おはようございます。今朝のコロちゃんは、起きた時に「ため息」をついてしまいました。何があったのかと言うと、昨夜は3年前に亡くなった妻の夢を見ていたのですよ。
その夢は、妻とその友人とコロちゃんの3人で、東京都内にお出かけをしていて、バス停でバスを待っている夢でした。
その時の妻の姿は、まだ30代の頃の若い顔でしたね。そして妻の友人は、妻が50代の頃に一緒によくハイキングに連れ立って歩いていた女性でした。
おかしいでしょう? 妻が亡くなったのは71歳の時でしたから、もう「おばあちゃん」でしたよ。
それが、妻が一番生き生きとしていた30代の顔と姿で、「コロちゃんの夢」に出演して来たんですよ。
そして、バス停でしばらく待った後にみんなでバスに乗り込んだのですが、そのバスの運転手さんが危ないハンドルさばきでカーブを曲がっているんですよ。
そこでコロちゃんが「危ないなー!」と、声を上げたところで「目が覚めました」。
いやいや、妻の夢を見るのは久しぶりですね。3年前に亡くなった直後はよく「夢」を見たのですが、最近はとんとご無沙汰でした。
だけど、30代の妻の姿はカッコよかったですよ。また時々「夢」で顔を見せてね。
(〃ノдノ)テレテレ
今日は「高齢者の孤独死が増えているよ」をカキコキしますね。
うーむ、妻は今日のブログテーマを予測して「夢」に出てきたのかなー?「私が付いているからコロちゃんは孤独じゃないよ」。なんつって!
(๑′ᴗ‵๑)エヘ♡
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「高齢者の孤独死が半年で2.8万人だってと、身寄りのない高齢者が増えているよ」
☆「身寄りがない高齢者は大変だよと、介護サポート事業者があるけれど、みんなお薦めしないよ」
☆「高齢孤独死はいずれ社会問題化するよと、死亡手続きもワンストップサービスが出来ればいいな」
☆「コロちゃんと孤独死と、死は誰でもいずれは訪れますよ」
1.「高齢者の孤独死が半年で2.8万人だって」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「高齢者の孤独死2.8万人」という見出しに目が留まりました。
コロちゃんは、飲んでいたコーヒーを吹き出しそうになりながらこの記事をじっくり読みましたよ。
何しろコロちゃんは「おひとり様の高齢者※」ですからね。いつどうなるのかは分かりませんから「高齢者の孤独死」なんて見ると、他人ごととは思えないんですよ。
(※同居のワンコはいます)
この記事の内容を読んでみると、「令和6年上半期(1~6月)に警察が取り扱った遺体は10万2965体」で、そのうちの「1/4が独居の高齢者」と報じていました。
なんと「遺体:10万2965体」の内で、「1人暮らしが3万7227人」で、その内の「高齢者(65歳以上)が2万8330人」になると言うのですよ。
なるほど「遺体:10万2965体」と「高齢者(65歳以上)が2万8330人」ですと、割合は「27.5%」ですから、「高齢孤独死」は確かに1/4以上になっていますね。
➀「高齢孤独死は最多は85歳以上」
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「警察庁 自宅死亡1人暮らしの者」より
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/shitai/hitorigurashi/240827_kenshi2.pdf
出典:警察庁 令和6年上半期(1~6月分)(暫定値)における死体取扱状況(警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者)についてより(9月1日利用)
上記のグラフは、「警察庁」が発表した年齢階級別の「自宅で死亡した一人暮らしの者」です。コロちゃんが興味を持っているのは「65歳以上の高齢者」ですから、抜き出して下に書きますね。
◎「自宅で死亡した一人暮らしの高齢者」
➀「65-69歳:3733人」
➁「70-74歳:5635人」
➂「75-79歳:5920人」
➃「80-84歳:5544人」
⑤「85歳以上:7498人」(最多)
⑥「合計:2万8330人」
うーむ、一番多いボリュームゾーンは「⑥85歳以上:7498人」ですね。これは「平均寿命・最多死亡年」を考えると、不思議ではありませんね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
ちょっと「平均寿命と最多死亡年」を下で見てみましょう。
①「平均寿命:男性81.09歳、女性87.14歳」
(厚生労働省:令和5年簡易生命表より)
②「最多死亡年:男性88歳、女性93歳」
上記の➀➁「寿命指標」について説明しますね。
最初の「①平均寿命」が一番ポピュラーな指標ですね。これは「0歳における平均余命」の事です。次の「②最多死亡年」は、「亡くなる方のボリュームゾーン」になります。
この「②最多死亡年:男性88歳、女性93歳」を見ると、上記の「警察庁の発表」の「1人暮らしの死亡者数」が「⑤85歳以上:7498人(最多)」となるのも納得できますね。
コロちゃんは「➁70-74歳:5635人」に入りますから、上記グラフの分類ですと「ランキング3位」に入ります。年齢層ランキング上位3クラスは、以下のようになっています。
◎「孤独死年齢階級ランキング」
❶「85歳以上:7498人」
❷「75-79歳:5920人」
❸「70-74歳:5635人」(コロちゃん年代)
いやいや、こんなランキングに入ってもコロちゃんちっとも嬉しくないですよ。「銅メダル」なんちゃって。
(´艸`)ウププ
➁「62%が3日以内に発見されているよ」
上記で「孤独死」は高齢になるほど人数が多い事を知りましたが、それではその「孤独死」された皆様は、死後に何日ぐらいで発見されたのでしょうか?
