【経済考】「2040年にGDP980兆円だって?」ホントに出来るの?

経済

おはようございます。今朝コロちゃんがワンコと散歩に出たら、ゴーゴーとまるで「嵐」のような風が吹いていました。

今日の天気予報は「雨」でしたが、朝はまだポツポツと落ちて来る程度でしたから傘がいるほどではなかったのですが、「春の嵐」ですね。

この「春の嵐」は「メイストーム」とも言われていますが、3月~5月に「台風並み」に強い風が吹くことを言い表しています。

一般的には「台風は狭いエリアで強い風」、「春の嵐は広いエリアで強い風」が吹くと言われていますね。

コロちゃんは、今朝の散歩で最初傘を広げたのですが、強い風でおちょこになりそうになり、あわてて閉じましたよ。

強風の時には、傘よりもカッパの方が良いですね。もっとも、そんな日は「散歩」をやめれば良いのですが、ワンコがいるとそうもいきませんよね。

ちょっと無理をしても、短時間でも「ワンコ散歩」はせざるを得ませんよ。

そんな苦労をしているコロちゃんが、今日は「2040年にGDP980兆円だって?ホントに出来るの?」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「2040年にGDP980兆円だってと、経済産業省の2040年の産業構造ビジョンを見るよ」

☆「IMFの2025年世界の成長見通しをみてみるよと、経済成長の無い社会は不幸なのか?」

☆「コロちゃんと30年デフレ」

1.「2040年にGDP980兆円だって?」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「40年にGDP980兆円構想/国内投資倍増促す」という景気の良い見出しが目に入りました。

コロちゃんは、この「見出し」を見ながら「確か2024年のGDPは600兆円ちょっとだったよなー※」と思い浮かべながら、「あと15年で980兆円」ってちょっと無理じゃないのと思いましたよ。

(※2024年の名目GDPは609兆円)

そこでこの記事を読んでみると、「経済産業省は2040年の産業構造ビジョンをまとめた」と書いていますね。

その中で「40年までに日本企業による国内投資200兆円の官民目標を実現すれば、名目のGDPが980兆円程に拡大すると推計した」と報じられています。

この980兆円という数字は、2024年609兆円の「約1.6倍」ですね。この間の「実質GDPの伸び率は年1.7%で推移する」としています。

この「年1.7%増」ってのは、過去を振り返ってみると相当高い目標値なのですよ。

報道では「日本経済研究センター※」の予測と比べて記載していますよ。下記ですよ。

(※日本経済研究センター:1963年創設の約310の企業・団体を会員とする公益社団法人のシンクタンク:本部が日経新聞社内にある)

◎「実質GDPの推移予測」

➀「日本経済研究センターの予測」
・「2020年代:実質年0.7%」
・「2030年代:実質年0.9%」

➁「今回の経済産業省の2040年の産業構造ビジョン」
・「2021~2040年:実質1.7%」

うーむ、これはかなり野心的な目標ですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

ただ、このプランは「国内投資200兆円の官民目標が実現すれば」という前提が付いていますね。

この「設備投資200兆円」って、どのくらいの難易度なのかわかりませんね。これは果たして「実現可能」なのでしょうか?
σ( ̄^ ̄)はて?

次に、この「経済産業省は2040年の産業構造ビジョン」を探して読んでみましょう。

なお、この「日経新聞」の「40年にGDP980兆円構想/国内投資倍増促す」の記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

40年にGDP980兆円構想 経産省提示へ、国内投資の倍増促す - 日本経済新聞
経済産業省は2040年の産業構造ビジョンをまとめた。40年までに日本企業による国内設備投資200兆円の官民目標を実現すれば、名目の国内総生産(GDP)が980兆円ほどに拡大すると推計した。現状の1.6倍の規模で、人口減少が進むなかで「稼ぐ産業」への構造転換を促す。22日に開く産業構造審議会(経産相の諮問機関)の部会でビ...

