おはようございます。昨日の午後のことなのですが、コロちゃんちのあたりに雷が轟きました。天気予報では「雷雨の警戒警報」が出ていましたね。
ただ同時に「大雨警報」も出ていましたが、小雨で治まっていましたので、どうやら「雷雲」が少し外れて通り過ぎたようでしたよ。
コロちゃんは、つい先日に「訪問ヘルパーの女性」から「雷で自宅の冷蔵庫が壊れた話」を聞いていまいしたので、昨日の雷に思わず身構えてしまいましたよ。
この「ヘルパーさんの話」によると、つい先日に「近所の家に雷が落ちて冷蔵庫が壊れちゃった」と言うのです。
それで「ギッシリ詰まった冷蔵庫の食料品がそのままではダメになってしまう」から、ご近所さんに配って歩いていたというものでした。
コロちゃんは、「雷でパソコンがダメになるという話」は聞いたことがありましたが、「冷蔵庫がダメなる」とは初めて聞きましたよ。
このことがコロちゃんの頭にあったものですから、昨日の「雷の音」には思わず身構えてしまいましたよ。
コロちゃんのパソコンがダメになったら、たちまちブログの投稿が出来なくなっちゃいますからね。だけど、昨日は幸い何事も無く「雷」はコロちゃんちの近辺を通り過ぎてくれましたよ。
そんな「雷が怖いコロちゃん」が、今日は「高齢者は真の困窮者なのか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「給付金は事実上の年金だって?と、住民税非課税世帯に配られた給付金を見てみよう」
☆「高齢者には手厚い控除が適用されているよと、高齢者=弱者じゃないけど、ホントの弱者も多いよ」
☆「社会の分断のトーンを感じたよと、コロちゃんと貧しかったアパート暮らし」

1.「給付金は事実上の年金だって?」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「給付金は事実上の年金」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは「年金」だけを頼りに生活している「リタイヤ老人」ですから、このような「年金の話」には、特に強い関心を持って読んでいるのですよね。
そこで、ジックリとこの記事を読んでみましたよ。
そうしましたら、この記事は「政府が支援対象として多用する住民税非課税世帯という区分は真の困窮者と定義するのにふさわしいのだろうか?」と疑問と提示しています。
これには基本的には、コロちゃんも同意しますね。この「住民税非課税世帯」には多くの「裕福な高齢者」が含まれているのは、もはや常識となっていますよね。
コロちゃんは、ギリでこの「住民税非課税世帯」にはなっていませんが、これになると「給付金」がもらえるようになりますね。
この記事では、その「住民税非課税世帯の実態」を下記のように指摘しています。
◎「住民税非課税世帯の実態」
➀「世帯主が65歳以上の世帯が75%」
②「上記は全国の高齢者世帯の5割弱」
上記のように、現在の「住民税非課税世帯」は「➀高齢世帯が75%」を占めており、「現役世代は25%」しか居ません。
さらに「②高齢者世帯の5割弱」が「住民税非課税世帯」となっていますが、これらの「高齢者世帯」の中には「巨額の金融資産保有世帯」が入っていることは間違いがありません。
この記事では、参院選後の「自民・公明党の給付金公約」を、「高齢者世帯の半数にお金を配り続けているのとほぼ同義である」と断言しているのです。
コロちゃんも同意しますよ。だいたい「高齢者世帯の半数にお金を配る」ってのに、コロちゃんとこには来ないんですからね。不愉快ですよ。
( ¯ ^¯)フンダ!

