コロちゃんの、悪性リンパ腫の抗がん剤治療の副作用も少しずつ抜けていき、その後の後遺症である前身の倦怠感も薄皮をはぐように軽くなってきました。
1年以上たつと、徐々に旅行などへも行けるようになってきました。やっと平穏な日々が帰ってきたなと思っていたところ、いきなり大きな変化が起こりました。
1.妻が倒れた
ある朝、いつも通りの静かな中で、そろそろワンコの散歩の時間だなぁと時計をみていたら、妻が起きてきません。
声をかけると「めまいがして気持ちが悪い」との返事。
今日は、珍しく体調が悪いのかとちょっと心配しましたが、そのうちに回復するだろうと思っていました。
何しろ、妻は過去に大きな病気は、まずしたことがないのです。昨日までは元気そのもの。深刻な事態など全く想像もしませんでした。
そのまま、めまいと吐き気がおさまらず、立ち上がることもままならぬまま救急車で入院となりました。
2.寝たきり状態となり3ヶ月の入院
妻は当初は、まったくの寝たきり状態から動けません。
CT検査やMRI検査でもなかなか原因が確定せずに、退院となる3か月後の直前になって、やっと病名が「脳梗塞」と確定されるという経過をたどりました。判断が難しい病状だったようです。
入院1か月が過ぎるころには、ようやく起き上がることができるようになり、少しずつリハビリが進みました。身体を起こす、座る、立ち上がる、一歩歩く。
そして手すりと歩行器を使ったリハビリテーションの開始です。妻も最初の動顛から少しずつ回復して一生懸命にリハビリに取り組んでいました。

3.コロちゃんの覚悟
コロちゃんは、妻が重い病気だとは全く思いませんでした。
救急車で運ばれた病院では、当然最初に脳のCT検査を行いましたが「脳には異常はない」との結果でしたので、医師は耳か神経を疑ったようです。
医師からその説明を聞いたコロちゃんは、1ヶ月も入院していればすぐに元通りになるだろうと最初は思っていました。
ところが、寝たきり状態からなかなか回復しない様子を見ているうちに、少しずつ覚悟を固め始めました。元通りには戻らないと。
そう判断すると、「生きててくれればいいや」とだんだん気持ちが軽くなりました。
ここ数年、コロちゃんが介護されていたのですから、逆になるだけです。二人がいっしょに生活し続ける現実には変わりありません。
気持ちが少し楽になりました。あとはできるだけ二人の負担が軽い体制をつくるだけです。
4.介護認定申請、それから退院までにやることがいっぱい
まず、介護保険の申請です。認定されれば多くの介護サービスが使えます。
病院の相談支援センターの方に教えていただいて、介護保険申請を行いました。要介護が5段階と要支援が2段階に分かれているそうです。
認定結果は「要介護4」。
重い方ですね。寝たきり状態一歩手前という感じでしょうか。退院時には、歩行器を使えば短時間ならばよろよろ歩けるぐらいにまでリハビリで回復していましたが。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/hukushi_kaigo/kaigo_koureisha/nintei/gaiyo2.html
参照:厚生労働省 要介護認定 要介護認定はどのように行われるか
家のリフォームをする
退院となっても、身体が元のように戻ってるわけではありません。立つのがやっとの状態です。
家の居住区に手すりを張りまわし、トイレまでの床をバリアフリーにする工事を行いました。介護保険では「補助金制度」があります。
補助金の対象となるリフォーム費用は、最大20万円です。そのうち、所得に応じて7~9割の補助を受けることが出来るので、支給額は最大18万円です。
これを利用しました。総工事費は約60万円、そのうちの18万円が補助されました。手続きは多くの方に教えていただきました。
デイケアとデイサービスの選定と契約
退院すると、リハビリは通院リハビリとなり、外部のデイケアセンターに通うようになります。多くの業者がありますので、患者の病状と条件にあうデイケアセンターを選ばなければなりません。
また、患者が家にいると、ほとんど寝てばかりになってしまうことが考えられますので、簡単なリハビリとレクレーションの場であるデイサービスセンターも必要かと考えました。
いろいろ見学し、お話を聞き、契約手続きを行いました。妻はそれぞれに週2回通うように準備を整えました。
介護保険でできること
当初は「施設サービス」として先にあげた「デイケアリハビリステーション」と「デイサービスセンター」への通所を利用しました。
利用料金は所得要件がありますが、妻の場合は1割負担です。
病状の進行につれて、その後、通所が困難になってしまいましたから、「居宅サービス」に切り替えて、「訪問介護」の生活援助や、「訪問入浴介護」も利用しました。
とても助かりました。この介護サービスがなければ、とてもコロちゃんだけでは、生活を支えられなかったと思います。
医療費・介護費の自己負担のお話し
そして、介護保険の料金は1割負担ですから、支払いは平均すると毎月2~3万円程度で済みました。毎月のランニング経費となる介護費の1割負担はとても助かりました。
3ヶ月間の入院となった病院入院の医療費は、高額療養費制度がありますから上限があるんですが、ほかにも食費や管理費や雑費がかかります。
入院費は、合わせると毎月10万円以上となりましたね。
それと「高額介護合算療養費制度」というのがあるということを教えていただきました。
国の制度なんですが、コロちゃんの居住する自治体は独自にさらに負担軽減の施策を加えていたので、より助かりました。
ただ、この制度は一年間の合算を翌年の6月以降に還付するという制度でしたので、軽減の実感は先送りされましたが。
https://www.mhlw.go.jp/bunya/shakaihosho/iryouseido01/info02d-29.html
参照:厚生労働省 高額介護合算療養費制度(12月4日利用)
分量が長くなりましたので、4回に分けてお伝えします。
この続きは『【闘病考】コロちゃん妻、肺がんになる(その2)』で明日お伝えします。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に触りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
本稿は以下からの続編になります。
【闘病考】コロちゃん、悪性リンパ腫になる(その1)
【闘病考】コロちゃん、悪性リンパ腫になる(その2)

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