おはようございます。明日コロちゃんは、いよいよ「前立腺がんの針生検」のために「大学病院」へ「2泊3日の入院」へ行ってきます。
今さっき、「入院準備」を終えたところですよ。
「下着」・・・ラジャー。
「サンダル」・ラジャー。
「湯呑」・・・ラジャー。
「テッシュ」・ラジャー。
大丈夫だよね、忘れ物はないよね。あとコロちゃんは、「パソコン・タブレット・スマホ」を持って行きますよ。
だって「夜はヒマ」ですからね。その間に「ブログ」をカキコキしたいのですよね。
しかし、これらの機器を持ち込んでも使えるかどうかは、「入院病棟によって違うから入院時に確認してください」と「受付窓口」で言われたのですよ。
だから入院中に「1話書き上げられる」かどうかは、病棟の方針しだいですよね。
あとは、今夜はぐっすり寝て、朝起きたら「ワンコ」をペットホテルに送り届けてから、バスと電車で「大学病院」へ一路真っすぐに向かうだけですよ。
さて「前立腺がんの針生検」って痛いのかなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
前回の診察時に「医師」は、「下半身麻酔だから痛くないですよ」と言っていましたけれど、コロちゃんはいつも「そりゃ医師は痛くないよね。痛いのはコロちゃんだからね」と思っていますよ。
「素直じゃない」んですよコロちゃんってヤツはね。
( ◍´罒`◍)ゞエヘヘポリポリ
そんな「へそ曲がりのコロちゃん」が、今日は「えっ、定年を70歳にしろって言うの?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「なんでも外国に学ばなくともいいと思うよと、世界の退職年齢を見てみよう」
☆「安らかな老後の日々が無くなっちゃうよと、コロちゃんの闘病生活をご紹介します」

1.「なんでも外国に学ばなくともいいと思うよ」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「70歳定年/日本は倣えるか」との見出しが目に入りました。
この「倣える」という言葉は、「他人の行動を手本にして真似る」という意味なんですよね。その点「習う」は「教わる」との意味となります。
要するにこの記事では、「日本でも他国の70歳定年制を真似る」ことをしようと主張しているのですよ。
その真似る相手として「デンマーク」をあげています。下記ですよ。
◎「デンマークの定年制」
➀「2025年5月に、定年退職年齢を2040年までに段階的に70歳に引き上げる法案を可決」
②「現在の67歳が30年に68歳、35年に69歳と引き上げられる」
そして、記事では「デンマークのほかオランダやイタリアが、将来70歳かそれ以上への定年の引き上げを見込んでいる」と煽っていますね。
その上で「日本も急がなければならないのは、現役世代が高齢世代に『仕送り』するという、人口維持を前提にした社会保障制度を見直すことだ」というのですよ。
そして「年金の支給開始年齢を5歳延ばすのなら、日本もプラス5歳働き続けられる社会を実現しなければならない」と結論づけていますね。
みなさん、どうでしょうか? 70歳まで働き続けたいですか?
