【社会考】あなたは「夏休み」をどう過ごしますか?

社会

おはようございます。今朝は朝から真っ青な青空が広がっていて、太陽もギラギラとまぶしく輝いていました。

昨夜は夜になってから、ザーザーと雨が降っていたようで、どうやらあちこちで雷雨があったようですね。典型的な「真夏の天気」となっていますね。

コロちゃんの住んでいる地方では、先週から子どもたちの夏休みが始まっているみたいですね。

コロちゃんは夕方にワンコとの散歩をしているのですが、昨夕も散歩コースの小学校はがらんとした雰囲気が漂っていましたよ。

子どもたちは「夏休み」を楽しみに過ごしていると思いますが、皆さんは「夏休み」のご予定はどうなっていますか?

お子さんのいらっしゃる方は、「夏休みのイベント」をどう過ごすかといろいろ考えたりしているか、それとももう決まっているかも知れませんね。

今日は「あなたは夏休みをどう過ごしますか?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「レジャー白書2024を読むと、夏休み予算は微減だって」

☆「余暇生活の満足度は賛否伯仲だよと、コロちゃんと夏休み」

☆「1980年代とその後の時代の違いはあるのか?と、暑さを忘れるブログだったらいいなー」

1.「レジャー白書2024を読む」

コロちゃんは、もう「こらいまれ」となっていますので、自分から「夏休みにどこかに行きたい」とか、「どこへ行こう」とかを考える習慣がすっかりなくなってしまっています。

むしろ、子どもたちが「今年の夏は○○へ行くから、一緒に行くか?」と言い出した時に「行く、行く、行くよー!」と付和雷同するのが常となっていますね。

全く「主体性がないコロちゃん」なのですよ。

しかし世の中の大部分の皆さんは、上記のコロちゃんのような「ヘタレ」ではないでしょうから、積極的に「夏休み」を有意義にお過ごしになっているかと思われます。

そんな時に「日本生産性本部」が、 昨年「2023年の余暇に関する調査」を「レジャー白書2024」として発表しているとの新聞記事を読み、さっそく探して読んでみましたよ。

この調査は、全国15~79歳の男女3203名が対象となっています。コロちゃん年代(70代)も入っていることは、ちょっと嬉しいですね。

最近の調査は15~69歳を対象とするアンケートが多いので、コロちゃんはちょっと「疎外感」を感じていたのですよ。その点この「調査」には好感を持ちますね。

➀「仕事よりも余暇だよ」

まずは最初に「仕事と余暇のどちらを重視するのか?」の回答を見てみましょう。

◎「仕事と余暇のどちらを重視?:2023年」

➀「仕事より余暇の中に生きがいを求める:34.1%」

➁「仕事は要領よく片付けて、出来るだけ余暇を楽しむ:31.6%」

➂「仕事にも余暇にも同じくらい力を入れる:22.9%」

④「余暇も時には楽しむが、仕事の方に力を注ぐ:9.7%」

⑤「仕事に生きがいを求めて全力を傾ける:1.8%」

ふむふむ、これを見ると「➀仕事より余暇:34.1%」+「➁余暇を楽しむ31.6%」=65.7%と、「余暇重視派」は多数派となりますね。

そして「④仕事に力:9.7%」+「⑤仕事に生きがい:1.8%」=10.5%と、「仕事重視派」はやっぱり少数派ですね。

この「調査」では、2009年からの「調査結果」が記載されています。

過去の「調査」を見ますと2009年の「余暇重視派は50.5%」でしたので、この15年間に「余暇重視派が50.5%⇒65.7%」と増えていることになりますね。

更に上記の2023年の調査では「➀仕事より余暇:34.1%」が1/3以上に増えて来ていることが目立ちますね。

やはり世の中の流れは「仕事よりも余暇」に進んでいるようですね。

コロちゃんが夢中で仕事に全力を投入していた時期は、1980~1990年代でしたけれど、その頃は「余暇より仕事」が当たり前の時代でしたよ。

コロちゃんは、それこそ「盆も正月もなく」働いていて、家族旅行の休みをとるのに苦労した記憶がありますよ。

その当時の日本では「男の仕事優先」は広く社会の常識とされていたと思いますよ。

➁「余暇活動の1位は国内旅行」

それでは次に、皆さんの「余暇活動」は何をされているのでしょうか? この「調査」ではベスト10が記載されていますが、このブログではそのうちの上位3位までを下記に見てみましょう。

