【社会考】コロナは、まだまだ怖いよぉ

社会

おはようございます。コロちゃんは、朝の散歩の時にはマスクをして歩きます。まだまだ早朝は風が冷たいですしね。

ほかにも、外出時は必ずマスクを欠かしませんが、世の中ではいよいよ、マスク無しの方向に進むようです。

今日は、「新型コロナ」をテーマにポチポチ話します。

1.いよいよ「脱コロナ」が始まるの?

「新型コロナ」が日本で初めて確認されたのが、2020年の1月15日ですから、現在までもう丸3年以上私たちはこの病魔とお付き合いしていることになります。

それが、ここに来て、やっと転機を迎えたようです。

①マスクは、3月13日から・・・

マスクとのお付き合いも、3年以上ともなると、すっかり慣れてはいますが、やはり煩わしさや息苦しさは付きまといますね。

それが今度からは、下記のように「自分で決めてね❣」ってなりました。

厚生労働省

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html
出典:厚生労働省 新型コロナウイルス感染症について  マスクの着用について より(3月1日利用)

厚生労働省様の発表ですが、大丈夫なんですかね?

何となく、世の中の「コロナ騒動」は収まりつつあるようですけど、まだまだ感染者や死者も多いようですから、コロちゃんはちょっと不安です。

②コロナ「五類」移行は、5月8日から・・・

新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて、政府は2023年5月8日に、季節性インフルエンザなどと同じ「五類」に移行する方針だそうです。

では、「五類」とは何なのでしょうか。下記の表をご覧ください。

https://www.mhlw.go.jp/content/10906000/001041576.pdf
出典:厚生労働省 1.感染症法上の位置づけの検討に当たっての前提 関係より(3月1日利用)

非常に怖いペストやエボラ出血熱が「一類」ですね。「インフルエンザ」が「五類」です。

「新型コロナ」は、今までは政府が政令で「指定感染症」として、特別に扱っていたのですが、これを「インフルエンザ」なみの「五類」に変更するということのようです。

現在「新型コロナ」は、病院で行う検査も治療も、すべて公費で負担されておりますが、今後は「インフルエンザ」と同じように自費負担という扱いになってくると思います。

現在発表されている内容では、現在は無料の「検査」や陽性判明後の「外来医療費」は、5月8日の「五類」移行後は自己負担となるようです。

ただ入院医療費は9月末までは軽減措置をとるとされています。

③「全数把握」もなくなる

「五類」移行と同時に、現在行われている「新型コロナ」の「全数把握」もなくなり、都道府県が選定した一部の医療機関から週ごとに報告を受ける「定点把握」となるようです。

「定点把握」に切り替えれば、日々の集計や発表は打ち切られます。

「定点把握」は感染症法に基づく対応で、「季節性インフルエンザ」といった他の「五類」感染症でも実施しているそうです。

「全数把握」が無くなれば、当然その報道もなくなりますから、世の中で話題にもならなくなるでしょうね。

このように見ていくと、いよいよ日本は、3年目にしてやっと「コロナ以後」の風景に変化していくように見えます。

しかし、本当に大丈夫なのでしょうか? コロちゃんはちょっと不安ですね。

2.「新型コロナ」と「インフルエンザ」

①コロナ死者数は、どうなってるの?

下記の表にあるように、2020年から現在までの累積のコロナ死者数は、72387人です。

3年ちょっとで、7万人以上の方が亡くなっています。

https://covid19.mhlw.go.jp/
出典:厚生労働省 データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-より(3月4日利用)

この「新型コロナ」の死者数を年ごとに見てみます。

2020年  3459人。
2021年 14926人。
2022年 38881人。
2023年は、1月1日~2月28日の2ヶ月間で、15121人の方が亡くなっています。