2.「経済産業省の2040年の産業構造ビジョンを見るよ」

コロちゃんは、上記の報道を読んで、さっそく「経済産業省」のホームページから「2040年の産業構造ビジョン」を探しましたよ。

そうしましたら「産業構造審議会 経済産業政策新機軸部会」の資料の中から見つけましたが、何て「漢字ばかりの名称なんだよ」と思いましたよ。漢字18文字の「部会名」ですよ。

その「資料」をポチポチ見ていましたが、要するに「新しい産業政策を始めるよ」というものでしたね。次に見てみましょう

➀「新産業の新機軸を始めるよ」

この「経済産業省」の「2040年にGDP980兆円」を目指すプランは、「産業政策の新機軸」と名付けられています。

今までとは違った「新しい産業政策を開始するよ」というものでした。その内容は以下でしたよ。

◎「世界的潮流を踏まえた産業政策の転換」

➀「1980年代:伝統的産業政策」
・「特定産業の保護・育成」

➁「1990~2010年代:新自由主義的政策」
・「市場環境の整備」

➂「2021~:経済産業政策の新機軸」
・「世界的潮流を踏まえた産業政策の転換」

ざっと上記の内容が書かれていましたが、「➀でも②でもない官も民も一歩前にでて、あらゆる政策を総動員する」というのは、結局は「官主導」ってことなのかな?
(*´・д・)はて?

そして、そのための具体的内容は「投資拡大」となっていましたね。下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「経済産業省 民間設備投資額の推移と官民目標」より

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/027_s01_00.pdf
出典:経済産業省 経済産業政策新機軸部会 第4次中間整理(案)参考資料集~ 成長投資が導く2040年の産業構造より:4月23日利用

上記のグラフは、「経済産業省」が発表した1980~2040年度の「民間企業設備投資額の推移と官民目標」です。下に書き出しますね。

◎「民間設備投資額の推移」(1000億円以下切り捨て)

➀「1991年度:102兆円」
➁「2023年度:101兆円」
➂「2024年度:107兆円」(政府経済見通し)
④「2025年度:111兆円」(政府経済見通し)
⑤「2027年度:115兆円」(官民目標)
➅「2030年度:135兆円」(官民目標)
⑦「2040年度:200兆円」(官民目標)

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/027_s01_00.pdf
(出典:経済産業省 経済産業政策新機軸部会 第4次中間整理(案)参考資料集~ 成長投資が導く2040年の産業構造より:4月23日利用)

おー、上記を見ると「現状の④2025年度:111兆円」から「⑦2040年度:200兆円」まで、ほとんど倍増の勢いですよ。
(o゚Д゚)オー

上記でコロちゃんが注目したのは2点ありましたよ。下記ですよ。

◎「コロちゃんの注目点」

❶「この資料には十倉経団連会長が提出したグラフも記載してあります。もちろん『⑦2040年度:200兆円』が入っています」

「上記の『官民目標』という言葉には『経産省と経団連』が全面協力するという意味が含まれていますね」

❷「上記を見ると、グラフにわざわざ『➀1991年度:102兆円:➁2023年度:101兆円』と並べて比較するように数字が記載されています。これって『失われた30年』の期間ですよね」

「この1991年~2023年度の30年間(失われた30年)で、日本企業の設備投資がほとんど増えていない事を際立たせていますね」

コロちゃんは、この「産業構想ビジョン」の全体の構想を見ていても、経済産業省は『失われた30年』の原因を『投資不足』に焦点を当てているように感じましたよ」

この「産業構想ビジョン」は、言外に「失われた30年の戦犯は、日本企業の設備投資不足だ」と指摘しているのですよ。

次に、その「産業構想ビジョン」が実現すると、「日本経済」はどう変わるのかを見てみましょう。期待できるかな?

