【経済考】「現金給付」と「消費税減税」はどっちがお得なの?

経済

おはようございます。昨日のコロちゃんちのあたりは、「雷と大雨」がザーザー降っていましたよ。
/////(/;/o/;/)//////☆ゴロゴロ.ピカッ!⚡️

どうやら昨夜は、「線状降水帯」が関東地方に襲来したらしく、コロちゃんの住む地域では「大雨洪水警報」が発令されて「避難所」が開設される騒ぎになっていたのです。

だけどコロちゃんは、この時の大雨は「数時間で通り抜ける」と「天気予報の雨雲レーダー」で見ていましたから、家の居間でじっとしていましたよ。

ただ怖かったのが「停電」ですね。とにかく「雷の雷鳴」が凄かったのですよ。

どうやら近くを「雷雲」が通り抜けていたらしく、ほとんど真上から「雷鳴」が鳴り響いていたのです。

以前にコロちゃんちの近辺では、「雷直撃による停電」があったことがありましたよ。

その時には、コロちゃんちは「台所」も「IHコンロ」ですから、「停電」で「夕食」も調理出来なくなり「お風呂」にも入れなくなったのですよ。

コロちゃんは、「今回は大丈夫なのかなー?」と不安でいっぱいでしたよ。

そんな「雷にドキドキのコロちゃん」でしたが、夜寝る9時にはもう「雨」も小降りになりましたので、ホッとしながら眠りましたよ。

さて今日は「雷ドキドキのコロちゃん」が、「現金給付と消費税減税はどっちがお得なの?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「現金給付と食料品の消費税減税はどっちが得なのか?と、消費税減税は高齢者ほどお得だよ」

☆「単身高齢者の消費支出は50.5万円なの?と、どっちも反対する理由は持続性がないよ」

☆「コロちゃんと選挙の話」

1.「現金給付と食料品の消費税減税はどっちが得なのか?」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「賢い有権者の損益分岐点/減税が給付より得とは限らず」との見出しが目に入りました。

コロちゃんは、現在の参議院選挙の「自民・公明両党の現金給付」と「立憲民主党の食料品の消費税減税」のどちらも「バラマキだ」と考えていますので「両案」ともに反対しています。

しかし、この記事では「世帯別にいくらぐらいの利得があるのか」を試算して比べているのです。

コロちゃんは、「70代のお一人様」ですから「単身高齢者」になりますね。

だから「現金給付は1人2万円」とハッキリわかりますが、それでは「食料品の消費税減税」はいくらぐらいになるのかまでは計算したことはありませんでした。

この記事では、その「試算と比較」が記載されているのですよ。そこにコロちゃんは興味を引かれましたよ。

最初は「現金給付案」と「食料品の消費税減税案」の概要を書き出しますね。以下でしたよ。

◎「自民・公明党の現金給付案」
・「全国民    :一律2万円給付」
・「子ども1人  :2万円追加給付」
・「低所得の大人:2万円追加給付」
・「年内支給」
・「総予算:3兆円台半ば」

◎「立憲民主党の食料品の消費税減税案」
・「食料品の軽減税率8%を1年間ゼロ」
・「2026年度開始」
・「総予算:5兆円規模」

上記の2つが「現金給付案」と「食料品の消費税の減税案」ですよね。これを「単身高齢者と夫婦2人以上の世帯」の場合を試算した結果が以下でしたよ。

●「単身高齢者の場合の試算」(コロちゃんはココ)
・「1年間の食料品支出:50.5万円」
・「食料品の消費税   :4.0万円」

〇「消費税減税が4.0万円に対し、現金給付は2万円なので消費税減税の方がお得」
〇「現金給付は、住民税非課税世帯になると+2万円となるからトントン」

●「夫婦2人以上で世帯主が会社員の場合の試算」
・「1年間の食料品支出:105万円」
・「食料品の消費税   : 8.5万円」

〇「現金給付と消費税減税のどちらが得かは家族構成による」
〇「夫婦2人のみ」
・「現金給付4万円」vs.「消費税減税8.5万円」(消費税減税の方がお得)
〇「夫婦2人+子ども2人」
・「現金給付12万円」vs.「消費税減税8.5万円」(現金給付の方がお得)

へー、これは知らなかったなー。
( ¯ㅿ¯)へー

ということは、コロちゃんは「単身高齢者」ですから「消費税減税が4.0万円に対し、現金給付は2万円なので消費税減税の方がお得」となりますね。

コロちゃんは残念ながら、ギリで「住民税非課税世帯」から外れているのですよ。それじゃお得な方の「消費税減税」の「立憲民主党」を支持・・・、じゃねーよ。
(乂`д´)ダメッ!

