【社会考】「男の家事時間を増やして」豊かになろう──「はげ山と男の家事時間」の例えが秀逸だよ

社会
イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

①「男性が家事能力を発揮しないと社会がはげ山になるよ」

②「日本の男性の家事関連時間は東アジアで1番短いよ」

③「日本の男性の家事関連時間は先進国で一番短いのかも?」

④「なぜ、日本の男性の家事関連時間は短いんだろう?」

⑤「コロちゃんとホカホカ弁当」

1.「男性が家事能力を発揮しないと社会がはげ山になるよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「男の家事が世帯を豊かに」との見出しが目に入りましたよ。

これは「日経新聞の経済教室」の「瀬地山角東京大学教授」の「論考」ですよね。コロちゃんは、内容をざっと読んで「その比喩の秀逸さ」に感嘆しましたよ。

とにかく内容が「理解しやすい」のですよね。この「論考」の「男の家事とはげ山の話」にあんまり感心したものですから、ちょっと簡単にご紹介したいと思いますね。

「瀬地教授」は、「配偶者控除や第3号被保険者制度などの、専業主婦及びパート収入が一定以下の世帯に対して『補助金』が出るような仕組みは、少子高齢化社会の制度設計と逆行する」と断言しています。

しかし、この「配偶者控除は1961年」、「第3号被保険者制度は86年」で、当時では「介護を家族に任せるのだから女性を保護するという発想はかろうじて整合性があったかも知れない」というのです。

だが「介護保険制度が導入され(2000年)、第3号被保険者制度の前提そのものが崩れたと考えるべきだ」と書くのですよね。

その上でコロちゃんが感嘆したのは「日本の共働き男性の家事時間と女性の経済力」を巡る内容です。以下でしたよ。

◎「女性の家事時間とはげ山の例え」

①「日本の共働き男性の平均家事関連時間は53分、女性は4時間18分である」

②「これほどの極端な偏りは欧米だけでなく、東アジアでも例がなく・・・家庭のゆがみが社会のゆがみをもたらしている」

③「植林をしない林業者と植林をする林業者が自由に競争すると・・必ず植林をしない林業者が勝つ。・・やがて日本中の山林は・・はげ山にされる」

④「6歳未満の子がいる共働き世帯の家事関連時間は夫1時間55分に対し、妻6時間33分(※)」

(※①の数字は「共働き世帯」の家事時間、④は「6歳未満の子がいる共働き世帯」の家事時間)

⑤「30歳前後で小さな子がいる人が中途採用の面接に来た場合、企業は男性に対して2時間弱の家事しか想定しないのに対し、女性に対しては6時間半を想定することになる」

⑥「(企業は)残業させやすい男性を採用するのが『合理的』にみえてしまう。職場には子育てをしない人ばかりが集まり、子育てに向かない職場ができ上がる」

⑦「こんな企業ばかりだと、日本中がはげ山になる、少子化である」

ほーお、コロちゃんは「上手いことを言うなー!」と感嘆の息をつきましたよ。
(  ̄O ̄)ホーオ

だって「男性が家事能力を発揮しないと日本中がはげ山になる」っていうのですよね。

「瀬地教授」は、「個々の企業の『合理的』な選択が社会全体の巨大な不合理を生み出してしまう」というのですよね。

こんな現象を、よく「合成の誤謬(※)」とも言いますよね。

(※合成の誤謬:個人や一企業にとって「正しい(合理的)」とされる行動が、「社会や経済全体(全体集合)」で見るとかえって悪い結果を招いてしまう現象)

さらに、もう1つ「興味深いこと」も書いていますよ。それは「生涯世帯所得」についてです。以下でしたよ。

◎「妻が正社員で働きつづければ必ず宝くじがあたる」

①「共働き世帯の家事時間は男女合わせて6時間強」

②「その半分の1日3時間夫が家事をすれば、妻はフルタイムで働ける・・1年にすると約1000時間、つまり妻の年収の千分の1が夫の家事時間の時給となる。妻が年収500万円なら時給5000円だ」

