【経済考】「高等教育費無償化」を支持します

経済

おはようございます。今朝のコロちゃんとワンコの散歩は、久しぶりに23℃の快適な気温でしたよ。

帰宅後に天気予報を聞いて見たら「最高気温が29℃」と、久方ぶりに「最高気温30℃」を下回りました。

どうやら今週末からは、いよいよ気温が急降下して「秋の訪れ」となる模様ですね。コロちゃんとワンコは(特にワンコは)、「真夏の暑さはもういいや」と思っていたので、ホッとしていますよ。

コロちゃんちのワンコは、今年の夏はクーラーの効いた居間の片隅で「グッタリ」としている時間が長くなりましたね。

そして「エサ」をあまり食べなくなりました。このワンコは今年に入ってから、もう5本も「歯が抜けて」います。

皆さんご存じです か? ワンコって歯が抜けると「顔が変わる」のですよ。

前歯の「犬歯」は形が大きいですから、無くなると「顔つき」が、緩んだような弛んだような緊張感が欠けた表情になるのです。

まあ、人間でもおじいちゃんになると「表情が締まらなく」なりますよね。

むっ、そういえばコロちゃんの顔つきも「締まらない顔」になっているのかな?
 ̄口 ̄∥)ショック

そうじゃないと言ってくださいよ。コロちゃん泣いちゃうからねー。
˚‧º·(˚>ᯅ<)‧º·˚エーン

出来ればワンコには、もう少し長生きしてほしいとコロちゃんは願っていますよ。

今日は「高等教育無償化を支持します」をカキコキします。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「コロちゃんは高等教育の無償化を望みますと、私立大学の定員割れが増えているよ」

☆「大学生の世帯年収は4割が800万円以上だよと、東大学生の世帯年収は4割が950万円以上だよ」

☆「私大連盟は国立大学の授業料を上げろと言っているよと、高等教育無償化は実現できるか?」

☆「コロちゃんと高等教育費」

1.「コロちゃんは高等教育の無償化を望みます」

コロちゃんは「高等教育」には進めませんでした。コロちゃんは父親がいない家庭で育ったのです。

だからと言っては何ですが、1970年代にコロちゃんが家庭を築いて二人の子どもたちが生まれた時には、この子どもたちが望むのならば「高等教育」を受けさせたいと強く願いました。

その結果、子どもたちは「高等教育」に進むことになったのですが、問題になったのはその「教育費」です。時代は2000年代のことでしたね。

その時代のコロちゃんは、無我夢中で働いて収入を上げることに注力していました。それは「教育費」を稼ぐためです。

現在の「高等教育費」は、コロちゃんのような会社員にはなかなか準備出来ないほどの高額になります。下に書き出しますね。

◎「教育費負担の実態調査結果」

➀「国公立大学」
・「入学費用:67.2万円+在学費用103.5万円×4年=481.2万円」

➁「私立大文系」
・「入学費用:81.8万円+在学費用152.0万円×4年=689.8万円」

③「私立理系」
・「入学費用:88.8万円+在学費用183.2万円×4年=821.6万円」

https://www.jfc.go.jp/n/findings/pdf/kyouikuhi_chousa_k_r03.pdf
(出典:政策金融公庫:2021年度:教育費負担の実態調査結果より:9月16日利用)

上記の「教育費」は2021年調査のものですが、ざっと1人500万円~800万円もの巨額になります。

この金額は2000年代でもさほど変わりませんでしたね。

その結果コロちゃんちでは、妻もパートで働き、子どもたちも「バイト小僧」となって「お小遣いナシ」の生活に耐え、奨学金をフルに借りて「学費」を払いましたよ。

そして、それでも最後にどうしても足りなくなった分を、コロちゃんの職場の労組を通じて「労金の教育ローン」で賄い、こうして家族全員がへとへとになりながらこの時代を乗り越えてきたのです。