2.「住民税非課税世帯に配られた給付金を見てみよう」
コロちゃんは、この記事を読んで今までに「住民税非課税世帯」に配られた給付金が、どの位の金額だったのかを調べてみましたよ。
この「住民税非課税世帯給付金」って、もらった世帯以外では気が付きにくいのですよね。もちろん、その都度報道されますが、1年に1回ですから覚えていませんよ。
調べてみると、以下でしたよ。
◎「住民税非課税世帯への給付金」
➀「2020年」
・「コロナ禍で全世帯に1人当たり10万円」
・「総予算額:12.8兆円」
②「2021年」
・「1世帯10万円」
・「総予算:1.4兆円」
③「2022年」
・「1世帯5万円」
・「総予算:8500億円」
④「2023年」
・「1世帯10万円」
・「総予算:1.0兆円」
⑤「2024年」
・「1世帯3万円+子ども1人2万円」
・「総予算:4900億円」
うーむ、始めの「➀2020年」は「全世帯」ですが、それ以外はすべて「住民税非課税世帯」に限った「給付金」ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
この「住民税非課税世帯の75%が高齢者世帯だ」と言うのですから、確かに「現役世代:25%」には余り給付されていないとなっていますね。
コロちゃんとこには来ていませんけどね!
(” ̄д ̄)チェッ!
記事では、この「住民税非課税世帯への給付金」が、参院選挙後に支給が実現すれば「6年連続で現金が配られる」ことになるが、「真に貧しい若い世帯への給付となっていない」というのですよ。

3.「年金には手厚い控除が適用されているよ」
なぜ、このように「高齢者世帯」に「住民税非課税世帯」が多いのかという理由として、この記事では「公的年金控除」が優遇されていることを記載しています。
この記事では「東京23区」の以下の例を紹介しています。
◎「年金所得と給与所得の住民税課税ラインの違い」
➀「高齢夫婦」
「世帯主の年金: 211万円」+
「配偶者の年金: 155万円」=
「合計年金所得: 366万円」
●「住民税課税ライン:366万円」
②「夫婦の給与所得」
「世帯主の給与 :156万円」
「配偶者の給与 :100万円」
「合計年間所得 :256万円」
●「住民税課税ライン:256万円」
上記のように「高齢年金所得夫婦(366万円)」と「現役給与所得(256万円)」とでは、「課税ライン」が「100万円以上」も違っているというのです。
だから「高齢夫婦」の方が「住民税非課税世帯」に該当しやすくなっているというわけですよね。
そして「このルールの下では、高齢者人口の増加に比例して(今後も)住民税非課税世帯は増えるだろう」と指摘していますよ。
なおコロちゃんが「単身世帯の場合」を調べてみたら、以下の結果がありましたよ。
◎「単身世帯の住民税非課税所得」
➀「単身給与所得者」
・「世帯年収150万円:課税」
②「高齢単身年金所得者」
・「年金所得150万円:非課税」
うーむ、コロちゃんは「単身高齢者」ですからよくわかりますが、若い方の方が外で働いているわけですから生活費はかかりますよ。
(´ヘ`;)ウーム…
それなのに、自宅で自炊が出来る「高齢者」の方が「非課税」で優遇されているわけですから、これって「理不尽」ですよね。
記事では「ニッセイ基礎研究所の佐藤雅之氏」の以下の意見を記載していますよ。
「東京23区では年収150万円の単身者や、世帯主の250万円の年収で夫婦と子ども1人が暮らすケースも住民税が課税される」
「十分な貯蓄があるかも知れない高齢世帯ではなく、こうした世帯にこそ支援が必要ではないか」
コロちゃんも同意しますよ。これは正しい考えだと思っていますよ。ただ「制度の不利益変更」は難しいだろうなー。
(´ヘ`;)ウーム…
この記事では、最後をかなり厳しい口調で締めていますよ。下記でしたよ。
「高齢者を一律に弱者扱いしない・・・保有資産を勘案するなど『真の困窮者』を探すモノサシづくりがやはり急務だ」
この「保有資産の勘案」は、将来的には避けて通れませんね。「マイナンバーカード」と「全銀行口座の完全な紐付け」をコロちゃんは推奨しますが、できるかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
なお、この「日経新聞」の「給付金は事実上の年金」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