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「警察庁 孤独死:経過日数別」より
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/shitai/hitorigurashi/240827_kenshi2.pdf
出典:警察庁 令和6年上半期(1~6月分)(暫定値)における死体取扱状況(警察取扱死体のうち、自宅において死亡した一人暮らしの者)についてより(9月1日利用)
上記のグラフは「警察庁」が発表した「孤独死の経過日数別」です。
発見されるまでの日数ですね。コロちゃんが興味を持っているのは「65歳以上の高齢者」ですから、抜き出して下に書きますね。
◎「孤独死の発見日数」(65歳以上の高齢者)
➀「0-1日:1万1697人」
➁「2-3日 :5746人」
➂「4-7日 :3508人」
➃「8-14日 :2466人」
⑤「15-30日 :2328人」
⑥「31-90日 :1974人」
⑦「91-180日 :441人」
⑧「181-365日 :91人」
⑨「365日以上 :79人」
⑩「合計:2万8330人」
うーむ、最多なのは「➀0-1日:1万1697人」ですけど、ほとんどが3日以内の発見となっていますね。( ̄へ ̄|||) ウーム
3日以内と言うと、「➀0-1日:1万1697人」+「➁2-3日:5746人」=「合計:1万7461人」となりますから、全体の62%ですね。
だけど、発見までに「3ヶ月以上」となった方も、214人(0.8%」もいらっしゃいますね。
だけど、コロちゃんはあんまり発見が遅くなったらやだなー。
ヤダ(・д・ = ・д・)ヤダ
だって、真夏だったら最悪ですよ。多分腐って・・・、とても考えたくないですね。
ナムナムL(-_-)_/☆Ω チーン
2.「身寄りのない高齢者が増えているよ」
上記で「高齢者の孤独死」の今年前半期の現実を見てきました。これらの「孤独死」された高齢者の皆さんの多くが「身寄りがない高齢者」だと思われます。
その「身寄りのない高齢者」の数は、今後ますます増加していくと予測されています。
「国立社会保障・人口問題研究所」は、今年2024年の4月に「日本の世帯数の将来推計」を発表しています。
➀「単身高齢者は30年間で350万人も増えるよ」
この「将来推計」によれば、「65歳以上の高齢者の数」は下記のようになっています。
◎「2020年と2050年の65歳以上の単身高齢者の数」
➀「2020年:738万人」
➁「2050年:1084万人」
➂「増加人数:346万人」
上記のように、2020~2050年の30年間で348万人も増えると推計されています。
まあ、現在では「少子高齢化」は誰でも知っている事実となっていますから、別に驚くことではないのですが、それでも5割増しとなるとさすがに大きい数字ですね。
➁「高齢者の未婚が増えるよ」
上記で2050年にかけて「単身高齢者」が増えることを見てきましたが、注目すべきは「単身高齢者」の中に占める「未婚者比率」の上昇です。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「国立社会保障・人口問題研究所 配偶関係別にみた65歳以上単独世帯の割合:男性」より