③「妻が第1子出産後も正社員で働きつづければ、大都市部ならその後の人生で確実に2億円は稼ぐ。宝くじが必ず当たるのだ」

④「夫の家事の時給は夫自身の残業代の時給より高い」

⑤「世帯の生涯賃金の最大化を考えると、妻の正社員での就労以外の解はない」

えへへ、この「宝くじが必ず当たるのだ」にコロちゃんは笑っちゃいましたよ。
(∀`*ゞ)エヘヘ

この先生は、たぶん「授業」でもところどころで「笑い」が入るような講義をしてるんじゃないかなー。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

最後に「瀬地教授」は、「これからの日本社会では、政策も企業も家庭も、高度成長期型から少子高齢社会型へのモデルを変えていく必要がある」と、ここは真面目に〆ていますね。当たり前か。

コロちゃんは、「経済論」として「社会は変わらなくてはならない」と言うのは当然と思いますが、このような「制度」を変えるには、まずは「ベース」にある「家庭観」が変わらないとできませんよね。

次は、その「家庭観」について、ちょっと調べながら考えてみますね。

なお、この「日経新聞の経済教室」の、「瀬地東大教授」の「男の家事が世帯を豊かに」との見出しの「論考」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

男の家事が世帯を豊かに 瀬地山角氏 - 日本経済新聞
ポイント○日本男性の家事負担が極端に少ない現実○高度成長社会のシステムが残存している○女性の経済力と男性の家事力双方が必須少子高齢化が加速している。労働力が減る社会にあっては、労働力を増やす政策をとる必要があるが、その候補となるのは女性・高齢者・外国人しかない。筆者は東アジアのジェンダー、特に女性や高齢者の労働パターン...

2.「日本の男性の家事関連時間は東アジアで1番短いよ」

コロちゃんは、冒頭の記事で「日本と韓国と台湾の共働き男性の家事関連時間のグラフ」をみて、「日本って世界で一番共働き男性の家事関連時間が短いんだー」と驚きましたよ。

だって、下記の時間なのですよ。

◎「共働き世帯の家事関連時間比較」

①「日本」
 ・「男性:53分」
 ・「女性:258分」(男性の4.87倍)

②「韓国」
 ・「男性:59分」
 ・「女性:171分」(男性の2.9倍)

③「台湾」
 ・「男性:104分」
 ・「女性:212分」(男性の2.04倍)https://www.nikkei.com/article/DGXZQOCD071X90X00C26A5000000/
(出典:日経新聞 男の家事が世帯を豊かにより:5月17日利用)

うーん、上記をみると「①日本の女性の家事関連時間は258分」と一番長く、しかも「男性の4.87倍」は「②韓国2.9倍、③台湾2.04倍」の2倍近いですよ。
(´ヘ`;) ウーン

これを見る限りは「日本の共働き男性の家事関連時間」は、「東アジアで一番短い」とコロちゃんは思いましたよ。

はて? それでは欧米ではどうなっているんでしょうね。
(。・_・?)ハテ?

この「共働き男性の家事関連時間の短さ」って、「東アジア特有のもの」なのかが、コロちゃんは気になりましたよ。ちょっと調べてみますね。

3.「日本の男性の家事関連時間は先進国で一番短いのかも?」

コロちゃんは、さっそく「共働き男性の家事関連時間の国際比較」のデータを探してみましたよ。たぶん「日本が世界で一番短い」ような気がしますね。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「男女共同参画局 6歳未満の子供をもつ夫婦の家事・育児関連時間 国際比較」より

https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-c01-02-2.html
出典:内閣府男女共同参画局 男女共同参画白書令和2年版より:5月17日

上記のグラフは、「男女共同参画局」が発表した「6歳未満の子供をもつ夫婦の家事・育児関連時間」の「国際比較」です。

今日のテーマの「男性の家事関連時間」のみを下に書き出しますね。

◎「男性の家事関連時間の国際比較」

①「日本    : 83分」
②「米国    :187分」
③「英国    :166分」
④「フランス  :150分」
⑤「ドイツ   :180分」
⑥「スウェーデン:201分」
⑦「ノルウェー :192分」

https://www.gender.go.jp/about_danjo/whitepaper/r02/zentai/html/zuhyo/zuhyo01-c01-02-2.html
(出典:内閣府男女共同参画局 男女共同参画白書 令和2年版より:5月17日)

