おはようございます。
「お腹減ったよー!」早く朝ごはんを食べなくちゃあ。急げ急げ!
コロちゃんのリアルタイムは現在午前10時です。まだ朝食は食べていません。
えっ、「なぜこんな時間まで朝食を食べなかったの?」ですか?
それはねー、コロちゃんがなぜ朝食を食べていないのかというと、今朝は病院で「血液検査」を行なってきたのです。
コロちゃんは現在3ヶ月に一度、「血液検査」を行なっているのです。そして看護師さんから、注射で血を抜くまでは「朝食」は食べてはダメと言われているのですよ。
コロちゃんは、朝ご飯が遅くなるのはガマンできますけれど、この「血液検査」がなかなか1回でスムーズに血液を採れないのが悩みの種ですね。
コロちゃんの腕の血管は、どうやら「細い」らしいですよ。
前回の「血液検査」時は、2回針を刺しました。前々回は3回目でやっと採血が出来ました。
コロちゃんは、普段から「血圧が低い」こともあり、なかなか血管に針が刺さらないみたいですね。
看護師さん
はーいコロちゃんさん、ちょっとチクッとしますよ。
「はい、お手柔らかにお願いしますね」byコロちゃん
看護師さん
あらっ、出ませんねー。
ちょっと、探り・ま・す・よ。
あー、これは場所を変えましょう。
「あっらー、またダメかー」byコロちゃん
(*´..)ショボーン
看護師さん
今度は大丈夫ですよ・・・多分?
このように「愛すべき可愛い看護師さん」に、今日のコロちゃんは2回も針を刺して可愛がられてしまいましたよ。
最近この看護師さんだと1回で採血出来たことがないなー?。
ひょっとして「へた?」
(。◔‸◔。)?
そんな訳で、午前10時に帰宅したコロちゃんは、やっと「朝食」を食べることが出来ましたよ。
そういえば「膏血(こうけつ)を絞る」と言うことわざがありましたよね。
意味は「人々に重い税金を課して取り立てること」を言います。「膏血(こうけつ)」とは「肉の脂と血」を指しますね。
今朝のコロちゃんは「血液」を絞られましたけど、「膏血」は取られませんでした。ただコロちゃんは「お国」に「税金(膏血)」は払っていますけれどね。
今日のテーマは、「あなたはインフレ税を払っていますか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「税金を払っていますかと、コロちゃんが払った税金」
☆「インフレ税とは何かと、日本の借金はいくらあるの?」
☆「インフレで苦しむのは弱者と、コロちゃんとオートバイ」
1.「税金を払っていますか?」
皆さんに「税金を払っていますか?」と聞くと、ほとんどすべての方は「払っているよ」とお答えになると思います。
コロちゃんも当然払っていますよ。
まずは「消費税」ですよね。この「消費税」とは「基幹税」とも呼ばれる「日本の財政の3本柱」の一つですから、お国にとって特に重要な「税目」です。
どのくらい重要かというと、下記をご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「財務省 財政はどのくらい借金に依存しているのか」より
https://www.mof.go.jp/zaisei/financial-structure/financial-structure-01.html
出典:財務省 財政を考える より(3月6日利用)
上記は「財務省」が発表している「2023年度予算」の内訳です。主要な内訳を下に書き出しますね。
◎「2023年度予算内訳:114.4兆円」
❶「所得税:18.4%:21.0兆円」
❷「法人税:12.8%:14.6兆円」
❸「消費税:20.4%:23.4兆円」
※黒丸は「基幹税」
➃「公債金:31.1兆円:35.6兆円」(借金)
⑤「その他税収:9.1%:10.4兆円」(相続税、酒・たばこ税ほか)
⑥「その他収入:8.1%:9.3兆円」(印紙収入ほか)
上記のように❶~❸の税金が、徴税項目の中でダントツに多く「基幹税」と呼ばれています。
何と言ってもそれぞれが「❶20兆円強・❷15兆円近く・❸23兆円強」もありますから、「お国」にとってはまさに「宝箱」の様な存在ですね。
その他の⑤⑥は、ご覧の様に「⑤10兆円強・⑥9兆円強」でしかありませんから、いくら「増税」しても。こちらは見入りは少ないですね。
ですから「お国」は、出来れば❶~❸の増税をしたいと、いつも考えていると思いますよ。
だって「借金(公債金)」が2023年度だけでも「➃35.6兆円」もあるんですからね。
(上記のグラフ参照)
2.「コロちゃんが払った税金」
