディング」する「縮み方」を研究・提示していただきたいですよ。

そして「少子化対策」は、もっと「強化」するべきでしょう。上記の「マイナビの調査」をみても、「子育ての不安」が広がっていて躊躇する若者が増えてきていますね。

そりゃ、今の現状をみていれば「子育てにお金がかかること」は明らかです。もっと「ドーン!」と「企業は賃上げ・政府は子育て支援」を進めて欲しいですね。

それで「政府の子育て支援の財源」ですが、コロちゃんは「増税論者」ですよ。

だから、内部留保で豊かな企業への「法人税増税」も良いですし、「富裕層」から沢山取れる「消費税増税」でも良いと思いますよ。

だけど「政治家」」で今「消費税増税」って言っている方って、誰もいないんですよね。誰か「政治家」の方でコロちゃんの主張を唱えてくれないかなー?
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

ホントコロちゃんっていつも「少数派」なんですよ。昔からそうでしたから、今さらガッカリしませんけどね。

5.「コロちゃんと初めてのハイキング」

今日のテーマは「日本の人口が、過去最大の90万人減少したよ」を取り上げてみました。

そこで、コロちゃんが気が付いた「国立人口問題研究所」の「日本の将来推計」の下振れの危惧を書いてみましたよ。

最後のコロちゃん話ですが、今日見た「マイナビの大学生のライフスタイル調査」に「結婚と子育て」の話題がありましたから、そのつながりで「コロちゃんの子育て」について書いてみますね。

コロちゃん夫婦が「2人の幼児の子育て」を行なったのは「1980年代」です。今から振り返れば「一億総中流の良い時代」でしたね。

これが「1990年代」に入ると「バブル崩壊(1991年)」になり、「社会の様子は一変する」のですが、そんなことは当時「子育て中のコロちゃん夫婦」には知る由もありませんでしたよ。

当時のコロちゃんは、自分が「父親のいない家庭」で育ちましたから、どうやって「子どもと接して良いのか」分からずに、無我夢中で試行錯誤していましたよ。

コロちゃんは、自分が「子ども時代を再体験する」つもりで、子どもを連れてあちこちを出歩いていましたね。

コロちゃんは、自分がかなえらなかったことを、子どもを持ったことで初めて取り戻したのですよ。

下記のフォトは、コロちゃん夫婦と2人の男の子の「初めてのハイキング」です。

この3人の後ろの「道標」には「官の倉山」とありますね。これは「埼玉県東秩父村」にある「標高344㍍の山」です。

コロちゃん一家は、この「官の倉山」の「登山道入り口」まで車で行き、子どもたちと「初めてのハイキング」を歩いてきましたよ。

この「官の倉山」は、頂上が「344㍍」しかありません。だから、この山だけを登るのはさほどきつくはなかったのですよ。

確か、コロちゃんはほとんど「次男(当時1歳)」をおんぶして歩いていたような記憶が残っていますよ。

この「ハイキング」の途中では、「長男(当時3歳)」が「もうヤダ」と泣き言を言い始めましたが、「あと少しだよ、がんばれ!」と励ましていましたね。

この年のコロちゃんの家族は、他にも「東武動物公園」や「群馬サファリパーク」、「森林公園」「崎玉古墳群」と、いろんなところを訪ねて楽しんでいましたよ。

このフォトの年は「1987年」です。今から振り返ってみると「バブル経済(1986~1991年)」の真っただ中でしたね。

しかし、上記のフォトを撮影していたコロちゃんには、そんなことは全くわかりませんでした。

もちろん「株取引」などに手を出すこともなく、ひたすら「子どもたち」を連れて、あちこちを歩いていましたよ。楽しかったなー。
(・_・;).。oO

上記のフォトで、2人の子どもと写っている「妻」はもう亡くなりましたが、こんな「若い時代」もあったのですよ。

美しいでしょう、コロちゃんの「自慢の妻」でしたよ。

もう、あれから40年近くの時が経ちますけど、フォトを見るだけで当時の記憶が鮮明に蘇ってきましたよ。

最後がコロちゃんの「妻自慢」で終わる、よくあるパターンの「コロちゃん話」でしたよ。笑って読んで下されば嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

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