【社会考】あなたは今「幸せ」ですか?

社会

おはようございます。今朝のコロちゃんは、一昨日までの「大学病院の入院と退院(針生検検査)」と昨日の「次男の帰宅」が終わり、やっと「普段の日々」が戻ってきました。

朝は「ワンコ」と散歩してから「朝食」をとり、後は「ブログ」をカキコキするだけですよね。

おっと今日は「週に1回」の「太極拳教室の日」ですから、これも忘れてはいけないですよね。最近の「ジム」の運動は「半袖シャツ」ではちょっと肌寒いのですよね。

今日は「薄い長袖のシャツ」を、いつもの「半袖の運動シャツ」に重ね着をして「太極拳」をしようかと、さっき「箪笥の奥」からガサゴソと探し出してきましたよ。

今朝の天気は「雨模様」なのですよ。「太陽」が出ない「冬の日」は、深々と「底冷え」がしていますよ。

コロちゃんは、寒さに負けずに今日も1日「いつもの日々」を「いつものように過ごそう」と考えていますよ。

「高齢者の生活」って、この「いつものように」を守るのが難しいのですよね。

だって、ちょっと体調が思わしくないだけでも、直ぐに「億劫・面倒」とやりたくないことが増えてきちゃうのですよね。

それを「気力を振り絞って」、いつもの「ルーティン」を守ろうとすることが大切だとコロちゃんは考えているのですよね。

そんな「いつもの日々を守ろうとするコロちゃん」が、今日は「あなたは今幸せですか?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「日本の幸福度ランキングは、世界で55位だってと、日本のネガティブな感情は世界130位だよ」

☆「ここ30年間賃金が上がっていないよと、コロちゃんの幸せな人生の過ごし方」

☆「コロちゃんの最後の人生をかけた活動になるのかな?」

1.「日本の幸福度ランキングは、世界で55位だって」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「日本人は『不幸せ』?/幸福度調査の世界順位、低いワケは」との見出しが目に入りました。

コロちゃん自身は、現在「幸せだ」と思っていますよ。だって「衣・食・住」に困っていませんからね。

コロちゃんって「単純で望みが低い」のですよ。今の現状なら「充分幸せ」ですよ。

だけど「幸福度調査」のような「主観的観念の調査」には、「社会のあり方」と大きな関係があると考えていますから、ちょっと興味を持ってこの記事をジックリと読んでみましたよ。

そうしましたら、これは「英オックスフォード大学」などがまとめた「世界幸福度調査:2025年版」で、「日本」が「世界で55位」と「前年の51位」より順位を下げたとの記事でしたよ。

記事では、「健康寿命は世界2位」と「1人あたりGDPは世界28位」と高水準だが、「人生の自由度は世界79位」と「寛容さは世界130位」と低いと報じています。

さらに、その理由として「亀坂青山学院大学教授」の以下のコメントを書いていますよ。

◎「日本で幸福度が低くなる理由」

➀「賃金の伸びが物価上昇に追いつかず、男性の稼ぎだけでは家計を支える生活モデルが厳しくなった」

➁「仕事をする女性は増えたが、家事負担は減っておらず、時間に余裕がない人が増えており、時間貧困で生活満足度が低い」

➂「幸福度を上げるには、睡眠時間を長くし趣味や娯楽を楽しむ時間を確保することが有効だ」

うーむ、そうだよねー。コロちゃんは、「昭和の男」ですけど「1970年代~1980年代頃の日本」はもう少し「マシな社会」だったように思えますよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム

だけど「幸福度」って、人それぞれの「主観的なもの」ですからね。なかなか「世界でランキングを付けること」は難しそうですね。

そこでちょっと、この「世界幸福度調査:2025年版」を探して読んでみようと思い立ちましたよ。

なお、この「日経新聞」の「日本人は『不幸せ』?/幸福度調査の世界順位、低いワケは」の見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

日本人は「不幸せ」? 幸福度調査の世界順位、低いワケは - 日本経済新聞
日本は今なお世界4位の経済大国で、長寿も世界トップレベル。だが、国や地域別に「幸福度」をはかる国際調査では、順位の低迷が続いている。なぜなのだろうか。英オックスフォード大などがまとめる「世界幸福度報告書」2025年版で、日本は147カ国・地域のうち55位と、前年の51位から順位を下げた。同調査は各国・地域の約1000人...