このような経験を持つコロちゃんは、「高等教育費の完全国庫負担」が実現出来れば、コロちゃんのような苦労はもう誰もしなくともすむと考えていますね。

もちろん「所得制限なし」ですよ。子どもの教育は「国家と社会の役目」だとコロちゃんは考えていますよ。

「高等教育費の無償化」は、学費が無くてあきらめざるを得ない子どもたちの救済になります。

そして「国民の教育レベルの底上げ」と言う意味でも行なうべきだと、コロちゃんは考えていますよ。

2.「私立大学の定員割れが増えているよ」

コロちゃんが、朝コーヒーを飲みながら新聞をバサバサ読んでいると「私大の定員割れ三大都市圏で初」との見出しが目に入りました。

コロちゃんが気になって、記事を読んでみると「2024年度の入学者が定員割れした四年制の私立大が354校で59.2%に上り・・・過去最高を更新した」と報じられていました。

さらに「東京や大阪や愛知を合わせた三大都市圏の私大の定員充足率は初めて100%」を下回ったとも報じています。

コロちゃんは、普段から「高等教育」には興味をもっていましたので、さっそくこの報道のネタ元の「日本私立学校振興・共済事業団」の調査報告をポチポチと探してみましたよ。

んーと、これだよね。「令和6(2024)年度私立大学・短期大学等入学志願動向」。
(○゚∀゚σ)゚ミツケタ!。 

➀「入学者数は約6000人も減ったよ」

◎「私立大学・短期大学等入学志願動向」

➀「集計学校数:598校」(前年比-2校)

➁「入学定員:50万3874人」(前年比+1239人)
③「入学者数:49万4730人」(前年比-5869人)

➃「入学定員充足率:98.19%」(前年比ー1.40㌽)
⑤「入学定員充足率100%未満の学校数:354校(59.2%)」(前年比+34校:+5.9%)

https://www.shigaku.go.jp/files/shigandoukouR6.pdf
(出典:日本私立学校振興・共済事業団:私立大学・短期大学等入学志願動向:2024年度より:9月16日利用)

うーむ、「①私立大学数」は2校減っているけど、「②入学定員」は逆に増えて(+1239人)いるんですね。

それにも関わらず「③入学者数」は減っているし(ー5869人)、「➃入学定員充足率」も100%を切っていますね(98.19%)。

この様子では、来年以降もずーっと減り続けるのでしょうね。

➁「定員割れ大学は6割だって」

コロちゃんは、昨年の9月にもこの「私立大学・短期大学等入学志願動向(2023年)」を読んでいるんですよ。この「入学志願動向」は毎年発表されているのですよ。

それによると、この今年の「入学定員充足率100%割れ」は3回目ですね。下記の通りです。

◎「入学定員充足率100%割れ」

➀「2021年:99.81%」
➁「2023年:99.59%」
③「2024年:98.19%」

https://www.shigaku.go.jp/files/shigandoukouR6.pdf
(出典:日本私立学校振興・共済事業団:私立大学・短期大学等入学志願動向:2024年度より:9月16日利用)

この推移を見ると、どうやら「入学定員充足率100%割れ」は、今後毎年の行事になりそうですね。

さらに「定員割れの大学数(入学定員充足率100%未満の大学数)」が、調査対象598校に対して354校(59.2%)と約6割になったとしていますね。

コロちゃんですら、思わず「大学経営は大丈夫なの?」と心配になるくらい減り続けていますね。

③「三大都市圏で初の定員割れだって」

この「入学志願動向」では、全国を21の地域に分けて「入学定員充足率」を発表しています。

その中で100%を上回っている地域は、以下のみです。

◎「入学定員充足率100%を上回っている地域」

➀「関東(埼玉、千葉、東京、神奈川を除く):102.35%」
➁「東京:102.20%」
③「大阪:101.46%」
➃「福岡:104.56%」

https://www.shigaku.go.jp/files/shigandoukouR6.pdf
(出典:日本私立学校振興・共済事業団:私立大学・短期大学等入学志願動向:2024年度より:9月16日利用)

上記の➀~④以外の、17地域はすべて「入学定員充足率が100%以下」となっていますね。

さらに「参考として三大都市圏とそれ以外の地域」の「入学定員充足率」も発表しているのですが、「初めて100%を下回って」いますね(99.87%)。

今後は全国の大学数が減っていくことが考えられますね。

報道では、今後も18歳人口は減少が加速する見込みで、将来の「大学入学者数」は2040年に51万人、2050年に49万人になると、文部科学省が推計したと報じています。

