【社会考】「小学生の習い事」を考える

社会

おはようございます。昨夜のことですが「次男一家家長様」から☎があったのですよ。そこで彼は、以下のように言いました。

by<br>次男一家家長様
by
次男一家家長様

コロちゃん

もう長い時間の車の運転はやめろよ。

交通事故で子どもを殺したくないでしょ!

電車は車よりも早いよ。

あー、言われちゃったよ。
( ¯ O¯)アー

もうコロちゃんは70代ですからね。いつかは「運転免許証返納」をしないといけないと考えていますけれど、その前には「長時間運転をやめる」という選択をしなければならないでしょうね。

問題は、先日から何回か行なった「長男一家宅」への車での移動が「長時間運転」に入るのかということなのですよ。

だいたいこの場合の「運転時間は1時間前後」ですね。渋滞がなければ「50分」で、混むと「1時間10分」ほどに延びています。

だけど、あまり大きな声で言いたくないのですが、実は先日のコロちゃんの「運転時」には、運転時間が40分ほど経つと、右足のすねの筋肉が痛み始めていたのですよ。

コロちゃんの自己診断では、「ブレーキとアクセル操作時」に使われる足のすねの「筋肉疲労」の痛みではないかと思っていますね。

だから、コロちゃんは「右足のすねの痛み」が始まると、右手を伸ばしてもみながら運転していましたから、何とも危なっかしいことでしたね。

この「運転時の痛み」は、数年前からあったのですが、それは「3~4時間の運転時」にしか発現していませんでした。

どうやら、それがもう「40分の運転」で出るようになってしまったようなのですよ。

だから、今回の「次男一家家長様」からのお叱りはいいきっかけですね。もうコロちゃんは「長い時間の車の運転」はなるべくしないようにしますよ。

取り敢えず、来週の「長男一家様宅」へは「電車」で向かいますよ。なに、先ほど調べたら「通勤時間」は車でも電車でも、ほとんど変わらないことがわかりましたよ。

「次男一家家長様」、言いにくいことをスパッと言ってくれてありがとうね。コロちゃんは、まだまだ「運転免許返納」はしませんが、「長時間運転」はしないようにしますよ。

そんなコロちゃんが、今日は「小学生の習い事を考える」をカキコキします。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「今どきの小学生は忙しいよと、習い事をしている小学生は8割以上だよ」

☆「小学生の習い事ランキングを見ておこうと、中学受験の実態を見るよ」

☆「中高受験はこれで良いのかという専門家もいるよと、未来を見通す眼は誰も持っていないよ」

☆「コロちゃんと小学生の習い事」

1.「今どきの小学生は忙しいよ」

コロちゃんは、つい先日に「長男一家様宅」を訪ねました。

それは「なーちゃん(10歳)とたーくん(6歳)」が学校の春休みで自宅に居るので、「ママさん」がお仕事の時間帯の「留守番」をお願いされたのです。

その時に、いろいろ話を聞きましたところ「今どきの小学生は忙しい」と思いましたよ。

とにかく「習い事が多い」のですよ。

コロちゃんが「小学生の父親だった1990年代」は、そんなに「習い事」は多くなかったですよ。

もちろんコロちゃんの時代とは、もう時代が違うのは理解しているつもりですから、今日は「世の中の小学生」がどのくらい「習い事をしているのか?」を調べてみようと思い立ちましたよ。

なお、コロちゃんの「長男一家様」の「なーちゃん(10歳)」と「たーくん(6歳)」が現在取り組んでいる「習い事」は以下の通りです。

◎「なーちゃん(10歳)の習い事」

➀「公文 :火・金曜日」
➁「ピアノ  :火曜日」
③「新体操  :水曜日」
④「スイミング:木曜日」

◎「たーくん(6歳)の習い事」

➀「公文 :火・金曜日」
➁「スイミング:木曜日」

上記の2人の小学生(たーくんは間もなく入学式)の「習い事」を見ると、「なーちゃん(10歳)は4種類」で「たーくん(6歳)は2種類」ですね。

ただ「公文」は、自宅で「タブレット+宿題」の授業となっている様でしたよ。しかし「なーちゃん(10歳)」は間違いなくコロちゃんよりも忙しそうですね。

コロちゃんは、「ほかの小学生はどうなっているのだろうか?」との疑問を持ちましたよ。次に、それを調べてみましょうね。

2.「習い事をしている小学生は8割以上だよ」

最初は「小学生で習い事をしているか」を見てみましょう。以下は「ニフティ株式会社様」の「習い事についての調査」です。

◎「今、習い事している?:小学生」(小数点以下切り捨て)