2.「日本のネガティブな感情は世界130位だよ」

さっそくコロちゃんは、「英オックスフォード大学」が行なった「世界幸福度調査:2025年版」を探して読んでみましたよ。

その中で興味深かったのは、「幸福度調査(人生の満足度)は世界55位」でしたが、以下の項目があったのです。

◎「世界幸福度ランキング:日本の総合順位55位」
 (世界147カ国中)

➀「ポジティブな感情(笑い・楽しみ・興味があることをする)」
 ・「世界64位」

➁「ネガティブな感情(心配・悲しみ・怒り)」
 ・「世界9位」

https://data.worldhappiness.report/table?_gl=1*16y23lg*_gcl_au*MTM5ODY4NjAzOC4xNzY1Njg0NTIw
(出典:World Happiness Report 世界幸福度報告書2025より:12月14日利用)

うーん、上記を見ると「②ネガティブな感情(心配・悲しみ・怒り)」が、「世界で9位」と高いランキングになっていますよ。
(´ヘ`;) ウーン

その反対の感情の「➀ポジティブな感情(笑い・楽しみ・興味があることをする)」は「世界64位」と低いのですよね。

これが冒頭の記事で言う「日本人は不幸せ?」のソースでしょうね。

だけど、この「幸福度調査2025」に掲載されている「日本の1人あたりGDPのランキングは28位」なんですよね。

だから「日本」の「経済的な位置」は、1980年代の「自由世界2位」よりはだいぶ落ちましたが、それでも「世界全体の147カ国」で「28位」ですから、まだまだ健闘しているのですよね。

それなのに「②ネガティブな感情(心配・悲しみ・怒り)」が「世界で9位」と高いのですからね。

どうしてこんなに「日本」は「国民がネガティブな感情を持つ不幸な国」になってしまったのでしょうね。

つぎにコロちゃんの考え方を書いてみますね。

3.「ここ30年間、賃金が上がっていないよ」

コロちゃんは、別に「お金がある方が幸せ」と考えているわけではないですよ。そこで、ちょっと思い出した言葉がありましたよ。

それは「トルストイ」の「アンナ・カレーニナ」の、「幸福な家庭はどれも似たものだが、不幸な家庭はいずれもそれぞれに不幸なものである」という小説の一節ですね。

これを読んで、「お金がある家庭はどれも似たようなものになる」と思いませんか。だってみな「その時代」の「あるべき裕福な家庭の姿」を形作りますからね。

しかし、「お金のない家庭」では「夫婦喧嘩・いさかい・離婚・子どもの貧困」とそれぞれ「不幸の形」が異なって生まれてきます。

コロちゃんは、「お金があるから幸せになれるとは限らない」と思っていますが、「お金がないと大半の人たちは不幸になる」とも考えていますよ。

この点「フーテンの寅さん※の世界」では違っていましたね。あの映画の世界では「貧しくとも幸せな親族とご近所の姿」が放映されていました。

(※男はつらいよ フーテンの寅:1970年:松竹映画:主演・渥美清)

実はあの「フーテンの寅さんの世界」は、1960年代の日本社会だったのですよね。

この映画が初放映された1970年には、既に「親族共同体」や「ご近所共同体」は崩壊に向かっていたのですよね。

その「滅びゆく旧社会の姿」に対する「ノスタルジー」が、この「映画」を大ヒットさせたのだと思われますよ。

今の世の中は、「1960年代」とはまるで別の社会になっています。「貧しくても幸せ」にはなりにくい社会だと思うのですよね。

だから「最低限の所得」は「幸せの必要十分条件」だと思いますよね。

さてここで、前項の「日本の幸福度調査」で「ネガティブな感情(心配・悲しみ・怒り)」が「世界で9位」だった理由についての「コロちゃんの考え」を書いてみますね。以下ですよ。