https://www.ipss.go.jp/pp-ajsetai/j/HPRJ2024/hprj2024_gaiyo_20240412.pdf
出典:国立社会保障・人口問題研究所 日本の世帯数の将来推計(全国推計)(令和6(2024)年推計) -令和2(2020)~32(2050)年-より(9月1日利用)
上記のグラフは、「国立社会保障・人口問題研究所」が発表した2020~2050年の「配偶関係別にみた65歳以上単独世帯の割合:男性」です。
上記グラフの「黒色棒グラフ」が「高齢男性の未婚率の推移」です。その2020年と2050年の数字を下に書き出しますね。小数点以下は省略します。
◎「2020年⇒2050年:高齢男性の未婚率」
❶「2020年:34%」⇒
❷「2050年:60%」
なんと「高齢男性の未婚率」は、2020~2050年の30年間に30%台半ばから60%にまで上昇すると推計されているのです。ほぼ倍増ですね。
次に「女性」の方も見ておきましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「国立社会保障・人口問題研究所 配偶関係別にみた65歳以上単独世帯の割合:女性」より
https://www.ipss.go.jp/pp-ajsetai/j/HPRJ2024/hprj2024_gaiyo_20240412.pdf
出典:国立社会保障・人口問題研究所 日本の世帯数の将来推計(全国推計)(令和6(2024)年推計) -令和2(2020)~32(2050)年-より(9月1日利用)
上記のグラフは、「国立社会保障・人口問題研究所」が発表した2020~2050年の「配偶関係別にみた65歳以上単独世帯の割合:女性」です。
上記グラフの「黒色棒グラフ」が「高齢女性の未婚率の推移」です。その2020年と2050年の数字を下に書き出しますね。小数点以下は省略します。
◎「2020年⇒2050年:高齢女性の未婚率」
❶「2020年:12%」⇒
❷「2050年:30%」
こちらの「高齢女性の未婚率」は、2020~2050年の30年間に10%強から30%にまで上昇すると推計されているのです。3倍近くに激増しますね。
上記のように「単身高齢者」が増えて行き、更にその中の「未婚者」が増えるとなると、「身寄りのない高齢者」は増え続けると思われます。
そうなると冒頭で見た「高齢者の孤独死」は、今後も増え続けると思われますね。
3.「身寄りがない高齢者は大変だよ」
「高齢期に身寄り」がいないと、どのような問題が生じるのでしょうか? コロちゃんにとっては、わが身のことですので直ぐに想像がつきますよ。
だいたい以下のような項目が考えられますね。
◎「高齢期に身寄りがいない時に生じる問題」
➀「病院や介護施設に入る際の身元保証人」
➁「日常支援(買い物・病院通院・金銭管理など)」
➂「死後対応」
ざっと、直ぐに思いつくことは上記の➀~➂ですね。
「病院は介護施設」への入居には、必ず「保障人」のサインを求められます。そして「日常生活」が、1人ではままならなくなってきた時に、その支援を誰が行なうのかが問題となりますね。
確かに「介護保険」でのサポートで一部はカバーできるでしょうけど、金銭にまつわるサポートは問題が多いでしょう。
それに「死後対応」は、自分では絶対に出来ませんから、誰かに頼まなければなりません。
このような「おひとり様の高齢者が抱える問題」を、どこかで解決してくれるところはないのでしょうか?
