おはようございます。今コロちゃんのリアルタイムは午後3時です。それで何をしているのかというと「小倉智昭さん」+「古市憲寿さん」の対談本の「本音」を読んでいるのです。
この本は今日になってから、読み始めたのですが、あまりにも面白くてつい読み進んでしまいました。
今日の午前中にはブログカキコキをしていましたので、午後から読み始めたのですが、もうすぐ読み終わってしまいますね。
興味深い本ならば【読書考】で感想を書けばよいのですが、この内容はいわば「内幕本」です。
だから書けば「ネタばれ」になってしまいますので、ここでは「興味深いから読むと面白いよ」とお伝えするだけにとどめますね。
下記にその本「本音」を、ご紹介しておきますね。
「小倉智昭さん」について、コロちゃんは以前このブログで「新聞の連載コラム」をご紹介したこともあります。
「小倉智昭さん」は、1947年生まれとバリバリの「団塊世代(1947~1949年生まれ)」で、コロちゃんよりは大分「お兄さん」になります。
しかし、生きてきた時代はコロちゃんと重なりますので、小倉智昭さんのご活躍はコロちゃんもリアルタイムに見てきていたのです。
コロちゃんは、長い間「小倉智昭さん」をTVで見ていて、その「歯に衣を着せない発言」がとても好きだったのですよね。
この下に「小倉智昭さんの新聞コラム」をこのブログで紹介した投稿記事のリンクを貼っておきますので、ご興味がありましたらクリックお願いしますね。
今日のブログは「こどもの自殺を無くすには」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「こどもの自殺の実態調査と、小中高生の自殺は500人」
☆「こどもの自殺の内容と、こども家庭庁の要請を地方自治体がシカト」
☆「こどもの自殺防止か地方自治か?」
☆「高齢者の自殺と、高齢者の自殺の特徴」
☆「コロちゃんの生きる心掛けと、こどもには寛容な社会を、高齢者には多様な価値観を」
1.「こどもの自殺の実態調査」
「こども家庭庁」は、先日の5月10日に「こどもの自殺の多角的な要因分析に関する調査研究報告書」を発表しました。
コロちゃんは、もうおじいちゃんですから、小さい子どもを育てる立場ではなくて、遠くから孫世代を見守る身として、この「こどもの自殺の実態」を見てみました。
何と言っても、これからの「長い人生」という未来がある子どもが、「自殺」を選択するなんて悲しい事が起こらないようにしたいと思っていますからね。
この「こども家庭庁」の発足は昨年2023年の4月です。
そこで「こどもの自殺が増加している状況」を鑑みて、「こどもの自殺対策に関する関係省庁連絡会議」を開催して、この「こどもの自殺対策緊急強化プラン」を取りまとめたとしていますね。
それでは、次からその内容を見てみましょう。
2.「小中高生の自殺は500人」
まずは「こどもの自殺の多角的な要因分析に関する調査研究報告書」の中の「こどもの自殺者数」を見ておきましょう。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「こども家庭庁 全年齢と小中高生の自殺者数の推移」より
https://jscp.or.jp/assets/cfa/R5_cfa_suicidereport.pdf
出典:こども家庭庁 こどもの自殺の多角的な要因分析に関する調査研究報告書より(5月12日利用)
上記のグラフには1990~2022年の「全年齢の自殺者数」と「子どもの自殺者数」が記載されています。
「子どもの自殺者数(赤実線)」は、上昇傾向がハッキリ見て取れます。人数は右側の軸の数字です。
この「報告書」の本文中に詳細な数字が記載されていますので、下記の書き出しますね。
◎「こどもの自殺者数」
❶「2020年:499人」
❷「2021年:472人」
❸「2022年:514人」(過去最多)
➍「2023年:507人」
上記のように「こどもの自殺」は、毎年500人前後もあるのです。
なお、上記のグラフの「青点線」は「全年齢の自殺者数」です。こちらのラインは「1998~2010年」にかけて年間3万人を越えており、その後は2万人強に減少しています。
コロちゃんは、このグラフを一目見て、この時期(1998~2010年)に「自殺者数が最大になった原因」に気が付きましたよ。
下記の①が「自殺者数が最大になった時期」で、②がコロちゃんが考える「その理由」です。
➀「自殺者数3万人越え:1998~2011年」
➁「就職氷河期:1993~2005年」
日本の「自殺者数が大きく増えた時期」は、「就職氷河期」から5年後のタイムラグでぴったり重なっています。
これはコロちゃんの素人判断ですけれども、単なる偶然の一致とはとても考えられませんね。如何に「就職氷河期」が罪深いものだったのかが、よくわかりますね。
3.「こどもの自殺の内容」
上記のように、年間500人前後の「こどもの自殺」ですが、この「報告書」からその実態を見てみましょう。
➀「小学校 :5人:2%」
➁「中学校 :52人:19%」
③「高等学校:213人:78%」
➃「不詳 :2人:1%」
◎「こどもの自殺:在籍過程」
コロちゃんの気持ちでは、「小学生がなぜ?」と、とても痛ましい事だと思いましたが、やはり思春期の高校生の自殺が多い(78%)のですね。
やはり、思春期とは心と身体の成長が進む時期ですから、精神が不安定になりやすいのでしょうか?