「大学受験」では合格しやすくなるかもしれませんが、それよりも「大学が無くなる」心配も出て来ると思われますよ。

コロちゃんは、上記の「私立大学・短期大学等入学志願動向」を読んで、一番懸念したのは「教育費の値上げ」です。

大学にとって「定員割れ」とは、「企業」に例えれば、市場の消失であり売り上げの減少でしょう。普通の企業でしたら、新規市場の開拓にでも進むのでしょうが「大学」ではそうはいきません。

学生数の減少を補うために、私立大学では「学費の値上げ」に進むのではないでしょうか。

コロちゃんは、「私立大学の定員割れ」をそのような「教育費の値上げ」という視線でみていますよ。

3.「大学生の世帯年収は4割が800万円以上だよ」

上記で「高等教育の費用」と「私立大学の定員割れ」を見てきましたが、現在の大学生のいる世帯の所得はどのくらいなのでしょうか。

コロちゃんは、ポチポチ調べてみましたよ。「日本学生支援機構」が「学生生活調査」を発表していました。

この中から「大学生の世帯の所得」を見てみましょう。

◎「家庭の年間収入別学生数の割合(大学学部・中間部)

➀「200万円未満 :8.3%」
➁「200~300万円 :6.6%」
③「300~400万円 :7.7%」
➃「400~500万円 :8.6%」

⑤「500~600万円 :9.3%」
⑥「600~700万円 :9.2%」
⑦「700~800万円 :8.8%」

⑧「800~900万円 :8.6%」
⑨「900~1000万円:6.4%」
⑩「1000~1100万円:8.8%」
⑪「1100~1200万円:3.8%」
⑫「1200~1300万円:2.9%」
⑬「1300~1400万円:1.9%」
⑭「1400~1500万円:1.5%」
⑮「1500万円以上  :7.6%」

https://www.jasso.go.jp/statistics/gakusei_chosa/__icsFiles/afieldfile/2024/03/25/data22_all.pdf
(出典:日本学生支援機構:学生生活調査2024年より:9月16日利用)

いやいや、疲れたー。細かく分けすぎだよー。
(*´Д`)=3ハァ・・・

いくらなんでも、こんなに精密な分類では逆に全体像がつかめませんよ。

そこでコロちゃんは簡単に以下のようにまとめてみました。

◎「大学生の家庭年収割合」

➀「下流:3割」(500万円以下)
➁「中流:3割」(500~800万円)
③「上流:4割」(800万円以上)

ねっ、わかりやすいでしょう。だけど、こうやって見ると「①+②の6割の大学生の親御さん」は「教育費の捻出」に苦労していると思いますよ。

だけど、やっぱり「大学生の親の年収」は高いですね。「③上流:4割(800万円以上;41.5%)」は、全国民の年収分布と比較すると大分多いですよ。

そこで「全国民の年収分布」を、ポチポチと調べてみると、「2021年の年収分布で800万円以上の割合は21.1%※」でした。

(※厚生労働省:2022(令和4)年 国民生活基礎調査の概況より)

ふむふむ、そう言うことですと、「大学生の家庭年収」と「全国民の年収分布」を比べてみると、以下のようになりますね。

◎「大学生の家庭年収と全国民の年収分布の比較」

➀「大学生家庭年収(上流800万円以上):41.5%」

➁「全国民の年収分布(800万円以上):21.1%」

おー、やっぱりだ。上記を見ると、大学生の「家庭年収800万円以上:上流:41.5%」は、全国民の「家庭年収800万円以上:21.1%」と比べると2倍になっています。

やはり「高等教育への道」は、貧乏な家庭では「狭い道」となっていることがハッキリ数字に出ていますね。家庭の年収が高い世帯の子どもが大学進学をしています。

だからコロちゃんは「高等教育費の無償化」を願っているのですよ。

4.「東大学生の世帯年収は4割が950万円以上だよ」

上記で「大学生の世帯年収が800万円以上が4割」と言う、「全国民の年収分布の800万円以上が2割」と比較すると2倍だったことを見てきました。

それだけ「大学進学」が、豊かな家庭でなければ進学できない現実があります。それでは、天下の「東京大学進学家庭の世帯年収」はどの位なのでしょうか。

次に「東大」の「学生生活調査」を見てみましょう。設問は「あなたの現在の生計を支えている方の昨年の年間税込み収入(世帯年収)はどれくらいですか。おおよその金額を選択してください」です。

