【社会考】「働く高齢者」が増え「現役並み所得者が増える」と「現役世代の医療費の仕送り」も増えるんだって───後期高齢者医療制度の落とし穴だよ

【社会考】
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「働く高齢者が増えて現役並み所得者が増えれば、現役世代からの仕送りも増える構造になっているよ」

②「高齢者の就労はまだ増えるのか?、海外諸国の就業率も見るよ」

③「持続可能性がないよと、医療負担3倍はひどいんじゃないの?」

④「コロちゃんちの居間の蛍光管の交換作業」

1.「働く高齢者が増えて現役並み所得者が増えれば、現役世代からの仕送りも増える構造になっているよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「高齢者の貢献 現役に打撃/『仕送り』400億円増の矛盾」との見出しが目に入りましたよ。

コロちゃんは、「なぜ高齢者の貢献が現役世代の打撃になるの?」と首を傾げながら、この記事を読んでみましたよ。

そうしましたら、これは「75歳以上が入る後期高齢者医療制度の話」でしたよ。

コロちゃんは、まだ「75歳」にはなっていませんから、現在は「国民健康保険(市町村国保)」に加入していますね。あと数年経ったら、この「後期高齢者医療制度」の対象になります。

記事を読むと、現在の「後期高齢者医療制度(75歳以上)」は、「原則1割で、所得に応じて2割・3割となる仕組みです」と報じていますね。

コロちゃんのように「年金所得」のみだと、現在(70~74歳)の「2割負担」から「75歳以上になると1割負担」になる可能性がありますよね。

ところが「現役並みの所得(※)」がある高齢者の場合は「3割負担」と決められているのですよね。

(※現役並み所得者とは、原則として同じ世帯に住民税課税所得145万円以上の後期高齢者がいるなどの一定の所得・収入基準を満たす方です。単身世帯では収入383万円以上、複数世帯では520万円以上などの基準があります)

ここまでは「後期高齢者(75歳以上)」のことですから、「現役世代の方々」にはあまり関係がありません。

しかし、問題なのはこの「後期高齢者医療制度の財源の仕組み」なのですよね。この「仕組み」には「現役世代から高齢世代への仕送り」が組み込まれているのですよね。

この財源には「現役世代からの仕送り(※)」が「2024年度に3.8兆円」に達して「1人当たり約13万円」にものぼるとされています。

(※正式には後期高齢者支援金)

記事では「財源イメージ」は下記だと書いていましたよ。

◎「75歳以上の医療費の財源イメージ」

❶「自己負担が1~2割の人」コロちゃんはココ
 ①「窓口負担      」+
 ②「保険料       」+
 ③「現役世代からの仕送り」+
 ④「国・自治体の負担  」

❷「自己負担が3割の人」
 ①「窓口負担      」+
 ②「保険料       」+
 ③「現役世代からの仕送り」+
 ④「国・自治体の負担なし」

(※コロちゃんが上記の❶の「自己負担1割」に入るのは数年後です)

うーむ、現在では「働く高齢者」が増えていますから、その中には「現役並み所得」に該当して「3割負担」となる方も増えているのですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

その分「医療給付費を支える財源」は、「現役世代からの支援金など」により多く依存する構造になっているのですよね。

つまり「働く75歳以上の高齢者」のうち、「現役並み所得者」が増えると、「現役世代からの仕送りが増える」方向に働く構造になっているのですよね。

しかも上記の「財源イメージ」の「❷自己負担が3割の人」には「④国・自治体の公費負担」がない構造になっています。

コロちゃんはこうなっているとは知りませんでしたよ。コロちゃんは、まだ「75歳」になっていませんからね。

記事では「仕送りは2025年度に前年度より400億円増えた(日経新聞の試算)」と報じていますよ。そして「現役の負担増は制度の落とし穴ともいえる」と書いていますね。

