おはようございます。昨日コロちゃんは、ワンコの「シャンプー」をしてあげましたよ。現在のところコロちゃんは、このワンコに毎月1回「シャンプー」をしているのですよ。
昨日の午後にコロちゃんは、ちょっと早めにこのブログの原稿を書き終わったものですから、天気も良いし「ちょうど良い、今からワンコのシャンプーをしてやろう」と、いきなり思い立ったのですよ。
そこで、おもむろに「ペットシェーバ」と取り出して来て、まずは足の「肉球」の間の毛をカットしましたよ。
この「肉球の間の毛」が伸びてくると、居間のフローリングを歩くときにワンコの足が滑るようになっちゃうのですよね。
さらに、以前から気になっていた「耳の後ろの毛の塊」を丁寧にカットしましたよ。
この「耳の後ろの毛の塊」は、耳タブにピッタリくっついていましたので、ハサミで切ろうとするとワンコがイヤがってにげるのですよ。
コロちゃんは、間違えて「ハサミ」で耳を切ってしまったら大変ですから、次の「ワンコシャンプ―」の時まで先延ばしにしていたのです。
そこでコロちゃんが丁寧に「ペットシェーバー」で耳の下の周りの毛をカットしながら、「塊」を少しずつ探っていくと、やっぱりこれは「毛の塊」だとわかりましたよ。
コロちゃんは、ひょっとしたら「耳の一部」が飛び出しているかも知れないと思っていたのですよ。だから耳の周りから、少しずつ毛をカットしましたよ。
そのようにして「両耳と足の肉球の間の毛」のカットを終えてから、いつも通りに「風呂場」へ連れていき、キレイにシャンプーを終えました。
なお夏の「ワンコシャンプー」は、「ドライヤー」なんて使いませんよ。そのまま「外に放り出して」おくと、5分ほどで「自然乾燥」ですよ。
コロちゃんはちょっとというか、かなり「腰が痛く」なりましたけれど、無事「ワンコシャンプー」が終わってホッとしましたよ。
そんな「シャンプーマンのコロちゃん」が、今日は「努力すれば報われるのか? あなたはどう考える?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「努力が報われない日本社会になったよと、努力しても給料が上がらない社会だよ」
☆「経済のキャッチアップの時代は終わったよと、コロちゃんの努力は報われたのか?」

1.「努力が報われない日本社会になったよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「努力が報われない日本社会」という見出しが目に入りました。
これは「日経新聞」の「やさしい経済学」の「米田幸弘和光大学教授」の「コラム記事」です。
この中に「日本人の働く意識の変化」という興味深いデータが記載されていましたので、ちょっとそのいくつかをご紹介したいと思いますね。

➀「努力しても報われないと感じる人が増えたよ」
ここで「米田教授」は、「働く人の意識変化」として「統計理数研究所」の「日本人の国民性調査」のデータを取り上げています。
この「統計理数研究所」とは、どうやら「文部省直轄の研究機関」のようですね。ご紹介するデータは、下記でしたよ。
◎「努力は報われるか?」
➀「真面目に努力していれば、いつかは必ず報われると思う」
・「1988年:79%」
・「2013年:72%」
➀「いくら努力しても、まったく報われないことが多いと思う」
・「1988年:17%」
・「2013年:26%」
https://www.ism.ac.jp/kokuminsei/table/data/html/ss7/7_38/7_38_all.htm
(出典:統計数理研究所 国民性の研究より:7月10日利用)
うーむ、この「最初の調査日」の1988年は、ちょうど「バブルの真っ最中」ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
そして「次回調査日」の2013年は、「安倍自民党」が政権奪還し「アベノミクス」でブイブイと元気だった時代になります。
この「25年間」で、日本人は「努力が報われる」が7㌽減り、「努力が報われない」が逆に9㌽増えています。
「日本人の国民意識」は、「努力しても報われない」と考える方が増えていることは間違いがないとコロちゃんも思いましたよ。
うんうん、コロちゃんも努力したけど「社会的な成功」とは縁がなかったですよ。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン
まあ、ただ「現在の清貧ライフ」にコロちゃんは満足していますから、そんなに報われなかったけれど「ちっぽけな満足」はあったとしておきましょうね。

