おはようございます。今朝のコロちゃんは、いつものようにワンコとの散歩を、まだ真っ暗な中歩いてきましたよ。時間は朝の5時台ですよ。
帰宅後に、今朝の日の出の時間を「Amazon・エコー」に聞いてみると「午前6時53分です」との回答でした。
1月半ばの現在では、日の出はまだ7時前なんですね。これでは、コロちゃんの散歩時間が真っ暗なのは当たり前ですね。
今朝の散歩で歩いていると、途中で前から歩いて来る人がいました。コロちゃんの知り合いのバアサンですよ。このバアサンも、毎日5時台に歩いているんですよ。
このバアサンは、歩き方に特徴があり、いつも両手を大きく振って歩いるんですよ。だから、今朝真っ暗な中を前から歩いて来ても、直ぐにあのバアサンだとわかりましたよ。
コロちゃんが散歩する時間は、起きる時間次第でバラバラですから、このバアサンと出会う事は月に2~3回なのですが、いつも元気よく「オハヨー、寒いねー」と挨拶していますよ。
今日のコロちゃんは、「高校無償化(所得制限なし)を支持します」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「高校無償化(所得制限なし)が進むのかな?と、有識者たちは全部疑問の声ばかりだよ」
☆「高校教育費の家計負担の国際比較を見ると、高校授業料の無償化は鳩山政権の遺産だよ」
☆「高校中退者はどのくらいいるのかな?と、コロちゃんの高校無償化(所得制限なし)への知恵」
☆「コロちゃんと高校生の子どもたち」
1.「高校無償化(所得制限なし)が進むのかな?」
コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながらバサバサ新聞を読んでいると「高校無償化、期待と疑問」との見出しが目に入りました。
コロちゃんは、「教育無償化」に興味もありますし、また「バラマキ政策」にも批判があります。
この二つは矛盾する考え方ですから、その辺を整理しながらこの「高校無償化」を考えてみたいと思いましたね。
この新聞報道によりますと、「自民・公明党」と「日本維新の会」は、「高校教育無償化」について2月中旬をめどに一定の結論を出すと報じています。
この「新聞報道」によると、現行の制度は以下のようになっています。
◎「高校無償化:現行制度」
➀「年収590万円未満世帯」
・「公立校授業料:年11万8800円支給」
・「私立校授業料:年39万6000円支給」
➁「年収590~910万円未満世帯」
・「公立校授業料:年11万8800円支給」
・「私立校授業料:年11万8800円支給」
➂「年収910万円以上世帯」
・「支給なし」
➃「東京都」
・「都内私立校:年約48万円が上限:所得制限なし」
➄「大阪府」
・「段階的に助成を拡大し完全無償化を目指す」
うーむ、今回「日本維新の会」が求めている「所得制限なしの高校無償化」には、約6000億円の予算措置が必要とも報じられていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
「維新」は「予備費から捻出せよ」と言っているようですけれど、これにはコロちゃんも疑問だと思いましたよ。
だって「予備費」って、「災害などの緊急の出費」のためのものですからね。
「所得制限なしの高校無償化」は、まさか「1年限り」にはならんでしょう。1度決めたら、その後ずっとやらなきゃならなくなりますよね。
だったら「正規の予算措置」をしないとダメでしょう。
さて次に、この「高校授業料無償化」に、「日経新聞」はどのような問題点があると考えているのかを見ておきましょう。
2.「有識者たちは全部疑問の声ばかりだよ」
コロちゃんは、もう70代のおじいちゃんですから「高校生の子ども」は居ません。だから「高校無償化」についての知識は全くありませんでした。
そこでポチポチ調べてみると、上記の「➃東京都:都内私立校:年約48万円が上限:所得制限なし」の金額は、「東京都内私立校の平均授業料」なんですね。
さすが「東京都」ですね。日本で一番裕福な都市ですから、今回の国の「高校無償化:年39万6000円」を上回る「年約48万円」を既に実施しています。
「新聞報道」に戻ると、次のような「問題点」を有識者の意見として記載しています。
➀「一律の高校無償化へ財源を恒久的に投じることが、日本の人材育成や経済成長に有効かどうか?」