◎「1991年~2023年の33年間に日本の実質賃金はほぼ上がっていない」

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「内閣官房 G7各国の賃金の推移」より

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai33/shiryou1.pdf
出典:内閣府官房 新しい資本主義実現本部事務局 基礎資料より:12月14日利用

上記のグラフは、「内閣官房」が発表した1991~2023年の「G7各国の1人あたり賃金の推移」です。

一番下の「赤色ライン」が「日本の1人あたり賃金の推移」ですよね。下に書き出しますね。

◎「1991年を100とした場合の2023年の1人あたり賃金」

➀「米国  :2.88倍」
②「英国  :2.87倍」
③「カナダ :2.35倍」
④「ドイツ :2.28倍」
⑤「イタリア:2.13倍」
⑥「フランス:2.08倍」
⑦「日本  :1.02倍」

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/atarashii_sihonsyugi/kaigi/dai33/shiryou1.pdf
(出典:内閣府官房 新しい資本主義実現本部事務局 基礎資料より:12月14日利用)

おー、上記を見ると「日本」はブッチギリでG7諸国中でペケですよ。
(o゚Д゚)オー

「1991~2023年の33年間」に、「➀~⑥のG7各国」は、全て「2倍以上」に「1人あたり賃金」が増えていますが、唯一「日本」のみが「⑦1.02倍」とほとんど上がっていません。

コロちゃんは、先月の報道で以下のような記事を読みましたよ。

◎「日経新聞 あなたの給料は上がっている?から」

➀「2024年度の(実質賃金)は0.5%の減少で3年連続のマイナス」

②「比較できる1991年度以降の34年間で(実質賃金が)プラスだったのはたったの9回しかありません」

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA096040Z00C25A9000000/
(出典:日経新聞 11月4日記事 あなたの給料は本当に上がってる?より:12月14日利用)

ふーむ、上記を読むと「1人あたり賃金はほとんど上がっていない(34年間で1.02倍)」となるわけですよね。
( ̄へ ̄|||) フーム

コロちゃんは、「人生の幸福度」は「高い賃金」だけでは必ずしも得られないと思いますけれど、「低い賃金」ではみな確実に「不幸になる」と考えているのですよね。

このグラフの起点となっている「1991年」とは、ちょうど「1980年代の一億総中流の時代」が終わり「バブル崩壊」が始まった年ですね。

コロちゃんは、「日本経済の長期停滞」と「実質賃金の長期停滞」が始まった「1990年代」から「日本の大多数の国民の不幸」が開始されて、現在もその数が増え続けていると考えていますよ。

4.「コロちゃんの幸せな人生の過ごし方」

コロちゃんは、もう「70代のおじいちゃん」ですが、これまでの人生を振り返って「まあまあ幸せな人生」を過ごすことが出来たと思っています。

そのコロちゃんの「幸せな人生の作り方」は、「コロちゃん自身の人格」を2つに分けることから始まりました。

その1つは、「会社で働くコロちゃんA」です。この「コロちゃんA」は、「働いて生活費を稼ぐことに特化したコロA」ですから、本来の自分ではありません。

「本来の自分」ではない「コロA」が、どんなに会社で上司に怒られようとも、無理難題を言われても、「本体のコロB」は全然傷付きません。

それこそ「コロAが土下座」しようと「懺悔」しようと、「本体のコロB」のメンタルを削られることはないのですよ。

コロA」のモットーは、「目的が正しければ、相手の足の裏を舐めても平気だよ」でしたよ。

そして「本来のコロちゃん」である「コロB」は、その「時代にやりたい活動」を「全てをかけて遂行する」ことにしていました。

「使える時間・使えるお金・使えるリソースの全て」を投入して「無我夢中で活動」をしてきたのです。

しかし、たかが「コロちゃん程度のリソース」ですから、その「活動」は「一時代に一つ」に集中していましたね。

コロちゃんは、その「一つの活動」に「自分の存在をかけて力を投入する」ことが好きでしたし、邁進してきましたよ。

過去のコロちゃんの「年代別の諸活動」は、以下でしたよ。

◎「コロちゃんの年代別やってきた事」

➀「20代:サークル活動」
➁「30代:子育て」
➂「40代:ボーイスカウト・ボランティア」
➃「50代:子どもの教育費調達の残業」
⑤「60代:がんとの闘い」
⑥「70代:ブログ投稿」