さーて、それではコロちゃんが払っている「税金」を見てみましょう。
上記の❶~⑥を順番に見ていくと、まずは「❶所得税」ですね。
そこでガサゴソと書類を漁ってみますと、「あーあった、これだこれだ」
◎「コロちゃんの所得税: 9548円(2023年)」(月800円)
やはり「年金収入のみ」の所得だと、そんなに「❶所得税」も多額にはなりませんね。
しかし、コロちゃんは「清貧ライフ」をおくっていますから、この金額でもふところにはちょっと痛いですよ。
そして、上記で見て来た「❸消費税」ですね。しかし、これは毎日のお買い物から少しずつ払っていますから、いくらになるのかはよくわかりません。
しかし、この「消費税」を所得ごとに調べている方がいらっしゃるのですよね。そのデータをお借りしてちょっと見てみましょう。
◎「所得別:消費税額」
➀「200万円未満:10.9万円」
➁「200~300万円:17.0万円」
③「300~400万円:19.0万円」
➃「400~500万円:21.2万円」
⑤「500~600万円:23.3万円」
⑥「600~700万円:26.0万円」
⑦「700~800万円:28.7万円」
⑧「800~900万円:31.3万円」
⑨「900~1000万円:32.4万円」
この上記の「所得別消費税額」を見ると、コロちゃんの払っている「❸消費税額」は所得が下の方ですよね。ハッキリ言うのもはずかしいですから、「年間10万円程度」としておきましょう。
コロちゃんは、今日初めて自分の払っている「❸消費税」額を知りましたよ。10万円とは結構たくさん払っていたのですね。
なんか、「裏金事件」で税金を払おうとしない安倍派議員先生のことが、ムカムカしてきましたよ。
「払った税金返せー!」byコロちゃん
あ、行けない行けない、本音が漏れちゃった。
ほらほら、ちゃんとコロちゃんは「所得税」と「消費税」を払っているでしょ。
ほかには、コロちゃんは会社を経営したりはしていませんから「法人税」は払っていません。またお酒やたばこも飲んだりしませんから、「酒税・たばこ税」も払っていません。
しかし、その他にコロちゃんが払っている税金がまだあるんです。それが「インフレ税」です。
「えっ、それなーに?」ですか?
あなたもこの「インフレ税」は払っていると思いますよ。それでは次に、この「インフレ税」とは何かを見てみましょう。
3.「インフレ税とは何か?」
「インフレ税」とは、お金の価値が下がることにより、借金の返済負担が実質的に軽くなることをさします。
「物価が上昇(インフレ)」することは、「お金の価値が下がる」事を意味します。
例えば100万円の借金があって、10%のインフレが起きた場合には、実質的な借金額は約90.9万円に減少します。
今の「政府」は、国内最大の債務者ですから、インフレで国民の財布が軽くなった分は、そのまま「政府」に移転することになるのです。
ですから「政府」は、財政上では「インフレ」は大歓迎となるのです。
この「インフレ税」は、世の中の他の借金と違って、取りっぱぐれがありません。社会の誰一人として逃れることのできない「とても便利な税金」なのです。
消費者物価指数は、2022年2.3%上昇し、2023年は3.1%上昇していますから、借金をしている方はその分「借金」が少なくなっています。
そして、日本最大の「借金」をしている方は「日本国クン」です。何しろ「借金」は、もう1300兆円兆円近くまで積みあがっています。
この「お国」の借金が、「インフレ」で、どのくらい利益を得るかを計算した方がいます。
それは日本の「物価の専門家」と呼ばれている「渡辺努東京大学大学院教授」です。この渡辺教授が試算した、インフレによる「日本国」の利益は下記の通りです。
「インフレ率ゼロ%の経済からインフレ率2%の経済に移行したとする。9年2か月の間に物価水準は1.199倍に上振れる。」
「したがって、政府債務の実質的な残高は1000兆円/1.199=834兆円に減る。つまり、政府は2%経済への移行で166兆円を得る」
そして「渡辺教授」は、「インフレで得をするのはいつの世でも債務者であり、日本で最大の債務者は政府である」としています。
コロちゃんと同じ意見ですね。
(ゴメンナサイ、実は渡辺先生の意見をコロちゃんはパクリました)
また、仮定ではなく実際の「国債残高の目減り」を調べた「慶応大学教授の櫻川昌哉氏」は、「少なく見積もっても40兆円ほどのインフル税が発生している」と報じられています。
「国」が40兆円徴税したとすると、出どころはどこでしょうか?
