【経済考】物価2%目標に到達したって?──日銀は「インフレファイター」に変身してよと思ったコロちゃん

【経済考】
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「やっと日本銀行の『物価を上げる政策』が終わって、2%で安定させる局面に入ったよ」

②「物価上昇率の現在位置と、特殊要因を除いた物価は?」

③「お金持ちと企業が得をする支援金は不愉快だよ。そして日銀にはインフレファイターになってほしい」

④「コロちゃんちの、電気・ガス・燃料油支援額」

1.「やっと日本銀行の『物価を上げる政策』が終わって、2%で安定させる局面に入ったよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら日経新聞をバサバサ読んでいると「物価2%目標、13年で到達/金融緩和時代、終幕へ/日銀総裁『上振れリスク無視できず』」との見出しが目に入りましたよ。

コロちゃんは、2013年に「黒田日銀総裁(当時)」が記者会見で「異次元緩和」を始めると宣言した時のことを覚えていますから、ようやく「物価を上げることを目指した金融政策の大きな転換点が来た」のかと思いましたね。

記事は、「日銀は30日の金融政策決定会合で、一時的な要因を除く基調物価(※)の上昇率が目標の2%と『おおむね整合的な水準だ』と表明した」と報じています。

(※日銀が政策金利の判断などで物価の動きを測る物差し。概念であって明確な計算式はない)

コロちゃんが、この見出しを見て一番気になったのは、「これで物価上昇が2%程度で一服するのか」ですよね。

記事では、「日銀は白川方明総裁時代の13年1月に2%の物価目標を導入した」とし、それから13年かかって、ようやく「賃金と物価が相互に穏やかに上昇していくメカニズム(植田氏)」が定着したと報じています。

だけどコロちゃんは、「最近の物価上昇に比べると、年金の増え方は物足りないよ(※)」とつぶやいてしまいましたよね。

(※コロちゃんの考えです)

さらに「今後は2%で『安定させていくことが重要(植田氏)』になる」と記載していますね。

うーむ、「物価上昇率が2%」ですむのかなー?
( ̄へ ̄|||) ウーム

コロちゃんは、つい先日に「9月の消費者物価指数が9カ月ぶりに2%台になった」ことを見ていますよ。

次にこの「今後の物価上昇へのコロちゃんの不安」について書いてみますね。

なお、この「日経新聞」の記事はこちらです。

日銀の2%物価目標、13年で到達 緩和局面に区切り – 日本経済新聞
日銀は30日の金融政策決定会合で、一時的な要因を除く基調物価の上昇率が目標の2%と「おおむね整合的な水準」だと表明した。2013年の物価目標導入から13年で目標に届いた。デフレに逆戻りしないよう緩和的な環境を保ってきた日銀の金融政策は大きな…
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

2.「物価上昇率の現在位置と、特殊要因を除いた物価は?」

さて次に、コロちゃんがいつもゲンナリしながら見つめている「物価上昇率の現在位置」を見ておきましょう。

◎「物価上昇率の推移」
 (生鮮食品を除く総合)

①「2021年:-0.2%」
②「2022年: 2.3%」インフレ時代開始
③「2023年: 3.1%」
④「2024年: 2.5%」
⑤「2025年: 3.1%」

https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省統計局 消費者物価指数 全国2026年9月分より:10月31日利用)

うーん、上記を見ると「インフレ時代は②2022年の2.3%から始まった(※)」ように見えますよね。
(´ヘ`;)ウーン…

(※コロちゃんの考えです)

だけど、この「②2022~⑤2025年の2.5~3.1%」という消費者物価の上昇率が続いても、日銀が見ている「基調的な物価上昇率」は、まだ2%程度に定着したとは判断していなかったのですよね。