なるほど「政府は高齢者が働くこと」を推奨していますからね。

このまま「75歳以上で現役並み所得者が増える」と、「現行制度」では「現役世代からの支援金負担が増える方向」に働きますよ。

記事では「3割を払う75歳以上は25年度に165万3000人ほどで、前年度から8.8%(13.4万人)増えた」とも書いていましたよ。

コロちゃんは、「社会情勢の変化に合わせた制度のバージョンアップが必要」と思いましたね。

こんな事態になることは、とっくにわかっていたと思うのですが、「対策が遅すぎる」と思ったコロちゃんでしたよ。

なお、記事では「日本維新の会は現役世代の保険料負担の抑制に向け、75歳以上の窓口負担を原則3割に上げるよう唱える」と書いていますよ。

だけどコロちゃんは、上記の「75歳以上の医療費の財源イメージ」を見ていて、次のように思いましたよ。

「1~2割負担の75歳以上の高齢者」がみな「3割負担」に移ったら、「現役並み所得者については公費負担の対象外となるため、その分を現役世代からの支援金などで支えることになる」。

もし「窓口負担が1割⇒3割」となった場合には、下記のことが同時に起きると思われます。

◎「もし窓口負担が1割⇒3割となった場合に起きること」

①「高齢者の窓口負担は増える」
②「公費負担はなくなる」
③「現役世代の支援金が増える」

この「シミュレーション」は複雑ですが、「1~2割負担の高齢者を一律に3割負担にしても、現役世代の負担が単純に減るとは限らない」と言ったところみたいですよ。

なお、この「日経新聞」の「高齢者の貢献 現役に打撃/『仕送り』400億円増の矛盾」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

高齢者の貢献、現役に打撃 医療費3割負担なら公費ゼロ 昨年度日経試算、「仕送り」400億円増の矛盾 – 日本経済新聞
働く高齢者の増加が現役世代の保険料負担を押し上げている。稼ぐ75歳以上は医療費の窓口負担について原則の1割より多い3割を払う。代わりに給付費への公費支援がなく現役からの「仕送り」が膨らむ皮肉な構図にある。仕送りは2025年度に前年度から40…

2.「高齢者の就労はまだ増えるのか?、海外諸国の就業率も見るよ」

上記の「後期高齢者医療制度」は、どうやら「財源面」で「制度疲労」を起こしているようですよね。

ここでちょっと、「75歳以上の高齢者の就業率」がまだまだ上がりそうなのかを見ておきましょう。

下記でしたよ。

◎「75歳以上の就業率の推移」

①「2015年: 8.3%」
②「2016年: 8.7%」0.4ポイント増
③「2017年: 9.0%」0.3ポイント増
④「2018年: 9.8%」0.8ポイント増
⑤「2019年:10.3%」0.5ポイント増
⑥「2020年:10.4%」0.1ポイント増
⑦「2021年:10.5%」0.1ポイント増
⑧「2022年:11.0%」0.5ポイント増
⑨「2023年:11.4%」0.4ポイント増
⑩「2024年:12.0%」0.6ポイント増
⑪「2025年:12.6%」0.6ポイント増

https://www.stat.go.jp/data/roudou/sokuhou/nen/ft/pdf/gaiyou.pdf
(出典:総務省統計局 労働力調査 2025年平均結果の概要より:8月9日利用)

うーん、上記の「①2015年~⑪2025年の10年間」の「75歳以上の就業率の増加ポイント」を見ると、まだ増え続けていますよ。
(´ヘ`;) ウーン

みんな「頑張って働いているなー」。

まあ「75歳以上の就業率」は、「⑪2025年:12.6%と8人に1人程度」ですが、もうとっくに「リタイア」しているコロちゃんとしては「感心と尊敬」の思いを感じていますよ。

だって「75歳以上」になると、もう身体のあちこちにガタが来ているのが普通ですからね。

ただ、今後も「75歳以上の高齢者の就業率が上がり続ける」と、冒頭の記事の「後期高齢者制度(75歳以上)」の「働く人が増えるほど現役世代の仕送りが増えてしまう」矛盾の解決が急がれますよね。

どうやらコロちゃんが見た「高齢者の就業」は、「65歳以上全体」でも上昇は続いていますが、最近の上昇幅は小さくなっている一方で、「75歳以上はまだ上昇が続いている」と見ましたよ。

もう1つ「他国の就業率」を見ておきましょう。以下でしたよ。

◎「75歳以上の就業率の国際比較」
 (2024年)