何とも、悲しい事だと思いましたよ。
➀「学校の出席状況は?」
この「報告書」には「こどもの自殺」の「学校の出席状況」も調べています。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「こども家庭庁 学校の出席状況」より
R5_cfa_suicidereport.pdf (jscp.or.jp)
出典:こども家庭庁 こどもの自殺の多角的な要因分析に関する調査研究報告書より(5月12日利用)
上記のグラフは、「学校の出席状況」です。
「依然と変わりなく出席:44%」と、新聞報道でも「予兆の見えにくさ浮き彫り」と指摘されています。
そして「記載なし」の71名を除いた中では、「60%が依然と変わりなく出席していた」とされています。
なかなか、周囲が事前に気づいて対策を講じるのが難しい実態があるようですね。
➁「周囲に気づかれていたか?」
しかし、学校に出席していたとしても、自殺するほど悩みがあれば態度が変わるようにも思われます。
ここでは「周囲にきづかれていたか」も調べています。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「こども家庭庁 周囲に気づかれていたか」より
R5_cfa_suicidereport.pdf (jscp.or.jp)
出典:こども家庭庁 こどもの自殺の多角的な要因分析に関する調査研究報告書より(5月12日利用)
上記のグラフの「自殺の危機を気づかれていたか」を集計してみますね。
➀「保護者または学校に気づかれていた:13%」
➁「友人ほかに気づかれていた:5%」
③「何らかの変化は気づかれていた:15%」
➍「気づかれていた:総計33%」
⑤「気づかれていなかった:21%」
⑥「記載なし:46%」
上記のように「気づかれていたは➍33%」にとどまり、「気づかれていなかったは⑤21%」しかありません。また「記載なし⑥46%」と、周囲が気付いて対処する難しさを表していますね。
4.「こども家庭庁の要請を地方自治体がシカト」
コロちゃんは、この「報告書」をパラパラ読んだだけなので、「中央政府」と「地方自治体」の関係を取り巻く諸事情はよく分かっていません。
その中でも感じたことは、このような全国の「こどもの自殺」を、「中央省庁」が詳細に調査しようとしたのは、おそらく初めての試みだったのではないかと思えました。
そして驚いたことに、「こども家庭庁」が「地方自治体」の教育員会などの関係部署に「こどもの自殺の実態調査」を通達したにも関わらず、その多くが「シカト」して無視したらしいことです。
もちろん、それ(シカト)を露骨に「報告書」には書いてはいませんよ。
しかし、以下のような記載がありました。コロちゃんが簡単に纏めてみますね。
➀「各都道府県教育委員会等が保有する『事件等報告書』の提供は、全国の対象事案の12%(272名)にとどまった」
➁「その272名に関しては『事件等報告書』のみで、『詳細調査報告書』が提供されたのは1件のみ」
③「報告書を提供した:25:提供しなかった:109」(関係担当課)
➃「CDR※結果の資料提供は得られなかった」
(※CDR:予防のためのこどもの死亡検証:Child Death Review)
もともとこの「CDR調査」は、「こども家庭庁」の「こどもの自殺対策緊急強化プラン」の中の一環として行なわれることになっているのです。
それがその肝心の「CDR調査」には、「地方自治体」からは1件も回答がなかったのです。
まさか「こども家庭庁」は「岸田総理」の肝いりで発足した組織だから、来年まであるか分からないから相手にしなかったなんてことはないでしょうね。
5.「こどもの自殺防止か地方自治か?」
なぜ、このように「調査」が進まなかったかの理由についても、この「報告書」では更に調査していますが、その理由は下記となります。
◎「調査が進まなかった理由」
❶「個人情報保護法上で『提供できない』と整理した」
❷「調査研究のために作成したものではなく、資料が提供可能なものか判断できなかった」