➁「一律に支援すると競争が生まれない。競争が生まれないところに経済成長はない」
➂「所得制限の撤廃により高所得層は塾代を増やす可能性が高い」
➃「既に無償化されている世帯が多いだけに、助成を全体に広げても学力にはほとんど影響がない」
最後の「➃既に無償化されている世帯が多い」との指摘は、記事の中でも「現行制度の対象となっていない高校生は全体の約27%(文部科学省2023年度実績ベース)」と書いています。
コロちゃんはまったく知りませんでしたが、どうやらすでに「現在の高校生の7割以上が現行制度の高校授業料無償化」の対象となっているようですね。
ただコロちゃんは、この「有識者の意見」を読んで、皆それぞれの「専門家」ですが、そろって「疑問の声」ばかりが並んでいることに、ちょっと違和感を持ちましたね。
普通「新聞記事」の「有識者の意見」は、「賛否両論併記」の場合がほとんどなのですが、この記事では「専門家の意見」は全て「懸念・反論」となっています。
唯一の「期待」の記載は、記者の「家庭の経済状況のために私立高校を選べなかった生徒にとっては進学先の選択肢が広がる効果が見込める」との維新の政策の紹介だけでしたね。
この記事の見出しは「高校無償化、期待と疑問」でしたし、サブの見出しも「進路選択/機会均等進む」と「経済成長/効果見通せず」との併記(※)でした。
(※電子版の見出しでは「経済成長への効果見通せず」のみ記載)
この書き方を見て、どうやら「新聞社(記者)」は今回の「教育無償化政策」には後ろ向きな姿勢の様だとコロちゃんは思いましたよ。
なお、この「高校無償化、期待と疑問」の新聞記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。
3.「高校教育費の家計負担の国際比較を見る」
上記の新聞記事を読んでのコロちゃんの考えを書く前に、「高校教育無償化」の世界との比較を見ておきましょう。
コロちゃんは、意外だったのですが、今では「日本の高校教育費(中等教育費)の家計の負担」は、OECD諸国と比べても、決して低いものではなくなっているようです。
下記に「家計負担率の推移」を書き出しますね。
◎「高校教育費の家計負担の推移」(100%=政府・家計・民間の教育機関支出)
➀「2005年:7.6%」
➁「2011年:5.1%」
➂「2016年:5.6%」(OECD平均:8%)
https://www.ipss.go.jp/syoushika/bunken/data/pdf/sh20120104.pdf
(出典:国立社会保障・人口問題研究所:国際比較からみた日本の教育費より:1月14日利用)
上記のように「高校教育費の家計負担率」は、「➂2016年:5.6%」と同年の「OECD平均:8%」よりも低くなっています。
また上記の「➀2005年:7.6%」から「➁2011年:5.1%」と、2.5㌽急減した理由は、2010年から「高校授業料無償化」が始まった影響としています。
それを考えると、上記の新聞記事の「高校無償化(所得制限なし)」が進めば、「高校教育費の家計負担率」はさらに下がると思われますね。
そして、上記の「➁2011年:5.1%」から「➂2016年:5.6%」と0.5㌽上昇した理由は、どうやら「授業料値上げや学校納入金の増額」のためらしいですね。
「政府から家庭へ」の給付金が増えると、その足元を見たように「学校側が授業料値上げ」をするとはコロちゃんはムカッとしましたよ。
4.「高校授業料の無償化は鳩山政権の遺産だよ」
この「2010年から高校授業料無償化が始まった」ことを書いていて、コロちゃんは思い出したことがあります。
この「2010年高校授業料無償化」は、当時の「民主党の鳩山総理の看板政策」だったのですよね。確か「平成22年(2010年)に高校無償化の法案」が国会で可決されていますね。
今から振り返れば、自民党から政権を奪った「民主党」の数少ない「遺産」ですね。だけど、その後の「自民党政権」も「高校無償化」は継続しています。
そして、今回の「高校授業料(所得制限なし)」への動きを見ていると、「時代が要請する政策」は「保守政党」ですら実行せざるを得ない時代となっていると思いましたよ。
5.「高校中退者はどのくらいいるのかな」
コロちゃんは、自分が「社会的弱者」だったと思っていますから、上記の「高校授業料無償化(所得制限なし)」を聞くと、直ぐに「経済的理由で高校を中退する生徒」のことを考えるのです。
