おはようございます。今朝コロちゃんが、ワンコと散歩で歩いていたら、向こうから「白い犬」を連れた夫婦が歩いてきましたよ。
時間は朝の5時過ぎです。まだ世の中が薄暗い時間ですよね。
いつも散歩をしていますけど、6時近くになると「出勤する若者」がチラホラ見かけますが、5時過ぎでは「人っ子一人見かけないこと」が多いのです。
ですから今朝の「5時過ぎ」の「白い犬」との出会いを、「珍しいな」と思ったコロちゃんでしたよ。
犬種はたぶん「スピッツ」でしょうか。コロちゃんちのワンコより「一回り小さいワンコ」でしたよ。
出会った時に「クルクル」廻って喜んでいましたから、まだ「若いワンコ」ですね。「1~2歳」でしょうか。
コロちゃんは、その「スピッツ」を連れた夫婦に「おはようございます、元気なワンコですね」と声をかけて、お互いに「ワンコ話」をひとくさりしてから歩き出しましたよ。
普段歩いていて、すれ違ってもまず知らない方とは「話をすること」はありませんよね。しかし「ワンコ」を連れていると、必ず「言葉を交わす」とは面白いもんですよ。
「ワンコ」は「人間関係を和ませるアイテム」ですよ。今朝はそんなことでちょっと「嬉しかったコロちゃん」でしたよ。
そんな「和みのコロちゃん」が、今日は「コメの価格はまた上がるのか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「コメ価格がまた上がるの?と、コメの値上がりの秋になりそうだよ」
☆「なぜコメ価格は上がったのかと、高齢者には厳しい秋だよね」
☆「コロちゃんと令和のコメ騒動」
1.「コメ価格がまた上がるの?」
コロちゃんが、朝新聞をバサバサ読んでいると「コメ、再び最高値に迫る」との見出しが目に入りました。
記事を読むと「コメの平均価格が最高値に迫っている」と書いていますよ。
今までの「コメの全国販売平均価格の最高値」は、今年の「2025年5/12~18の¥4285円(5㌔)」でした。
それが今回発表されたのは「8/8~14の¥4275円(5㌔)」だったのです。あと10円で「最高値更新」となりますよ。
記事では「割安な外国産米は大半が外食へと流れており、スーパー店頭の騰勢を止められない」と報じています。
コロちゃんは、さっそく「農林水産省」の最新の「コメの価格」の発表を読んでみることにしましたよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「農林水産省 スーパーでの米の販売数量・価格の推移」より
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
出典:農林水産省 スーパーでの販売数量・価格の推移より:9月25
日利用
上記のグラフは、「農林水産省」が発表した「2024年10月~2025年9月」の「スーパーでの米の販売価格の推移」です。「一部(5月~9月)」を拡大して添付しています。
上記のグラフから「5月以降の米の価格」を下に書き出しますね。
◎「5月以降のスーパーでの米の販売価格」
➀「5月」
・「5~11日 :4268円」
・「12~18日 :4285円」(ピーク)
・「19~25日 :4260円」
・「26~6/1日:4233円」
②「6月」(省略)
③「7月」
・「7~13日 :3589円」
・「14~20日:3585円」
・「21~27日:3625円」
・「28~8/3 :3542円」(ボトム)
④「8月」(省略)
⑤「9月」
・「1~7日 :4115円」
・「8~14日 :4275円」
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/ksppos.pdf
(出典:農林水産省 スーパーでの販売数量・価格の推移より:9月25日利用)
おー、コメ価格のピークは「②5/12~5/18:4285円」でしたね。
(o゚Д゚)オー
それが「小泉米放出」で下がりましたが、「③7月28~8月3日の3542円」にボトムを付けて、その後は再び上昇に転じて、とうとう「⑤9月8~14日で4275円」とピークに迫っていますよ。
下記に並べてみましょうね。
◎「コメ価格のピークとボトム」
❶「ピーク:5/12~18 :4285円」
❷「ボトム:7/28~8/3:3542円」(743円下落)
❸「直近:9/8~14 :4275円」
上記を見ると、「最高値だった❶ピーク4285円」と「❸直近4275円」の差はたった10「円」ですよ。これは「来週のコメ価格」は「5月のピーク(4285円:5㌔)」を超えそうですよね。
やだなー、コロちゃんは「朝食・夕食」は必ず「ご飯とみそ汁」ですからね。
ヤダ(・д・ = ・д・)ヤダ
また「コメ価格」が上がってくると困ってしまいますよ。だけど、「政府備蓄米」ってもうあんまり残っていないでしょうから、もう「コメ価格が下がる見通し」ってないんじゃないのかなー。
次にちょっと、コメ価格の先行きの見通しを「専門家」に伺ってみましょうね。