❸「どのような形で分析結果が公表されるのかわからず、不安があった。提供した資料が適正に保管・利用されるかわからず、不安があった」
➍「自殺したこどもの遺族や学校関係者への影響を懸念した」
いかがでしょうか。上記の理由を読んでコロちゃんは、「地方自治体」の役人たちが、個人情報保護や遺族や学校関係者からの苦情を恐れて「中央省庁」の指示を無視したように見えたのですけどね。
「こども家庭庁」は、毎年500人規模で起きてる「こどもの自殺」を、その原因に遡っての「調査・対策」を考えたのだろうと思いますよ。
しかし「地方自治体」の役人の皆さんには、こどもの自殺は「個別特殊な問題」であり、その場で対応した後は蒸し返さない方が良いとでも考えているのじゃないかと、コロちゃんは思っちゃいましたよ。
そうでないならば、「中央省庁」の「調査」ぐらいは全面協力するべきでしょうね。
そりゃ「地方自治」は大切ですよ。何と言っても「国民の生活」に一番近くにあって毎日の生活に密接に関係しているのですからね。
しかしね「こどもの自殺」は悲惨ですよ。しかしこれからも毎年500人規模で起きると思うと、何としても防ぐべきですよね。
原因を「子どもたちの個別事情」に押し付けないで、「予防する体制」をつくっていただきたいと、コロちゃんは考えますよ。
そのためにも「地方自治体」や「学校」も全面協力すべきだと思いますよ。それにしても「中央省庁」の「調査に協力しない」で、それが許されているとは驚きでしたね。
このような「事情」は、新聞では報じられませんから、コロちゃんはこの「こどもの自殺の多角的な要因分析に関する調査研究報告書」を読んだおかげで、一つ知見が増えましたよ。
なお、この「報告書」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。全部で51ページになります。
https://jscp.or.jp/assets/cfa/R5_cfa_suicidereport.pdf
6.「高齢者の自殺」
今日のテーマは「こどもの自殺を無くすには?」ですから、ここで終わっても良いのですが、せっかくですから、「コロちゃん年代の自殺」(高齢者の自殺)も覗いて見ようと思います。
下記の表をご覧ください。字が小さいので読まないで結構です。内容は下に書き出します。
「厚生労働省 自殺 年齢階級別の比較」より
https://www.mhlw.go.jp/content/12201000/001232718.pdf
出典:厚生労働省 自殺総合対策の推進に関する有識者会議 自殺の動向より(5月12日利用)
上記の表は「厚生労働省」が発表している「年齢階級別の自殺者数」です。令和4年と5年の「高齢者の分」だけ書き出しますね。
◎「令和4年:自殺者数」
❶「総数:2万1818人」
❷「60~69歳:2765人」
❸「70~79歳:2994人」(コロちゃん年代)
➍「80歳以上:2490人」
❺「60歳以上の高齢者総数:8249人」
◎「令和5年:自殺者数」
➀「総数:2万1818人」
➁「60~69歳:2793人」
③「70~79歳:2899人」(コロちゃん年代)
➃「80歳以上:2367人」
⑤「60歳以上の高齢者総数:8059人」
フーム、コロちゃんと同じ年代の方は、年間3000人規模で自殺しているのですね。ちょっと考えてしまいますね。
もちろん、コロちゃんは自殺する考えは全くありませんけれど、人間どこで「追いつめられる」かはわかりませんからね。
だって、コロちゃんはちょうど10年前に「大腸がん」を宣告されて、一時は「死も覚悟した」んですからね。
その後も「悪性リンパ腫」で、再び「死を覚悟した」こともありましたしね。
幸い「二つのがん」は、その後完治してコロちゃんは「がんサバイバー」となることが出来ましたが、その後に詳しく「がんについて知る」と、その境が紙一重だったことがわかりましたよ。
その時のコロちゃんは、「がん」には相当追い詰められていましたけど、今は亡き「妻」が全力で看病してくれましたから、精神的にはまだ負担が軽かったですよね。
亡き「妻」に感謝ですよ。
それでは、次にこの「高齢者の自殺の特徴」を見てみましょう。