②「成功するには運やコネ!」
次に見るのは「世界価値観調査」です。これは「電通総研」と「同志社大学」が共同で調査したようですね。以下でしたよ。
◎「勤勉に働けば成功するか? それとも成功は運やコネが大きいか?」
(小数点以下切り捨て)
➀「勤勉に働けば成功する」
・「1990年:64%」
・「2024年:52%」
②「成功は運やコネが大きい」
・「1990年:21%」
・「2013年:44%」
https://www.dentsusoken.com/sites/dentsusoken_default/files/2024-12/WVS8_Japan2024.pdf
(出典:電通総研:同志社大学 世界価値観調査 1990~2024年 日本時系列分析レポートより:7月10日利用)
あー、「➀勤勉に働けば成功する」が、1990年と2014年の25年では「12㌽」も減少していますよ。
( ̄Д ̄*)アー
イヤな社会へなってきましたよ。「➁成功は運やコネ」だのみと考える人が、「23㌽」と2倍以上に増えていますよ。
なんか「くらしにくい社会」に「日本」がなったことがデータでハッキリと確認できましたよ。
そう言えばコロちゃんの人生に「コネ」は全く無かったですね。コロちゃんの周りにいたのは、同じような「社会の底辺の人たち」ばかりでしたからね。
「コネ」を期待できるような「偉い人」は、周囲に人っ子一人いませんでしたよ。
ふん、いいんだもんね。コロちゃんは「自分の力だけ」で人生を切り開いて生きて来たんだもんね!
(˘^˘,,)フーンダ!!!