その「基調物価の2%」に、やっと今回「到達した」と冒頭の植田総裁の記者会見で発表がありました。

上記の「③2023年の3.1%」と「⑤2025年の3.1%」を見ていると、コロちゃんには「金融緩和からの転換が遅すぎたのではないか」と感じますよね。

それでは次に、「2026年に入ってからの物価上昇率」を見ておきましょう。ただ現在は「政府が電気・ガス料金支援など」が行われています。

そこで今回は、こうしたエネルギー価格の支援策だけでなく、教育無償化なども含めた「特殊要因」を取り除いた物価上昇率にも注目してみますよ。

「総務省」が発表した「物価上昇率」と、「日本銀行」が基調的な物価の動きを見るために公表している指標の一つを比べてみましょう。

◎「2026年の物価上昇率と特殊要因を除いた物価上昇率」
 (生鮮食品を除く総合)

①「1月」
 ・「物価上昇率 :1.5%」
 ・「除く特殊要因:2.1%」

②「2月」米国・イスラエルによる対イラン攻撃開始
 ・「物価上昇率 :1.9%」
 ・「除く特殊要因:2.0%」

③「3月」
 ・「物価上昇率 :1.7%」
 ・「除く特殊要因:2.3%」

④「4月」
 ・「物価上昇率 :1.4%」
 ・「除く特殊要因:2.7%」

⑤「5月」
 ・「物価上昇率 :1.4%」
 ・「除く特殊要因:2.6%」

⑥「6月」
 ・「物価上昇率 :1.6%」
 ・「除く特殊要因:2.6%」

⑦「7月」
 ・「物価上昇率 :1.8%」
 ・「除く特殊要因:2.3%」

⑧「8月」
 ・「物価上昇率 :1.7%」
 ・「除く特殊要因:2.6%」

⑨「9月」
 ・「物価上昇率 :2.1%」9カ月ぶりの2%台
 ・「除く特殊要因:3.2%」

https://www.stat.go.jp/data/cpi/sokuhou/tsuki/pdf/zenkoku.pdf
(出典:総務省統計局 消費者物価指数 全国2026年9月分より:10月31日利用)https://www.boj.or.jp/research/research_data/cpi/index.htm
(出典:日本銀行 消費者物価のコア指標 分析データより:10月31日利用)

ふーむ、「総務省が発表した物価上昇率」は2026年1~8月まで1%台で推移していますが、「特殊要因を除いた日銀の指標」は2%台で推移していますよ。
( ̄へ ̄|||) フーム

さらに「⑨9月は3.2%」と3%台に上がっています。これじゃあなかなか「電気・ガス・ガソリン支援」がやめられないのもわかりますよね。

しかし、これまでの電気・都市ガス料金支援は「予算ベースで約5.6兆円」、燃料油支援も「累計で9.6兆円」とされており、合わせると「約15.2兆円規模(※)」になります。

https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/97466
(※出典:JBpress 電気・ガス代の補助終了で月1820円の負担増も…累計5.6兆円の支援は本当に必要だったのか?より:一部最新データに更新)

何と「合計額は15.2兆円規模」にもなりますよ。この金額は「食料品の消費税減税の1年間約5兆円×2年間=約10兆円」を超えていますよ。

これだけ大きな金額ですから、コロちゃんには「いつまでも続けられる政策」とは思えません(※)。

(※コロちゃんの考えです)

だからこそコロちゃんは、今後の「植田日銀の金融引き締め」で「物価上昇に歯止めをかけること」を期待していますよ。

「日銀にはインフレファイターに変身してほしい」と思っているコロちゃんですが、無理かなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

3.「お金持ちと企業が得をする支援金は不愉快だよ。そして日銀にはインフレファイターになってほしい」

さて、ここからはコロちゃんの「考え方と主張」ですよ。大きく2つあります。

まず第1に、前項で「電気・ガス・燃料油支援の規模が約15.2兆円」とみてきました。

コロちゃんは、「貧しい家庭」に支援が届くのは良いと思いますが、現在の「燃料油支援」の行き先は「家庭が約4〜5割」で「事業会社・運輸業等が約5〜6割」と言われています。