➀「している :84%」
➁「していない:15%」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000366.000023383.html
(出典:PRTIMS:ニフティ株式会社:ニフティキッズにて習い事についての調査を実施:4月5日利用)

あー、やっぱり「今どきの小学生」は「習い事」を8割が行なっていますね。
( ¯ O¯)アー

こうなると「何も習い事をやっていない小学生」は少数派となりますよ。しかし、みんな「週に何回、あるいは何種類の習い事」をしているんでしょうね。

次に「回数」を見てみましょう。下記ですよ。

◎「いくつ習い事をしている?(習い事をしている人に)」(小数点以下切り捨て)

➀「1つ  :34%」(ボリュームゾーン)
➁「2つ  :28%」
③「3つ  :22%」
④「4つ   : 7%」
⑤「5つ以上:10%」

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000366.000023383.html
(出典:PRTIMS:ニフティ株式会社:ニフティキッズにて習い事についての調査を実施:4月5日利用)

ふーむ、上記を見ると、「ボリュームゾーン」は「➀習い事1つの34%」ですね。
( ̄へ ̄|||) フーム

コロちゃんの「長男一家様宅」の「なーちゃん(10歳)」と同じ「④4つの7%」は一番少ない層でしたよ。

しかし、「⑤5つ以上:10%」が結構多いですね。この「小学生」は、たぶん「平日の放課後」は遊ぶ時間がまったくないでしょうね。

あー、コロちゃんの子ども時代の1960年代と、その後のコロちゃんが父親となった1990年代の価値観では、とても判断できませんよ。
(;゚д゚)..アワワ

まさに「時代が様変わり」していますね。だけど、そうも言っていられませんから、もう少し「今どきの小学生」について深堀してみましょう。

3.「小学生の習い事ランキングを見ておこう」

それでは、次に現在の「小学生の習い事ランキング」を見ておきましょう。

さて「なーちゃん(10歳)とたーくん(6歳)」が現在とり組んでいる「習い事」は入っているかな?

コロちゃんが小学生の「習い事ランキング」を調べてみたら下記でしたよ。

◎「小学生習い事ランキングべスト3:男子」

➀「水泳  :36%」
➁「英会話 :21%」
③「サッカー:20%」

◎「小学生習い事ランキングべスト3:女子」

➀「ピアノ     :30%」
➁「水泳      :27%」
③「学校の予習・復習:21%」

https://benesse.jp/kosodate/202403/20240329-1.html
(出典:ベネッセ教育研究所:ベネッセ教育情報:2024年版小学生に人気の習い事ランキングより:4月6日利用)

ほうほう、やっぱり「女の子はピアノ」がランキング1位ですね。このピアノは「なーちゃん・たーくんのママさん」も子どもの頃にやっていたと言っていましたね。
(  ̄O ̄)ホウホウ

そして「男の子は水泳」がランキング1位です。この「水泳」は「なーちゃん・たーくん」ともに通っていますね。

コロちゃんは、「なーちゃんとたーくん」の2人の小学生が、幼い頃から多くの体験をすることには大賛成ですから、今後も「時間と予算の許す限り」多くの体験をしてもらいたいと願っていますよ。

4.「中学受験の実態を見るよ」

最近「中学受験(※)が過熱している」と聞きますよね。コロちゃんには、もう関係がないことですので、これまではあまり関心を持ちませんでした。

(※中学受験:私立・国立の中学校・公立中高一貫校などの入学試験を受けること)

だけど「長男一家様」とこの「なーちゃん(小学5年)」となると、もう同年代では選択肢と考えている親ごさんもいらっしゃるでしょうから、どうなっているのかを聞いてみましたよ。

「パパさん」の話しでは、「なーちゃん(小学5年)」は、「中学受験は考えていない」と言っていましたね。

だけど、周りの「親御さんの話し」では、だいたい10人に1人ぐらいの割合で「中学受験」を目指している子がいるとも聞いているという事でした。

そこでコロちゃんは、「2024年の首都圏中学受験情報」を探してみましたよ。以下をご覧ください。

◎「中学受験:受験者数と受験率」(1000人未満切り捨て)

➀「首都圏の小学校卒業生数 :28.9万人」

➁「私立・国立中受験者数  :5.2万人」
③「公立一貫校のみの受験者数:0.8万人」
④「上記➁+➂の概数    :6.1万人」(受験者数)

⑤「受験率:21%(4.7人に1人が受験)」

https://www.syutoken-mosi.co.jp/blog/entry/entry004298.php
(出典:首都圏模試センター:受験情報ブログより:4月5日利用)

