おはようございます。今朝のコロちゃんは、5時前に目が覚めちゃいましたよ。急に咳が出たんですよね。
(( ;*д*))o=3=3 ゴホゴホ
むせ込むように「ゴホン・ゴホン」と咳が出て目が覚めちゃったら、朝の4時半でした。その後はベッドでゴロゴロしていたのですが、5時になったので起き出してきたんですよ。
いやいや、別に「咳」はその後出ていませんよ。ただ起床直後は声が「ガラガラ声」でしたけれど、別に体調には変化はありませんでしたから、ホッとしましたよ。
急に「気温」が下がりましたので、ちょっと「のどの様子」に変化があったんでしょうね。コロちゃんの「年代」となると、「何もないのが良い知らせ」ですよね。
ちょっとした身体の「変化」に「一喜一憂するコロちゃん」でしたよ。
そんな「喉にえへん虫のコロちゃん」が、今日は「家計金融資産が2200兆円に増えたよ」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「60代の3割が金融資産ゼロだって?と、60代と70代の金融資産を見てみよう」
☆「老後は予定通りには進まないよと、金融資産を気にするよりもメンタルを維持しよう」
☆「コロちゃんとお小遣い」

1.「60代の3割が金融資産ゼロだって?」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「家計金融資産、2239兆円/高齢者の保有額二極化」との見出しが目に入りました。
最初に言っておきますが、「清貧コロちゃん」のとこには、そんなにないですからね。
しかし「小見出し」には「60代の3割がゼロ」と書いてありましたから、この記事をジックリ読んでみましたよ。
そうしましたら、これは「日銀」の「資金循環統計(25年4~6月期)の速報」でしたよ。
コロちゃんがポチポチ探して見ましたら、この「日銀の家計金融資産」って「株式」も入っているんですね。以下でしたよ。
◎「家計金融資産」
①「現金・預金」
・「1126兆円」
②「債務証券」
・「 33兆円」
➂「株式等・投資信託受益証券」
・「 434兆円」
④「保険・年金・定型保証」
・「 566兆円」
⑤「対外債券投資」
・「 40兆円」
●「金融資産残高合計」
・「2238兆円」
https://sekihin-life.site/wp-admin/post.php?post=51422&action=edit
(出典:日本銀行 2025年第2四半期の資金循環:速報より:9月21日利用)
うーむ、「①現金・預金は1126兆円」ですから、「●金融資産合計2238兆円」の半分ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
「2000兆円とか1000兆円」とか聞くと、あまりに「天文学的数字」なのでコロちゃんには「お金」と思えないですよ。もちろんこの金額は「過去最高額」ですよ。
ある所にはあるもんですよねー。
( ¯ㅿ¯)へー
だけど「記事」によると、「60代の3割がゼロ」とも書いていますよ。こちらも調べてみましたよ。下記でしたよ。
◎「金融資産ゼロ:単身世帯」(小数点以下切り捨て)
①「20歳代:36%」
②「30歳代:33%」
➂「40歳代:33%」
④「50歳代:40%」(最多)
⑤「60歳代:27%」
⑥「70歳代:27%」
https://www.j-flec.go.jp/data/kakekin_2024/
(出典:金融経済教育推進機構 家計の金融行動に関する世論調査2024より:9月21日利用)
あらら、意外と「金融資産ゼロ」の方が多いですよ。
(゚Д゚)アララ!