だって、上記の「公立校授業料:年11.8万円」や「私立校授業料:年39.6万円」以外にも、学校生活には「設備費や保健衛生費、入学金、受験料、修学旅行費用など」も掛かりますよね。
それ以外にも「塾の費用」などが発生する場合もありますよ。子どもが2人いる場合だと、たちまち2倍になりますから、コロちゃんは「経済的背景」をいつも重視しているのですよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「文部科学省 高等学校における中途退学の状況について」より
https://www.mext.go.jp/content/20231004-mxt_jidou01-100002753_2.pdf
出典:文部科学省:児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要より:1月14日利用)
上記のグラフは、「文部科学省」が発表している2014~2022年の「高等学校中途退学者の推移」です。過去4年間の「高校中途退学者数」を下に書き出しますね。
◎「高校中途退学者数の推移」(100人以下切り捨て)
➀「2019年:4.2万人」
➁「2020年:3.4万人」
➂「2021年:3.8万人」
➃「2022年:4.3万人」
だいたい「全国の高校中退者」の数は、4万人前後ですね。このグラフには、「事由別中途退学者数」の記載も添付されています。
「令和4年(2022年)」の分を、下に書き出しますね。
◎「事由別中途退学者数」(100人未満切り捨て)
➀「学業不振 :2600人」
➁「学校生活不適応:1万4200人」
➂「進路変更 :1万9000人」
➃「病気・ケガ・死亡 :2100人」
➄「経済的理由 :617人」
➅「家庭の事情 :1400人」
➆「問題行動等 :1100人」
https://www.mext.go.jp/content/20231004-mxt_jidou01-100002753_2.pdf
(出典:文部科学省:児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果の概要より:1月14日利用)
上記を見ると、毎年全国で「4万人ほどいる高校中退者」の中で、一番多いのは「➂進路変更:1万9000人」です。
コロちゃんが注目していた「経済的理由での中退」は「617名」でした。過去数年間を遡っても「毎年500~600人」と決して数は多くはないですね。
だけどコロちゃんは、「➄経済的理由:617人」+「➅家庭の事情:1400人」などの「高校退学者」は、一人でも減らすことが望ましいと考えていますよ。
6.「コロちゃんの高校無償化(所得制限なし)への知恵」
上記で、ざっと「高校無償化」の現状と動きを見てきました。ここでコロちゃんの考えを書きたいと思いますね。
小見出しは、ちょっと偉そうに「コロちゃんの知恵」としてみました。
コロちゃんは、この「教育無償化(所得制限なし)」を聞いて、以下の3点を考えましたよ。
➀「子どもは社会で育てようよ」
コロちゃんは、いろいろ知見を見ている内に、世界には「教育費の負担」を巡って3つの傾向があると知りました。
それは以下の3つです。
◎「教育費負担のあり方を巡る世界の国のあり方」
➀「教育費は、公的負担」
➁「教育費は、親の負担」
➂「教育費は、個人の負担」
まず、最初の「➀教育費は公的負担」は、「教育は社会が行なうとの教育観」が背景にありますね。北欧諸国やフランス・ドイツで見られます。学費は、無料ないし極めて低額です。
次は「➁教育費は親の負担」は、「教育は親の責任の教育観」が背景にあり、日本・中国・韓国・台湾はこれですね。コロちゃんは「儒教文化」の影響が社会の底流にあると考えていますよ。
最後は「➂教育費は個人の負担」は、アメリカ・イギリスの「アングロサクソン諸国」です。「教育は個人のものとの教育観」が背景にありますね。
ただ、上記は大雑把な分類であって、現実には「アメリカ」でも親が相当学費を負担していると聞きます。
またフランスでも、近年は「授業料を2倍に値上げ」するなど、急速に「個人負担に移行しているとも読んだことがありますよ。
そのように世界でも「変化しつつある教育費」の負担を、日本は今までは「親が負担する」との観念が強かったですが、今後どのようにすべきでしょうか?