いやいや、多いですよね。「首都圏※」ではだいたい「5人に1人が中学受験」をしていますよ。
(ノД`)イヤイヤ

(※首都圏:東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県、山梨県の1都7県)

これって「地元の中学校」への進学はしないということですよね。友達がいないで始まる「中学生活」ですよ。

コロちゃんは、ここまで「勉強のみに集中すること」を、「小学生時代」から始めることには、ちょっと抵抗感を持ちますよ。

次に、コロちゃんが読んだ「日経新聞」の「中学受験」についての「論考」をご紹介してみますね。

5.「中高受験はこれで良いのかという専門家もいるよ」

コロちゃんが目を止めたというのは、「日経新聞」の「ー教育のあすーFuture of education」の「学校の『準備教育化』進む」と題した「論考」です。

執筆者は「安田理安田教育研究所代表」ですね。

この論考では、最近の「大都市圏の中学受験の過熱」について、以下のような実態を紹介しています。

「東京都区部では小六のクラスの半数近くが受験し、1月には学校の教室はガラガラになる。『塾の勉強で忙しいが宿題はださないで欲しい』という要望が学校に当たり前のように寄せられる」

「小1から入塾という受験準備の長期化も顕著だ」

コロちゃんは、これを読んで「ここまで来たのか!」とちょっと驚きましたよ。「中学3年生」ならともかくまだ「小学生」ですよ。

この実態に対して、「安田代表」は、「日本の教育が次の段階への準備教育になっている」と懸念を語っているのです。

そして、以下のように「現状のもたらす悪影響」を訴えています。

「思い切り遊ぶ、悩み迷い続ける時間を持つなど、思春期、青春期らしい感受性が育つ、内面に向き合う時間を持たなかったことが欲求不満につながり、心が今ひとつ安定しないこと、さらには非認知能力(※)が育たないことの要因ではないだろうか」

(※非認知能力:知能検査や学力検査では測定できない心や社会性に関係する能力:やる気・忍耐力・協調性・自制心・コミュ力など)

この「安田代表」の経歴を見ると、早稲田大学卒業後に大手出版社で雑誌の編集長を務められていますね。

その後「安田理安田教育研究所」を設立し、「中学受験 わが子をつぶす親、伸ばす親(NHK出版)」などの著作を出版している方ですね。

コロちゃんは、「教育問題」は全く知らないジャンルですが、この「安田代表」は「教育問題の専門家」のようです。

おっと、新聞の「論考」に戻りましょう。
\(-\)(/-)/ ソレハコッチニオイトイテ…

「安田代表」は、上記した「日本の教育が次の段階への準備教育になっている」実状と、「効率化を追求する準備教育」について厳しい意見を突き付けているのです。以下ですよ。

●「真の充実は効率よくからは生まれない」
●「思春期に感受性育たず」

この方は、真っ向から「中学受験の教育実態」を否定していますね。

あ、これはコロちゃんの感想ですからね。この「論考」では、現状への懸念は溢れていますが、直接的な非難は書いていません。

そして、この「中学受験熱の背景」として、「わが子を将来『社会の上層にいさせたい』との思いが原動力となっている」と喝破していますね。

さらに、それだけではなく「90年代以降、非正規雇用の割合が上昇したことから、わが子がそうなることを心配した層も参入したこと」も要因として指摘しています。

ここから「現状の中学受験をどう変えるべきか」と進むのかとコロちゃんは思いましたが、あとは締めの言葉でした。以下でしたよ。

「これからは先の見えない不確実性の時代だ。保護者には先を心配するのではなく、中高生時代に好きなことを見つけ、それにチャレンジするエネルギーを養うことをお願いしたい」

うーむ、「安田代表」は「加熱する中学受験が、教育の観点からすると非認知能力(※)を養う妨げになっている」といっているのですよね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

(※非認知能力:知能検査や学力検査では測定できない心や社会性に関係する能力:やる気・忍耐力・協調性・自制心・コミュ力など)

だったら、もっとハッキリと「中学受験なんて子どもの成長に悪影響があるよ」って、言い切った方がスッキリするようにコロちゃんは感じたんですけど、そこまでは踏み込んでいませんね。

その理由は「新聞論考の字数制限」のためなのか、それともあまりキツイ非難は避けたのか、そこまでは分かりません。

だけど、この「論考」が「中学受験」をネガティブな視線で見ていることは分かりましたよ。

なお、この「日経新聞」の「安田代表の新聞論考」をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

中高受験、見つめて半世紀 学校の「準備教育化」進む - 日本経済新聞
半世紀にわたって教育・受験の変化を見つめてきた安田教育研究所の安田理代表は、小中高校・大学のそれぞれが次の段階への準備教育の色彩を強めていると懸念する。中学・高校受験に関わる仕事を始めてかれこれ50年になる。半世紀を振り返ってベーシックな潮流を3つ、取り上げてみたい。通して思うことは、かつては高校受験が社会的課題だった...

