おはようございます。昨日にコロちゃんは、また失敗をしてしまいました。
いやいや、大した失敗ではないですよ。ホンの「小さな失敗」ですよ。
それは、昨日の午前9時にコロちゃんは、いつもの「スーパーマーケット」にお買い物に出かけたのですよ。
そこで「バスケット」に、牛乳や納豆などを入れて、レジで支払いを終えてから、持参のトートバッグに商品を入れた・・・つもりだったのですが・・・。
帰宅して、購入した商品を冷蔵庫に一つ一つ入れていったら、・・・あれ? 「ベビーチーズ」が1個足りないよね?
(。・_・?)アレレ?
コロちゃんは、いつもこの「ベビーチーズ」を「野菜サラダ」に入れて食べているのですよ。毎回3個購入しているのですが、帰宅時には・・・2個しかないね?
これは、まさか「神隠し?」・・・ではありません。
( ゚д゚)マサカ!
コロちゃんが、スーパーの「バスケット」からトートバッグに商品を入れた時に忘れてしまったのですよ。
コロちゃんは、慌てて「スーパー」に☎しましたよ。
電話に出た「スーパーのお姉さん」は、「・・・忘れ物で届いていますよ。レシートをお持ちくださいね」。
あー良かった。コロちゃんは慌てて「スーパー」に受け取りに行きましたよ。
どうもこんなことが、最近ちょくちょくあるような気がするなー? いやいや気のせいだと言うことにしたコロちゃんでしたよ。
今日は「あなたは転職を考えますか?」をカキコキしますね。
0.「今日の記事のポイント」
コロちゃん
今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。
☆「同僚の退職・産休の8割が欠員補充がないんだってと、転職者数は300万人(5%)だよ」
☆「転職後に給料が上がったのは4割だけど、下がったも3割だよと、転職すると退職金が減るよ」
☆「コロちゃんと転職と、人生には無駄な知識と経験はありません」
1.「同僚の退職・産休の8割が欠員補充がないんだって」
コロちゃんは、すでにお仕事は「リタイア」していますから「転職や退職」とは関係は全くないのですが、現在の社会の変化には興味がありますので、あちこちアンテナを伸ばしています。
今日は「パーソル研究所」が、「同僚の退職・産休の8割が欠員補充がない」との調査結果を発表したと聞いて、さっそく覗いてみることにしましたよ。
この「調査は半年以内に退職や中長期の休業を取得した前任者、後任者、上司」からの回答としています。
下記をご覧ください。
◎「欠員補充の状況」(小数点以下切り捨て)
➀「欠員補充なし:47%」
➁「募集中 :29%」
➂「充足した :22%」(離脱前~1ヵ月以上後合計)
https://rc.persol-group.co.jp/thinktank/assets/offboarding.pdf
(出典:パーソル研究所:オフボーディング/欠員発生時の組織的取組/に関する定量調査より:12月15日利用)
ふーむ、コロちゃんは「オフボーディング」って言葉を初めて知りましたよ。
( ̄へ ̄|||)フーム
この言葉は「退職の意思表明から最終出勤日までの間に行われる手続きやコミュニケーション」をいうそうですね。
そして「円満に退職できるように退職者と良好な関係性を築くこと」とされていますね。
コロちゃんの時代と言うか「昭和時代」は、ほとんど「終身雇用」の観念が労使ともに共通でしたから、ほとんどの方が「定年で退職」していましたね。
そもそも「転職」って「例外的事例」のように思われていましたよ。だから「転職・産休の後補充の問題」も表面には出ていませんでしたね。
ただ、現在では上記の調査を見ると「退職・産休」に対して「➀欠員補充なし:47%」+「➁募集中:29%」=76%もありますよ。