③「自分の能力を試す生き方か、楽しい生活をしたいか?」
最後にもう一つ「働く目的」について見てみましょう。「米田教授」は「日本生産性本部」が行なっている「新入社員の意識調査」を取り上げて、以下のように記載しています。
◎「(働く目的として)自分の能力を試す生き方がしたい割合」
➀「1990年代 :25~30%で推移」
②「2010年代後半: 10%程度に下落」
◎「楽しい生活がしたい」
➀「1990年代 :20%台後半」
②「2010年代後半: 40%前後」
うーん、「自分の能力を試す生き方」は、1990年代~2010年代後半の「30年間」に「1/3近く」にも減っていますよ。
( ̄へ ̄|||) ウーン
そして、その逆の「楽しい生活」の方が、10㌽以上増えていますね。
「米田教授」は、上記の「1990年代~2010年代の30年間」の変化を以下のように記載しています。
「努力が報われにくくなったと感じる若者の間で、将来を見据えたチャレンジより、『今』のやりがいや楽しさを求める現実志向がひろがっている」としていますよ。
うーん、「チャレンジ」してもあんまり「報われず」に、「運やコネ」がものを言う社会なんじゃ、そりゃ「楽しい生活」を目指すのが現実的ですよね。
(´ヘ`;)ウーン
だけど、「能力を試す生き方」って「会社の仕事に全力を投じる」ってことになりますよね。そりゃ「ギリギリまで自分を追い込んで働く」ことをしなければ「能力は試せない」ですよね。
今どき、そんな「働き方」を喜んで選ぶ若い方なんかいないでしょう。
これって「1970年代の会社に滅私奉公する社員の生き方」の方がおかしかったんじゃないでしょうか。もう一つの選択肢の「楽しい生活」こそ「人間的な生き方」だと思いますよ。
次にコロちゃんの考え方を、ちょっと書いてみますね。
なお、この「日経新聞」の「やさしい経済学」の「米田幸弘和光大学教授」の「努力が報われない日本社会」との見出しの「コラム」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「努力しても給料が上がらない社会だよ」
上記で取り上げた「働く意識の変化」は、「1990年頃から2020年頃までの30年間」の変化を取り上げています。
上記で読むこの「30年間の変化」とは、「➀努力しても報われない」「➁成功するには運やコネ」「③チャレンジよりも楽しい生活」という変化でした。
コロちゃんは、これって「当たり前だよ」と思うのです。
それは「現実にここ30年間は給料が上がっていなかった」のです。だから、頑張って働いている方にちっとも「報いていなかった」現実があるのですよ。
この「30年間」は、「春闘の賃上げ」がほとんどされていなかったのですよね。つまり「ほとんどベアゼロの30年間」ですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。
「独立行政法人 労働政策研究・研修機構 主要企業春季賃上げ率」より
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0402.html
出典:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 早わかり グラフでみる長期労働統計より(7月10日利用)
上記のグラフは、「独立行政法人:労働政策研究・研修機構」が発表した1956~2024年の「主要企業春季賃上げ率の推移」です。
上記のグラフのバックデータを確認すると、以下の通りとなっていました。
◎「主要企業春季賃上げ率:2%を下回った年は➁~⑬です」
➀「2001年:2.01%」
➁「2002年:1.66%」この年より1%台
③「2003年:1.63%」
➃「2004年:1.67%」
⑤「2005年:1.71%」
⑥「2006年:1.79%」
⑦「2007年:1.87%」
⑧「2008年:1.99%」
⑨「2009年:1.83%」
⑩「2010年:1.82%」
⑪「2011年:1.83%」
⑫「2012年:1.78%」
⑬「2013年:1.80%」この年まで1%台
⑭「2014年:2.19%」
⑭「2015年:2.38%」
⑮「2016年:2.14%」
⑯「2017年:2.11%」
⑰「2018年:2.26%」
⑱「2019年:2.18%」
⑲「2020年:2.00%」
⑳「2021年:2.18%」
㉑「2022年:2.20%」
㉒「2023年:3.36%」
㉓「2024年:5.33%」
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/timeseries/html/g0402.html
(出典:独立行政法人:労働政策研究・研修機構:早わかり グラフでみる長期労働統計より:7月10日利用)
ふー、疲れた。やっと書き終わったよ。
ε- ( ̄、 ̄A) フゥー
上記の通り「➀2001年から「㉑2022年:2.20%」まで、「春闘の賃上げ」はほとんど2%前後でしかありません。
この「賃上げ」のうちの「2%」は「定期昇給」です。
この「定期昇給」は、一見毎年給料が上がるように感じますが、毎年「退職者と新入社員」の入れ替わりがありますから、「賃金総支給額」は変わらないものなのです。
だから「実質的な賃上げ」は「2%を超えた分」だけなのです。
そう見ると、上記の「➁2002年:1.66%」~「⑬2013年:1.80%」の12年間は1%台ですから「実質的な賃下げ」ですよ。
そして「1995年~2022年」の全期間が「2%前後」でしかないことを見ると、賃金がほとんど上がらなかった期間は「1995年~2022年の30年近く」になっています。
コロちゃんは、この「1995年~2022年の30年近く」に渡って「新入社員の皆さん」たちが努力をしなかったとは思えないのですよね。
むしろ「一生懸命努力した」にもかかわらず給料はとちっとも上がらなかったから、以下のようになったと思っていますよ
「➀努力しても報われない」
「➁成功するには運やコネ」
「③チャレンジよりも楽しい生活」
コロちゃんは「高度成長の1970年代」と「一億総中流の1980年代」を生きてきましたから、その時代と比較して、その後の「失われた30年」は「努力が報われない酷い時代」になったと思っていますよ。
だから「若い方の意識」が変わったのも当然のことだと考えていますよ。