◎「余暇活動ベスト3:参加率」

➀「国内旅行:48.3%」
➁「外食  :39.2%」
➂「動画鑑賞:37.0%」

うーむ、コロちゃんも先日「国内旅行」に連れて行ってもらいましたからね。今では「国内旅行」が手ごろな「余暇活動」なのでしょうね。

「外食」にはコロちゃんは最近は行っていないですね。まず一人で行くことはありませんし、「長男一家」が来た時に一緒に行くぐらいですね。

まあ、コロちゃんが行くのは「高級レストラン」ではありません。

焼肉とかお寿司の「ファミリーレストラン」ですから、この「調査の対象」となるかはわかりませんね。

そして、この上位3位には入りませんでしたが、「4位:読書:36.3%」が入っているのです。これなら、コロちゃんは毎日が「夏休みの余暇活動」です。

この他にも、この「調査」では、「余暇活動の希望率」や「余暇活動の潜在需要率」なども調べています。

コロちゃんが、ざっと見た「感想」としては、2020年のコロナ禍の反動もあるとは思いますが、2023年の余暇活動が前年よりも活発化している印象を持ちましたね。

それと一番の注目点は、やはり最初に取り上げた「余暇重視派」の増加です。本調査のトレンドを見ていると「仕事より余暇派」の増加は、今後も増え続けると思われますよ。

なお、この「日本生産性本部」が行なった「レジャー白書2024年:速報版」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