ヾ(´・_・` )ネェネェ
コロちゃんの話は、後から書きますが「70歳まで働く」と、それだけで「人生が終わってしまう人」が多数生まれてしまうとコロちゃんは考えていますよ。
なお、この「日経新聞」の「70歳定年/日本は倣えるか」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「世界の退職年齢を見てみよう」
それでは、まず「一番退職年齢が高齢のように思えるデンマーク以外の国」の「退職年齢」を見てみましょうね。
比較するのは「将来引き上げられる年齢」ではなく、もっと「世界の実態」を見ましょう。
「平均実効退職年齢」というのがあります。
これは「40歳以上の労働者が実際に労働市場から完全に退出する平均的な年齢」で、「労働市場の実態」を最も反映した指標ですよ。
下記でしたよ。
◎「平均退職年齢2022年」
➀「日本」
・「男性:68歳」
・「女性:67歳」
②「スウェーデン」
・「男性:65歳」
・「女性:64歳」
③「米国」
・「男性:65歳」
・「女性:65歳」
④「カナダ」
・「男性:64歳」
・「女性:63歳」
⑤「ドイツ」
・「男性:63歳」
・「女性:63歳」
➅「英国」
・「男性:63歳」
・「女性:62歳」
⑦「フランス」
・「男性:60歳」
・「女性:62歳」
https://honkawa2.sakura.ne.jp/1420.html
(出典:社会実状データ図録 平均退職年齢の国際比較より:12月10日利用)
なんだなんだ、「主要な先進国」の中では「日本が一番平均実効退職年齢は高い」ですよ。
( ・`д・´)ナンダナンダ
「②のスウェーデンの男性65歳」から、「⑦フランスの男性60歳」まで、どの国も「平均実効退職年齢」はみな「65歳以下」ですよ。
これだったら、「外国」に「日本」が倣ったら、「70歳定年」どころか、現在の「65歳定年」をもっと早めなければならなくなりますよね。
いやいやコロちゃんだって、「社会保障制度」がもう限界に来ていることは理解していますよ。
しかし「退職年齢を伸ばす」というような「人生設計」に関するものは、もっと「時間をかけて丁寧に」社会に周知しなければダメだと思うのですよね。

3.「安らかな老後の日々が無くなっちゃうよ」
それに「高齢者」には「残された日々が限られる」という問題がありますよ。
そもそも、現在の「健康寿命※」は以下ですよ。
(※健康寿命:健康上の問題で日常生活が制限されることなく、自立して生活できる期間)
◎「2024年の健康寿命」
(少数点以下切り捨て)
➀「男性:72歳」
②「女性:75歳」
https://www.mhlw.go.jp/content/10904750/001363069.pdf
(出典:厚生労働省 健康寿命の令和4年値についてより:12月10日利用)
上記は、もちろん「平均値」ですから、半数はこれ以下の年齢で「健康でなくなる」のですよね。
そうなると、もし「70歳定年・70歳年金支給開始」となったら、「豊かで安らかな老後の生活」なんてなくなりますよ。
たとえ何とか「平均年齢まで健康」でいたとしても、「健康な期間」は平均すると「男性は2年間、女性は5年間」しか残りませんよ。
これでは「何のために40年間も高い年金を毎月納めてきた」のかが分からなくなりますよね。モトが取れませんよ。
コロちゃんだったら、せめて「10年間」ぐらいは、「仕事」から離れて「好きな趣味の世界」とか「若い時に出来なかったこと」に手を出したりして、優雅に「最後の日々」を楽しみたいと思いますよね。
コロちゃんは、「60歳」の時に「仕事」で働いている所から、いきなり「大腸がんとの闘病生活」に叩き込まれましたからね。
皆さんもご人事だと思いますが、「がん」は高齢になるほど「発病率が高い」のですよ。高齢者はいつ何時「がんとの闘い」に入るかわからないのですよね。
それを考えると、コロちゃんは「退職年齢」を「70歳定年」へと伸ばし、「年金受給年齢」も70歳からとする「改革」は酷な改革だと思っていますよ。
次に「コロちゃんの場合」を書いてみますね。
このコロちゃんの経験は、いつ誰の身に起こっても不思議はない事ですから、これまで書いたことと重複するところも多いですけど、振り返って見ますね。

4.「コロちゃんの闘病生活をご紹介します」