コロちゃんの結論はハッキリしていますよ。今後の日本では「教育費負担」は全て「国が負担する」です。「子どもは社会で育てる」が良いですよね。
その理由も簡単です。現在の日本では「親が子どもの教育費負担に耐えるだけの所得が得られない」からです。
子どもが「高校生」の親の年代は、40代~50代だと思われます。その年代の平均所得は以下となっています。
◎「高校生の親年代の平均所得」
➀「40代:552万円(月46万円)」
➁「50代:589万円(月49万円)」
(出典:厚生労働省:令和4年賃金構造基本統計調査より)
上記の数値は「平均値」です。「中央値」だと更に下がります。以下ですね。
◎「40代:所得中央値」
➀「男性:500万円(月41万円)」
➁「女性:350万円(月29万円)」
◎「50代:所得中央値」
➀「男性:550万円(月45万円)」
➁「女性:370万円(月30万円)」
ざっと上記の「経済状況」で、現在の40代・50代の方々は生活をしているのです。
その中には「住宅ローン」を借りている方も多いでしょうし、老後の蓄えも考えている方も多いでしょう。
そして、これらの「所得」は30年前から上がるどころが逆に下がっていることもあるのですから、とても「教育費負担」にまでは手が回りません。
だからコロちゃんは、今後の「日本社会は子どもは社会で育てる」との観念に変るべきだと思っていますよ。
➁「みんなが負担し、みんなで利益を得ようよ」
「所得制限のない教育費無償化」に対しては、「バラマキだ」とか「富裕層優遇だ」とか「格差の拡大につながる」とかの批判があります。
だけどコロちゃんは、この考え方には同意しません。
確かに、一つ一つを独立してみれば、それなりの「正しい理屈」はあります。
しかし、コロちゃんは「所得制限のない教育費無償化」には、それらを上回る「大きな利益」があると考えているのです。
それは「高・中所得層の賛成」です。これまでの「貧困層への給付」には、その「給付を受けない全ての階層の反対と憎悪」が付きまとっています。
確かに「高所得層の負担を増やし」て、それを「財源」として「貧困層へ給付する」ことは、「経済学的には正しい政策」となるのでしょう。
しかし「日本は民主主義国家」です。上記の「富裕層から貧困層への所得移転」は、「貧困層」以外の全ての階層の方が反対するでしょう。
たとえ「反対」にまで進まなくとも、「社会に不満」があふれるでしょう。なんと言っても「日本の最大の多数派は中所得層」なのですよ。
だからコロちゃんは、「財源」を明確にしたうえで、「全ての国民を対象に教育サービスの給付(所得制限なし)」を行なうことが良いと考えています。
対象が「全ての国民」ですから、「高・中所得層」も反対はしないでしょう。
それに「親ごさん」に「現金給付」をするのではなく、「教育費負担は国家が行なう」として「学校予算」に直接「国家予算」をつぎ込むことにすればよいのです。
そうすれば、「現金バラマキ」ではなく「教育サービスの無償提供」となります。それに「膨大な事務経費」も節減できます。
この「全ての国民に教育サービスを無償提供する」と言うのが肝ですよね。これなら「富裕層」や「中間層」の方々も賛成してくださると思いますよ。
何と言っても「日本は民主主義国家」なのですからね。賛成してくださる方たちが「多数派」となるような「政策」であることが「最低必要条件」なのですよ。
➂「財源はみんなで負担だよ、すべての徴税項目を対象としようよ」
残るのは「財源の問題」ですね。コロちゃんは、「みんなでサービスを受けて、みんなで負担する」のが筋だと考えていますから、その「財源」もみんなで負担すれば良いと考えます。
だから「基幹税」である「消費税・法人税・所得税」、また「金融所得税・相続税など」全ての徴税項目から、少しずつ増やして「財源を調達する」のが良いと思いますよ。
例外は一つもつくらないのが良いですね。もちろん、その配分については「税金の専門家」である「財務省の頭の良い官僚さん」に知恵を絞ってもらいましょうね。
このようにコロちゃんは「増税論者」なのですよ。
いまある政党は、どこも「増税反対」と言っていますから、残念ながらコロちゃんの支持政党はありません。
だけど、どっかの政党が上記のコロちゃんのプランを言い出してくれるといいなー、とコロちゃんは思っていますよ。
(´罒*)いー(*´□
)なー