https://www.jpc-net.jp/research/assets/pdf/app_2024_leisure_pre.pdf

2.「夏休み予算は微減だって」

コロちゃんは、上記で「余暇活動ベスト3」を以下のように見てきました。もう一度下記に書いてみますね。「%」は参加率です。

➀「国内旅行:48.3%」
➁「外食  :39.2%」
➂「動画鑑賞:37.0%」

そこでコロちゃんは、皆さんの「夏休みの余暇活動の予算」は、いくらぐらいとなっているんだろうとの下世話な興味を持ちましてポチポチ調べてみました。

そうしましたところ、やっぱりどこかには調べている方が居るのですよね。

えーと「調査会社のインテージ」が、「2024年の夏休みに関する調査結果」を発表していました。

この「調査によると夏休みに賭ける予算」は以下の通りとなっています。3年分ですね。

◎「夏休みにかける平均予算」

➀「2021年:5万269円」
➁「2022年:6万146円」
➂「2023年:5万8561円」

ざっと「夏休みにかける費用は5~6万円」が平均なのですね。

4人家族で「国内旅行」をしたらもう少しかかるように思われますが、「外食や動画鑑賞」も入れた平均ですと、そのぐらいになるかなとコロちゃんは思いましたよ。

この調査では「予算が増える理由/減る理由」も、合わせて調査しています。その回答ですが、興味深い事には、どちらも同じ理由が第1位なのです。

◎「予算が増える理由:1位:物価高・円安だから:26.9%」
◎「予算が減る理由 :1位:物価高・円安だから:51.5%」

これは「物価高・円安」で夏休みの予算が増えているけど、だからと言ってやめる訳にもいかないからできるだけ削りたいと言うところでしょうね。

最後にもう一つ見ておきましょう。「物価高や円安は夏休みの予定にどのくらい影響するか?」という質問です。

◎「物価高や円安は夏休みの予定にどのくらい影響するか?」

➀「かなり影響する:22.6%」
➁「やや影響する :47.0%」
➂「全く影響しない:30.4%」

うーむ、やはり「物価高・円安」は69.6%の方が影響すると答えていますね。どうやら「物価高・円安」は、今では多くの方に知られて認識されていますね。

ただコロちゃんが考えるには、この「円安」のような為替が広く意識されることは、今までにはあまりなかったように思うんですよね。

過去には「円高が進んだ時期」もありましたが、為替の変動はビジネス関係者以外にはあまり多くの方は興味を持たなかったように思いますね。

戦後にドル円相場が一番「円高」になったのは、 1995年の1㌦79.75円です。直近のドル円は「153.62円(7/26現在)」ですから、信じられないほどの円高でしたね。

この時には、新聞報道では大きく取り上げられていましたが、国民生活への影響は限られていましたね。

「円高」では、輸出企業の大企業は減益要因でしたが、輸入企業の中小企業には増益要因となっていましたからね。

それに比べると、今回の「円安+物価高」の連想は、広く世の中に拡がって知られていますね。それだけ「物価高」への関心が高いのだと思いますよ。

なお、この「調査会社のインテージ」が行なった「2024年の夏休みに関する調査」を読んでみたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

夏休み予算微減。春闘賃上げ・定額減税実施も|市場調査ならインテージ
株式会社インテージ(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:檜垣 歩、以下インテージ)は、全国の15歳から79歳の男女(5,000人)を対象に2024年6月27日~7月1日に実施した夏休みに関する調査結果を公開します。

3.「余暇生活の満足度は賛否伯仲だよ」

上記まで調べたみたコロちゃんは、そういえば「内閣府」が「国民生活に関する調査」を行なっていたなと思い出してポチポチ見てみました。

以下のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「内閣府 レジャー・余暇生活の満足度」より

https://survey.gov-online.go.jp/r05/r05-life/2.html#midashi10
出典:内閣府 2023年(令和5年)国民生活に関する世論調査(7月23日利用)

上記は「内閣府」が発表している「国民生活に関する世論調査」の中の「レジャー・余暇生活の満足度の調査」です。

内容を下に書き出しますね。

◎「レジャー・余暇生活の満足度」

➀「満足している   :8.1%」
➁「まあ満足している:38.6%」
➂「やや不満だ   :35.2%」
④「不満だ     :13.9%」

上記を見ると「満足・不満足」が伯仲していますね。「満足合計が46.7%」と「不満足合計が49.1%」と、やや「不満足が多い」ですが、ほとんど誤差の範囲内かと思われますね。

なんともわかりにくい結果となりましたが、これも現在の社会の反映なのでしょう。「社会の分断」なのか、それとも「価値観の違い」が大きくなってきているのか、どちらかなのかも知れませんね。

上記の「コロちゃんの評価」を説明しますと、「満足合計:46.7%」と「不満足合計:49.1%」の理由として、コロちゃんが考えたことは二つです。

一つは「レジャー・余暇生活」を、「満足:46.7%」とする高い所得の階層と、「不満足:49.1%」とする低い所得の階層に分かれてしまった。

もう一つは「価値感の2分化」が進み、今行なわれている「レジャー・余暇生活」が「満足:46.7%」する価値観の方たちと、「不満足49.1%」とする価値観の方に分かれてしまった。

はてさて、どちらなのでしょうね。コロちゃんは前者のように思われますが、現代は「価値観の多様化」も進んでいますから、後者の可能性も否定はできませんね。

4.「コロちゃんと夏休み」

これはコロちゃんの考えなのですが、休暇でどこかに行って「新しい体験」をしたり、「新しい知識」を得る喜びは、同行して共感を感じる人の数が多いほど大きくなるのではないでしょうか。

