おはようございます。今朝コロちゃんがワンコと散歩に出ましたら、空一面にキレイな「筋雲」が広がっていましたよ。
コロちゃんは、帰宅してから「筋雲」は「何の兆しかな?」と調べてみましたよ。そうしましたらなんと「天気が悪くなる兆し」でしたよ。
この「筋雲」って、高い所(6000㍍)にあるそうですよ。「低気圧や温暖前線」が近づいている時に見られるって言ってましたよ。
そう言えば、今日は「夜から雨」の予報が出ていましたね。
コロちゃんは、お昼までは「曇りの予報」でしたから、洗濯物を外に干しても大丈夫だねと思って聞き流していましたよ。
だけど、やっぱり「秋は晴天」が良いですよね。
今朝の新聞では「温暖化が続けば長い夏と冬の二季化が進む」との記事がありましたけれど、ちょっとそれは寂しい事だとコロちゃんは思いましたよ。
そんな「秋晴れが恋しいコロちゃん」が、今日は「困窮世帯の子どもの体重が、夏休み中に減ったって」をカキコキしますね。
なお、今朝の「筋雲」のフォトを下記に添付しますね。空一面に広がるキレイな筋雲でしたよ、ご覧くださいね。

0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「夏休み中に子どもの体重が減ったが11%もいるよと、母子家庭の現状を見るよ」
☆「政府にお金がないわけじゃないよねと、日本は中負担で高福祉の国だよ」
☆「コロちゃんの潜水艦とシェーの日々」

1.「夏休み中に子どもの体重が減ったが11%もいるよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「困窮世帯の子ども/夏休み中、体重減/1割」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、ちょっとこの見出しにショックを感じましたよ。
今の日本で「充分に食事がとれない子どもたちいる」なんて、まるで「発展途上国」みたいではないですか。
そこでこの記事を、ジックリと読んでみましたよ。
この「調査」は、「認定NPO法人キッズドア」が支援をしている「小学生~高校生の子どもがいる1567世帯」へのアンケート調査でした。その内容は以下でしたよ。
◎「認定MPO法人キッズドアの夏休み中の小学生〜高校生調査」
①「困窮する子育て世帯の子どもの体重が減った:11%」
②「経済的理由で子どもの食事を減らした:58%」
・「週5日以上減らした:13%」
・「週3~4日減らした :16%」
・「週1~2日減らした :29%」
③「家庭の経済状況」
・「年収300万円未満 :8割」
・「貯蓄なし :34%」
・「借入あり :42%」
・「食費の増加:9割が前年より増」
あー、今どきの「日本」で「子どもの食事を減らしたが6割近く」ですよ。
( ̄Д ̄*)アー
親御さんも辛いでしょうね。それに「貯蓄なし34%」ですから、「家計のバッファー」もないんですよね、不安でしょうね。
上記の内容は、記事以外にネットでの詳細も書き加えましたが、育ち盛りの「小学生~高校生の子どもたち」が「食べられない様子」にコロちゃんはショックを憶えましたよ。
この「認定MPO法人キッズドア」の支援対象家庭の9割は「母子家庭」とされています。現在の「日本」では「母子家庭」はその半分が「貧困家庭」とされていますね。
コロちゃんは、この記事を読んで「日本の貧困化もとうとうここまで来たのか」と憤りを感じましたよ。
そして「丸4年近く続く物価の上昇」により、ジワジワと「生活苦に追われる家庭」がとうとうこんなに出てきたのかと感じましたね。
間違いなくこの動きは、今後はもっと広がっていくでしょうね。
しかし、その様な先行きの懸念よりも、まずは現在の「充分に食べられない子どもたち」に「国の支援」がなぜ届かないのかに憤りを感じましたよ。
なお、この「日経新聞」の「困窮世帯の子ども/夏休み中、体重減/1割」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO91901720S5A011C2CM0000/