これでは、この調査で「バーンアウト(燃え尽き症候群)」のリスクを調べているのも無理はありませんね。
コロちゃんは、企業の「退職後の対応」に興味はありません。だから、このような状況だと言うことだけ覚えておきましょう。
コロちゃんは「働く人の立場」にしか共鳴していませんから、次に「どのくらいの人数が転職しているのか?」を見てみましょう。
2.「転職者数は300万人(5%)だよ」
コロちゃんの「転職経験」は後で書きますが、コロちゃんがポチポチ調べたところ、現在の「転職」の人数は思ったよりも少ないですね。
コロちゃんは、「岸田前総理」の時に「雇用の流動化」や「生産性の高い分野への人材の移転」などが言われていましたから、てっきり「転職者数が増えている」と思っていたのですよ。
それがちょっと違っていましたよ。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「総務省統計局 転職者、転職希望者」より
https://www.stat.go.jp/info/kenkyu/roudou/r5/pdf/21siryou4.pdf
出典:総務省統計局 直近の転職者及び転職等希望者の動向についてより(12月15日利用)
上記のグラフは、「総務省統計局」が発表した2013~2023年の「転職者、転職希望者の推移」です。下に書き出しますね。
◎「転職者数」(少数点以下切り捨て)
➀「2019年:366万人」(5%)
➁「2020年:327万人」(4%)
➂「2021年:287万人」(4%)岸田総理就任
④「2022年:313万人」(4%)
⑤「2023年:325万人」(4%)
◎「転職希望者数」
➀「2019年: 844万人」(12%)
➁「2020年: 839万人」(12%)
➂「2021年: 890万人」(13%)岸田総理就任
④「2022年: 950万人」(14%)
⑤「2023年:1035万人」(15%)
https://www.stat.go.jp/info/kenkyu/roudou/r5/pdf/21siryou4.pdf
うーむ、上記を見ると「転職者数」は、だいたい4~5%ですから「20人に1人程度」ですね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
人数は増えてきていますが、「転職率」は変わっていませんから、これは「女性と高齢者の就労人口が増えた」影響でしょう。
そして「転職希望者数」は、2021年の「岸田総理就任後」に増えてきていますね。昨年2023年には15%と、「6人に1人は転職希望を持っている」となりました。
まあ「20人に1人の転職率」と「6人に1人の転職希望率」を見ると、コロちゃんには「雇用の流動化」が進んでいるとは思えませんね。
これを見ると「雇用の流動化」は「道半ば」と言うところのなのでしょう。
コロちゃんは、この「道半ば」という言い方は好きじゃないんですよね。この「道半ば」と言うだけで、いつまでも「目標を達成できないこと」の言い訳になりますからね。
本来ならば「キチンと期限を設定」して、「目標が達成できない時」には「目標設定が間違っていた」と認識するべきだと思うのですよ。
それを「道半ば」と言って「責任を逃れること」はコロちゃんはキライですよ。
次に「転職後」の「給料」を見ておきましょう。これは興味がある方も多いと思われますね。
3.「転職後に給料が上がったのは4割だけど、下がったも3割だよ」
「転職なさる方」は、やはり「給料が上がること」を一番に考えると思われますが、その結果はどうでしょうか?