①「韓国      :24.8%」
②「日本      :12.0%」
③「ニュージーランド: 8.7%」
④「オランダ    : 6.6%」
⑤「カナダ     : 4.4%」
⑥「イギリス    : 3.3%」
⑦「スペイン    : 0.4%」

https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/databook/2026/02/d2026_2T-13-2.pdf
(出典:独立行政法人労働政策・研究機構 データブック国際労働比較2026より:8月9日利用)

ふーむ、上記の一覧には「アメリカ・ドイツ・フランス」などは、「70~74歳」までのデータはありますが、「75歳以上」は掲載されていませんでした。
( ̄へ ̄|||) フーム

コロちゃんは、今回初めて「75歳以上の就業率の国際比較」を調べてみましたが、上記を見ると「①韓国の24.8%」が凄いですよね、「4人に1人」が働いていましたよ。

一見した印象は、今回掲載されているアジアの2ヶ国の「①韓国24.8%、②日本12.0%と高い就業率」でした。

また今回掲載されている「欧州諸国」では、「イギリス3.3%、オランダ6.6%、スペイン0.4%」など、日本よりかなり低い国が多いようですね。

コロちゃんは、「①韓国の75歳以上はつらいだろうな(就業率24.8%)」と思いましたし、「⑦スペインの75歳以上はいいなー(就業率0.4%)」とも思いましたね。

まあ、「日本(就業率12.0%)」も、よその国の様子をのんびり見ているどころじゃないんですけどね。

3.「現行制度には持続可能性がないよと、制度のねじれ・落とし穴なんじゃないの?」

さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。2つありますよ。

まず第1には、「冒頭の記事」では「仕送りは2025年度に前年度より400億円増えた(日経試算)」と報じていましたよね。

ここまで「75歳以上の高齢者の就業率」は、今後もジワリと上昇しそうなデータを見てきましたよね。

そうなると「今後も現役世代からの仕送り(2025年度は前年より400億円増)」は、増え続けるのではないでしょうか。

現在「手取りを増やせ」との「現役世代の声」が高い中で、今後毎年「仕送りが増える制度」はもう限界で「持続可能性がない」とコロちゃんは考えましたよ。

そして第2には、それじゃあ「75歳以上の医療費の自己負担」を「日本維新の会」が言っているように、現在の「1割負担」から「現役並み所得者と同じ3割負担」にすればよいのでしょうか。

(※現在は、現役並み所得者30%負担〔約7%いる〕・一定以上所得者20%負担〔約20%いる〕・一般及び低所得者10%負担〔約73%いる〕)
(出典:政府広報オンライン 後期高齢者医療制度 医療費の窓口負担割合はどれくらい?より)

現在では「働く高齢者」が増えていますから、その中には「現役並み所得」に該当して「3割負担」となる方も増えていますよね。

ただし、ここは「働いている高齢者=3割負担」という意味ではありませんよ。

あくまでもこの制度は、「課税所得」や「世帯の収入」などの条件を満たした方が「現役並み所得者」となり「3割負担」になる仕組みです。

2025年現在で「3割負担の後期高齢者は7%」いらっしゃいます。

そして、ここが今回コロちゃんが「へぇー」と思ったところなのですが、この「現役並み所得者」の「医療給付費には公費負担がない」のですよね。

一般の「後期高齢者医療」では、窓口負担を除いた医療費を、おおむね「公費5割・現役世代からの支援金4割・後期高齢者の保険料1割」で支えています。

ところが「現役並み所得者」では、「公費負担」がないため、その分、「現役世代」からの支援金などへの依存が大きくなる構造になっています。

ですから、「高齢者の就労を促進して所得のある75歳以上を増やす」という政策と、「現役並み所得者の医療給付費には公費を入れない」という現在の制度を並べて考えると、ちょっと「制度のねじれと落とし穴」があるようにコロちゃんには見えるのですよね。

ただもし「10%⇒30%」となると、「医療サービスを受けるのをためらう高齢者が増えるのではないか」と思いますよ。

もし「1割負担」の人まで一律に「3割負担」となれば、「単純計算では医療機関の窓口で支払う割合は3倍」になる可能性があります(※)。

(※ただし、実際の自己負担額は医療費の額や高額療養費制度などによって異なります)

