【経済考】「コメの価格」はもう下がらないのか?

経済

おはようございます。今日の午前中にコロちゃんは、いつものように居間のテーブルの上で「ブログの原稿」をポチポチ書いていました。

その時に何となくコロちゃんが、ふと顔を上げると窓の外で「雨がパラパラと降り始めている」のに気が付きましたよ。

あっつぶねー、もう少しで「洗濯物がびしょぬれになる」ところでしたよ。
( ꒪Д꒪)ヤバ…

そう言えば「昨日の朝のワンコ散歩」で、コロちゃんは「キレイな朝焼け」を見ていたのですよね。

この「朝焼け」とは、「天気が悪くなる印だ」と昨日のブログのリードで書いていましたが、その後の日中はずーっと「晴天」だったのですよ。

そして「今朝は曇り空」でしたが、もうこの時にコロちゃんはすっかり「昨日の朝焼けのこと」は忘れていましたよ。

ところがやっぱり「朝焼けは天気が悪くなる印だ」とは当たっていましたね。今日の午前10時になって「雨」となりましたよ。

コロちゃんは、あわてて「洗濯物」を家の中に取りこんで干し直しましたよ。

あー良かった「雨の降り始め」に気が付いて。コロちゃんはホッとしましたよ。
ε-(´∀`*)ホッ

何とか「洗濯物の取り込みに間に合って喜んだコロちゃん」が、今日は「コメの価格はもう下がらないのか?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「コメ政策が物価高対策に逆行しているよと、一旦下がったコメ価格が、再び上がったよ」

☆「鈴木新農相は、どうしてコメ増産を言い出したのか?と、やっぱり今のコメ価格は高すぎるよ」

☆「コロちゃんとイナゴの佃煮」

1.「コメ政策が物価高対策に逆行しているよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「コメ政策、物価高対策に逆行」との見出しが目に入りました。

コロちゃんは、現在「自炊」していますからね。毎朝の「朝食は納豆ご飯」ですし、「昼食は食パン」ですが「夕食」は「ご飯とみそ汁」がなければダメな人なのですよ。

だから「お米の値段」には気を配っていますからね。この記事をジックリ読んでみることにしましたよ。

そうしましたら、この記事では「石破前政権が掲げた(コメの)増産方針をわずか3ヶ月で軌道修正した」と書いていましたね。以下でしたよ。

◎「歴代農相のコメ政策に関する方針」
 (コメの増産方針について)

➀「江藤氏(2024年11月~2025年5月)」
 ・「総量が足りない認識はない」
  (※コメ増産する気はないよ)

②「小泉氏(2025年5月~10月)」
 ・「不安なく増産できるセーフティーネットを構築」
  (※コメ増産に変えるよ)

③「鈴木氏(2025年10月~」
 ・「需要に応じた生産が何よりも原則」
  (※やっぱりコメは減産にするよ)

上記の(※)はコロちゃんが勝手に書きました。

うーむ、上記の「発言」はちょっとわかりにくいですけど、この3人の農相のおっしゃる内容がコロコロ変わったことは分かりますよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

最初の「➀江藤氏」は「コメは足りなくないよ。流通で目詰まりしてるんだよ」とおっしゃっていたのですが、いつまでたっても「コメ価格」が上がるばかりだったんですよね。

その後に「目詰まり」じゃなくて、やっぱり「コメが足りないこと」が分かってきた上に、「コメは買ったことない」との失言でお辞めになったのでしたよね。

その後に「小泉農相」が、「コメ増産」に転換しましたので、これで「コメ価格」は下がるかと思っていたら「石破総理」がお辞めになることになったのでしたね。

その後の「高市内閣の発足」に伴って、新しく「鈴木農相」が就任されたのですが、就任直後の記者会見でいきなり「需要に応じた生産が原則」と「コメ増産」からの「大転換」をしていますね。