4.「介護サポート事業者があるけれど、みんなお薦めしないよ」
今年2024年の4月に「厚生労働省」が「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」を発表しています。
上記のような「高齢孤独死」が、すでに1年間で6万人を越える現状を「厚生労働省」は、ハッキリと認識しているのでしょう。
それで上記の「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」を、省庁間で合議の上で発表したようですね。
この「ガイドライン」では、「高齢者等終身サポート事業」の内容を「高齢者に対して身元保証や死後事務、日常生活支援等のサービスを行う事業」と説明しています。
また事業内容が「死後事務サービス」を含むものであり、契約が長期にわたることや、契約者の意思能力の有無等をめぐって事後的に争いが生じる可能性があることから、この「ガイドライン」を作成したとしています。
要するに、この「ガイドライン」は「民間業者」に対するものですね。決して「国」が「高齢者終身サポート事業」を直接行なうというものではありませんね。
以下にこの「ガイドライン」が対象とする「サービス内容」を書いておきましょう。
◎「高齢者終身サポートサービス」
➀「身元保証サービス」
➁「死後事務サービス」
③「日常生活支援サービス」
うーむ、上記の➀~③は上記でコロちゃんが「◎高齢期に身寄りがいない時に生じる問題」で書いた内容と全く同じですね。
しかし、コロちゃんが調べたこの「高齢者終身サポートサービス業者」の評判は、みんな悪いんですよね。
何しろ、最近開業した零細企業が多いようで、「サービスの料金も高く、質も保障されていない」とされていますね。
そして「死後事務サービスもあることから、料金が前払いされる」ために、「長期間の契約がキチンと履行されるかが確認しにくい」とされていますよ。
そりゃそうですよね。いつ死ぬかなんか誰にも分かりませんからね。
この「厚生労働省」のガイドラインをざっと流し読みしてみましたが、あまり自分の世話を頼みたくなるようには思えませんでしたよ。
なお、この「高齢者等終身サポート事業者ガイドライン」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。全部で36ページありますよ。
https://www.cao.go.jp/kodoku_koritsu/torikumi/suishinhonbu/dai1/pdf/siryou4-2.pdf
5.「高齢孤独死はいずれ社会問題化するよ」
上記で今年前半期(1月~6月)の「高齢孤独死(65歳以上)」が2万8330人いたことを見てきました。
今後も1年間に5~6万人規模の「高齢孤独死」が発生していくでしょう。そしてその数は年々増加していくと思われます。
そうなると、将来のどこかで必ず社会問題化され、大きく取り上げられるようになるのではないでしょうか。
コロちゃんは、問題は違いますが2000年に「少年法厳罰化」が行なわれたことを思い出しました。
この時の改正では、「刑事処分」の可能年齢が「16歳以上」から「14歳以上」に引き下げられています。
また、16歳以上の少年が故意の犯罪行為で被害者を死亡させたときは、検察官への逆送が原則となりました。
この「少年法改正:厳罰化」の背景には、1993年の「山形マット死事件」や1997年の「神戸連続児童殺傷事件」があったとされています。
社会を大きく騒がす事件があると、それをきっかけに法律をつくったり改正したりすることは、よくあることなのです。
コロちゃんは、それと同じことがこの「高齢孤独死の増加」で起きるのではないかと思っていますよ。
いずれ「孤独死問題」は、大きく「社会問題化」して騒がれてから「新しい法律」が出来ると思っていますよ。
6.「死亡手続きもワンストップサービスが出来ればいいな」
コロちゃんは、今の「介護保険制度」が出来た時のことを憶えています。
「介護保険制度」の発足は、2000年4月からです。今から24年前のことでしたよ。当時のコロちゃんはまだ40歳になる前の30代後半でした。
「介護保険制度」で「保険料」を支払うのは40歳からですから、まだ「対象外」だったコロちゃんはどこか他人ごとみたいに、スルーしていましたね。
それはともかく、「介護保険」の発足当時のコロちゃんは、まさか30年後に自分がその「介護保険」のお世話になるなんて、まったく考えていなかったのですよ。
それを当時の政府の官僚の方々は、「日本の将来には必ず必要になる」と考えて「介護保険制度」を設立したのでしょうね。
今コロちゃんが何を言いたいのかと言うと、おそらく2000年当時に「介護保険」が今のように重要で必要な制度になると考えていた人は、社会の中でほとんどいなかっただろうということです。
それでも現実には「介護保険制度」は導入されて、今多くの高齢者を助ける制度として定着しています。
そう考えると、今日のブログで取り上げた「高齢おひとり様」の「身元保証サービス」と「死後事務サービス」は、公共の制度で出来ないものかと思ったのですよ。