コロちゃんは、若い青年時代に妻と一緒に「北海道」や「北陸地方」や「出雲」などを旅したこともありました。

その時はもちろん楽しかったですよ。「妻」が隣にいましたからね。

しかし、その後に子どもが生まれてからは「箱根」の会社の保養所などに何回も出かけて宿泊しましたね。

「箱根」の真っ白く白濁している温泉に入り、近くの芦ノ湖の観光もしましたけれど、コロちゃんは「喜ぶ子どもの顔」を見るのは楽しかったですね。

もちろん「節約した旅行」でしたよ。会社の保養所は、良い温泉が引かれていましたが、宿泊費は安くすみました。

他にもいろいろと出費を抑えながらも、子どもたちが満足する「夏休み」にすることに、コロちゃんと妻は工夫を重ねていましたね。

そう考えると、「娯楽・レジャー」は同行者の喜ぶ顔を見ることが一番の満足度になるようにも思われます。これはコロちゃんだけのことではないと思いますよ。

ただ今から振り返って見ると、時代は1980年代の後半から1990年代にかけてです。

ちょうど「一億総中流時代」の真っただ中だからできた「夏休み」だったのかも知れませんね。

5.「1980年代とその後の時代の違いはあるのか?」

コロちゃんは、ここまで書いて来て、ふと思ったことがあります。

それは、コロちゃんが1980年代後半ごろに子どもたちと「宿泊旅行」をしていた時代は、その後の時代とどう違っていたのかですね。

そこで「子どもの貧困率※」を調べてみました。

(※子どもの貧困率:相対的貧困※の状態にある18歳未満の子どもの割合)

(※相対的貧困: 国民を可処分所得の順に並べその真ん中の人の半分以下しか所得がない状態)

まず最初に2022年の子どもの貧困率は「11.5%※」です。

(※2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況より)

そして、上記の「国民生活基礎調査の概況」に記載されている、1980年代後半以降の子どもの貧困率は、以下の通りでした。

◎「子どもの貧困率」

➀「1985年:10.9%」
➁「1988年:12.9%」
➂「1991年:12.8%」
④「1994年:12.2%」
⑤「1997年:13.4%」
⑥「2000年:14.4%」
⑦「2003年:14.9%」
⑧「2006年:14.2%」
⑨「2009年:15.7%」
➉「2012年:16.3%」(ピーク)
⑪「2015年:15.9%」
⑫「2018年:13.5%」
⑬「2018年:14.0%」(新基準)
⑭「2021年:11.5%」

(※2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況より)

上記を見ると、コロちゃんが子どもたちを「家族旅行」に連れて行った1980年代後半から2012年にかけて、「子どもの貧困率」が上昇し続けていますね。

そして2012年をピークをつけて、その後は直近の2021年の11.5%まで低下してきています。

この2012年は、ちょうど「民主党:野田政権」から、「自民党:安倍第2次政権」に変わった年となっています。

この「野田民主党政権」は、「子ども手当」を始めていますからその結果かも知れませんね。その後の「安倍自民党政権」も名称を「児童手当」と変えて継続していますしね。

このように「子どもの貧困率」を見てみると、コロちゃんが「家族旅行」を始めた時代には、「世の中の経済状況」は現在よりはマシだったようにも見えます。

その後2012年まで「子どもの貧困率」の悪化は続いていますから、その時代に「子育て期間」が該当した親子は大変だったように思われますね。

そう見ていくと、コロちゃんが子育てをした時代は「運が良かった」と思っていますよ。

6.「暑さを忘れるブログだったらいいなー」

今日のブログは、「真夏の暑さ」の中ですので「夏休み」をテーマにしてみました。

「レジャー白書2024年」と、皆さんが興味を持つと思われる「夏休みの余暇活動の予算」を調べてご紹介しました。

また「レジャー・余暇生活の世論調査」と、コロちゃんの夏休みの思い出と、その時代の背景を少し踏み込んで見ましたけれど、暑さを忘れる内容になっていたら嬉しいですね。

えっ、余計「暑苦しくなったで」すか?

そんなこと言われたら、コロちゃんは「背筋がゾ~ッと」しましたよ。
((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル

お後がよろしいようで。チャンチャン。
(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾ヨロシク

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

svklimkinによるPixabayからの画像
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