この後者の「企業」はいらないでしょう。

「現在の日本企業は最高益を更新している」と言われる状況ですよ。もちろん、すべての企業が絶好調というわけではありません。

それでも、そんな「絶好調の企業」にまで、なぜ税金を投入しなきゃならないんですか。

それに「家庭への支援」にしても、「お金持ちほど支援額が多い」のですよね。

◎「所得階級別負担軽減額(エネルギー関連)」
 (2022年1月~2023年8月を用いて計算)
 (2人以上の世帯)

①「第1階級:負担軽減額:約3.6万円」
 (平均所得259万円:月約22万円)

②「第2階級:負担軽減額:約3.9万円」
 (平均所得:393万円:月約33万円)

③「第3階級:負担軽減額:約4.0万円」
 (平均所得:548万円:約46万円)
 (全体の平均額4.4万円とほぼ同額)

④「第4階級:負担軽減額:約4.4万円」
 (平均所得:745万円:約62万円)

⑤「第5階級:負担軽減額:約5.2万円」
 (平均所得:1207万円:月約10.0万円)

(※②~④の数値は、ニッセイ基礎研究所の図表3に掲載されている概数です)

https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=76604?site=nli
(出典:ニッセイ基礎研究所 補助金政策の問題点-高所得者ほど負担軽減額が大きくなるより:10月31日利用)

うーむ、上記を見ると「お金持ちの⑤第5階級の負担軽減額は約5.2万円」と、「貧しい①第1階級の負担軽減額の約3.6万円」より「約44%」も多いですよ。
(´ヘ`;)ウーム…

この理由として「レポート」では、「ガソリンの支出額は所得が最も高い第V階級(年間収入1207万円)と所得が最も低い第I階級(年間収入259万円)では2倍以上の開きがある」と書いていますよ。

コロちゃんは、「貧しい世帯に支援金を配る」のは良いと思いますが、同時に「高所得者ほど支援額が大きくなる」のは、コロちゃんには不愉快なんですよね(※)。

(※コロちゃんの考えです)

そして第2には、これからは日本銀行には「インフレファイター」になってほしいと、コロちゃんは思っています。

物価が上がり続ければ、「年金生活者」の暮らしはどんどん苦しくなります。

特に、年金だけで暮らしている高齢者にとっては、毎日の食費や光熱費の上昇がそのまま生活の圧迫につながります。

政府はNISAなどを通じて「個人の資産形成」を促していますが、誰もが十分な「金融資産」を持っているわけではありません。

また、「持ち家の高齢者」と「賃貸住宅に住む高齢者」では、同じ年金額でも生活の余裕が大きく違います。

家賃を払い続けながら老後を暮らす人には、「公的年金」はかなり厳しい水準だと思いますよ。

こう考えると、「物価上昇が続く社会」では、「資産を持っている人」と「持っていない人」との格差が、さらに広がってしまうのではないでしょうか。

コロちゃんとしては、だからこそ一律の「補助金」をばらまくよりも、「金融政策で物価を安定させること」の方が大切だと思っていますよ。

コロちゃんは、1990年頃の「三重野日銀総裁(当時)」を覚えていますよ。

今では「バブルを一気に潰し過ぎた」と批判される「1990年代の金融政策」ですが、当時の「三重野日銀総裁」は「平成の鬼平(※)」と人気があったのですよ。

(※鬼平犯科帳:1967年:著・池波正太郎:文春文庫:テレビ時代劇・映画・舞台など多数)

だって当時は、「金融引き締め」などを背景に、バブルで高騰した資産価格や住宅価格が大きく下落していった時代でしたからね。

コロちゃんには、「手の届かなかった住宅価格を下げる方向に日銀が動いてくれた(※)」という印象が残っていますよ。

(※コロちゃんの考えです)

ただ、コロちゃんから見ると、植田総裁は「インフレファイター」というより、冷静に数字を見ながら政策を判断する「学者肌の総裁」という印象ですよね。

それでも、これからは「インフレファイター」として頑張って欲しいコロちゃんでしたよ。
(ง°̀ロ°́)งファイトォォォォォオオ!