記事では「60歳代の単身世帯のうち金融資産ゼロは27.7%であり、ゼロを含む200万円未満は42%だった」と書いていますね。
そして「アベノミクス前の12年の調査から7㌽増加、3000万円以上の資産を持つ世帯の割合は24年に16.8%と0.3㌽増えた」と「60歳代の格差の拡大」に焦点をあてています。
しかし上記した「金融資産ゼロ:単身世帯」の「年代別資産ゼロ」を見ると、「①20歳代~➂40歳代で30%台」で「④40歳代が40%」と最大になっています。
これを見ると、「現役年代(20~40歳代)の資産ゼロの単身世帯が33~40%」で「高齢世代(60~70歳代)の資産ゼロの単身世帯が27%」ですよ。
この記事の見出しでは、焦点を「高齢者の(金融資産)保有額二極化」にあてていましたが、コロちゃんはむしろ「全年代の金融資産ゼロが3割~4割もいる」ことにも注目するべきと思いましたよ。
コロちゃんは、現在の「日本社会」は「貧困大国ニッポン」となってしまったと感じましたよ。
なお、この「日経新聞」の「家計金融資産、2239兆円/高齢者の保有額二極化」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。


2.「60代と70代の金融資産を見てみよう」
上記で、思ったよりも「単身世帯」の「金融資産ゼロの割合」が、全年代でいることを見てきました。
この「④50歳代:40%」の「金融資産ゼロ」の割合が最多なのは、おそらく「就職氷河期世代」だと思いますよ。
この「調査」は「2024年」に行なわれていますから、「就職氷河期世代」はだいたい「45歳~55歳」になっていますね。
「就職氷河期世代」はその後にほとんどが「正社員」になっているようですが、これを見ると「キャリアのブランクの影響」は、今後も長く残ることになると思われますよ。
ここでコロちゃんが気になる「60代と70代の単身世帯の金融資産の割合」を見てみましょう。下記でしたよ。
◎「60代の単身世帯の金融資産割合」(小数点以下切り捨て)
①「ゼロ :27%」(最多)
②「100万円未満 :8%」
➂「100~200万円未満 :5%」
④「200~300万円未満 :3%」
⑤「300~400万円未満 :3%」
⑥「400~500万円未満 :2%」
⑦「500~700万円未満 :5%」
⑧「700~1000万円未満 :5%」
⑨「1000~1500万円未満 :8%」
⑩「1500~2000万円未満 :2%」
⑪「2000万円~3000万円未満:6%」
⑫「3000万円以上 :16%」
https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fwww.j-flec.go.jp%2Fwpimages%2Fuploads%2Fper12401.xlsx%3F_gl%3D1*w1dntq*_ga*NTcwMzI2NjU5LjE3NTg0MTA2MTg.*_ga_39J3GVK9DQ*czE3NTg0MjY0NzkkbzIkZzEkdDE3NTg0Mjc3MTUkajI4JGwwJGgw&wdOrigin=BROWSELINK
(出典:金融経済教育推進機構 家計の金融行動に関する世論調査2024より:9月21日利用)
うーん、確かにこれは「2極化」ですよね。「①ゼロが27%」で最多ですよ。
( ̄へ ̄|||) ウーン
2番目に多いのが「⑫3000万円以上の16%」ですから、「両極端」となっていますね。これでは「60代で働き続ける」のも無理はないですよね。
次にコロちゃんの年代である「70代の単身世帯の金融資産割合」を見てみましょう。下記でしたよ。
◎「70代の単身世帯の金融資産割合」(小数点以下切り捨て:コロちゃんはココ)
①「ゼロ :27%」(最多)
②「100万円未満 :5%」
➂「100~200万円未満 :5%」
④「200~300万円未満 :4%」
⑤「300~400万円未満 :3%」
⑥「400~500万円未満 :2%」
⑦「500~700万円未満 :7%」
⑧「700~1000万円未満 :5%」
⑨「1000~1500万円未満 :8%」
⑩「1500~2000万円未満 :4%」
⑪「2000万円~3000万円未満:6%」
⑫「3000万円以上 :15%」
https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fwww.j-flec.go.jp%2Fwpimages%2Fuploads%2Fper12401.xlsx%3F_gl%3D1*w1dntq*_ga*NTcwMzI2NjU5LjE3NTg0MTA2MTg.*_ga_39J3GVK9DQ*czE3NTg0MjY0NzkkbzIkZzEkdDE3NTg0Mjc3MTUkajI4JGwwJGgw&wdOrigin=BROWSELINK