7.「高齢者の自殺の特徴」
これからご紹介する内容は、平成17年(2002年)でちょっと古いデータですが、「高齢者の自殺の特徴」をよく表している内容となっていますよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「厚生労働省 年齢別・男女別の自殺死亡率」より
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-12200000-Shakaiengokyokushougaihokenfukushibu/s-5_3.pdf
出典:厚生労働省 高齢者の自殺の特徴より(5月12日利用)
上記のグラフは「平成17年(2002年)」の「男女別・年齢階級別の自殺数」です。
グラフを見てもわかりますが、「自殺者」は男性の方が女性より多いのです。80歳以上の男性の山と、もう一つ50代の男性にも山があります。
「50代男性の山」は、上記でも指摘した、2002年頃の「就職氷河期」の真っただ中に生まれた「自殺者の山」ですね。
上記でも指摘しましたが、「就職氷河期」は、「1993~2005年前後」と言われています。
もちろんこの言葉(就職氷河期)の対象は「大学・高校の新卒者」を対象に使われたものですが、その背景となった「経済危機」は多くの他の年代の方たちにも降りかかっています。
「妻子を養う所得」を奪われた「50歳代の男の方たち」が「自殺」を選んだ姿が、上記のグラフの「50歳代の男性の自殺者の山」だと、コロちゃんは思いましたよ。
そして「80歳以上の男性の自殺者数」が急カーブで上昇していますね。
人生の最後が「自殺」になるとは、何とも悲しい事だと、コロちゃんは思いましたよ。
➀「高齢者の自殺の特徴」
この「高齢者の自殺の特徴」では、本文に下記のように記載しています。
◎「高齢者の自殺の特徴」
➀「自殺者の約4割は高齢者」
➁「 高齢者の自殺未遂や自殺は『うつ病』が大きな原因」
③「 自殺者の多くが家族と同居、単身生活は全体の5%以下」
コロちゃんは「自殺者の約4割は高齢者」には驚きましたね。そういえば上記の「こどもの自殺」は年間500人でしたが、「高齢者:コロちゃん年代」は3000人でしたね。
そして「高齢うつ」ですか。やはり、メンタルを正常に保つのが「高齢者」の重大な「お仕事」ですね。
「③ 自殺者の多くが家族と同居、単身生活は全体の5%以下」を読むと、「高齢者の自殺」には「経済問題」が絡んでいるように思われますけど、どうなんでしょうね。
コロちゃんは「生活の責任感」を考えますから、高齢の男性が家計を維持することが出来なくなった時に追い詰められた心境は理解できますよ。
➁「高齢者特有の要因」
この「資料」には、「高齢者の自殺」には「高齢者特有の要因」があるとしています。下記にご紹介しますね。
若い皆さんはご興味がないかもしれませんが、その内必ず歳を重ねるとともに訪れるものですから、読んでおいた方が良いですよ。
◎「高齢者特有の要因」
➀「 身体的負担: 高齢者の自殺の動機の7割は健康問題」
ただ「高齢者」になれば、誰でもどこかしらに「病気」は抱えますからね。「健康問題」は「高齢者のデフォルト状態」ですよね。
コロちゃんだって「腰痛」と「糖尿病・脂質異常症」を抱えていますしね。
だから、どこかで折り合いをつけて「病気・障害とお付き合いする」ことを覚悟せざるを得ないでしょうね。
➁「 家族への精神的負担: 心身両面の衰えを自覚し、同居する家族に看護や介護の負担をかけることへの遠慮が生じる」
コロちゃんは、現在1人とワンコの暮らしですが、他に誰とも同居する考えはありません。
だから、ワンコに介護の負担をかけることに遠慮は在りませんね。だけど、ワンコにコロちゃんの介護が出来るとは思いませんけど。
ただ、それで身体が不自由になった時にはどうするかというと、「24時間医療・看護・介護体制」で何とか最後まで行けるかということになりますね。
もちろん、最後まで「ひとり死・自宅看取り」を追求したいと考えていますよ。できるかなー?
(⑉˙ᗜ˙⑉)…ハテ?