2.「コメの値上がりの秋になりそうだよ」
「コメ価格の見通し」を、ちゃんと調べている組織がありましたよ。「コメ生産者」などが会員として参加している「米穀安定供給確保支援機構」です。
ここが、先日の9月5日に「3ヶ月のコメ価格見通し判断DI」を発表していました。下記でしたよ。
◎「3ヶ月のコメ価格見通し判断DI」
(動向指数、100に近づくほどコメ価格が高くなる)
①「令和7年6月:35」
②「令和7年7月:46」
➂「令和7年8月:69」(今回発表)
https://www.komenet.jp/pdf/DI070818.pdf
(出典:米穀安定供給確保支援機構:米取引関係者の判断に関する調査結果〈令和7年8月分〉より:9月25日利用)
ふーむ、上記を見ると「➁7月46」から「③8月69」と「23㌽」も急激に上昇していますよ。
( ̄へ ̄|||) フーム
上記の「3ヶ月の見通し判断DI」は、「生産者・集出荷業者・卸売業者・小売業者・中食・外食業者」へのアンケート調査の結果です。
上記の数字の見方は、50を中心としてそれ以上の100までが「締まっている」で高値が続く可能性が高く、50以下で0に近づくほど「緩んでいる」で安値になると考えられています。
上記の数値の「➁7月46」から「③月69」の「23㌽上昇」は、過去最大だと報じられていますよ。
どうやらこの秋は、「小泉米効果」も無くなって「米の値上がりの秋」となりそうですよ。やだなー。
ャ━━ヾ(#`・Д・´)ノ━━ダ!!!

3.「なぜコメ価格は上がったのか?」
どうやら、この秋には「コメ価格」が再び上がり始めるようですが、ここでちょっと「なぜコメ価格が上がったのか?」をポチポチ調べながら書いてみましょう。
コロちゃんが見つけて読んだのは「ニッセイ基礎研究所の小前田大介準主任研究員」のレポートです。このレポートで「小前田氏」は「令和のコメ騒動の背景」を以下だとしています。
◎「令和のコメ騒動の理由と原因」
➀「供給力の低下」
➁「気候変動の影響」
③「労働力不足・高齢化」
④「インフレの影響」
⑤「2023年の一時的なコメ需要の増加」
⑥「在庫量の減少」
うーん、これを読んで感じたことは「➁気候変動で暑くなった」のと「③農家の高齢化」は、「一時的な要因」ではないですよね。
(´ヘ`;)ウーン
「⑤のコメ需要の増加」も、「インバウンド観光客の増加」だったら、来年以降も減ることはないでしょうし、これじゃあ「コメの価格が下がること」は難しいだろうなとコロちゃんは思いましたよ。
そして「➀供給量の低下」は、政府の「減反政策」を転換して増やせばよいと思うのですが、自民党の農林族議員」からは、「増やしてコメ価格が落ちたら困る」との声があがっているようですよ。
こうなると「政治の問題」ですよね。
「コメの価格と生産量」を「農水省」がコントロール出来ていないことを、今回の「令和のコメ騒動」は明らかにしましたね。
コロちゃんは、「消費者の立場」ですから「コメ価格は下がった方が良い」のですが、「コメの暴落」を懸念する「農家」と「農林族議員」は「下がり過ぎると困る」って言っているようですよ。
このレポートの「小前田氏」は、「コメ価格形成の制度設計の見直し」や「高温耐性品種の導入」、また「海外産米の輸入関税の撤廃」などを提案していましたよ。
コロちゃんは「農家」であったことはありませんから、「コメ市場」の詳細は分かりません。
しかし、「気候変動」とか「インバウンドの増加」では、今後も「コメの値上がり」は続くのではないかと思いましたよ。
それで今後、秋以降も「コメ価格」が高騰するとしたら、困ったもんだと思っていますよ。