2.「母子家庭の現状を見るよ」
上記の「認定MPO法人キッズドア」の支援対象家庭の9割は「母子家庭」とされています。ここでちょっと「日本の母子家庭」の現状を見てみましょう。
◎「日本の母子家庭の現状」
(1000世帯以下切り捨て:小数点以下切り捨て)
①「世帯数:119万世帯」
②「理由 :離婚79%」
③「就業状況」
・「正社員: 48%」
・「非正規: 38%」
④「平均年収:272万円」
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/8fef8442-a7f9-4ccf-840a-54f383dc511a/88946da9/20250523_councils_shingi_kaihinkon_hitorioya_8fef8442_05.pdf
(出典:こども家庭庁 こどもの貧困対策・ひとり親家庭支援部会 関係データ集より:10月14日利用)
うーむ、「非正規雇用が4割」もいますね。母子家庭の理由は離婚がほぼ8割ですよ。子どもがいる母子家庭はなかなか「正社員」には復帰できないことも「貧困の理由」になっていますよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
最後に「子どもの貧困率」を見ておきましょう。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「内閣府 こども家庭庁 こどもの貧困率の推移」より
https://www.cfa.go.jp/assets/contents/node/basic_page/field_ref_resources/8fef8442-a7f9-4ccf-840a-54f383dc511a/88946da9/20250523_councils_shingi_kaihinkon_hitorioya_8fef8442_05.pdf
出典:こども家庭庁 こどもの貧困対策・ひとり親家庭支援部会 関係データ集より:10月14日利用
上記のグラフは、「こども家庭庁」が発表している1997~2021年の「こどもの貧困率の推移」ですが、見やすいように一部分だけを拡大して添付しました。
全部のグラフを見たい方は、上記グラフ下のアドレスをクリックしてご覧ください。内容を下に書き出しますね。
◎「日本のひとり親世帯の相対的貧困率」
①「2018年:48%」
②「2021年:44%」
ふーむ、「離婚・死別」で1人親となると、その4割以上がたちまち「貧困」になっていますよ。
( ̄へ ̄|||) フーム
「➀2018年の48%」から「②2021年の44%」にやや減ってはいますけれど、2022年からは「物価の上昇」が続いていますから、増えているのではないかと懸念されますよ。
現在続いている「物価の上昇」は、「2022年から始まっている」のですよ。
上記の「相対的貧困率」とは、「平均可処分所得(手取り額)の半分以下」と言う事ですから、上記の2021年の場合は、「年収手取り127万円以下(月約10万円以下)」となりますよ。
この「月約10万円以下」で、親子2人が暮らすのでは「生活が苦しい」のも当然ですよね。
だけどコロちゃんは思うのですよ。これを見ると「両親が離婚」となった家庭の子どもたちの半数近くは、必ず「貧困家庭」となっているのですよね。
「両親の離婚」は子どもには一切の責任がありません。
その「離婚」の結果、冒頭で見てきたような「食事の量を減らした、体重が減った」などの苦しみを何の罪も責任もない子どもが受けることは酷いでしょう。
コロちゃんは、憤りを感じていますよ。