6.「中学受験は都市部に片寄っているよ」

コロちゃんは、1960年代に地方都市で「小学校」を卒業していますけど、そもそも近隣には「私立・国立中学」がありませんでした。

そしてコロちゃんの子どもが「小学校」を卒業した1990年代では、「中学受験」は都市部の「富裕層」が目指すものだったように思われますね。

少なくとも、1990年代のコロちゃんの周囲では「中学受験」の話は聞いたことがありませんでしたね。

コロちゃんがポチポチ調べたところでは、「中学受験の過熱は2000年頃から始まった」と記載しているブログ記事がありました。

その理由として以下をあげていました。

「1990年代に中学校の免許許可をもっているのに中学校を再開しない私学の中学校免許許可を無効にするという政策が進められて、かけこみで2000年前後に中高一貫校が激増した経緯がある」

どうやら、戦前の「旧制中学」は戦後「高等学校」と形を変えたのですが、「私学の旧制中学校」の中に「高等学校」だけ再開して中学部を再開しなかった経営者がいたらしいですね。

その「中学校免許」が無効になりそうになって、2000年前後に慌てて一斉に「私立中学校」を再開したという事情があった模様ですね。

そして「中学受験熱」は、全国的に広がっているわけではないようです。「中学受験が盛んな地域」は、「首都圏と京阪神」の都市部であり、その現状は以下としています。

◎「私立中学:全国781校」

➀「東京都     :187校」
➁「神奈川県    : 63校」
③「埼玉県      :31校」
④「千葉県     : 25校」
⑤「上記1都3県合計:306校」(39%)

➅「大阪府     : 59校」
⑦「兵庫県     : 43校」
⑧「京都府     : 26校」
⑨「上記2府1県合計:128校」(16%)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E5%AD%A6%E5%8F%97%E9%A8%93#%E5%BE%A1%E4%B8%89%E5%AE%B6
(出典:ウィキペディア (Wikipedia): フリー百科事典:中学受験: 最終更新2025年4月5日 (土) 12:24より)

あー、上記の➀~⑤が「東京圏」にある「私立中学」ですね。
( ¯ O¯)アー

「東京圏(1都3県)」で306校と全国の39%が集まっていますね。これが「東京都内の中学受験熱」の背景ですね。以下となっていましたよ。

◎「東京23区内で中学受験が多い区」(小数点以下切り捨て)

➀「文京区:49%」
➁「中央区:43%」
③「港区 :42%」

おー、凄まじいですね。「➀文京区:49%」は、2人に1人しか「地元中学」に進学しないとなっていますよ。
(o゚Д゚)オー

そして➅~⑨は「京阪神」です。この「京阪神(2府1県)」では、128校と全国の16%が集中しています。

また「国立中学※」は、68校が全国に散在していますが、「東京・埼玉・千葉・神奈川の首都圏」には12校」と、やはり「東京都周辺」には数が多いです。

(※国立中学:国立の教育大学や教育学部の付属校として存在しているケースが多い:もともとは教育大学や教育学部の実験校として設置された)

上記のような「私立・国立中学」が設置されている場所の要因により、「都市部」では小学生の半数以上が中学受験をする地域もあれば、また逆に「ほぼ皆無の地域」もあるとされていますね。

何か、これを読んだコロちゃんは、「教育があまねく公平じゃないじゃん!」と感じましたけれど、皆さんはどうお考えになりますか?

7.「未来を見通す眼は誰も持っていないよ」

今日のテーマは「小学生の習い事を考える」です。

ちょっと上記では、そこから外れて「中学受験」を見てみましたけれど、これも「今の小学生の周辺事情」ということでご容赦くださいね。
\(-\)(/-)/ ソレハコッチニオイトイテ…