3.「経済のキャッチアップの時代は終わったよ」
さて、今日は「日経新聞のやさしい経済学」の「コラム」から「努力が報われない日本社会」をご紹介してみました。
ここでコロちゃんの考えを書きますね。
コロちゃんは、「日本」は「大きな経済成長の時代」は終わったと考えています。1960年代~1970年代の「高度成長」は「経済のキャッチアップの高成長」でしょう。
先進国から「技術を導入」したり、「盗んだり真似たり」して「高成長」するのは「後進国の普通のやり方」ですよね。
それが終焉を迎えた「1970年代」以降も、1980年代までは「産業の高度化」で成長出来ました。
しかし、その後の「バブル経済と崩壊」続く「失われた30年」の「経済失政」でほとんど成長がゼロとなっています。
これって「経済失政」ですよね。「バブル形成」も「その崩壊」もその後の「30年間」も、火山の噴火や大地震のような「自然現象」ではありません。
すべての「経済現象」は、「人間の営み」で生じたものですよ。
これらを見ていてコロちゃんは、下記の2つのことを考えましたよ。
◎「コロちゃんの考え」
➀「日本経済はもう大きな成長が出来ない段階に達した」
②「バブルもその崩壊も、その後のゼロ成長も政府と日銀の経済運営の誤りから生じた」
うーむ、これを説明するとまた長くなりそうですよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム
詳しくは別の機会に書くとして、簡単に言えば「➀大きな成長は出来ない」については、「少子高齢化」はもう所与の条件ですから、受け入れなければなりませんよね。
それに「日本は設備投資も人的投資」も、企業がやりたがらない「社会」になりましたから、もう「大きな成長が望めない国内市場」になってしまったと考えていますよ。
そして「➁の政府と日銀の誤り」については、「政策」が間違っていたからこそ「現在成長が出来ていない」んですよね。
「政治」も「経済」も、結果が常に出る分野です。
しかし、今のやり方で今後「経済成長」が出来るようには到底思えませんから、今後もフラフラしながら「0~1%以下程度の成長率」で進むと思われますよ。
ですからコロちゃんは、今の「若者の意識」については以下のように考えていますよ。
◎「若者の意識とコロちゃんの考え」
➀「努力しても報われない」
●「報われなくとも努力は自分を高めると考えるべき」
➁「成功するには運やコネ」
●「成功は運でもよいが、失敗してもチャレンジする姿に価値がある」
③「チャレンジよりも楽しい生活」
●「楽しい生活に重点は当然。仕事でチャレンジしても利益を得るのは会社で社員ではない」
上記のように「日本はもうかつてのような経済成長」は出来ない段階になったのですから、「努力すれば必ず報われる社会」ではなくなってしまいました。
これは、後戻りできませんよ。当然「成功する率」も低くなっていますから「失敗することの価値」を考え直さなければなりません。
そして「会社」に滅私奉公しても、配分が手厚く返ってくる時代ではなくなっています。
「会社の仕事でチャレンジ」しても「見返りがない」のならば、自分の「生活の楽しさ」を追求するのは時代の流れですよ。
コロちゃんは、もう「日本経済は大きな成長は出来ない段階に入った」と考えていますから、若者の意識も、それに合わせて「アップデート」をしなければならないと考えていますよ。

4.「コロちゃんの努力は報われたのか?」
さて、最後の「コロちゃん話」ですが、ちょっとここでコロちゃんは長い人生を振り返って「コロちゃんの努力は報われたのか?」を考えてみますね。
うーん・・・はて?
(。・_・?)ハテ?
◎「コロちゃんの年代別やってきた事」
➀「20代:サークル活動」
➁「30代:子育て」
③「40代:ボーイスカウト・ボランティア」
➃「50代:仕事熱中」
➄「60代:がんとの闘い」
⑥「70代:ブログ投稿」
コロちゃんって、何でもやる時は「一生懸命」になりますね。それに「お金を惜しまない」ところがあったのですよ。
だけど「➀20代:サークル活動」は、なんの成果も結果も残していませんね。あの時代にはあんなに激しく多数の若者があちこちで活動していたんですけどね。
だから「報われていません」ね。ただ楽しかったですけどね。
「➁30代:子育て」は、現在はもう「2人とも自立」していますけれど、コロちゃんとの関係は悪くはないですから、まあこれは「報われている」でいいでしょう。
そして「③40代:ボーイスカウト・ボランティア」は、その時が楽しければ良かったのですよ。「楽しい思い出が残った」ということは「報われた」ことだと納得していますよ。
さらに「➃50代:仕事熱中」は、一言で言えば「子どもの学費稼ぎ」です。これも無事に子どもたちが「学卒」しましたから、「報われた」と言えるでしょう。
その後の「➄60代:がんとの闘い」は、今生き残っているのが「報われた」と言えますし、その後の「⑥70代:ブログ投稿」が現在進行中ですが、まだ「報われる」かどうかは不明ですね。
いやいや、こうやってコロちゃんが人生を振り返ってみると、見事なほどに「仕事で報われること」は少なかったですよね。
コロちゃんって、「出世」や「お金持ち」に縁が全くない人生をおくってきたのですよ。ただコロちゃんは、自分が「納得できる生き方」さえできれば「満足」でしたよ。
コロちゃんは、将来に今にも死にそうになった時に、一言ボソッと「幸せな人生だったよ」と呟いてからポテッと死のうと決めているのですよ。
その日まで、もう少しこのブログを書き続けようと考えていますよ。皆さん、是非またこのブログを読みくださいね。お待ちしておりますよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

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