➁「過去30年と3つのケースを見てみよう」

この「産業構想ビジョン」には、「 RIETI産業構造推計モデル(※)における試算結果における試算結果」として3つのケースを記載しています。

(※ RIETI産業構造推計モデル:マクロ経済における『国内投資とイノベーションと所得拡大の好循環』を具現化した計量モデル)

現在の「産業政策」をそのまま続けた場合が「ベースケース」で、新しく「新機軸の政策」を展開した場合が「新機軸ケース」です。その経済予測は以下でしたよ。

◎「産業構造推計モデルのベースケースと新機軸ケースの推計値(2021~2040年平均)」

❶「名目GDP」
・「2040年ベースケース:607兆円」
・「2040年新機軸ケース:975兆円」

❷「実質GDP成長率」
・「2040年ベースケース:0.1%」(名目0.5%)
・「2040年新機軸ケース:1.7%」(名目3.1%)

❸「実質賃金(年平均成長率)」
・「2040年ベースケース:0.6%」(名目1.5%)
・「2040年新機軸ケース:1.3%」(名目3.3%)

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/027_s01_00.pdf
(出典:経済産業省 経済産業政策新機軸部会 第4次中間整理(案)参考資料集~ 成長投資が導く2040年の産業構造より:4月23日利用)

うーむ、「経済産業省」は「ベースケース」だと「デフレに戻る」と考えているように見えますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

「実質と名目」の差は「物価上昇率」です。

それが「❷実質GDP成長率」の「2040年ベースケース」は、「名目0.5%で実質0.1%」ですから、その差が0.4㌽しかありません。

そして「❸実質賃金」も、「2040年ベースケース」だとわずか「0.6%増」ですよ。このケースだと「賃金」は実質的にはほとんど横ばいですよ。

それが「2040年」までに、「200兆円の設備投資倍増」が実現すれば、「2024年実質GDP成長率」が「1.7%増」ですか?

ただ、過去の「失われた30年間」の「平均実質GDP成長率」は0.8%ですからね。これを2倍以上の「1.7%(実質):3.1%(名目)」まで上げようとするのは、無理じゃないかなー?
(´ヘ`;)ウーム…

➂「新機軸ケースって何をやるの?」

さて、こんな意欲的な「経済産業省」ですが、この「2040年の産業構造ビジョン」って何をやるのでしょうか?

コロちゃんが何度読んでもよくわかりませんでしたよ。以下でしたよ。

◎「新機軸ケース」

➀「製造業」
・「GX・フロンティア技術による差別化や、DXやメンテナンス等のサービス化等によって高付加価値化」

➁「情報通信業・専門サービス業等」
・「フロンティア技術等による新需要開拓(製造業の高付加価値化、サービス業の省力化等)で新たな付加価値を創出」

➂「エッセンシャルサービス業(観光・飲食・宿泊業、小売・卸売、医療・介護、運輸、建設等)」
・「インバウンド等の高付加価値化省力化・デジタル化で生産性向上」

上記は、資料から抜き書きしましたが、イメージは湧きましたか? コロちゃんは、まったくわかりませんでしたよ。
(*゚Д゚)φ))ナルホドワカラン

ただ報道によると「名目賃金は1時間あたり現状の1.9倍の5366円に増える」と報じられていましたよ。

これらの「新機軸ケースの実現」は、ひとえに「企業の設備投資200兆円実現」次第のようですよ。果たして、今まで100兆円程度だった「設備投資」の2040年倍増が実現するのでしょうか?