この数値を見ると、右肩上がりで、死者数が増えているんですよね。

②「インフルエンザ」と比較する

「新型コロナ」と「インフルエンザ」の怖さを比べるために、死者数を調べてみました。

インフルエンザの死者数は以下の通りです。

2017年 2569人。
2018年 3325人。
2019年 3575人。
2020年  956人。

コロナで大騒ぎとなった2020年が、異常にインフルエンザの死者数が少なかったのはニュースでも聞きましたよね。

マスク・手洗い・うがいの効果だと言われてました。

その2020年を除けば、おおむね年間3000人ぐらいの方がインフルエンザで亡くなっています。

③やっぱり「新型コロナ」は怖い

上記のように、「新型コロナ」と「インフルエンザ」の死者数を比べてみると、昨年の「新型コロナ」の死者数は、38000人以上ですから、インフルエンザの10倍以上の方が亡くなっています。

そして、今年の「新型コロナ」の死者数は、まだ2ヶ月しかたっていないのに、15000人も亡くなっているのです。

このままのペースで進むと、今年の「新型コロナ」の死者数は90000人・・・。そうならないといいんですが。

こう「死亡者数」を見ていくと、「新型コロナ」を「インフルエンザ」を同じ「五類」に分類するとは言っても、とても同列の「病い」とは感じられません。

やはり「新型コロナ」は「インフルエンザ」よりもはるかに怖い感染症だと、コロちゃんは感じています。

3.年代別の致死率をみる

下記の表は、「新型コロナ」と「インフルエンザ」の重症化率と致死率を比較したものです。

右側の、(参考)致死率をご覧ください。グレーの部分です。

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000964409.pdf
出典:厚生労働省 新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの重症化率等についてより(3月1日利用)

上記の表で、右側のグレーの部分の「新型コロナ・オミクロン株流行期」と「季節性インフルエンザ」の(参考)致死率を見ると、60歳未満と60歳以上で、顕著な差異が見られます。

「季節性インフルエンザ」では、60歳未満の方と60歳以上の方を比較すると、致死率は55倍なのに対し、「新型コロナ・オミクロン株流行期」では、その倍率は199倍に達しているのです。

「新型コロナ・オミクロン株流行期」の60歳以上の方の致死率は、60歳未満の方の199倍にもなるのです。

この数値は「季節性インフルザ」の4倍近くとなっています。

これを見ると、「新型コロナ」は「高齢者殺し」の病気です。

4.死者のボリュームゾーンは80代(男性)と90代(女性)

上記でも引用した「データからわかるー新型コロナ感染症情報ー」に「新型コロナ」で亡くなった方の年代別のグラフがあります。

https://covid19.mhlw.go.jp/
出典:厚生労働省 データからわかる-新型コロナウイルス感染症情報-より(3月1日利用)

このグラフを見ると、よくわかりますが、「新型コロナ」で亡くなるのはほとんどが「高齢者」なのです。

男性は、80歳代が、そして女性は、90歳以上が死亡者のボリュームゾーンです。

もっとも、コロちゃんは医療の世界については、まったくの素人ですから、これはコロちゃんがこう考えているということでご理解ください。

5.マスク・手洗い・うがいはやめられない

厚生労働省が「マスクは自分で決めてね❣」って言い、「五類」に移行し「全数把握」もなくなるというと、何となく、世の中が「もうコロナはおしまいね」っていう雰囲気となってくると思います。

だけど、伝えられている情報をちょっと見てみると、「高齢者」の立場からは、違った風景が見えてきます。

「高齢者」にとっては、「新型コロナ」は「インフルエンザと同じような危険性」とはいえないんじゃないでしょうか。

「若者」にとっては「ただの風邪」かもしれませんが、「高齢者」にとっては、とても危険な「感染症」ではないのでしょうか。

この懸念が、コロちゃんの勘違い・誤りであってほしいと思います。

とりあえず、コロちゃんは、「新型コロナ」が「五類」に移行しても、マスク・手洗い・うがいをすることは止めないようにしようと思っています。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Shirley HirstによるPixabayからの画像
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