ふーむ、やっぱり「①日本の83分」が「先進国の中で一番短い」ですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム

それも「②~⑦のすべての国が日本の2倍以上の時間」となっています。一番長いのは「⑥のスウェーデンの201分」ですから、「①日本の83分の2.5倍近い」ですよ。

これって、やはり「東アジア特有の理由による時間差」なのかなー?
(。・_・?)ハテ?

次にちょっとそこを調べてみますね。

4.「なぜ、日本の男性の家事関連時間は短いんだろう?」

ここまで、どうやら「日本の男性の家事関連時間」は、「先進国で一番短い」だけではなく「東アジアの韓国・台湾も同じく短い」ということを見てきました。

コロちゃんは、こんな場面ではすぐに「儒教の影響か?」なんて考えちゃうのですが、この理由を落ち着いて考えると、以下がありそうですよね。

◎「日本の男性の家事関連時間が短い理由」

①「長時間労働と長い通勤時間」
 ・「未だに男性の長時間労働の残業は続いている」
 ・「最近では逆に労働時間規制緩和が叫ばれている」
 ・「職場の近くに住宅が取得できないために長時間の通勤時間となる」

②「男性は仕事、女性は家庭という分業意識」
 ・「未だに男性は主たる稼ぎ手で、女性は家事・育児の主担当との意識が残っている」

③「育児休業制度の使われ方」
 ・「制度は整ってきたが、男性は短期間で女性は長期間との結果となっている」
 ・「スウェーデンでは父親専用の取得枠(パパクォーター)がある。取らないと世帯で損をする仕組み」

④「企業文化」
 ・「早く帰ると出世が遅れる空気がある。同僚への遠慮せざるを得ない雰囲気が社内にある」

⑤「家事代行やベビーシッターの使い方」
 ・「欧米では一般的だが、日本では文化として受け入れにくい」

上記の①~⑤は、コロちゃんが勝手に考えた「日本の男性の家事関連時間が短い理由」ですが、「①長時間の通勤時間」なんかは、「持ち家政策」との関連もあり「解決は難しい」と思いますよ。

また「②の男女の分業意識」や「⑤の家事代行への躊躇」などは、「国民文化の意識」ですから、これも「変化するには時間がかかる」と感じていますね。

しかし、それ以外の「①残業時間」や「④企業文化」などは、「法律で規制」できますよね。

いくら「会社の利益」が上がっても、「日本の社会がみんなはげ山」になってしまったら、「元も子もない」と思いますよ。

コロちゃんは、特に「①残業時間」はもっと厳しい規制を進めて「日本の社会をはげ山にしない」でいただきたいと思っていますよ。

また上記の「①~③」をザックリ考えた時には、以下のことが言えると思いましたよ。

◎「男性の家事関連時間のあり方がもたらす影響」

❶「男性の残業時間が長いままで家事時間は短いまま」
 ・「共働き男性の生産性は増える」
 ・「共働き女性の生産性は減る」
 ・「男女合計の生産性は横ばい」
 ・「社会の少子化は進む」

❷「男性の残業時間を減らして家事時間を増やす」
 ・「共働き男性の生産性は減る」
 ・「共働き女性の生産性は増える」
 ・「男女合計の生産性は増える」
 ・「社会の少子化は歯止めがかかる」

ふむふむ、まとめるとこんな感じですかね。
(σロ-ロ)✧フムフム…

❶と❷のどちらが「社会にとってお得なのか」は、一目見ても明らかですよね。❷の「男性の残業時間を減らして家事時間を増やす」のが「社会をはげ山にしない道」ですよ。

ただ「企業経営者」は、まだ「昭和世代のおじいちゃん社長」が多いですから、「法律」で規制することと「インセンティブ」を与えることが必要だとコロちゃんは思いましたよ。