この「鈴木農相」って、「東大から農林水産省」の官僚を勤めた方なのですよね。その後に「政治家」に転身されています。

だから「農政」には「それなりの知見」はあると思われるのですが、就任初日から「石破前政権」の「コメ増産」を「ちゃぶ台返し」するとはビックリですよね。

ただコロちゃんは、別に「政争」なんてどうでもよい事なんですよね。気になるのは「今後のコメ価格」が「上がるか下がるか」ですよ。

確かに「記事」で書いているように、「高市総理」は一方で「物価高対策」として「補正予算21.3兆円」を大盤振る舞いしていますよね。

しかし、もう一方で「コメ価格高値誘導」をするのでは、「ブレーキとアクセル」を両方踏むようなことになるとコロちゃんは思いましたよ。

なお、この「日経新聞」の「コメ政策、物価高対策に逆行」との見出しの記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いいたします。

コメ政策、物価高対策に逆行 農相「価格関与せず」 増産方針を修正 - 日本経済新聞
コメ政策が迷走している。鈴木憲和農相は「需要に応じた生産」を原則とし、石破茂前政権が掲げた増産方針をわずか3カ月で軌道修正した。足元では新米が消費者にとっては高い価格で取引されている。増産による価格下落を警戒する生産者に寄り添う姿勢は食料安全保障の強化との矛盾もはらんでいる。「見直しと捉えるのであれば見直しになる」。鈴...

2.「一旦下がったコメ価格が、再び上がったよ」

今年の5月に「石破前総理」は「(5キロで)3000円台にならなければならない」って言ってたんだよね。「良い総理大臣」だったよねー。

そこで、どれどれ「今のコメ価格はどの位なのか?」を見ておきましょう。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「農林水産省 スーパーでの米の販売数量・価格の推移」より

https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
出典:農林水産省 スーパーでの販売数量・価格の推移より:11月26日利用

上記のグラフは、「農林水産省」が発表した「2025年5月~11月」の「スーパーでの米の販売価格の推移」を拡大しています。

上記のグラフから「5月以降の米の価格」を下に書き出しますね。

◎「7月以降のスーパーでの米の販売価格」
 (100円未満切り捨て)

➀「5月 :4200円台」(江藤農相:コメ価格ピーク)
②「6月 :4100~3600円台」(小泉農相就任)
③「7月 :3500~3600円台」(コメ価格ボトム)
④「8月 :3500~3800円台」
⑤「9月 :4100~4200円台」
➅「10月:4100~4200円台」(鈴木新農相就任)
⑦「11月:4200~4300円台」(コメ価格ピーク更新)

https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
(出典:農林水産省 スーパーでの販売数量・価格の推移より:11月26日利用)

うーむ、上記を見ると「コメ価格」が「農相」が変わる都度に「ジェットコースターのように上下」していますよ。
(´ヘ`;)ウーム…

今年の「5月以前のコメ価格のピーク」は「小泉農相の就任前の江藤農相時代の「①5月12日~5月18日の4285円」だったのですよね。

それが「5月21日の小泉農相の就任後」の「小泉米放出」で「③7月28~8月3日の3542円」にボトムを付けて、ここで「石破元総理のコメ価格発言の3000円台」が実現していますよ。

しかし、その後の「10月の鈴木新農相の就任後」は再び上昇に転じて、とうとう「⑦の11月3~9日に4316円」と「5月のピークの4285円」を超えてしまいました。

これを分かりやすく並べると以下になりますよ。

◎「コメ価格と農相の交代」

➀「江藤農相」
 ・「①5/12~5/18:4285円」
 ・「コメ価格のピーク」

②「小泉農相」
 ・「③7月28~8月3日:3542円」
 ・「コメ価格のボトム」

③「鈴木農相」
 ・「⑦11月3~9日:4316円」
 ・「コメ価格の新ピーク」

うーん、これを見ると「コメ価格」は「政治の力」で大きく変わる「典型的な政治銘柄」ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーン

どうやら「高市総理」は、「コメ価格」は上げてもかまわないと、お考えなのではないかとコロちゃんは推測しましたよ。

恐らく「高市総理」は、「物価上昇」を覚悟しても「経済の成長」を目指して、「リスクの高い道」を選んだというのがコロちゃんの見方ですよ。

3.「鈴木新農相は、どうしてコメ減産を言い出したのか?」

上記の「コメ政策の迷走」を見ていてコロちゃんはちょっと驚いたことがありましたよ。

それは「鈴木新農相」は、前任の「石破内閣の小泉前農相のコメ増産指示」を、10月21日の「就任記者会見でひっくり返した事」です。

これって、いくら何でも「鈴木農相」が「高市総理」に何も言わずに勝手にやったとはコロちゃんには思えなかったのですね。

だって、これって「高市内閣」が「石破前総理」にケンカを売るようなものじゃないですか。

だって「新農相の就任記者会見」でいきなり「需要に応じた生産が基本である(コメ減産)」ですよ。

この「農相の発言」に対し、「石破元総理」は「何でこの政策が変わるのか、私にはまだ理解ができないところがある」と不満を込めた発言をしていますよ。

だから、この「鈴木新農相」の発言は「高市総理の容認、あるいは指示によるもの」とコロちゃんは推測したのですよ。

ただ「コメの需要に応じた生産(コメ減産)」となると、今後の「コメ価格の高止まり(5㌔4000円台)」は避けられません。

そこでなぜ「高市総理」」が「コメ価格の高止まり」が予想されても「コメ減産」を認めたというかというと、コロちゃんは「下記の理由」があったのではないかと想像したのですよ。

それは「高市自民党総裁」を選出した「選挙結果」から読み取れますよ。以下ですよ。

◎「自民党総裁選挙の開票結果」
 (2025年10月4日)

➀「第1回投票」
 〇「高市早苗」
  「国会議員票     :64」
  「都道府県票・党員票:119」
●「小泉進次郎」
  「国会議員票     :80」
  「都道府県票・党員票 :84」

②「決選投票」
 〇「高市早苗」
  「国会議員票:149」
  「都道府県票: 36」
 ●「小泉進次郎」
  「国会議員票:145」
  「都道府県票: 11」

うーむ、上記を見ると「自民党総裁選挙」の「帰趨」を決めたのは「都道府県・党員票」でしたね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

上記は、10月4日に行なわれた「自民党の総裁選挙の開票結果」ですが、「①第1回投票」の「国会議員票」は「小泉氏」の方が多かった(16票リード)のです。

しかし「都道府県・党員票」で「高市氏」が大きくリード(35票リード)し、その後の「決戦投票」でも「都道府県票」が「高市氏当選」に大きく寄与(25票リード)しています。

この「決選投票の都道府県票」って、その「都道府県の自民党員の投票で1票でも多い方」が票を総取りする仕組みなんですよね。

コロちゃんは、全国都道府県の「自民党員」のかなりの数が「農業従事者・関係者」じゃないかと思っているのですよね。

そのように見ていくと、コロちゃんは「高市総理」は「全国の都道府県の農業従事者の自民党員票の支持」で「総裁の座」に押し上げられたとお考えになっているのではないかと思うのですよね。

だから「高市総理」は、「全国の自民党員の農業従事者」への配慮として「コメ減産」の「コメ価格の高値維持」を容認したと見るのはコロちゃんの邪推でしょうか?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

4.「やっぱり今のコメ価格は高すぎるよ」

さて、ここでちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。

コロちゃんは、「単身高齢者」の「自炊をしているおじいちゃん」です。現在「朝食と夕食」は「ご飯とみそ汁」が定番のメニューです。

「昼食」はほとんど「パン食」ですが、時々「パスタ」をいただいていますね。

このペースで「自宅でご飯」を食べると、だいたい「月5㎏弱」を食べるのですよ。

「小売物価統計調査」によると、現在の「インフレ」が始まる前の「2022年11月のコメ5㌔の価格は 2028円」でした。

だいたい「2022年の後半から2023年の前半のコメ5㌔の価格は2000円台」だったのですよ。それが現在では「5㌔4000台」にまで上昇していますね。

これって「ほとんど2倍の価格」ですよ。いくら何でも「上がり過ぎ」でしょう。

そりゃコロちゃんだって、「農家」が「物価上昇の中でコメの生産費が上がっている」ことは理解しますよ。

だけど、いくら何でも「肥料や農機具の燃料価格など」が全部2倍にまでは上がってないでしょう。

コロちゃんは「農政」については、ほとんど知りませんから「減反や海外米」のことには触れませんよ。

ただ「ひとりの消費者」として「コメの値段は上がり過ぎだ」と思いますし、「政治」において「石破元総理」の「(5キロで)3000円台にならなければならない」との発言に期待していましたよ。

そして、その公約を「農相の就任挨拶」で「ちゃぶ台返し」をした「鈴木農相」は大っ嫌いですよ。「コメ高値大臣」ですよ。
(ꐦ°᷄д°᷅)<大っ嫌ぃ!