払うのは「国民」しかいません。
この「インフル税」というものは、徴税する手間が全くかからない便利なもので、「国」は何もしないで物価が上昇するだけで「国民」から「国」へとお金の価値が移動するものなのです。
上記で、この「インフレ税」をコロちゃんも支払っていると言ったことが、これでお分かりになったでしょうか。
コロちゃんは立派に「インフレ税」を、お国にお支払いしていますよ。
まあ「日本国民」である皆さまも逃れられることは出来ませんから、コロちゃんのお仲間ですね。
4.「日本の借金はいくらあるの?」
さて、コロちゃんも皆さんもお支払いの「インフレ税」を、一番望んで喜んでいるのが「日本国クン」でしょうね。
なんと言ったって、わが国最大の「債務者」なのですから、簡単に借金が減る「インフレ」を喜ばないはずはありません。
下記のグラフをごらん下さい。内容は下に書き出します。
「財務省 財政はどのくらい借金に依存しているのか」より
https://www.mof.go.jp/zaisei/financial-situation/index.html
出典:財務省 財政を考える より(3月6日利用)
上記のグラフは、1975~2023年の「国債発行額・税収・一般会計歳出」です。
「黒色線グラフ」が毎年の「一般会計歳出(国家予算)」です。ところが毎年の「税収(青色線グラフ)」では足りません。
そこで、毎年「国債発行(赤色棒グラフの借金)」で穴埋めをしてきました。
「赤色棒グラフ」がひときわ高く伸びている、右端から5番目の2020年の「国債発行額108.6兆円」が、コロナ対策費での借金です。
借金が毎年積みあがった結果は、年々「借金ゾーン(茶色ゾーン)」が拡大する結果となっています。
「財務省」は、昨年2023年11月に「国の借金」が、9月末現在で1275兆6116億円となったと報じられています。
これだけの巨額な借金なのですから、「お国」は「インフレ」で借金を減らすという誘惑から逃れることが出来るのでしょうか。
5.「インフレで苦しむのは弱者」
上記のように、借金が積みあがった「日本」ですが、言うまでもなく「インフレ」は国民の生活を直撃します。
何しろ「物価」が毎日のように上がっていくのが「インフレ」です。コロちゃんを始めとした「年金生活者」は、その「インフレ」から身を守る方法がありません。
過去の「経済の知識」では、「インフレ」は「景気が良い」と同義語でした。
「景気が良い」と「消費」が伸びて、「需要が拡大」して「物価が上がる」と言う経路が1970年代の「日本経済」では見られていました。
しかし、今回の動きはちょっと違います。「物価は上がっている」のですが、「消費は伸びていない」のです。
コロちゃんたち庶民の望みは単純です。「生活が苦しくなる物価上昇を止めてくれ!」です。
しかし、「岸田総理」を始めとした政府の方々は、「物価上昇」により企業収益を上げて、更に毎年の賃上げをさせて、「経済の好循環」に進もうとしているのです。
しかし、コロちゃんは思うんですが、その「経済の好循環」って、1970年代の「高度成長の日本」で見られた「経済現象」でしょう?
その「経済の好循環」が、「デフレ下の日本」でも同じように起こるんでしょうか?
コロちゃんは「成熟経済の老いた日本」では、過去の「成長する日本」と同じことが起きるとは思えないのですけどね。
6.「コロちゃんとオートバイ」
コロちゃんが、上記のように1970年代の「毎年給料が上がる時代」と、現在のように「毎年ほとんど給料が上がらない時代」の違いを示すのは、当時と今との「大きな違い」を実感しているからです。
コロちゃんは、1970年代の若い時分に「オートバイが趣味」で、何台も乗り継いでいました。当時を思い出すと3台所有していた時期もありましたね。
ほとんどが「中古車」を現金で購入していたのですが、ある時に気に入った車種が発売になった時に、新車をローンで購入したんです。
その時の金利が9.0%でしたね。
今では考えられないような高利ですが、当時の「オートバイローン」はそのぐらいが普通のローンでした。
それでも、コロちゃんは何の不安もなく、そのローンでオートバイを購入していましたよ。
「不安」がなかったのは、その当時の「時代の雰囲気」にあります。毎年賃金が上がるのがわかっていますから、先行きのローン返済に「不安」は感じていなかったのです。
それに「物価」も毎年上がり続けていましたから、購入を先延ばしするとオートバイの値段も上がってしまいます。
1970年代というのは、コロちゃんの周りの方々も、みんな高いローンに何の「不安」も持たなかった時代なんですよ。
コロちゃんは、そんな時代を体験していますから、それと同じような「物価と賃金が同時に上がり続ける」時代が、今の「日本」に再び来るとは、到底思えないんですよ。
「時代の条件」も「雰囲気」も、全く違ってしまっていますからね。
「若者の数」も「高齢者の数」も、当時とはかけ離れていますし、「社会の在り方」も随分違っていますよ。
コロちゃんは、一つの時代が過ぎた後に、再び同じような時代に戻るとは到底思えません。この「歴史」は繰り返さないと思っていますよ。
いずれにしろ、インフレで苦しむのはコロちゃんの様な「貧しい庶民」です。コロちゃんは、早く「インフレ」を終息させることを望んでいますよ。
そしてコロちゃんたちが、これ以上「インフレ税」を払わなくともよい社会を望んでいますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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