コロちゃんは「消費税減税」も「現金給付」も、一時的な気休めだからって反対しているんですからね。

だけど「現金給付案」だと、「夫婦2人+子ども2人で12万円」も配られるのですね。コロちゃんの「次男一家」なんか「子どもが3人」もいますから、なんと「16万円」ですよ。

ちょっと「お小遣い」をもらおうかな?
( ◍´罒`◍)ゞエヘヘポリポリ

つまり「家族の人数が多い世帯」は「現金給付案」がお得で、「夫婦2人の世帯」では「消費税減税案」の方がお得な結果となっていますね。

まあ、この記事では最後の方に「自公の給付金は富裕層向けなどは削れるはずだ」と書いています。

また「赤字国債による税収減の穴埋めは、合理的に考えれば将来の増税やインフレを意味する」と批判的に書いていまね。

そして「本当に賢い有権者は単に自分の損得ではなく、政府に対して『賢い支出(ワイズ・スペンディング)』を求めるだろう」とも書いていますよ。

ただコロちゃんの見たところでは、今の日本に「賢い有権者」っているのかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

「ゼロ」とは言いませんけど、極めて少ないとコロちゃんは思っていますよ。

さて、皆さん上記の「現金給付案」と「消費税減税案」のご自分の世帯のリターンは、どっちがお得になっていますか?

次回の「参議院選挙」の投票先の検討要素の一つに、これを勘案するのもまた一興かと思いますよ。

なお、この「日経新聞」の「賢い有権者の損益分岐点/減税が給付より得とは限らず」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします

賢い有権者の損益分岐点 減税が給付より得とは限らず - 日本経済新聞
日本の有権者は賢い。これはデータが証明している。経済協力開発機構(OECD)は2022年、国際成人力調査(PIAAC)を実施した。31カ国・地域のうち日本は「読解力」「数的思考力」でフィンランドに次いで2位。「状況の変化に応じた問題解決能力」はフィンランドと並んで世界一だった。7月20日投開票の参院選でも賢い有権者は合...

2.「消費税減税は高齢者ほどお得だよ」

上記で「単身高齢者のコロちゃんの場合」は、「消費税減税4万円」に対して「現金給付は2万円」にとどまるので「消費税減税」の方がお得となるとなっていました。

それでは次に、そのコロちゃんがお得な「消費税減税」の「世代別の恩恵」を見ておきましょう。はたして「若者世代と高齢世代」のどちらがお得なのでしょうか?

これもちゃんと「日経新聞」が、試算した記事が報じられていましたよ。「減税、若者に有利は本当?/恩恵、高齢者に大きく」との見出しの記事でしたよ。

ここには「総務省の家計調査のエンゲル係数(※)から、軽減税率の対象外である酒類と外食を除いた値で比べた」となっていました。

(※エンゲル係数:消費支出に占める家計の割合)

下記でしたよ。

◎「軽減税率対象(食料品)が支出全体に占める割合」

➀「~29歳  :17%」
②「30~39歳:21%」
③「40~49歳:21%」
④「50~59歳:20%」
⑤「60~69歳:23%」
⑥「70歳~  :27%」(コロちゃんはココ)

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA081QF0Y5A700C2000000/
(出典:日経新聞:7月8日:減税、若者に有利は本当?:グラフより:7月11日利用)