5.「コロちゃんとホカホカ弁当」

さて今日は、「男の家事関連時間を増やして豊かになろう」をテーマに書いてみましたよ。

恥ずかしながらコロちゃんは「昭和の親父」だったものですから、このテーマの「家事関連時間(育児・炊事・子育ての時間)」は、全部「妻に丸投げ」の人生を送ってきましたよ。

本来ならば、この「コロちゃん話」で「コロちゃんはこんな立派な家事をしていたよ」と自慢したいところなのですが、今昔を思い出しても何も頭に浮かんできませんでしたよ。

「青年コロちゃん」が、4年半前に亡くなった妻と一緒になったのは「1970年代初頭」のことでしたが、その時以来「洗濯」は「妻がするもの」でしたよ。

また「掃除・炊事・子育て」も、全部コロちゃんは積極的に手を出した記憶は残っていません。現在の「常識」からすると「夫失格」ですよね。

しかし「昭和の時代」はそんな「夫は外で稼いで家計を支えるもの」との「常識」がまかり通っていたのですよ。

そんな「亭主関白(家事だけです)のコロちゃん」に、「痛いしっぺ返し」があったのは、今から15年ほど前の「2010年代初頭」の時でした。

当時のコロちゃんは「50代」でしたが、「妻」が交通事故の「ひき逃げ」にあったのです。

妻は「大腿骨骨折」で「身体をベッドから動かせないまま3ヶ月の入院」となりました。

当時のコロちゃんちでは、「長男」はまだ独身で「自宅から通勤」していました。「次男」は学生でしたね。

そこで困ったのは「残された男3人の世帯」で、「毎日の食事の支度をどうするか?」でした。

考えてみれば、コロちゃんの妻は、それまでの人生で一度も「入院するようなケガ・病気」はしたことがなかったのですよね。

つまりコロちゃんは、「20代で妻と一緒になって以来」、毎日の食事はずーっと「妻任せ」で生きてきたのです。

それがいきなり「妻が初めての長期入院」となり、急遽コロちゃんが「料理をつくれますか?」って、「できるはずがない」でしょ。
(ノ゚ο゚)ノ ムリダー

いやー、あの時はつらかったなー。
(×_×)マイッタマイッタ

結局は「毎日ホカホカ弁当+カップスープ」の「朝食・夕食」になりましたよ。

一応「ホカホカ弁当」のメニューは、いろいろ試してみたんですよ。「ミックスフライ弁当」や「コロッケ弁当」などなどをね。

しかし結局は、やっぱり「のり弁当+唐揚げセット」が最強と、コロちゃんと「長男・次男」の意見が一致しましたね。

だけど、あの頃は「どんなにホカ弁に不満」でも、「自炊で調理をする」なんて考えもしませんでしたね。

そして「妻のいない3ヶ月」を、つらい思いをしながらやっと生き抜いた「コロちゃんと2人の息子たち」でしたよ。

だけど、この時に「料理を覚えようとしなかったコロちゃん」は、「70代になった今」その「ツケ」を「倍返し」で払っていますよ。

いまセッセとコロちゃんは「自炊」をしていますからね。数少ないメニューしかありませんけれど。

あーあ、コロちゃんは妻に先立たれるなんてこれっぽっちも考えたことはなかったんだよね。
(ノД`)アーア

もしコロちゃんが、妻に先立たれて「自炊をする」ようになるとわかっていたら、今頃「素敵な料理男子」になっていたかも知れませんよ。
ヾノ´゚д゚`)ナイナイ

今日の「コロちゃん話」は、コロちゃんと2人の息子たちの「妻の入院時のホカホカ弁当の食事の風景」を書いてみましたよ。

だけどコロちゃんって、今の若い方たちに「男性の家事関連時間はもっと長くした方が良い」と言いながら、「自分の家事関連時間は増やす気がない」んですよね。

なんて「自分勝手なじいさんだ」と、笑いながら読んでいただければ嬉しいですよ。

だってコロちゃんは「70過ぎてから生活を変える」なんてできないもーん。
d(>∇<;)ゆるちて♪

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

イラストは生成AI(ChatGPT)で作成したものです

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