(出典:金融経済教育推進機構 家計の金融行動に関する世論調査2024より:9月21日利用)
ふーむ、ほとんど「60代」と変わりませんね。
( ̄へ ̄|||) フーム
こちらの「70代の金融資産」も、「①ゼロが27%」で最多で、2番目に多いのが「⑫3000万円以上の15%」です。
だけど「60代・70代の金融資産ゼロが27%」ですか・・・老後は不安だろうなー。しかし、この年代から「金融資産を形成する」のは難しいんですよね。
だって、この年代では働いても「非正規雇用」でしょうから、さほど「貯蓄」は増えないんですよね。
ここでハッキリしたことは、「家計金融資産が2200兆円」と過去最高になっても、「60代と70代の高齢者」の「富裕層」はせいぜい「上位20%(2000万円以上は60代22%・70代21%)」でしたよ。
そして「金融資産ゼロ」は「60代も70代も27%」と最大でしたよ。
だいたい「貧乏3割・中流5割・金持ち2割」だと見ておけば間違いがないですね。これは、まさに「貧困大国ニッポンの姿」だとコロちゃんは思いましたよ。

3.「老後は予定通りには進まないよ」
さて、現在の日本は、「高齢になっても金融資産がゼロの単身高齢者」が「3割近く」いる社会なのです。これを見ると「高齢者の就労率」が高い理由もわかりますね。
昨年2024年の「高齢者の就労率」は以下の通りでした。
◎「60歳以上の就労率:2024年」
①「60~64歳:74%」
②「65~70歳:53%」
➂「70~75歳:35%」(コロちゃんはココ)
④「75歳以上 :12%」
(出典:総務省 労働力調査 基本集計2024より)
あー、みんな頑張って働いてますね。コロちゃんは「大腸がん・悪性リンパ腫」の2つのがんで働くことが出来なくなっちゃいましたから、ちょっと申し訳ない気分ですよ。
( ¯ O¯)アー
ここで、ちょっとコロちゃんが現役時代に「考えていた老後の予定」について書いてみますね。
コロちゃんは、50代の頃から「65歳までは現役で働くつもり」だったのです。お仕事はキツイ内容だったのですが、先輩の中には68歳で現役で働いていた方もいました。
コロちゃんは、その先輩の年までは無理でも「65歳」まではバリバリ働く気満々でしたよ。
だって60歳になる少し前にやっと「住宅ローン」と「子どもの教育費」の出費が終わったのですからね。これからは「老後の準備だ」と毎月「貯蓄」を増やしていた最中でしたからね。
それが一転したのは「60歳の誕生日」を過ぎてから1ヶ月目のある日でした。
コロちゃんは、60歳の誕生日の翌月に「大腸がん」が判明して、その後「手術・抗がん剤治療・放射線治療」を受けたのです。
その数年後には「悪性リンパ腫」も判明して、再び「手術・抗がん剤治療・放射線治療」を繰り返すことにもなりました。
コロちゃんは、その「治療中」にも「復職」に1度挑戦してみましたが、あまりにも「抗がん剤の副作用」が酷くて、「1週間」だけ復帰した後に泣く泣く「職場復帰」をあきらめましたよ。
それでも運が良かったのは、「退職」の半年後から「年金の支給が始まったこと」ですよね。
それにコロちゃんは、30代の頃から「がん保険」に加入していましたから、これも「治療費の助け」になりましたよ。
この「がんの治療中」には、「医療費負担」が毎年100万円を超えていましたから、この「がん保険」には助けられましたね。
ここでコロちゃんが言いたいことは、「老後は予定通りには進まない」と言う事です。
どんな「精緻な予定と計画」を立てていても、「病気」になれば全て将来は不確実になってしまいます。
コロちゃんは、結局その後に「2つのがん」から「生還」しましたから、「未来は誰にも分らない」ことを身に染みて味わいましたよ。
コロちゃんは、「がんで抗がん剤の点滴」を受けている時に、自分の人生を顧みて「ゲームセンターのピンボール機のボールみたいだな」と感じていたことを思い出しますよ。
どこかにぶつかった後に、どこに飛ばされるかわからないピンボールが、その時の「コロちゃんの姿」そのものだったのですよ。
何しろ「がん」は、「患者の意思」ではどうしようもありませんからね。その時には「自分の無力さ」を痛感していましたよ。
なお、「日本人のがんの罹患リスク(罹患率)は「男性が63%、女性が50%」と国立がん研究センターの統計で示されています。
つまり「男性は約3人に2人・女性は約2人に1人」が、何らかのがんに罹患すると推計されているのです。
これから「老後を迎える皆さん」に、上記のコロちゃんの経験が少しでも参考になれば嬉しいですよ。

4.「金融資産を気にするよりもメンタルを維持しよう」