5.「コロちゃんとイナゴの佃煮」

さて今日は、「コメの価格はもう下がらないのか?」をテーマに考察してみましたが、現在の「高市内閣」と「鈴木農相」の動きを見ていると、どうも「下がりそうもない」と思いましたね。

そうなると「どこまで上がるのか?」と、次の疑問が浮かびますが当面は「上がり続けそうだ」とコロちゃんは思いましたよ。まったく困ったもんですよね。

そこで最後の「コロちゃん話」ですが、「コメ作りと田んぼ」に付き物の「イナゴの話」を書いてみますね。

コロちゃんの少年時代は「1950~1960年代」でした。

当時の少年コロちゃんは「東北地方の田舎町」に住んでいましたが、「小学校への通学路」といえば「細い道の両側」に「見渡す限りの田んぼ」が広がっていましたよ。

そこの「稲刈り」が終わった後の「田んぼ」は、下校時の小学生の「遊び場所」でした。子どもたちは、稲の切り株が並んだ「乾いた田んぼの中」を走り回って遊びながら帰宅していったのです。

その「田んぼ」のそこここには、無数の「イナゴ」が飛び跳ねていました。少年コロちゃんは、その「イナゴ」を捕まえたり、追いかけたりしながら走り回ることが常でしたね。

そしてコロちゃんの実家には、毎週1~2回近隣の農家のおばさんが「リヤカー」に野菜を乗せて、住宅地を1軒1軒回って売り歩いていましたね。

そして秋になると、「野菜」とともに「干したイナゴ」も売り歩いていたのですよ。コロちゃんの実家では、祖母が毎年その「イナゴを佃煮」にして食卓に出していたのです。

コロちゃんも、もちろん「美味しくいただきました」よ。

当時のコロちゃんは、この「イナゴの佃煮」は秋になると「日本全国の家庭の食卓で普通に食べられているもの」と心から信じていたのですよ。

ただこの「イナゴ食」というのは、都会の人間は食べたことがない人ばかりだったのですよね。当時の少年コロちゃんは、普通の「国民食」だとばかり信じていたのですよ。

それから年月が経ち1970年代になると、コロちゃんは妻と結婚しました。妻もまた「埼玉県の田舎町出身」でしたから、やっぱり子ども時代に「イナゴの佃煮」を食べていたのですよ。

1980年代になると「コロちゃんの妻」は、幼い子どもたちを連れて近くの「稲刈り後の田んぼ」に行き「イナゴ」を取り始めたのですよね。

「小学校入学前の子どもたち」は、キャーキャーはしゃぎながら「イナゴ」を捕まえて妻に手渡ししていましたよ。

このコロちゃんちの「イナゴ取り」の習慣は「1980年代~2000年代」まで続きましたよね。この期間のコロちゃんちの「秋の食卓」には、必ず1回は「イナゴの佃煮」がありましたよね。

しかし、その後コロちゃんちの近隣の「田んぼ」が次々と「住宅地」に変り始めて、また残った「田んぼ」にも「イナゴ」がいなくなってしまったのです。たぶん「農薬」の為でしょうね。

その後のコロちゃんは、妻が亡くなってしまったので、もう「イナゴの佃煮」は食べられなくなりましたよ。

ちょっと寂しいですが、これも「時代の流れ」なのでしょうね。「昭和は遠くなりにけり※」ですよ。

(※明治は遠くなりにけりのパクリ:中村草田男の俳句:降る雪や明治は遠くなりにけり:1931年)

今日の「コロちゃん話」は、「コメの話題」のつながりで「コロちゃんちのイナゴの佃煮」でしたよ。「コロちゃん年代の食習慣」の雰囲気を感じていただければ嬉しいですよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)

おしまい。

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