コロちゃんは懐疑的ですよ。その理由は次に書いてみますね。

なお、この「経済産業省」の「2040年の産業構造ビジョン」について、もっと詳しい内容を知りたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/027_s01_00.pdf

3.「IMFの2025年世界の成長見通しをみてみるよ」

先日の4月22日に「IMF(国際通貨基金)」は、「2025年世界経済見通し」を発表しています。下記に見てみましょう。

その他に「政府経済見通し」と「日本銀行の見通し」も並べてみますね。

◎「日本の経済成長見通し(実質)」

➀「2024年(度)」
・「IMF   :0.1%」
・「内閣府 :0.4%」※
・「日本銀行:0.5%」※

➁「2025年(度)」
・「IMF   :0.6%」(トランプ関税で1月予測から下方修正)
・「内閣府 :1.2%」※
・「日本銀行:1.1%」※

➂「2026年(度)」
・「IMF   :0.6%」
・「民間予測:0.8%」
・「日本銀行:1.0%」

(※内閣府:閣議決定/※日本銀行:政策委員予測中央値)

上記の数字は、「IMF」は暦年の数字で今回の「トランプ関税」の影響で、1月予測よりも下方修正しています。

ですから「内閣府・日本銀行予測(年度計算)」は、いずれも今後「下方修正」となると思われますね。

ただそれにしても、「IMFの経済予測」は「内閣府・日本銀行の予測」に比べて厳しい数字がでていますね。軒並み低いですよ。

コロちゃんはこれを見ていて、「日本経済の実力」は「実質GDPで0%台半ば」ぐらいしかないと思いましたよ。

上記の「経済産業省」の「2040年の産業構造ビジョン」」は、この「実質GDP経済成長率」を「実質1.7%(名目3.1%)」にまで引き上げようという意欲的な産業政策です。

ちょうどこの資料には「過去の潜在成長率」の記載がありました。中長期的には「GDP成長率」は、この「潜在成長率に収れんする」と言われていますね。下記でしたよ。

◎「過去の潜在成長率」

➀「1981~1991年平均:4.20%」
➁「1991~2000年平均:1.73%」
(失われた10年)
➂「2001~2010年平均:0.59%」
(失われた20年)
④「2011~2020年平均:0.59%」
(失われた30年)

https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/shin_kijiku/pdf/027_s01_00.pdf
(出典:経済産業省 経済産業政策新機軸部会 第4次中間整理(案)参考資料集~ 成長投資が導く2040年の産業構造より:4月23日利用)

分かりやすいですね。「日本経済」は長期で見ると「低落傾向」がハッキリと見て取れます。

これを見ても、上記の「経済産業省」の「産業構造ビジョン」の「2040年GDP980兆円」は残念ですけれど、実現は無理じゃないかとコロちゃんは思いましたよ。

コロちゃんは、そろそろ「日本経済」の「低成長」を受け入れることが必要になって来たと考えていますよ。

4.「経済成長の無い社会は不幸なのか?」

上記の「潜在成長率の推移」を見てもわかるように、ここ30年間の「日本経済」は「低成長」を推移しています。

その中でジワジワと、社会の劣化が進んでいるようにコロちゃんには思えますが、もう「経済成長して癒す」というやり方は出来なくなっているのではないでしょうか。

これは「コロちゃんの妄想」なのですが、既に「世界人口のピークアウト」が予測されています。

昨年2024年7月に「国連」は、「2080年代半ばに103億人でピークに達した後、減少に転じる※」との予測を発表しています。

この「国連予測」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

世界の人口は今世紀中にピークを迎える、と国連が予測(2024年7月11日付 国連経済社会局プレスリリース・日本語訳) | 国連広報センター
Photo Credit: UN DESA/Predrag Vasic世界の人口の4人に1人は、すでに人口がピークに達した国に暮らすニューヨーク、7月11日 —...

日本の人口は、既に「2008年に1億2800万人」でピークアウトを過ぎています。皆さん「人口が減る」中で、今まで通りの「経済成長」が可能だと思われますか?