コロちゃんは、上記を振り返って「幸せな人生」とは、「力を振り絞ってやりたいことをやり抜くことがある人生」ではないかと自分では考えていますね。

ただ、上記の「①~⑥」を見てお分かりになると思いますが、ほとんどが「お金を自腹で使う活動」であり、「お金を得た」のは「➃50代の子どもの教育費調達の残業」だけでしたよ。

こんなところにも「清貧コロちゃん」の生きてきた姿勢が滲み出ていると、苦笑いをしながら思いましたよ。

5.「コロちゃんの最後の人生をかけた活動になるのかな?」

さて今日は、「あなたは今幸せですか?」という「雲をつかむような」人の心の中の疑問をテーマとしてみました。

たかが「コロちゃんごとき」が、偉そうにあれこれ言うべきではないとは思いましたが、あえてコロちゃんの正直な心の内をさらけ出してみましたよ。

最後の「コロちゃん話」は、上記の「◎コロちゃんの年代別やってきた事」の最後の「⑥ブログ投稿」について書いてみますね。

コロちゃんが、この「ブログ」を投稿し始めたのは「2022年11月4日」からですから、もう「丸3年以上」になりました。

この時のコロちゃんは、「60代:がんとの闘い」の最終場面の「妻の肺がん」が「妻の死去」で終了してからちょうど1年後だったのです。

当時のコロちゃんは、「自分の大腸がん・悪性リンパ腫は治癒」して「妻の肺がんの終末期の介護」もなくなり、ちょっと虚脱感が漂っていましたね。

そんな時に、我が家に宅急便が届きました。

by<br>宅急便のお兄さん
by
宅急便のお兄さん

お届け物でーす

何かと思ったら、「次男一家家長様」から「ノートパソコン」が送られてきたのですよね。そして同時に「メール」も送られてきました。

by<br>次男一家家長様
by
次男一家家長様

パソコンにブログを作れるようにセットしといたからねー。

がんばって、毎日ブログ書いてねー。

おい、おい、そんなそんな、いきなりなんなんだよー。
Σ\(゚Д゚;)オイオイwww

そりゃ、少し前に「気が向いたらブログ作るのもいいね」とは言ったこともあるよ。だけど、あれは「社交辞令」ってものでしょう?

この時に「次男一家家長様」から、送られてきたノートパソコンには、すでにブログが作れるように基礎的なセッティングがしてありました。

ここまでおぜん立てをされてしまっては、コロちゃんとしては「とりあえずはブログを書かざるを得ません」よね。

そこで毎日「リタイヤ生活」の暇に任せて、今日まで書き続けてきましたが、以下のようになりましたよ。

◎「コロちゃんの清貧ライフの現在位置」

➀「ブログ開設発投稿日」
 ・「2022年11月4日」

➁「現在までの総投稿話数」
 ・「1234話」

➂「スキの総数」
 ・「1619スキ」

うーむ、いつの間にか「投稿記事」が1200話を超えていましたよ。それに「スキの数」も「1600スキ」を超えていますよ。
( ̄へ ̄|||) ウーム

最初は、うんうんうなりながら書き始めたのですが、今では「1日に5時間書いて約7000~8000字」にまとめていますね。

最初の頃は、「1日8~9時間書いて1万2000~1万3000字」も書いた時期もありましたから、この「ブログ投稿」が、今では「自分の存在をかけて総力を投入する」に近づいていると感じていますね。

もちろん「お金にもなりません」し「誰かの役に立つかどうかもわからないシロモノ」ですよ。

ただ、「誰かを幸せにするか」は分かりませんが、少なくとも「コロちゃんは今は幸せ」ですよ。

そんな思いで書き散らしているのが「現在のコロちゃん」ですよ。どうか皆さん、そんなコロちゃんを笑ってやっていただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

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