3.「政府にお金がないわけじゃないよね」
ここまで「ひとり親家庭の子どもたち」のことを書いてきましたが、今の「政府」に支援するお金がないわけじゃないとコロちゃんは考えています。
だって「現在の政党」は、以下の政策の実現を訴えているのですよ。その「実現の為の予算額」を見てみましょう。
◎「現在の政党の看板政策とその実現に必要な金額」
①「消費税減税:5.0兆円」
・「立民は1年限定で食料品のみ、国民民主は一律5%」
②「現金給付」
・「3.3兆円」
・「自公が全国民に2万円給付、子どもと住民税非課税世帯の大人は2万円加算」
③「所得税減税」
・「1.7兆円」
・「年収の壁の国民民主案は現在の最大160万円を178万円に」
④「ガソリン税の旧暫定税率廃止」
・「1.0兆円」
・「1㍑あたり15.1円の上乗せ廃止、軽油分も廃止すれば必要額は計1.5兆円」
⑤「教育無償化」
・「0.6兆円」
・「私立高校の授業料相当分45.7万円を一律支給、給食無償化も」
(出典:日経新聞9月27日記事 与野党の看板政策、必要な財源はどれだけ?より:10月14日利用)
あー、どの政党も景気よく「バラ撒く気満々」ですよね。
( ¯ O¯)アー
みんな「兆円単位の予算額」ですよ。ただ「自公は連立解消」となりましたから、「②現金給付:3.3兆円」はなくなったと思われますよ。
ただ、どの政党も上記の「➀~⑤の兆円単位の予算」を使う気が満々なのですよ。だから「政府にお金がないわけじゃない」のですよね。
コロちゃんは、「要は優先順位だ」と思うのですよ。
2022年から現在までの「丸4年間」近く続いた「物価上昇」で、「生活が苦しくなった世帯」は数多く出てきています。
それを、上記の「➀~⑤のバラマキ」に使うか、それとも「冒頭」で取り上げた「子どもの貧困」に使うかの優先順位ですよ。
コロちゃんは、「子どもの貧困」を最優先に使うのが「正しい国の予算の使い方だ」と思っていますよ。

4.「日本は中負担で高福祉の国だよ」
さて、コロちゃんの考え方を書いてみますね。
コロちゃんは、「日本は小さな政府の国だ」と考えています。その理由は「国民負担率」です。
この「国民負担率」とは、「国民全体の所得に占める、税金と社会保険料の負担額の割合」ですが、この数字が「日本は低い」のですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「財務省 国民負担率の国際比較」より
https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/futanritsu/sy202503b.pdf
出典:財務省 国民負担率の国際比較より:10月14日利用)
上記のグラフは、「財務省」が発表した先進主要6ヶ国の「国民負担率」です。下に「国民負担率が大きい(大きいな政府)順に書き出しますね。
◎「先進主要6ヶ国の国民負担率の比較」
(租税負担率+社会保障負担率=国民負担率)
(対国民所得比:小数点以下切り捨て)
①「フランス :68%」
②「スウェーデン:55%」
③「ドイツ :55%」
④「英国 :49%」
⑤「日本 :46%」
⑥「米国 :36%」
https://www.mof.go.jp/policy/budget/topics/futanritsu/sy202503b.pdf
(出典:財務省 国民負担率の国際比較より:10月14日利用)
あらら、「日本」は「⑤番目の46%」と、下から2番目のブービーですよ。
( ¯ O¯)アララ!
ラストの「⑥米国36%」は「自己責任の国」ですから、「国民負担率」は一番低くなっています。何しろ「国民全員の健康保険がない国」ですからね。
しかし「➀フランス68%」は「⑤日本46%」よりも「22㌽も高い」ですよ。
ちょっとここで、上記のグラフを「負担と福祉の選択(高・中・低)」と言う視点で見てみましょう。下記ですよね。
◎「負担と福祉の国民的選択肢」
①「フランス :68%」(高負担:高福祉)
②「スウェーデン:55%」(高負担:高福祉)
③「ドイツ :55%」
④「英国 :49%」
⑤「日本 :46%」(中負担:高福祉)
⑥「米国 :36%」(低負担:低福祉)
上記の「➀フランス68%と②スウェーデン55%の高福祉:高負担」と、「⑥米国36%の低負担:低福祉」は誰しもが認めるところだと思われます。
しかし「⑤日本46%は中負担:高福祉の国」なのですよね。この「中と高の差額」が「赤字国債(借金)」として年々積み上がっているわけですよね。
だからコロちゃんは、このままでは「持続不可能」と考えていますよ。
どこかで「高負担:高福祉の国」になるか、それとも「中福祉:中負担の国」になるかを選ばなければならないと考えますよ。
コロちゃんとしては、「高負担:高福祉の国」がお薦めですよ。
そして「冒頭の記事」に合ったような「ひとり親世帯の子どもたちが夏休み中に体重が減る」ような事態がないような「福祉政策の充実」を進めていただきたいと願っていますよ。