4.「高齢者には厳しい秋だよね」
ここで、ちょっとコロちゃんの考え方を書いてみますね。
何と言っても「コメ」は、「日本人」の主食ですから購入しないわけにはいきません。
しかし、コロちゃんのような「70代の高齢者」は、とても「大企業のような5%の賃上げ」などを得ることはありません。
今年「2025年の年金改定率は1.9%アップ」でしたよ。「年金所得」は物価上昇をはるかに下回る「改定率(賃上げ率)」しかもらえていないのですよ。
そんなコロちゃんと同じ「70代の単身の年金生活者」の「金融資産」をちょっと見ておきましょう。以下でしたよ。
◎「70代の単身世帯の金融資産割合」(小数点以下切り捨て)
➀「0~100万円 :44%」
➁「100~400万円未満 :12%」
③「400~1000万円未満 :14%」
④「1000~3000万円未満:18%」
⑤「3000万円以上 :15%」
https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fwww.j-flec.go.jp%2Fwpimages%2Fuploads%2Fper12401.xlsx%3F_gl%3D1*w1dntq*_ga*NTcwMzI2NjU5LjE3NTg0MTA2MTg.*_ga_39J3GVK9DQ*czE3NTg0MjY0NzkkbzIkZzEkdDE3NTg0Mjc3MTUkajI4JGwwJGgw&wdOrigin=BROWSELINK
(出典:金融経済教育推進機構 家計の金融行動に関する世論調査2024より:9月25日利用)
上記は「金融経済教育推進機構」が発表している「家計の金融行動に関する世論調査2024」の内容ですが、「年収区分」をちょっとまとめて見やすくしてみました。
うーん、上記を見ると「➀➁の0~400万円で56%」と半分以上も占めているんですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーン
現在コロちゃんと同じ「70代の単身生活者」は、全国で「720万世帯※」いらっしゃいます。
(※2020年国勢調査より)
ということは、この56%の「400万人の単身高齢者」が「金融資産400万円以下」と言うことになりますよね。
このほとんどの方が「年金生活者」だと思われますよ。コロちゃんは、これからの「物価の上昇・コメ価格の高騰」は高齢者にとって「非常に厳しい秋」となると思っていますよ。
ホントに何とかして「物価を抑えて欲しい」と訴えたいと思いますよ。

5.「コロちゃんと平成のコメ騒動」
今日のテーマは、「コメの価格はまた上がるのか?」を取り上げて考察してみました。どうも上がりそうな気配が満々に聞こえてきていましたよ。
また「コメ価格」が上がると、これから選出される「新総理大臣の支持率」が下がりそうですよね。
そのテーマはまた、別の機会にとりあげて書いてみましょう。
さて「最後のコロちゃん話」ですが、皆さん今回起きた事は「令和のコメ騒動」と呼ばれていますが、かつて「平成のコメ騒動」が起きたことを憶えていらっしゃいますか。
この「平成のコメ騒動」とは、「1993年」に起こった「記録的な冷夏」によって起きたコメ騒動です。「冷夏の原因」は、この年にフィリピンで起きた火山爆発の噴火による「天候不順」でした。
この年の「作況指数」は、「北海道が40、東北地方が56」とコメ農家が「自家用米」をスーパーで買わなければならないほどの「コメ不足」となりました。
(※作況指数:平年収量を100としてその年の収量を計測)
この「1993年」は「バブル崩壊(1991年)の2年後」ですね。「株価・土地価格」が下がり続けていた真っ最中の年でしたよ。
当時のコロちゃんちでも、コメが買えなくなって、輸入米の「タイ米」を購入してきていました。
「アメリカ産米」はジャポニカ種で、比較的「日本のコメ」と味が似ていたのですが、それも買えずに「インディカ米のタイ米」しか購入できなかったのですよ。
しかしこの「タイ米」は、「日本のコメ」と同じように食べようとすると、何とも言えない「香り」があったのですよね。
まだ「粘り気が少ないさらさら感」には我慢できましたが、「香しい香り」はコメには要りませんよ。
一部では「カレーライスなら食べられる」との声も聞こえましたが、コロちゃんちでは「1食」食べただけで止めちゃいましたよ。
結局は、あまった「タイ米」はどうしちゃったけなー?
(*´・д・)はて?
妻が後始末をしていましたが、ママ友にあげたのかも知れませんでしたよ。まさか「捨てる」ことはしなかったと思いますよ。
ああ、そういえばちょうどこの年に「次男」が「小学校に入学」したんですよね。下記のフォトですよ。

「平成の米騒動」があっても、「小学校の入学式」は粛々と行われていましたよ。新しいランドセルを背負った「次男」は、ちょっと緊張気味の顔をしていましたよ。
「入学式」に同行したのは妻ですよね。コロちゃんは、このフォトを撮ったあとは・・・なにをしていたっけなー?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?
今からもう「30年以上前」の「令和のコメ騒動」が起こった年の、ある日の朝の「コロちゃん一家のたたずまい」でしたよ。
こんな日々が、かつての日本にあったと雰囲気を感じていただければコロちゃんは嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。

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