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4.「コロちゃんちの、電気・ガス・燃料油支援額」

今日のテーマは、「物価2%目標に到達したって?──日銀はインフレファイターに変身してよと思ったコロちゃん」について考えてみましたよ。

今後の注目点は、とりあえず「2026年12月の金融政策決定会合で、政策金利を0.25%上げて1.50%程度にするのか?」ですよね。

この間の「政策金利の動き」は以下でしたよ。

◎「政策金利の動き」

①「2024年」
 ・「3月:-0.1% ⇒  0~0.1%程度」
 ・「7月:0~0.1%程度⇒0.25%程度」

②「2025年」
 ・「1月 :0.25%程度⇒0.50%程度」
 ・「12月:0.50%程度⇒0.75%程度」

③「2026年」
 ・「6月 :0.75%程度⇒1.00%程度」
 ・「9月 :1.00%程度⇒1.25%程度」
 ・「12月:1.25%程度⇒?」

うーん、上記を並べてみますと、「利上げの間隔」はかなりバラバラですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーン

特に「③2026年」は、「6月から9月」まで3カ月で利上げしています。

次の「12月に利上げ」があれば、3カ月おきの利上げが続くのかもしれませんよね。コロちゃんは、期待しながら興味津々に見守っていきますよ。

さて、ここからはいつもの「コロちゃん話」ですよ。

今日は、このまま「物価上昇率が2~3%」で続いた時に、いずれ「電気・ガス・燃料油補助金」がなくなったら、その時にはいくらぐらい負担が増えるのかを調べてみたいと思いますよね。

それで、まず「2025年1年間」のコロちゃんちの「電気・灯油・ガソリンの出費額」を調べてみましたよ。

コロちゃんちは、台所は「IHヒーター」でガスは使っていません。また「お風呂」は「灯油ボイラー」を使用しています。

冬になると「エアコン」以外にも「灯油ファンヒーター」を使用しています。車は「ホンダのフィット」という小型車です。

その「電気・灯油・ガソリン料金(2025年)」と、その補助金を推計してみましたよ。

◎「コロちゃんちの電気・灯油・ガソリン料金」
 (2025年)

①「電気料金  :約15万円」
 (推定補助金額:7000円 ~9000円)

②「灯油料金  :約4万4000円」
 (推定補助金額:3000~4500円)

③「ガソリン料金:約2万7000円」
 (推定補助金額:2200~3200円)

④「合計:約22万1000円」
 (推定補助金合計:1万2200円~1万6700円)

ふーむ、上記はネットで調べて計算したものですので、あくまでも「大雑把な推定額」です。
( ̄へ ̄|||) フーム

しかし、「電気・灯油・ガソリンの年間額22.1万円」に対して、「補助金は1.2~1.7万円程度」ですから、年間負担額の約5.5~7.6%ぐらいになるみたいですよね。

つまり、この「補助金は月1000~1400円程度」ですから、いずれなくなっても「何とかなるぐらいの金額」だとコロちゃんは受け止めましたよ。

だったら、前項で書いたように「企業と豊かな家庭の方が多い不公平な補助金」は、無くても良いよねと思いましたよね。

ただ一番良いのは、「日銀がインフレファイター」となって、「物価があまり上がらない社会」を目指すことですよ。

植田日銀総裁様、頑張ってくださいね。
(oノ´□`)ノガンバレェ-!!

今日の「コロちゃん話」は、コロちゃんちの「電気・灯油・ガソリン料金」とその「補助金」を調べてみましたよ。

「秋深し、隣は何をする人ぞ」ですが、「70代のおじいちゃんのコロちゃん」が物価高に不満をブーブー言ってるよと、笑いながらお読みいただければ嬉しいです。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいちゃんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

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