③「 喪失感と孤立:喪失感から閉じこもりがちとなり、孤立状態からうつに至ると考えられる」
はてさて、コロちゃんは「お一人様」ですけど、別に寂しくはないですよ。
毎日閉じこもって、「ブログカキコキ」や「読書三昧」の暮らしをしていますけど、あんまり不満は・・・ないなー。
ヾノ´゚д゚`)ナイナイ
今のところ、コロちゃんにはこれらの「➀~③の要因」は大丈夫ですよね。ただ「一寸先は闇」とも言いますから、上記のような「懸念」があることは、肝に銘じておきますね。
8.「コロちゃんの生きる心掛け」
上記で見てきたように、今の「日本社会」は相当生きにくくなっているのか、「こどもの自殺は年間500人規模」、「コロちゃんと同じ年代(70~79歳)の自殺は年間3000人規模」となっています。
それで全年代では「毎年2万人以上」の方が「自殺」を選んでいるのですが、やはりこれらの方々は「精神的に追い詰められる」中で「自殺」を選ばざるをえなかかったのだろうと思われます。
コロちゃんは、「年金生活の一人暮らしの中で、メンタルを病まないように「実生活の中で心がけていること」がいくつかあります。それをご紹介しますね。
➀「スケジュールとルーティンを守る」
誰しもがお仕事で行なっていることかも知れませんが、コロちゃんは何かをしようとする時には、思いついた場では直ぐ取り組まないようにしています。
必ず、翌日以降の「スケジュール」に入れて「消化」するのです。
もちろん、何かを忘れていてその場でやらなければならない時は別ですが、コロちゃんは精神的に追い込まれて何かをするのは「ストレス」になると考えています。
行なわなければならないことが、一つ二つなら「ストレス」も小さいですが、つもり重なると「ストレス」も大きくなります。
こんなものは「育てる必要はない」というのがコロちゃんの考えですね。
また「ルーティン」とは、決まった所作・動作を繰り返すことで、「日課」とも言い換えることができます。
あまりやりたくないことも「ルーティン」に入れることで、必ず「消化」することをコロちゃんは心がけていますね。
➁「食事は1日3回決まった時間と決まった量で」
コロちゃんは、「胃袋と脳みそは繋がっている」と信じています。
ですから人間というものは「お腹がすけば精神が落ち込む」また「お腹が膨れれば精神が高揚する」と確信しているのです。
そこから導き出せる結論は「食欲がなくともメシは食う」です。また「決まった時間にメシを食う」です。
コロちゃんは、「アマゾン・エコー」に「時間アラーム」をセットして、「食事時間」を忘れないようにしていますよ。
だって、コロちゃんはブログをカキコキしていると、直ぐに時間が経っているのを忘れてしまうんですよ。
なお、今のリアルタイムは午前10時50分です。あと1時間で「昼食」ですね。
今日の「昼食」は、トーストに「シーチキン+マヨネーズ+玉ねぎ」を挟んだサンドウイッチです。サラダと牛乳も忘れずにいただきましょうね。
③「睡眠時間を十分に」
コロちゃんは、現在夜の9時には寝ることにしています。
というか、コロちゃんは腰の痛み止めに「トリプタノール」というお薬を夕食後に服用しているのですけど、この薬を飲むと2時間も経つともう眠くて眠くて起きていられないのです。
そして朝5時には起床しますから、「睡眠時間は8時間」ですね。
コロちゃんは、「睡眠時間」は充分にとることにしているのです。しかし、ちょっと寝過ぎかなー?
そう思った理由には、下記の知見があるのです。
皆さん「久山町研究」って聞いたことがありますか?
「久山町」とは九州の福岡市のお隣にある町で、全人口9000人の住民が全国平均とほぼ同じ年齢・職業分布を持つことから「平均的な日本人のサンプル集団」として研究の対象とされてきました。
その「久山町」で、1961年から様々な疫学研究が積み重ねられてきたそうです。
その研究の結果、高齢者の「理想的な睡眠時間」が5~7時間のケースが最も「認知症」になりにくかったとの発表があるんですよ。下記をご覧ください。
◎「60歳以上の男女の睡眠時間と認知症」
➀「5時間未満 :2.6倍」
➁「5~6.9時間:1.0倍」(基準)
③「7~7.9時間:1.1倍」
➃「8~8.9時間:1.6倍」(コロちゃんはココ!)
