おはようございます。ついさっきのことですが、コロちゃんは「やらかしちゃいましたよ」。
「うっかりあそばされていましたよ」
「忘れておしまいになられましたよ」
あー、ショックのあまり「言葉遣い」も変になりたてまつりましたよ。
ガ~( ꒪⌓꒪)~ン・・・
一体どうしたのかと言うと、ついさっきコロちゃんは「週に2回通っているジム」へ出かけたのです。ちゃんと「トレーニングウエア」や「麦茶」や「タオル」をバッグに入れましたよ。
そして「車」で約20分間ブーブーと「ジム」を目指し、館内の「更衣室」で・・・。
無い、無い、無い・・・「トレーニングシューズ」が無い!
Σ( ̄□ ̄∥)アー!
あー、わーすーれーたー❢
il||li_| ̄|○ il||li
コロちゃんは、せっかく「ジム」へ行ったのに「シューズ」を忘れてしまったので、運動が出来ません。
ここの「ジム」では、「シューズ」を履かなければ「トレーニングルーム」に入ることも出来ないルールなのですよね。
コロちゃんは、先日の「夏休み蓼科旅行」の後で「気が緩んでいた」のでしょうか。誰が悪いのかと言うと「夏の暑さが悪い」としておきましょうね。
コロちゃんは「暑さで頭がボーっとしていた」と、ちょうど言い訳にはなりますよね。
えっ「認知症」?
(o゚Д゚)エッ
うーむ、そのあたりは余り追求しない方が、「世の中」と「コロちゃんの幸せ」のためになるような気がしますよ。
(´ヘ`;)ウーム…
その後のコロちゃんですが、もちろん家に戻って「シューズ」を取ってから、「ジム」にとんぼ返りをして「ランニングマシン・エアロバイク」の運動を1時間してきましたよ。
コロちゃんは、一度決めた「スケジュール」を変えるのがイヤなのですよ。ちょっとお時間が押しましたけれど、そのぐらいは「清貧ライフ」には影響がないですよ。
だから「シューズ」を忘れはしましたが、あとは無事「予定通り」でしたとしておきましょうね。
そんな「忘れ物コロちゃん」が、今日は「カネが25兆円も余っているんだって?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」

コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「企業には25兆円のカネが余っているよと、企業はコストカットと海外収益で利益を伸ばしたよ」
☆「社会が目指すは、国民の経済厚生の最大化だよ」
☆「コロちゃんと喫茶店」

1.「企業には25兆円のカネが余っているよ」
コロちゃんが、朝新聞をバサバサ読んでいると「企業『カネ余り』25兆円/しぼむ国内への投資」との見出しが目に入りました。
コロちゃんちには「余ったカネ」はありませんよ。
だからと言うわけではありませんが、一体どこに「カネ余り」のヤツがいるんだと思いながら、この記事をジックリ読んでみましたよ。
そうしましたら、これは「日本銀行」の発表した「資金循環統計」の内容の紹介でした。「日本全体のマクロな資金移動の状況」ですから、かなり「専門的」な内容ですよね。
だけど、素人のコロちゃんでも、ジックリ読めば何となく内容は分かるような気がしますよ。
この記事は、昨年「2024年の家計・企業・政府のお金の動き」を紹介しているのです。コロちゃんが目を付けたのは、そのうちの「企業のお金の動き」でしたよ。下記でしたよ。
◎「2024年度の企業のお金の動き」
〇「企業部門」
・「25.6兆円の資金余剰」
・「前年度より2割増」
・「対外直接投資:22.2兆円」
(過去最高)
うーむ、この上記の「企業部門の25.6兆円の資金余剰」が、新聞記事の見出しの「企業『カネ余り』25兆円」ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
記事では、「11年ぶりの規模」と書きながら「金融緩和などで投資を促そうとしたアベノミクスが動き出した当初の水準に逆戻りしたかたちだ」と、国内投資に使わない「企業」を批判していますよ。
そして「対外直接投資の22.2兆円」は過去最高と書いていますが、これって「海外投資」ですよね。国内に投資をするならば、日本国民の懐にカネが回りますし、日本の生産性も上昇するでしょう。
それが「企業」は海外投資を過去最高に行ないながら、国内投資をしないとは「ちっとも日本国民の生活の向上」に寄与しないじゃないですか。
コロちゃんは、「日本の会社」は「日本人の生活の向上のためにある」と思うのですよ。それが、記事を見ると「企業」は資金余剰を海外投資に回し、国内投資はしぼんでいます。
このような「日本企業」には、コロちゃんは「非国民」の称号で呼びたいですよ。
この記事では、「24年度に家計は6.6兆円の余剰」「家計は余剰幅が4年連続で縮んだ。物価高による貯蓄の取り崩しなどがあったとみられる」と書いています。
これって「企業は栄えて、国民は貧しくなった」と言う事ですよね。
どっかおかしくないですか? 「日本企業」は「日本国民のためにある」んじゃないんですか?
コロちゃんは、この記事を読んで「企業は余った25兆円のカネ」を「日本が成長するために国内投資に使え」と言いたいですよ。
また「余った25兆円を賃上げに使え」でもいいですよ。それだったら「間違いなく日本国民の生活の向上に直結」しますからね。
コロちゃんは、この記事を読んで「あまりにも身勝手な日本企業の経営者たち」に腹が立ちましたよ。
是非皆さんも、この「日経新聞」の「企業『カネ余り』25兆円/しぼむ国内への投資」との見出しの記事をお読みくださいね。きっとコロちゃんと同じく「腹が立つ」こと間違いなしですよ。