昨年の秋にコロちゃんは「エンディングノート」を書いています。その中の「死亡時必要手続き」として、以下の内容を書きました。
◎「コロちゃんのエンディングノート記載の死亡時必要手続き」
➀死亡届
➁死体埋葬許可申請
➂国民健康保険証返却
➃国民健康保険葬祭費請求
⑤年金受給停止手続き
⑥預貯金死亡通知と相続手続き
⑦自動車処分
⑧車両保険解約
⑨携帯電話解約
⑩電気解約
⑪水道解約
⑫新聞解約
⑬クレジットカード解約
⑭Wi-Fi解約
いやいや、コロちゃんは今コピペしていて「死後事務」の多さに改めて驚きましたよ。
これらの「死後事務手続き」の中の①~⑤までは「公的制度の手続き」ですよね。これくらいは1ヶ所に連絡すれば、全部終わるような「ワンストップサービス制度」を作って頂きたいと思いましたよ。
そして⑥~⑭の手続きも「介護保険」のサービスの一つとして扱うようにしてもらえば、家族も少しは楽に、そして本人も心置きなく逝くことが出来るのではないでしょうか。
コロちゃんは、上記のように「死後事務の手続き」の簡素化と、「介護保険サービス」で取り扱う事を願っていますよ。
7.「コロちゃんと孤独死」
コロちゃんは、老境に入ってから2人の近親者を看送りました。
1人はコロちゃんの母親で、10年ちょっと前に療養型の病院で亡くなりました。コロちゃんは毎週訪ねていたのですが、ちょうど訪ねた日の夜になって急に亡くなりました。
コロちゃんはその時には、昼間に会ったばかりなのに、その夜に亡くなった連絡があったのでとても驚きました。
しかし、事前に病院から「いつ亡くなるかは分からないからご家族の看取りは出来ません」と言われていましたので、心の準備は出来ていましたね。
確かに自宅で亡くなるのでない限り、病院での家族の看取りは難しいと納得しましたよ。
そして、3年前にはコロちゃんの妻が逝きました。
妻はコロナ禍の最中でしたので、「緩和ケア病院」からは「入院すれば面会は一切できません」と言われていました。
それでコロちゃんは「自宅での介護」を選択しました。そして妻はそれから6ヶ月後の夜に、自宅のベッドの上で二人の子どもに両手を握られながら静かに逝きましたね。
コロちゃんは、この二人の近親者の死を見て、2人とも幸せに逝ったと考えていますよ。2人とも「孤独死」ではありませんでした。
コロちゃんの母親は最後の日々を「療養型病院」の医療・介護スタッフにお世話をされて逝きましたし、妻はコロちゃんが全て介護を担って看取りました。
2人とも、なかなか良い逝き方だと思っています。
そして、お次はコロちゃんの番なのですが、今のコロちゃんちには「介護保険」の医療・介護スタッフが定期的に自宅へ通ってきています。
その目を盗んで逝くことは考えにくいですね。おそらく、その時が近づいた時には、誰かが「そろそろ・・・」と気が付くのではないでしょうか。
たとえそれで気が付かなくとも、今のコロちゃんちには、週に2回の「訪問ヘルパー」と週に1回の「訪問リハビリ」が来ていますので、死後に2日以上経過することはあり得ません。
かならず、逝ってから日を置かずに気が付いてくれると思っていますよ。
そしてコロちゃんの「心構え」ですが、たとえ最後が1人で逝くことになっても、コロちゃんは「孤独だとか寂しい」とかは考えていませんね。
だからコロちゃんは「孤独死する」とは考えていませんよ。
今のコロちゃんは、長い人生で一番ストレスとプレッシャーの少ない日々をおくっていると考えています。
何と言っても現在のコロちゃんは「責任がない」のです。今までの人生では、必ず「責任」と向かい合って生きてきました。
生活をしようとすれば、働いてお給料を得なければなりません。何かを社会的に成し遂げようとすれば、自分の主張や行動に責任が生じます。
コロちゃんは、長い人生の中をこれまでは必ず「何事かを背負いながら生きてきた」のですよ。
今は、それらの全てから解放されています。なんと「気楽で楽しくて、ちょっぴり寂しい人生」になったことか。
今のコロちゃんのプレッシャーと言えば、唯一あるのがこの「ブログの毎日1話投稿」ですから、何とも安心ですけど張り合いがない生活と言えるかもしれませんね。
8.「死は誰でもいずれは訪れますよ」
今日は「高齢者の孤独死が増えている」との新聞記事から、その実情と今後の展望について考察してみました。
そして、おそらくこの「孤独死問題」は、いずれ大きな「社会問題」になるとのコロちゃんの推測を述べました。
さらに今後「おひとり様の高齢者」の立場から、「高齢おひとり様」の「身元保証サービスと死後事務サービ」を公共の制度」で出来たらいいなと書いてみましたけれど、実現は難しいでしょうね。
なかなか「人の死の事」は、言い出しにくい事ですし語りにくい事かと思われますが、社会では必ず必要とされるものあり誰にもいずれ訪れるものです。
だから、機会があった時には議論する必要はあると思いますよ。今は若い皆さんも一度はこんなことを考えてみるのも良いと思いますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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