下記の表をご覧ください。内容は下に書き出しますね
「厚生労働省 転職入職者の賃金変動状況割合」より
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-2/dl/gaikyou.pdf
出典:厚生労働省:令和5年雇用動向調査結果の概況より(12月15日利用)
上記の表は、「厚生労働省」が発表した「令和5年(2023年)」の「転職者の賃金変動状況」です。下に書き出しますね。
◎「転職者の賃金変動状況」(小数点以下切り捨て)
➀「19歳以下 :増加44%:減少:20%」
➁「20~24歳:増加52%:減少:20%」
③「25~29歳:増加44%:減少:22%」
➃「30~34歳:増加44%:減少:29%」
⑤「35~39歳:増加38%:減少:29%」
⑥「40~44歳:増加41%:減少:29%」
⑦「45~49歳:増加37%:減少:30%」
⑧「50~54歳:増加34%:減少:34%」
⑨「55~59歳:増加27%:減少:34%」
⑩「60~64歳:増加11%:減少:63%」
⑪「65歳以上 :増加20%:減少:52%」
⑫「計:増加37%:減少:32%」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/koyou/doukou/24-2/dl/gaikyou.pdf
(出典:厚生労働省:令和5年雇用動向調査結果の概況より:12月15日利用)
うーむ、これは「転職して給料が増えた」が全年代で37%だけど、年齢が高くなるほど「給料は減った」が増えていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム
コロちゃんは、上記を見て「転職するなら若いうちに」と思いましたよ。ただ、それでも「給料が減った」が2~3割はいますけどね。
そして「60代の転職(減少63%)」は止めた方が良いって言っても、これは「定年」でやむを得ず転職するのでしょうから仕方がないですね。
だけど「⑧50~54歳:増加34%:減少:34%」ですよ。本来ならば、一番「給料が高い世代」のはずなのに、あまりいい思いをしていませんね。
この50代の方たちは、20代の頃は「安い給料」で働いて来て、やっと50代になって成果を刈り取ろうとしている世代ですよ。日本の「企業社会」は50代に冷たいですね。
この数字を見ると「リスキリングでスキルを上げて高い給料の会社に転職しよう」との考えは、必ずしも実現していないと、コロちゃんは見ましたよ。
だって全年代を見ると、「給料が上がったが4割で下がったが3割」ですからね。
4.「転職すると退職金が減るよ?」
次に「退職金」を見てみましょう。よく「転職すると退職金が減る」と聞きますよね。
「日本企業」の「退職金」は、勤続年数が長いほど有利となるように設計されているために、転職によって勤続年数が短くなると、受け取る「退職金」も減少します。
そこで「転職を経験せず、同一企業に勤続して定年退職したときに受け取る退職金」と、「一度だけ転職を経験してその後定年退職した場合の退職金」の比較した調査を見つけました。
下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。
「独立行政法人 労働政策研修・研究機構 転職による退職金減少率(2019年)」より
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2022/documents/useful2022_17_p263-276.pdf
(出典:独立行政法人:労働政策研究研修機構:労働移動に伴う賃金・所得変動:ユースフル労働統計 2022より(12月15日利用)
上記のグラフは、「独立行政法人:労働政策研究・研修機構」が発表した2019年の「転職による退職金減少率」です。
このグラフの本文には、詳細な「退職金減少率」が記載されていますので、下に書き出しますね。上から順に「大学卒・高校卒:高卒以上の生産労働者」の順になります。
◎「大学卒:転職による退職金減少率(管理・事務・技術労働者、総合職相当)」(小数点以下切り捨て)
➀「25歳: -7%」
➁「30歳:-26%」
➂「35歳:-40%」
④「40歳:-47%」(最大)
⑤「45歳:-48%」
⑥「50歳:ー39%」
⑦「55歳:-23%」
◎「高校卒:転職による退職金減少率(管理・事務・技術労働者、総合職相当)」(小数点以下切り捨て)
➀「25歳:-17%」
➁「30歳:-30%」
➂「35歳:-37%」
④「40歳:-43%」(最大)
⑤「45歳:-38%」
⑥「50歳:ー30%」
⑦「55歳:-17%」
◎「高卒以上の生産労働者:転職による退職金減少率(生産労働者)」(小数点以下切り捨て)
➀「25歳:-22%」
➁「30歳:-38%」
➂「35歳:-47%」
④「40歳:-52%」(最大)
⑤「45歳:-47%」
⑥「50歳:ー36%」
⑦「55歳:-19%」
https://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2022/documents/useful2022_17_p263-276.pdf
(出典:独立行政法人:労働政策研究研修機構:労働移動に伴う賃金・所得変動:ユースフル労働統計 2022より:12月15日利用)
まあ、もっともな話なんですが、転職すると全員が「退職金」は減りますよ。ただ、その内でも「40歳の減少率」が最大となっています。以下ですね。
◎「大卒ー40%。高卒:ー43%。生産労働者ー52%」
これを見ると、「転職をするならば若いうち」か、それとも逆に「高齢になってから」の方が退職金の減り具合は少ないとなりますね。
ただ、これは上記で書いているように、「転職を経験せず、同一企業に勤続して定年退職したときに受け取る退職金」と、「一度だけ転職を経験してその後定年退職した場合の退職金」の比較です。
だから、何回も「転職した方」にはあてはまりませんよ。
5.「コロちゃんと転職」
上記で「何回も転職した方には当てはまりません」と最後に書きましたが、実はコロちゃんは、その「何回も転職した人」なのですよ。
そこで、最後に「コロちゃんの転職事情」について書いてみますね。
コロちゃんは、1970年代初頭に上京した後の20代に「3回の転職」をしていました。今から50年ほど前のことですよ。
よく覚えていたなと思われるでしょう?