4.「高齢者=弱者じゃないけど、ホントの弱者も多いよ」
さてコロちゃんは、「日経新聞」が「高齢者は弱者じゃない」という「論説委員の署名記事」が出て来たことに驚いていますよ。
確かに「高齢者=弱者」ではありませんけど、「高齢者の中に弱者」も多いのも、また現実だとコロちゃんは考えていますよ。
そこで、次に「高齢者の資産分布」を見てみましょう。下に書き出しますね。
◎「高齢者世帯の金融資産分布」(小数点以下切り捨て)
➀「貯蓄がない:11%」
➁「貯蓄がある:80%」
・「100万円未満 :6%」
・「100~400万円未満 :15%」
・「400~700万円未満 :10%」
・「700~1000万円未満 :6%」
・「1000~2000万円未満:14%」
・「2000万円以上 :22%」(ボリュームゾーン)
③「高齢者世帯平均:1600万円」(100万円未満切り捨て)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa22/dl/14.pdf
(出典:厚生労働省:2022年 国民生活基礎調査の概況より:7月2日利用)
上記は、「厚生労働省」の発表した「各種世帯の貯蓄額階級別・借入金額階級別世帯数の構成割合」のデータです。
上記では「➀貯蓄がない11%」+「➁100万円未満6%」=17%ですね。
現在「高齢者世帯(65歳以上世帯)」は2747万世帯(※)ですから、その17%というと466万世帯の「ほとんど貯蓄のない高齢者世帯」がいることになりますね。
(※内閣府:令和6年版高齢者会白書より)
だけど、確かに「2割の貧しい高齢者」がいますが、「2000万円以上が22%でボリュームゾーン」ですよ。金あるなー。
(o゚Д゚)オオォォォ
それに「平均でも1600万円」ですし、この中に「住民税非課税世帯」が相当数入っていることは間違いがない事実ですね。
確かに「高齢者=弱者」ではないですけれど、少なくとも2割以上の弱者がいることもまた事実だとコロちゃんは考えていますよ。

5.「社会の分断のトーンを感じたよ」
普通のマスコミは「社会的弱者」への批判になりそうな記事は回避するんですよね。この記事だって「一見すると高齢者バッシング」と受け取られるリスクもありますしね。
だって「住民税非課税世帯」への「給付金」が「高齢者の事実上の年金」と言っていますが、それは言い過ぎでしょう。
だってコロちゃんは貰っていませんからね。「給付金は高齢者の年金」じゃないですよ。「年金」だったら「全員」がもらえますからね。
そんな「反論」が出ることも予想されるのに、わざわざキツイ言葉で主張するということは、たぶんこのままでは「財政が持たないのと危機感」が背景にあるのかも知れませんね。
ただコロちゃんは、この記事を読んで「社会の分断を煽ること」になるのではないかと危惧しましたよ。以下の構図ですね。
「豊かな高齢者」vs「搾取される現役世代」
社会が不安定化してくると「誰かを悪者にして叩く」と言う姿が出てきますよね。ポピュリズムの常套手段です。
上記の記事では「給付金と言う第二の年金(は)・・・実質賃金の低迷に苦しむ現役世代に寄り添うどころか、物価上昇を約2%分上回る年金を得るのに等しい」と記載しています。
コロちゃんは、ここを読んで「住民税非課税世帯の高齢者」の中に「悪者がいる」と言う「トーン」を感じましたよ。
もちろんコロちゃんは、「真の困窮者」を探すためのモノサシとなる「高齢者の資産把握」には賛成していますよ。
それに「年金所得と給与所得の控除の格差の是正」もするべきだと思っていますよ。だからこちらの2点に力点を置いた強い主張していただきたかったですね。
コロちゃんは、「真の困窮者」を探すためにと言って「分断を煽る言い方」には賛成できないと思いましたよ。