5.「コロちゃんの潜水艦とシェーの日々」
さて今日は、「困窮世帯の子どもの体重が夏休み中に減ったって」との記事をテーマに考察してみましたよ。
コロちゃんは、父親のいない「母子家庭」で育ったんですよね。
その後、いろいろ「人生の迷宮」をさ迷った後に、最終的には現在の「清貧ライフ」に着地したんですよ。
まあコロちゃん自身は「結果オーライ」だと思っていますけど、それでも今「母子家庭の子どもが食事を十分に食べられていない」と聞くと「心の傷」がうずくんですよね。
最後の「コロちゃん話」は、「コロちゃんの小学生時代」の話でも書きましょうか。1960年代初頭の頃でしたよ。
小学生のコロちゃんって、「ひとり遊び」が好きでしたね。あまり同級生たちとは遊ばなかったように記憶していますよ。
それに「日曜日」でも遊んでくれる「父親」」はいませんでしたから、どうしても「ひとり遊び」になってしまっていたのですよ。
少年コロちゃんが好きなことと言ったら「プラモデル作り」がありました。「ゼロ戦」や「戦艦三笠」などをずいぶん作りましたよ。
「戦闘機」を作り終わった後には、部屋の中に「タコ糸」を張り巡らせて、飛行するように動かして遊んだりしていました。
ただ「戦艦大和」は、値段が他の戦艦よりも高かったので買えませんでした。
そんな少年コロちゃんでしたが、その内に「動かないプラモ」に飽きてきて、次に取り掛かったのが「潜水艦」でした。
当時の「プラモの潜水艦」は、水の中に入れると「自動的に浮いたり沈んだり」しながら水中を進んだのですよ。考えてみれば、すごいメカニズムですよね。
その「潜水艦」をどこで「進水式」を行なったのかと言うと、以下の所でしたよ。
少年コロちゃんは、作った「潜水艦」を手にして、自宅から歩いて10分の距離にある「市民会館」の敷地の一角の「10㍍×20㍍」ぐらいの水が満たされた場所に向かったのです。
その「水場」の真ん中に「美術品」のような「彫刻?」がデンと置かれていました。
そこの水は、やや濁っていて底が見えませんでしたが、たぶん1㍍強程度の深さだったみたいでしたね。
コロちゃんは、そこで「プラモの潜水艦の進水式」を始めたのです。
最初は「順調」に、「潜水艦」は何度も浮いたり沈んだりしながら進んでいたのですが、そのうちに「一度沈んだ」後で「浮いて来なくなった」のですよ。
慌てましたよ、せっかくお小遣いを貯めて買って、その後に相当の時間を費やして組み立てたのですからね。
おそらく「水面の下」で藻に「引っかかった」のでしょう。コロちゃんは、そこの「水場」で全部で3隻の「潜水艦」を「戦没」させていましたよ。
少年コロちゃんは、悔しくて「長い棒」を持って来て、何回も底を漁ったのですが、とうとう「わが潜水艦」は浮上しませんでしたよ。
この「水場」から道路を隔てたところには「図書館」があったのですよね。その「図書館」も少年コロちゃんは良く通った場所でしたよ。
下記のフォトは、その「図書館」の前で「飛び上がってシェーをする」コロちゃんです。たぶん「小学校4年生の頃」かと思われますよ。

「シェー」とは、皆さんもご存じですよね。当時流行していた「コミックのおそ松くん※」の登場人物である「イヤミ氏のお得意のポーズ」です。
(※おそ松くん:1962年:作赤塚不二夫:少年サンデー)
当時の少年コロちゃんは、「母子家庭」で寂しい少年時代を過ごしていましたが、このように「シェー」のマネしておふざけをするような明るい面もある少年でしたよ。
今日の「コロちゃん話」は、少年コロちゃんの「潜水艦とシェーの日々」でしたよ。少しでも「1960年代の雰囲気」を感じていただければ嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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