7.「コロちゃんと高校生の子どもたち」
コロちゃんの子どもたちが「高校生」だったのは、もう20年以上前の2000年前後でした。その頃の、コロちゃんの「高校生の子どもたち」との記憶と言うと、驚くほど少ないのです。
それはコロちゃんが、15~18歳になったらもう「自立への準備期間だ」と考えていたことによりますね。
コロちゃんは自身が20歳になる前には、もう「独立・自立」していましたから、子どもたちも「そうあるべきだ」と考えていたのです。
簡単に言えば「放任主義」に近いですね。ただし、何か「自身で解決できない事」や「社会的な問題となった時」には、親として出ていく姿勢でしたよ。
今コロちゃんが思い出したのは、「長男」が16歳になった時の「オートバイ免許」をめぐる出来事ですね。
当時の高校では、「オートバイ免許」に対して「三ない運動」を行なっていました。
この「三ない運動」とは、1982年に「全国高等学校PTA連合会」が始めた「バイクの免許を取らない・バイクに乗らない・バイクを買わない」運動です。
そしてさらには「親は子供の要求に負けない」を加えた「四ない運動」などが行なわれていました。
そのような背景の下で、コロちゃんの「長男(高校生)」が「オートバイの免許が取りたい」と言い出してきたのです。
コロちゃんは、1970年代の頃に「オートバイ」が趣味で、関東近県のあちこちを愛車(オートバイ)でツーリングに行っていました。
今は亡き妻と一緒に、北海道を「バイクツーリング」で回ったこともありましたね。
そのような経歴を持つコロちゃんにとって、「バイク免許を取らない運動」などは全く理解が出来ません。
しかし「高校」は「指導で禁止」しています。免許取得が判明したら、「戒告・謹慎・停学・退学の4段階の懲戒処分」がありました。
コロちゃんは、当時普段から「三ない運動」はおかしいと思っていたのです。
あとは「高校の指導を認めるかどうか」ですが、「誤った指導」には反対することも意味があると考えました。
そこでコロちゃんは、「高校生の長男」とじっくりと話し合い、「免許取得」を許可し「免許取得費用」も出しました。
しかし、地元の「自動車学校」は高校教師が監視しています。
それで長男は、学校にバレないようにわざわざ隣町の「自動車教習所」まで出かけて「自動二輪免許」を取得してきましたよ。
コロちゃんは、「免許取得」がばれた時に、キチンと「おかしい」と声を上げることには、長い人生の中ではそちらの方が意味があると考えていたのです。
もちろん、その時にはコロちゃんが前面に出る覚悟を固めた上でのアドバイスでした。
その後の「三ない運動」は、その「事故予防効果」が疑われるようになりました。一言で言うと、高校卒業後のバイク死亡事故が多発したようですね。
それで在学中の「安全運転指導」に切り替えたとされていますね。その結果1990年代には全国で「三ない運動」は順次廃止されていきました。
「誤った指導方針」や「効果がない指導方針」は、その後必ず変わるのですよ。コロちゃんは、そんな目で当時の「三ない運動」を見ていましたよ。
そのすべての経過を見ていたコロちゃんの次男は、よりマイルドで頭の良い対応をしましたね。次男が「自動二輪免許」を取得したのは「高校」を卒業した後だったように記憶していますよ。
「長男」よりも2歳年下の「次男」は、同じような道を歩くにしても、先達が苦労した様子を見てきていますので、その分賢い対応をすることが出来たと、今コロちゃんは振り返って思っていますよ。
このようにコロちゃんの子どもたちは、「自身で解決できない事」や「社会的な問題」は、上記のエピソードぐらいで、その後順次「自立・独立」していきました。
今から振り返ると、2人の子どもたちはともに比較的順調に「青春時代」をすごしたと思っていますよ。
現在も多くの「高校生」の子どもの親御さんが、「教育費の捻出」等で頭を痛めておられるかと思いますが、今日のコロちゃんの知見と体験が少しでもお役に立てれば嬉しいですよ。
今日は「高校無償化(所得制限なし)」を題材に、その周辺事情とコロちゃんの考えを少し突っ込んで書いてみました。
最後の「コロちゃんとオートバイの三ない運動」は、おまけですが「こんな時代もあった」と気楽に読み流していただければと思って書きましたよ。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
コメント