2.「企業はコストカットと海外収益で利益を伸ばしたよ」
ここで、ちょっと「政府」が7月に発表した「経済財政白書」を見てみましょう。この中では「企業の利益を押し上げてきた要因」を分析しています。
ここでは、「1993年度~2023年度の企業の1人当たり人件費」を紹介しているのです。
まずは「日本企業」は、過去30年間(1993~2023年)で大きく企業収益を伸ばしているんですよね。その理由として、下記の2つがあります。
◎「日本企業が大きく企業収益を伸ばした理由(1993~2023年)」
①「1人当たり人件費をカットした」
②「海外収益を増やした」
これを頭において、下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「内閣府 一人当たり従業員人件費」より
https://www5.cao.go.jp/j-j/wp/wp-je25/pdf/all_01.pdf
出典:内閣府 令和7年 経済財政白書より:8月21日利用
上記のグラフは、「内閣府」が発表した「経済財政白書」の中の「1人当たり従業員人件費(赤色ライン)」です。
おー、「赤ライン(1人当たり人件費)」は明らかに下がっていますよ。
(o゚Д゚)オー
上記のグラフの「1人当たり従か業員人件費(赤色ライン)」は、1990年代後半をピークに大きく下がっています。
これが「コストカット型(人件費削減)の企業利益の拡大」に繋がっています。
この「経済財政白書」では、以下のような記載が見て取れます。
「従業員人件費について、1980年度以降の推移をみると、1990年代半ばまでは、一人当たりの単価が上昇する中で人件費全体が増加してきたが、1990年代末から 2000 年代前半までは一人当たり単価が下落して人件費全体が抑えられてきた」
コロちゃんは、この「1人当たり人件費の削減」は、「正規雇用を非正規雇用に付け替えること(コストカット)」によって達成されたと思いましたよ。
もうひとつ、この「過去30年間(1993~2023年)の企業収益の拡大」に貢献しているのは「海外収益」です。
この「海外収益」について「経済財政白書」は、以下のように記載しています。
「企業が本業以外の活動で経常的に得ている収益である営業外収益要因は、2010年代半ばから1993 年度対比でプラスに転じ、その後プラス寄与が着実に拡大してきた・・・グローバル化の進展、海外生産の拡大に伴い、海外子会社などからの配当金受取が増加していることがうかがえる」
コロちゃんは、この「経済財政白書」のこの部分を読んで、以下の感想をもちましたよ。
「日本企業」は「日本国内では人件費のコストカット」で収益を伸ばした。これって「国民の生活を犠牲にして利益を上げた」ってことですよ。
そして「海外投資で利益は出した」とされていますが、コロちゃんが調べたところでは「海外の投資収益は国内に十分還流していない」とありましたよ。
2021年の実績でみると、「第1次所得収支の3割以上は『再投資収益』と呼ばれる海外子会社の内部留保になっている」とのデータがありました。
要するに「海外投資の収益を国内には持ち帰っていない」から、「会社の利益」は増えたけど「日本国民の利益」にはなっていないのですよ。
この様に見ていくと、このままでは「日本企業は収益を上げた」けど、「日本国民は貧しくなるばかり」となりはしませんか?
次にコロちゃんの考え方を書いてみますね。