上記は、日経新聞に記載されたグラフからコロちゃんが読み取った数字ですが、「消費税減税(食料品)」が「支出全体」に占める年代別の割合です。

この「数字」が大きいほど「減税の恩恵が大きい」となります。

数字をみると「消費税減税の恩恵」が一番大きいのは、コロちゃん年代の「⑥70歳~:27%」です。若い方ほど「➀~29歳:17%」と「恩恵は小さく」なっています。

この記事では「世論調査」の結果を引用して、「30歳代ほど消費税減税を支持している」と書いています。

つまりこの「消費税減税」は、「若い方ほど支持している」のですが「最も得をするのは高齢者となる」と、この記事では指摘しているのですよ。

この記事の最後には、識者の意見として下記のように書いています。

「資産は多いがフロー所得が少なくなる高齢世代に課税する手段として、消費税の役割は小さくない」

つまりコロちゃんのような「高齢者」から、国が税金を取る手段は「消費税」が一番効果的だというのですよ。

それを「減税」するって言うことは、「高齢世代」からの徴税がその分無くなるってことなのですよね。

「若い世代」は、こんな計算を知らないから「消費税減税に賛成」しているんでしょうね。コロちゃんは「消費税減税で得をするのは高齢者だよ」と教えてあげたいですよ。

だからコロちゃんは「若い世代に申し訳ない」と思いますから、「消費税減税」には反対しますよ。ただでさえ「高齢者は優遇されている」って言われているのですからね。

コロちゃんは、「消費税」はお金持ちほどいっぱい払う税金だと思っていますから、ドンドン税率を上げて、お金持ちからドンドン税金を吸い上げてもらいたいと考えていますよ。

なお、この「日経新聞」の「減税、若者に有利は本当?/恩恵、高齢者に大きく」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

消費税減税は若者に有利? 食料品ゼロなら高齢者に恩恵 - 日本経済新聞
日本経済新聞や他の報道機関の世論調査で、消費税減税への賛否を尋ねると、若い世代の方が減税に賛成する傾向がある。ただ、年代別の消費データを分析すると、消費税減税は「若者に有利」とは言い切れない。消費税は所得が低いほど税負担の割合が高くなる「逆進性」があるとされる。財務省によると、年収200万円未満の世帯の収入に占める消費...

3.「単身高齢者の消費支出は50.5万円なの?」

さて、ここまで「単身高齢者」のコロちゃんは、「消費税減税:4万円」の方が「現金給付:2万円」よりお得なことをみてきました。

ただこの「試算」の前提は、以下の内容が正しい場合です。

●「単身高齢者の場合の試算」(コロちゃんはココ)
・「1年間の食料品支出:50.5万円」
・「食料品の消費税   :4.0万円」

この数字は「2024年の総務省の家計調査」によるものですが、ここでちょっと「コロちゃんの家計簿」をみて、はたして「1年間の食料品支出:50.5万円」もあるのかを見てみますね。

もし「コロちゃんの清貧ライフの食料品支出」が、大幅に少なければ「消費税」もその分少なくなりますからね。

コロちゃんは、キチンと「家計簿」をつけていますから、ここ数年分の「食料品支出」を見てみましょう。

◎「コロちゃんの食料品の消費支出」

➀「2022年:42.2万円」
②「2023年:41.6万円」
③「2024年:41.6万円」

あっらー、少ないわー! 「年間50.5万円」もないわね。
Σヽ(゜Д゜; )ノアッラー

コロちゃんの「食料品費は1カ月にすると3.5万円」ですよ。

やっぱりコロちゃんって「清貧生活」ですよね。あんまり「贅沢」はしていませんけれど、この物価上昇の中で増えていないのは驚きでしたよ。知らんかったなー。

だけど、この「コロちゃんの食料品支出」だと「食料品の消費税」は・・8%の軽減税率だから・・・「3.3万円」となりますね。

やっぱり、コロちゃんの場合は「現金給付2万円」よりは「消費税減税3.3万円」の方がお得になりますね。だけどコロちゃんはどっちも「反対」しますけどね。

4.「どっちも反対する理由は持続性がないよ」

コロちゃんが「現金給付」と「消費税減税」の両方に反対する理由は単純です。どちらも「毎年繰り返し出来る政策」ではありません。

「現金給付」は「3兆円半ば」の「財源」が必要とされますし、「食料品の消費税減税」には「5兆円規模」の「財源」が必要とされています。

よく「税収の上振れ分」と言われていますが、昨年度の「税収の上振れ分は1.8兆円」でしかありません。

これでは足りませんよ。それに毎年「税収が上振れる」とは限りませんからね。

だから「財源の確保」に「持続性」はありません。そうなると「来年以降の物価」がどうなるのかですけれど、コロちゃんは今後も「物価の上昇は続く」と見ていますよ。

だって「石破総理」も「植田日銀総裁」も、「物価と賃金の好循環」って言っているのですからね。

「年金生活のコロちゃん」に言わせると「物価と年金の悪循環」としか思えませんよ。

だって「年金」はマクロ経済スライドで毎年の改定額から「マイナス0.4%」がほぼ決まっているも同然なのですからね。

コロちゃんは、早く「政策が転換」されて、「物価が上がらない社会」へと進んで欲しいを思っていますよ。

5.「コロちゃんと選挙の話」

さて今日は、「現金給付と消費税減税はどっちがお得なの?」をテーマに、コロちゃんも計算したことがない「現金給付と消費税減税の試算金額」を新聞記事からご紹介してみました。