さて、ここでちょっとコロちゃんの「老後の資産」についての考え方を書きますね。
上記のように「60歳」の時に、思わぬ「がん」で「老後の準備」が道半ばになってしまったコロちゃんでした。
だけどコロちゃんは、働きたくとも働けなくなってしまったのですから、これは仕方がないと考えています。
言わば「不可抗力」ですよね。だからできる範囲の「老後の準備」でやむを得ないと自分を納得させているのですよ。
そして、その「老後の準備」の金額ですが、現在の「介護費用の目安」によると、以下とされています。
◎「平均介護費用と期間」
①「在宅介護: 平均月5.2万円」
②「施設介護:平均月13.8万円」
➂「平均介護期間 :55ヶ月」
④「5.2万円×55ヶ月= 286万円」(在宅介護)
⑤「13.8万円×55ヶ月=759万円」(施設介護)
(出典:生命保険文化センター 2024年度 生命保険に関する全国実態調査より)
おー、コロちゃんは安い方が好みですから、「①在宅介護の平均月5.2万円の全部で286万円」が良いですね。
( ̄o ̄)oオー
だけど、「55ヶ月」って「4年7ヶ月」もありますよ。ちょっと長いですよね、コロちゃんはもっと短く済めばいいなー。
これに「お葬式代」の「約100万円」を上積みした金額が「老後に必要な金融資産」だと思われますよ。
このように「老後に必要な資産額の見える化」をしておけば、メンタルの維持に役に立つとコロちゃんは考えていますよ。
これが「1人2000万円必要だ」なんて考えちゃうと、メンタルが落ち込んでしまいますからね。そう言えば「老後2000万円問題※」なんかもありましたよね。
(※老後2000万円問題:2019年の金融審議会が高齢夫婦は30年間で2000万円不足すると発表し大きな問題となった)
そんなにかかりませんよ。コロちゃんは、資産を気にするよりはメンタルを維持して気楽に老後を過ごすのが一番大切だと考えていますよ。

5.「コロちゃんとお小遣い」
さて今日は、「家計金融資産が2200兆円に増えたよ」という景気の良いテーマを考察してみましたが、結果は「人によって違う」と言う「当たり前の現実」になりましたね。
そこで最後の「コロちゃん話」ですが、「資産」と言う「お金の話」ですので「お小遣い」を書いてみましょう。
皆さんの「毎月のお小遣いはいくらですか?」。コロちゃんは、お仕事をしていた「現役時代」は「月5万円」と決まっていました。
この金額は「1980年代~2010年代」の「30年間」に渡って変わりませんでしたよ。だけど、決して「高い金額」ではなかったのですよ。だって「通勤費の1.5万円」もコミでしたからね。
実際のお小遣いは「月3.5万円」でしたから、出勤して「昼食」を食べるだけで「1万円強」は出費しますから、残りは「2万円弱」しかありません。
「現役コロちゃん」も「清貧コロちゃん」だったのですよ。だけど、この金額が「1980年代」から「30年間も変わらなかった」って凄いと思いませんか。
このコロちゃんの「お小遣いが月5万円で変わらなかった30年間」は、「デフレの30年」でちょうど「物価と賃金が上がらなかった30年間」にあたっていたのですよ。
ここで「世の中の男性会社員のお小遣い金額」をちょっと見ておきましょう。以下でしたよ。
◎「男性会社員の平均お小遣い」
➀「1979年:4.7万円」
②「1982年:3.4万円」
➂「1990年:7.7万円」(バブル経済期)
④「2010年:4.1万円」
⑤「2024年:3.9万円」
(出典:新生銀行 サラリーマンのお小遣い調査より)
へー、バブル期の「➂1990年:7.7万円」って凄く高いですよ。さすが「バブルは踊る」ですね。
( ¯ㅿ¯)へー
だけど「山高ければ谷深し」ですよね。その後の「お小遣い」はほとんど「半減近く」にまで減っていますよ。
これを見ると、最近の「株価」は既に「バブル最高時の3万9000円」を超えていますが、「会社員のお小遣い」の「バブル越え」は当分なさそうですよ。
なお、上記の「コロちゃんのお小遣い」ですが、ほとんど「本の購入」に使っていましたよ。「ブックオフ」などは常連のように通っていたことを思い出しますね。
最近はもっぱら「図書館」で借りることにしているのは、コロちゃんちの近辺の「本屋さん」がなくなってしまったことも理由の一つですよね。
何とも「寂しい事だ」とコロちゃんは思っていますよ。
今日の「コロちゃん話」は、「コロちゃんのお小遣い」を書いてみましたよ。ご興味のある方もない方も、笑って読んで下されば嬉しいですよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします。
(^_^.)
おしまい。

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