今日のテーマは、「えっ、定年を70歳にしろって言うの?」でしたから、最後の「コロちゃん話」は、「コロちゃんが70歳定年に反対する理由」を書いてみますね。
コロちゃんだって「がん」になるなんてこれっぽちも考えていなかったのですよね。だってそれまでは普通に「会社に通勤して働いていた」のですよ。
それが「60歳の誕生日」の翌月に一転しましたよ。
コロちゃんは、当時職場で「健康診断」は年に2回行なっていたのです。
しかしそれは「検査項目」が少ないですから、ちょうど「居住する市の無料検診の知らせ」を受け取っていたので、それに加えて「オプション」の「がん検査(¥300円)」もやる事にしたのです。
それが「ビンゴ!」でしたよ。まさかの「大腸がん」の診断結果となりました。
コロちゃんはこの時からは「老後の生活」どころか、そのまま直ぐに「闘病生活」ですよ。
その後は「手術と抗がん剤治療」が続いて、「副作用」との苦闘の後は「後遺症」との闘いですよ。
この「後遺症」とは、「抗がん剤のステロイド薬の副作用」です。
その為に「骨粗しょう症」となり、クシャミをした時に「背中の胸椎12番」が「圧迫骨折」を起こして、身長が5㌢縮んだのですよ。
そして、その「闘い」が終わる前に、今度は「悪性リンパ腫」に「ビンゴ」ですよ。
この時には、コロちゃんの「あごの下」に「スーパーボール」ぐらいの「塊」が出来たのですよね。
それで「耳鼻科」へ行ったら、この医師が経験豊富な方だったのですよ。直ぐに「大学病院で診てもらえ」との指示があったのですよ。
そこでコロちゃんは「大学病院」で「手術して検査」をしてもらったら、なんとこれが「悪性リンパ腫」による「リンパ節の腫瘍」だったのですよ。
「運が良かった」のか「悪かった」のか。いやいや、やっぱり「早期発見」出来ましたから、「運が良かった」のでしょうね。
そうなるとコロちゃんは、再び「抗がん剤治療」ですよ。こちらの「副作用」の方が、前回よりもつらかったですよね。
「一息一息・一瞬一瞬」に全身の気だるさと苦しさが、湧き起ってきたのですよね。
これらの「副作用」には、コロちゃんの妻の全面的な介護がなければ耐えられなかったと思っていますよ。
その後の「後遺症」は、再び「腰の腰椎1番」が今度は「圧迫骨折」の上位バージョンの「破裂骨折」をおこしたのですよ。
コロちゃんはこの時に、再び一気に5㌢身長が縮み見ましたよ。2回目の「背骨の骨折」でしたよ。
ですからコロちゃんの身長は、60歳の時点の「172㌢」から現在は「162㌢」になってしまっています。
この「2つのがん」による「後遺症」は、年月を過ぎるうちに少しづつ軽くなってきましたね。だけど、その頃にはコロちゃんはもう「65歳」をとっくに過ぎていましたよ。
そして「この2つのがん」を医師から「治癒」と言われたのは、最初に「大腸がん」と判明した「60歳」から8年を過ぎた「コロちゃん68歳」の時でしたよ。
今でもコロちゃんは「腰椎の破裂骨折」による「慢性腰痛」に苦しめられていますよ。
しかし、これぐらいで「命が助かった」のですから、コロちゃんの「闘病生活」はここまでは勝利したと言えると考えていますよ。
ただこれは「コロちゃんが運が良かった」だけなんですよね。
上記の経過の途中で、もし「面倒だから」と「検査」を1回でもパスしていたら、今頃コロちゃんは「がん」で死んでいたでしょうね。
コロちゃんはあくまでも「運が良かった」から、今「優雅な清貧ライフ」をすごしているのですよ。
(コロちゃんは現在前立腺がんの疑いがありますが、このがんは5年生存率が高いのでコロちゃんはまったく気にしていません)
ねえ皆さん、「高齢になる」ということはこのような「病い」と出会ってしまうという事なのですよね。
だから「定年年齢70歳」なんて言ってると、「退職」即「病気」となりかねませんよ。
コロちゃんは、せいぜい「65歳」まで働いて、後は「老後の生活」を楽しむのが「人間らしい生き方だ」と考えていますよ。
今日の最後のコロちゃん話は「コロちゃんが70歳定年に反対するわけ」でしたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。






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