⑤「10時間以上:2.2倍」
(九大久山研究室:げんき予報便vol.16より)
あらら、コロちゃんは、「睡眠時間」8時間だから「認知症リスク」が「➃8~8.9時間:1.6倍」と高くなっちゃうじゃないですか。
これはまずいぞ、少し「睡眠時間」を短くした方が良いかなー?
ちょっと、考えているコロちゃんでした。
だけど、「睡眠時間を十分とる」ことは必要ですよね。だって「眠れない夜」はメンタルに悪い影響をもたらしますからね。
なお、上記でご紹介した「九大久山研究室:げんき予報便vol.16」のリンクを貼っておきますね。
ご興味のある方は、クリックお願いしますね。
https://www.hisayama.med.kyushu-u.ac.jp/genki/pdf/vol_16.pdf
上記のようにコロちゃんは、毎日の生活を「スケジュールとルーティン」を意識して生活することにより、リズムのある毎日を過ごしています。
そして、1日3回決まった時間に食事をして、あとはゆっくり眠れば「メンタル」は快適に維持できますよ。
皆さんも、お忙しいからなかなか難しいかもしれませんが、皆さんの参考にしていただければコロちゃんは嬉しいですよ。
9.「こどもには寛容な社会を」
上記で「こどもの自殺」に「高校生年代が多い」ことを見てきました。もう一度下記に書きますね。
◎「こどもの自殺:在籍過程」
➀「小学校 :5人:2%」
➁「中学校 :52人:19%」
③「高等学校:213人:78%」
➃「不詳 :2人:1%」
ね、「高校生」が8割近くを占めるのです。コロちゃんは自分がこの年代だった頃を思い返してみますと、いやー思い出しても凄い事をやっていましたね。
よく「こどもから大人になる不安定な年代」とも言われますが、少年コロちゃんは「内にこもる」のではなく逆に「外に出る」ような激しい行動をとりましたね。
ただ、それでも最終的には何とか「着地」出来たんですから、社会のふところの深さに救われたのかもしれませんね。
コロちゃんの時代に比べると、現在は一度落ちたら戻れない「滑り台社会」となったと言われるぐらいですから、もっと「チャレンジのできる社会」であって欲しいものですね。
10.「高齢者には多様な価値観を」
そして「コロちゃん年代」の方々には、経済的に不遇でも「誇り高く生きることはできる」んだと思って欲しいですね。
常々コロちゃんが思っていたことなのですが、今のように「お金持ち」が皆から憧れたり尊敬されるような社会は2000年頃からですよ。
たかだか20数年でしかありません。それ以前の「日本社会」では「お金持ち」という言葉には、何か「胡散臭い雰囲気」が漂っていました。
皆さんも「巨人の星※」というコミックはご存じでしょう。1970年前後に大ヒットしたコミックです。
(※巨人の星:1966年:原作:梶原一騎:作画:川崎のぼる:少年マガジン連載)
その登場人物に、主人公の「星飛雄馬」の友人の「伴宙太」というキャラクターがいました。彼の父親がトラックメーカーの「伴自動車工業」の社長です。
その社長の姿は、太っていて葉巻を加えていて下品で、いかにも「成りあがりのお金持ち」の姿でしたね。
1970年代の「お金持ち」のイメージは、そんなものでした。決して周りから尊敬を集めるようなものではなかったと、コロちゃんは記憶していますね。
むしろその当時には「下町の太陽※」のような、まずしくとも真面目に下積みの生活で暮らすことが「美しい」というような価値観があったと思いますよ。
(※下町の太陽:1963年映画:監督:山田洋二:主演:倍賞千恵子)
コロちゃんは、長い事生きてきましたから、「持っているお金の量が全てを決める」ような現在の「価値観」には違和感を持っています。
もちろん、「お金」が全くなければ不便ですよ。だけど「人生の中心はお金ではない」ですよ。
そのぐらいに、価値観は多様なものだと考えていれば、「死を選ぶ」ようなことにはならないのではないかと、コロちゃんはいつも思っているのですよ。
なかなか「生きづらい世の中」ですが、その中でも充実して生きていきたいものですね。
今日は、最後にちょっと偉そうに言ってすみませんね。ただ、これがコロちゃんから「悩みがある若者と高齢者」に送るエールですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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