コロちゃんは「小学生の習い事」に対しては、むしろポジティブに考えていますよ。

だって、「小学生」が「自己努力・自己責任」で数多くのスキルを身に付けることなど、出来るはずがありませんからね。

だから「時間とお金」が許す限りは、一通りは試してみてそれぞれが「自分は何に興味をもてるのか」「何が楽しいのか」と知ることができるチャンスだと思うのですよ。

しかし、これと「中学受験」は全く「質が違う問題」と思うのですよ。これについてのコロちゃんの考えを書いてみますね。

上記でも「安田代表」が、「中学受験」を「わが子を将来『社会の上層にいさせたい』との思いが原動力となっている」と書かれていましたね。

だけど、2024年の「首都圏の中学受験者数」を見ても、「小6の4.7人に1人」も受験しているんですよ。

その全員が「社会の上層」に上がるなんて数的に不可能でしょう。

コロちゃんは「親心」は分かりますが、それより「小学生」の時から「中学受験の勉強のみ」の放課後をすごした子どもたちの「成長機会」を奪うことになりはしないかと懸念しますね。

上記の「新聞論考」で「安田代表」が、主張していたことをもう一度書きますね。

「思い切り遊ぶ、悩み迷い続ける時間を持つなど、思春期、青春期らしい感受性が育つ、内面に向き合う時間を持たなかったことが欲求不満につながり、心が今ひとつ安定しないこと、さらには非認知能力(※)が育たないことの要因ではないだろうか」

(※非認知能力:知能検査や学力検査では測定できない心や社会性に関係する能力:やる気・忍耐力・協調性・自制心・コミュ力など)

うんうん、コロちゃんも同意しますよ。
(*。_。)⁾⁾ゥンゥン

誰だって子どもが将来何をしたいのかはわからないのですから、小学生には出来るだけ多様な経験をさせてやるべきだと、コロちゃんは考えますよ。

だって「未来を見通る眼」は、誰も持っていないんですからね。

そりゃ「勉強・学習」は大切ですよ。だけど、それ以外の全てを犠牲にしたらかえって「子どもの将来の選択肢を狭めること」になりはしないかとコロちゃんは危惧しますよ。

8.「コロちゃんと小学生の習い事」

今日は「小学生の習い事」について書きましたが、最後の「コロちゃん話」は、かつてコロちゃんが小学生だった時の「黒歴史」を自白してみますね。

それはコロちゃんが「小学生低学年」だった頃のことでした。だから1960年前後の頃ですね。皆さんは「ALWAYS 三丁目の夕日※」という映画を見たことがありますか?

(※ALWAYS 三丁目の夕日:2005年:原作:西岸良平:主演:吉岡秀隆:配給:東宝)

この「映画」の描く社会は、1958年の東京の「夕日町三丁目」でした。コロちゃんは、その時代に「東北のある田舎町」に住んでいたのです。

その「小学生コロちゃん」が、裏手のちょっと先にあった家で、今で言えば「学習塾?」というよりも「ボランティアで子どもたちに教える青年」がいたのです。

確か学習内容は「プリント教材」を渡して、子どもたちに回答を書かせて、ちょっとしたアドバイスをするような簡単な内容だったように記憶していますね。

集う子どもたちは、全員が「小学生低学年の男の子」でした。

そこにコロちゃんは、通い始めていたのですが、そこの子どもたちと毎回ケンカになって大騒ぎとなり、2回目で「出入り禁止」となってしまいました。

今でこそ「おとなしいコロちゃん?」ですが、当時の「小学生コロちゃんはやんちゃ」だったのですね。

「塾をクビになった」のですよ。

今思うに、周りの子どもたちは、当時のコロちゃんの「ガキ大将グループ:ケンちゃん一味」とは別グループだったのがケンカの原因だったように思われますね。

さて、それから30年が過ぎて、1990年代のコロちゃんの子どもが小学生の時代のことです。

コロちゃんの近隣に自宅で「公文教室」を開いている女性がいました。

コロちゃんの小学生の次男は、そこの「公文教室」に通っていたのですが、そこで悪ガキ仲間と大騒ぎとなり親のコロちゃんが呼び出されたのです。

そこで「公文塾の先生」がおっしゃるには、「私では力足らずで、あのお子さんは教えられません」と「公文教室」を断られてしまったのですよ。

コロちゃんは、うちの「優秀な次男」を教えれらないとは、何て無能な教師だとムカッとしましたが、おとなしく頭を下げて「ハイ、わかりました」と言いましたよ。
( ◍´罒`◍)ゞエヘヘポリポリ

コロちゃんは、「悪ガキ仲間2人がそろったのが悪かった」と思いましたが、同時に「自分も小学生時代に塾をクビになったことがあったな」と、すっかり忘れていた昔の記憶がよみがえりましたよ。

あー、「親子そろって塾をクビだよ」。
( ¯ O¯)アー

皆さん、「小学生」は元気な方が良いですよ。ただし「塾をクビにならない程度にしましょう」というのが、今日の「教訓」ですよ。チャンチャン。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

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