コロちゃんは、それは勘弁してもらいたいと思いますし、まさか今の「政治家」がそんなことはしないだろうと信頼していますよ。

4.「コロちゃんちの居間の蛍光管の交換作業」

今日のテーマは、「働く高齢者が増え現役並み所得者が増えると現役世代の医療費の仕送りも増えるんだって───後期高齢者医療制度の落とし穴だよ」を考察してみましたよ。

コロちゃんは、いろいろ「社会保障制度の内容」を調べていて、継ぎはぎの「小さな改革」ではもうどうしようもない所にきていると感じていますね。

そもそも「2027年度の予算編成の概算要求基準での社会保障費の自然増は4000億円(※)と見込む」と報じられているのですよね。

(※日経新聞 2026年7月25日記事 社会保障費、膨張止まらずより)

現在の「政界」を見渡しても、「増税によって社会保障を充実させよう」と正面から主張する政党は、コロちゃんにはあまり目立って見えないのですよね。

コロちゃんは、もう「増税」も含めた幅広い財源の議論を避けては、「制度の維持」は難しいのではないかと思っていますよ。

最後の「コロちゃん話」は、昨日、コロちゃんちの居間の「天井の蛍光灯の蛍光管を交換した話」を書きますね。

昨日の夕方にコロちゃんちに「長男一家」が訪れたのですね。

「おとん、夕方にいくから、夕食を一緒に食べようよ」by長男一家パパさん

「おー、良いよー。じゃあ待ってるねー」byコロちゃん

久しぶりだよなー、前回は「ショッピングモール内の回る寿司屋さん」だったよね。今晩はどこへ行くのかなー?

コロちゃんが、楽しみに待っていたら、今回は「ラーメンが食べたい」と子どもたちのリクエストがあったようです。

コロちゃんは、訪れた「長男一家」とともに、「ラーメン」を食べてきましたよ。ここの「ラーメン屋さん」は、「マー油(焦がしニンニク油)」が特徴なんですよね。

それに「分厚いチャーシューとゴロンと角煮」が入っていましたよ。「ごちそうさまー」と帰宅した一行は、コロちゃんちで一休みをしようと「居間」に入ったら・・・。

「あれ? 部屋の蛍光灯が暗いんじゃないの?」by長男一家パパさん

「うーむ、いつもこの部屋に居るから、コロちゃんは慣れちゃって感じないんだよね」byコロちゃん
( ̄へ ̄|||) ウーム

そこで「長男一家パパさん」は、椅子の上に立って「蛍光灯のカバー」を外したところ、「丸い2重になった蛍光管」のうち1本が点かなくなって真っ暗になっていましたよ。

あー、まったく気が付かなかったよー。
(゚Д゚)アー!

そこで「長男一家パパさん」は、「今からヤマダ電機へ行って買ってこよう」とサクサク進めて、たちまち「蛍光管の交換」を終えましたよ。

コロちゃんは、自分では「椅子の上」に立っても、もう「居間の天井の蛍光灯」に手が届きませんから、到底自分では「蛍光管の交換」はできません。

「長男一家パパさん」は、「よその高齢者はどうしているのかな?」と言ってましたが、コロちゃんは「便利屋にでも頼まないとどうしようもないな」と答えましたよ。

今どき「知らないお兄さん」に頼んだら、「強盗の下見だった」なんてなるとイヤですからね。

かと言って、もう「近所」には「お願いできそうな若いお兄さん」なんか住んでいないのですよね。

周囲は皆「高齢夫婦」と「高齢おひとり様」の家ばかりが、現在のコロちゃんが住む町内の「厳しい現実」ですよ。

今回のコロちゃんは、「長男パパさん」が「蛍光灯が暗い」と気が付いた上に、サクサクと「購入・交換作業」まで行なってくれましたので、とても嬉しかったですよ。

今日の「コロちゃん話」は、「コロちゃんちの居間の蛍光管の交換作業」を書いてみましたよ。

「隣は何をする人ぞ(※)」と、「70代のコロちゃんの生活の雰囲気」を好奇心で読んでいただければ嬉しいですよ。

(※原句は、秋深き 隣は何をする人ぞ:松尾芭蕉)

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

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