もちろん「国の政策」を「個人の損得」で語るのは間違っているかも知れませんが、誰だって「自分のサイフ」に入ってくるお金には強い関心があると思われますね。

だったら、もうすぐ行なわれる「参議院選挙」での「政党選択」の材料の1つとして参考にするのも悪くないと思いましたよ。

最後の「コロちゃん話」ですが、「参議院選挙」繫がりで「コロちゃんの選挙の話」を書きますね。

コロちゃんは、あまり「選挙」の応援をしたことはありません。余りというよりは、人生でたった1回しかないですね。

それは1970年代前半の「東京都の区議会議員選挙」の応援でした。

コロちゃんの友人の知り合い(ほぼ他人)が「区議会議員選挙に立候補する」と聞いて、その友人からお手伝いを頼まれたのですよ。

今で言う「選挙ボランティア」ですよね。その「○○氏選対」を訪ねてみようとしたら、まず「選挙事務所」がありませんでした。

だって「立候補者」は「無所属」での出馬でしたからね。お金もありませんから、ホントに「身体一つの選挙態勢」だったのです。

「選挙スタッフ」らしいのは、寄せ集めのコロちゃんのような有象無象の数人しかいなかったのですよ。

やっていることは「手作りの選挙カー」での区内各所の遊説のみです。集まっていたメンバーで「選挙」の経験のある者は誰一人いませんでした。

「選挙カー」は、どっかから借りて来たボロボロの古い「ライトバン」で上のキャリアに「ハンドスピーカー」が針金でくくりつけられていました。

それを運転していたのが、前月に「運転免許」を取ったばかりの「学生」で、この「選挙カー」が「初めての車の運転だ」と言っていましたね。
( ¯▽¯ )ウププ

少々危なっかしい運転をしていても、まさか「免許取り立てのドライバー」が「選挙カー」を運転しているなんて「警察官」も思いませんから、「止められることはなかった」といっていましたよ。

だけど「この選挙カー」は、行き止まりの道から「階段を下りた」なんてとんでもない走り方をしていたと、皆笑っていましたよ。

何とも「手作り感が満載の選挙運動」でしたよ。そこに集まったのはみんな20歳前後の男女たちでしたよ。

みんな「お祭り」をやるように、盛り上がってワイワイ騒いでいましたよ。

今でもコロちゃんが思い出すのは、ある駅前での「街頭演説時」のことです。

ある駅前でコロちゃんたちの陣営が、先に「街頭演説」をしていたら、その後から「共産党の宣伝カー」が乗り付けて「街頭演説」を始めたのです。

もちろん「お互いの健闘を祈ります」なんて言いませんよ。2台の選挙カーが、それぞれ声を張り上げて「選挙演説」をし始めたのです。

しかし、コロちゃんたちの「手作りの選挙カー」は「スピーカー」がショボかったですから、音声で負けちゃっていたのです。

なにしろ車のキャリアにあるのは「針金で縛ったハンドスピーカー」でしたからね。

そこでコロちゃんが、「手作りの選挙カー」の上に付いていた「スピーカー」を、立派な「共産党の選挙カー」の方に、わざわざ向け直してもう一度針金で縛りつけ直したのですよ。

そのようにして「選挙演説」を対抗したところ、相手は怒った怒った!
ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!

その時の相手側の「共産党の候補者」は「中年の女性」だったのですが、金切り声でコロちゃん陣営の批判をし始めましたよ。

コロちゃんたちはみんな「大笑い」となりましたよ。当時のコロちゃんたちは、怖いものなしの「若者集団」でしたからね。失うものがない人間は強かったですよ。

えっ、それで「選挙結果はどうなったの?」ですか?

決まってるじゃないですか。落っこちましたよ。たぶん「最下位」の方だったよなー。
(´▽*)アハハ

自慢じゃないですけど、コロちゃんの人生で「応援した政党」が勝ったことは、一回もありませんでしたよ。

ただコロちゃんは、「楽しく選挙運動」を行なったことだけは「成果」でしたよ。今から50年以上前にあった「コロちゃんの選挙のエピソード」でしたよ。

今ではすっかり「おとなしくなったコロちゃん」ですが、こんな楽しい時代もあったとお読みくださいね。皆さんが笑って読んでいただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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