6.「コロちゃんと貧しかったアパート暮らし」
さて、今日は「高齢者は真の困窮者なのか?」をテーマに考察してきましたので、最後の「コロちゃん話」は「貧しかったアパート暮らしの話し」を書きましょう。
今でこそ「住まい」には、キレイは「バス・トイレ」が完備されていますが、これがどこでもキレイなものになったのは1980年代以降のことです。
コロちゃんが、東京に上京してきて最初の「アパート」は「3畳一間に共同トイレ」でした。もちろん「風呂」なんかありませんから、近くの「銭湯」に通っていましたよ。
その後にコロちゃんは、「10畳のアパート(8畳+板の間2畳)」に移ったことがありました。ここも「共同トイレ」に風呂なしのアパートでしたよ。
ここのアパートは、同じ敷地に「大家のおばあちゃん」が住んでいて、コロちゃんとよく立ち話をしていました。
面白いことに、この「大家のおばあちゃん」は、娘の婿さんと同居していたのですが、仲が悪く、いつもコロちゃんに「婿さんの愚痴や文句」をこぼしていたのですよ。
ああ「面白い」と言っては失礼ですね。ただもう50年以上前のことですから許していただきましょう。
そこでのおばあちゃんの「世間話」では、いろんな話を聞きましたよ。何でも「婿さんが紙に『口が臭い』って書いて私に渡すんだ」と言うのですよ。
そして「娘に話しても相手にしてもらえない」ってこぼすんですよ。まあ「娘さん」も困っちゃうのでしょうね。
どうやら「おばあちゃんと婿養子との関係が悪かった」らしいのですよ。コロちゃんはずいぶんおばあちゃんから「婿さんの悪口」を聞かせられましたよ。
また、その時にコロちゃんが住んでいた「10畳の部屋」は、昔「おばあちゃん一家が住んでいた家」を、各部屋に鍵を付けてアパートに改築したんだとのことでした。
そこの「10畳」が、おばあちゃんが暮らしていた「居間だった」とのことでしたよ。
そう言えば、コロちゃんが借りた部屋は、「10畳」と言ってもちょっと変わった「8畳+2畳分の板の間の部屋」だったんですよね。
それに「部屋の奥の窓」を開けると、小さな庭が合ったりもしましたね。「おばあちゃん」は、この庭に戦争中は「防空壕」を掘っていたと言っていましたよ。
その部屋のドアを開けると直ぐの場所に「共同の台所」がありました。
ここも「8畳以上の板張りの台所」でしたよ。そこで炊事をしていたのは、コロちゃんとお隣の部屋に住んでいた若い女の子でした。
「大家のおばあちゃん」によると、その隣の部屋の「女の子」は「少女漫画家」だと言っていましたね。ただ「少女漫画誌の連載」まで持っていたのかな?
(*´・д・)はて?
コロちゃんとその「隣の部屋の女性」は、時々その「台所」で交互に「夕食の支度」をしていましたよ。
この時代は、こんな「貧しい風景」が当たり前のものだったのですよ。
その内に、いつの間にか「隣の女性の部屋」にもう一人の男性が一緒に住むようになっていました。
ところが、それからしばらくたったある夜にその隣の部屋から「大声で争うような声」が聞こえてきたことのですよ。
コロちゃんはビックリしましたが、まさか介入するわけにもいきません。
その後、時間がたつと静かになりました。それで終わったのかと思ったら、その後に「大家のおばあちゃん」から、「隣の部屋の少女漫画家が田舎に帰った」と聞いたんですよ。
どうやら「隣の部屋」では、「男女の出会いと別れのドラマ」が展開されていたようでしたよ。
この頃の「世の中」には、「同棲時代※」と言うコミックと映画が流行していましたね。今で言う「時代のトレンド」が「同棲時代」だったのです。
(※同棲時代:1972年:漫画アクション:作・上村一夫:ドラマTBS:映画松竹:主演・由美かおる)
まあコロちゃんと妻の「出会いと結婚」も、そんなにこのカップルと変わりません。
ただコロちゃんの場合は、その後も「末永く幸せに暮らしましたとさ」となりましたから、あまり「ドラマ向き」の結果とはなりませんでしたよ。
今日の「コロちゃん話」は、そんな1970年代には、どこにでも見かけた「とあるアパートに住んでいた貧しいカップルの話」でしたよ。
そういえばこの頃には「同棲時代」と言う曲もヒットしていましたね。
(※同棲時代:歌・大信田礼子:作詞・上村一夫:作曲・十倉俊一)
「♬二人はいつも傷つけあって暮らした♪」
「♬それが二人の愛の暮らしだと信じた♪」
当時は、このような「暗い曲」が流行っていたんですよね。「世相」というのでしょうか。
ただ今から振り返って「時代を俯瞰する」と、それまでの「見合い結婚」が、ちょうどこの頃から「恋愛結婚」へと変わってきた時代なのですよ。
そんな「時代」を背景にして、このような「同棲時代」のヒットがあったんだろうとコロちゃんは思ってますよ。
それから、いつの間にかもう50年も過ぎ去ってしまいましよ。現在のコロちゃんは「良い思い出」がいっぱいあって幸せだと思っていますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。

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