3.「社会が目指すは、国民の経済厚生の最大化だよ」
コロちゃんは、このような「企業と国の経済の話」では、原則に立ち戻って考えることが必要だと思っています。
そうでないと「資本主義経済」では「自由な企業活動」が原則ですから、「何をやっても自由だ」と勘ちがいするヤツが出てくると思うのですよ。
コロちゃんは、一番大切な「国家の役割」は「国民の経済厚生の最大化」を進めることだと思っています。
この「経済厚生」とは「経済活動を通じて人々の幸福や福祉がどの程度満たされているかを指す概念」です。
ただこの「人々の幸福」はなかなか計る物差しがないものですから、「国民所得の向上」で代替えすることも多いですよね。
それで、過去の「日本の平均所得」のピークを見てみましょう。
◎「日本の平均年収」
①「1997年:505万円」
②「2023年:460万円」
(出典:国税庁 民間給与実態調査より)
うーむ、大分「平均年収」は下がっていますね。26年間あまりで45万円も下がってしまっています。
( ̄へ ̄|||) ウーム
なぜ、こんなに「平均年収」が下がってしまったのか?
それは、もう明らかですよね。「企業」が(25兆円も)儲かっていても「賃上げ」をしないからですよね。
この「儲かっていても賃上げをしない企業」って、コロちゃんは「国民の経済厚生の最大化の敵だ」と思いますよ。
このまま「国民が貧しく」なれば、いずれはこれらの「企業」にも影響が及びます。
「国民」が貧しくなれば、「次世代」が生まれません。「国民」がどんどん減る国家の中で、「企業」だけが生き残ることは出来るのでしょうか?
コロちゃんには、「企業」は目先の「短期利益」に目がくらんで、「長期の国家全体の利益」に背を向けているようにしか思えませんよ。
コロちゃんは、素人のおじいちゃんですから、ちょっと厳しい意見を言っても良いでしょう。
どうか「企業経営者の皆さん」には、自社の企業活動が「日本のインフラ」や「日本の社会制度」や「日本国民の社員」で成り立っていることを、もう一度見つめ直して欲しいと思いますよ。
たとえ「海外現地法人の利益」であっても、その源泉は「日本の社会」ですよ。
是非「日本国内」に持ち帰って、「日本の社会」に生かしてもらいたいとコロちゃんは思っていますよ。

4.「コロちゃんと喫茶店」
今日のテーマは、「カネが25兆円も余っているんだって?」と、ちょっとうらやましい記事を読んでの感想を書いてみました。
だけどコロちゃんは、こうなると「法人税増税の話」が出てくると思いますよ。だってこの「カネを日本のために使わない企業経営者」は、みんなから嫌われるでしょう。
そうなると「自主的に使わないなら税金で取ろう」と考えるに決まっているじゃないですか。だから、その内に「法人税増税」を言い出す政治家が出てくるとコロちゃんは考えていますよ。
さて最後の「コロちゃん話」ですが、うーむ「コロちゃんって25兆円も持っていたことがない」ですからね。(誰だってないよね)
むしろ「若いころに貧乏だったこと」なら、いくらでも書けるのですよ。そこで今日は「貧しい青年コロちゃん」の「喫茶店通い」を書きますね。
コロちゃんが20代だった1970年代頃のことです。貧しい青年だったコロちゃんでしたが、どういう訳か「喫茶店」には良く行きましたね。
友人たちと「会話で喫茶店」「議論で喫茶店」「激論で喫茶店」、あるいは「1人寂しく喫茶店」。
いつも飲むのは「コーヒー」でした。コロちゃんが現在も「コーヒーが好き」なのは、この時から始まっているのです。
どんなところの「喫茶店」に通ったかと言うと、下記でしたよ。
◎「青年コロちゃんが通った喫茶店」
①「板橋区の大山駅前商店街の喫茶店」
・「アーケード下の2階にありました」
・「卵焼きが敷いてあるナポリタンスパゲティが美味しかった」
②「大山銀座商店街の裏通りの喫茶店」
・「コーヒーが美味かった」
・「コミックが沢山置いてあった」
③「池袋西口のロマンス通りにある喫茶店」
・「ジャズ喫茶」
・「コミックの種類が多かった」
④「椎名町駅前の喫茶店」
・「少女漫画が豊富にあった」
・「萩尾望都のポーの一族にハマった※」
(※ポーの一族:1972年:少女コミック:作・萩尾望都)
⑤「豊島区千川の喫茶店」
・「手塚治虫の初期作品集があった※」
(※手塚治虫:1928~1989年:初期作品の新宝島は1947年発行)
うーん、思い出してみると結構沢山の喫茶店に行っていましたよ。コミックもずいぶん読みましたよ。
( ̄へ ̄|||) ウーン
また「東京の街の中」には、いたるところに「喫茶店」がありましたよ。今から思えば、コロちゃんはお金がないのになんでこんなに「喫茶店通い」をしていたんでしょうね。
だけど「友人たちの議論」は「充実したもの」でしたし、「1人で飲むコーヒー」は「精神の安定」に必要だったのですよ。
今振り返って見ると、この時期に生まれた「20代のコロちゃんの精神」が、その後の一生を創ったと感じていますよ。
いろんな喫茶店を歩いていて、「美味しいコーヒー」もあれば「美味しくないコーヒー」もありました。
また「モーニングがボリュームがある店」もあれば、「ナポリタンスパゲティが絶品の店」もありましたよね。
そんな「喫茶店のコーヒー」には「コロちゃんの青春」がありましたよ。
若かったなー・・・。
(・_・;).。oO
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。

コメント