コロちゃんは、「経済成長率ゼロ」を維持するだけでも立派だと思いますよ。

コロちゃんは、将来の世界では人口の減少とともに「産業革命以来の経済成長の歴史」が終焉を迎えるのではないかと考えているのですよ。

そのように考えれば、「日本の人口のピークアウト」は、世界に先駆けて起こった現象だといえると思いますよ。

過去20年と現在の「日本の成長率が0%台半ば」だというのは、これが「自然な姿」だとコロちゃんは思っていますよ。

むしろ「日本は世界に先駆けて経済成長しない社会へ突入した先駆者」だと考えて、新しい「ニューノーマルに対応する社会」を目指すべきだと思うのですよね。

目指すのは「経済成長はしない(できない)が、安定した社会システムの構築」ですね。

ただ、最初にお断りしたように、この考えは素人のおじいちゃんの妄想ですからね。コロちゃんは、専門家の方で、同じ考えを発表してくれる方が出てくるのを期待していますよ。

5.「コロちゃんと30年デフレ」

「日本の平均賃金の長期推移」を見ると、ピークは1997年となっています。

その後30年間にわたってゆるやかな長期低落が続きましたが、物価もまた横這いだったものですから「社会不安」は高まっていませんでした。

この間のコロちゃんの様子について、ちょっと書きたいと思いますね。

コロちゃんは、1980年代の半ばに転職をしましたが、新しい会社に移ると「給料」がほとんど2倍になりました。

それは「給与体系」が転職後に、それまでの「年功序列」から「歩合給の割合が高い給与」に変ったのです。

これって、今で言う「ジョブ型」なのかな?
ʅ(。◔‸◔。)ʃ…ハテ?

当時は誰もそんな言葉を知りませんでしたけれどね。だけど、そのおかげでコロちゃんは「毎月高額の住宅ローン」を払うことが出来るようになったのですよ。

ただ「30代で高い給与」を受け取ることになったコロちゃんでしたが、その後はあまり給与が上がらなくなりました。何しろ「年功給」がほとんどつかなくなったのですからね。

ただ当時のコロちゃんの運が良かったのは「デフレが30年も続いたこと」ですよ。もちろん、その時代に「30年デフレ」を予想した人は誰もいませんでしたよ。

「年功序列の年功給」というものは、若い時には「低い給与」で高齢になると「高い給与」となりますから「物価上昇」に耐性があります。

しかし、「最初から高い給与」だったコロちゃんは、もし「物価上昇の社会」だったら「給与」は変わりませんから、年々生活が苦しくなったはずなのです。

それが「物価が上がらないデフレ」が30年も続いたことにより、最初から「高い給与」だったコロちゃんは結果的には「トータルの生涯所得」が高く維持されたのですよ。

そのおかげで「高い住宅ローン」も払うことが出来ましたし、子どもたちを巣立たせることが出来ましたよ。

その逆に、若い時に年功序列で「低い給与」の方が、50代になってから「高い給与」を貰えるはずが、思っていたよりも「低い給与」になったなどの話しもよく聞きますね。

これは「30年デフレ」の社会に及ぼした影響の1つですよね。

今振り返ると、「人間万事塞翁が馬※」ですよね。何が良いのかは、その時点はもとより最後になってもよくわかりませんね。

(※人間万事塞翁が馬:人生の出来事は何が幸いになるか何が不幸になるかすぐに判断できない:中国の故事:エピソードが長いのでネットでお読みください)

今日は、「2040年にGDP980兆円だって?ホントに出来るの?」をテーマとして「経済産業省」の「産業構造ビジョン」をご紹介しながら、いろいろ考察してみました。

この「産業構造ビジョン」が、はたして目論見通り成功できるかどうかは分かりません。

しかし、今の「政府の考え方」をいくらかでも理解できれば、社会を見る目も広がりを持てるのではないかと思いましたよ。

後段の「経済成長の無い社会は不幸なのか?」は、今のコロちゃんの考え方なのですが、最後の「30年デフレ」は実話と実感ですよ。

人間誰しもが、最後は「幸せだった」を思える人生であって欲しいですね。

今日も「言いたいことを言いっ放し」で終わりましたが、明日もまた新しいテーマを見つけて書いてみますので、是非お立ちよりくださいね。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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