( ¯▽¯ )エヘヘ
コロちゃんは、60代の時に「年金」を受給するために、「日本年金機構」から、自分の「年金記録」を開示してもらっていたのですよ。
コロちゃんは、もう50年前のことなど、すっかり忘れていますが、「日本年金機構」はシッカリと覚えていましたよ(※)。
(※時々消えた年金記録があります)
コロちゃんは、その20代の頃の3回の転職の間に妻と知り合い「結婚」しました。
その後の転職先には「12年間」勤めた後に、30代で転職し、その転職先では60代で「大腸がん」で退職するまで、27年間勤め上げましたよ。
そのように振り返ると、コロちゃんの「転職歴は都合5回」ですね。
ただ「時代が高度成長期」でしたから、転職の都度に「給与」は上がりました。転職後に給料が下がったことは、1度もありませんでしたよ。
特に「30代半ばでの転職」では、一気に「給与が2倍」になっていますね。当時の「時代背景」は「爛熟の1980年代・一億総中流の1980年代・そしてちょうどバブル期」でした。
今から思えば、コロちゃんは「良い時代」に生きたと言えるのでしょうね。だから、コロちゃんの経験はあまり現在の参考にはなりません。
だけど、コロちゃんは「転職」の都度に「悩み、考え、迷い」そして「決断」して生きてきましたよ。
これらの「悩み、考え、迷い、決断」は、いつの時代でも通用する「普遍的な行為」でしょう。
6.「人生には無駄な知識と経験はありません」
さて、今日は「転職」をテーマに、いろいろ周辺事情を見てきました。最初の調査では、「転職した後の体制」が、現在の企業社会ではまだ備わっていない事を見ましたね。
コロちゃんは、「政府」が「雇用の流動化」や「生産性の高い分野への人材の移転」を進めるというのは良いと思いますよ。
だけど「転職者」を「制度」で後押しするだけでなく、転職後の企業の後補充への監視もしていただきたいですね。
そして「転職者の現状」と、「転職後の給料の増減」や、更に「退職金の減少率」を見てきました。
やはり「転職する」のならば、一時的な「給与の高さ」だけでなく「退職金の減少」までを考慮すべきだと、コロちゃんは思いましたよ。
コロちゃんは、今の若い方たちに直ちに「転職」をお勧めするわけではありません。
しかし、若い方が今日の上記の「転職事情」を知ることは、今後の糧になるとは考えていますよ。「知識は力」ですよ。
一見無駄なように見られる内容でも、どこかで役に立つかもしれませんよ。コロちゃんは、「人生には無駄な知識と経験はない」と、いつも思っているのですよ。
今後もコロちゃんは、様々な「知識」を興味の趣くままに書いていきたいと思いますので、どうぞまたお読みくださいね。
コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。
このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)
おしまい。
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