◎「東大学生:世帯年収」

➀「450万円未満       :10.8%」
➁「450万円以上~750万円未満:11.2%」
③「750万円以上~950万円未満:13.2%」

➃「950万円以上~1050万円未満:10.2%」
⑤「1050万円以上~1250万円未満:12.1%」
⑥「1250万円以上:18.6%」

⑦「分からない  :24.0%」

https://www.u-tokyo.ac.jp/ja/students/edu-data/h05.html
(出典:東京大学:学生生活実態調査より:9月16日利用)

うーむ、「950万円以上」が「➃10.2%+⑤12.1%+⑥18.6%=40.9%」で約4割になりますね。やはり「親が上流でないと東大の学生にはなれない」と言うことになっていますね。
( ̄へ ̄|||) ウーム

それに「⑦「分からない:24.0%」が1/4もいますが、この家庭は年収が高い家庭じゃないかなー?

そうだったら「950万円以上」が4割よりも多くなりますね。

また、上記を見ると「一般大学生の世帯年収の4割が800万円以上」で、「東大生の世帯年収の4割が950万円以上」となっています。

やはり、現在では「高等教育」は貧しい世帯では手が届きにくくなっていることを伺わせますね。

しかし、こんなことで、年間1100万人も大学を卒業するお隣の「中国」と対抗できるのでしょうか。

コロちゃんはもっと多様な優秀な若者が「東大」や「大学」に進学できる社会にしていただきたいと思っていますよ。

5.「私大連盟は国立大学の授業料を上げろと言っているよ」

日本私立大学連盟は、8月に「提言」を発表して「国立大学の授業料の上限を撤廃して収入増で国際競争力を強化すべき」と主張しています。

その論旨は以下の通りです。

「今や国立大学生の家庭の所得高位層の割合(36.7%)は、私立大学生のそれ(32.6%)を上回り、『修学支援新制度※』の対象とならない所得中間層の学生の割合は私立大学のほうが高い」

(※就学支援新制度:授業料・入学金の免除または減額と、返還を要しない給付型奨学金により、大学・短期大学・高等専門学校・専門学校を無償化する制度)

「国立大学と私立大学の授業料格差は、国立大学の学生が国から授業料減免を受けているとも言え、経済格差と教育格差の悪循環を助長している側面がある」

「国立大学は、授業料の上限規制を撤廃するなど現実適合的なものとし、収入増により学生に対するさらに質の高い教育を実施するとともに、国際競争力を強化し高度専門人材を育成すべきである」

https://www.shidairen.or.jp/files/user/240808_kaikenteigen.pdf
(出典:日本私立大学連盟:新たな公財政支援のあり方についてより:9月16日利用)

➊ふむふむ、最初の内容は「お金持ちの家の学生」は、私立大より国立大の方が多くて、「中流の学生」は私立大が多いと言っていますね。

➋そして、「国立大(安い)」と「私立大(高い)」の授業料の格差は、「国立大の学生」が税金で補助金を受けているようなもので「経済格差と教育格差の悪循環」だと言うのですね。

➌だから、「私立大学(高い)」の授業料を下げるのではなく、「国立大学(安い)」の授業料を上げろよと言うわけですか。

あらら、これは自分勝手な言い分なのではないですか。

➊と➋はまだ良いですよ、現状の認識ですからね。だけど、➌はいかがなものでしょうかね。

「文部科学省」によると、私立大学と国立大学の「授業料格差」は1.8倍あるそうなのですよ。

それを私立大学連盟は「国立大の学生は国から授業料減免を受けているとも言え、経済格差と教育格差の悪循環を助長している側面もある」として、国立大学の授業料の上限の廃止を主張していますね。

だけど、コロちゃんは三つの点を指摘したいと思いますよ。

➀「私立大学の授業料を国立大学並みに下げれば良い」 

➁「経済格差と教育格差を指摘するならば、一番の格差の被害者である大学進学をあきらめざるを得ない低所得世帯の子どもが進学できるようにするべき」

➂「そのために私大連盟が積極的に教育無償化を提言すべき」

上記のような「私大連盟の提言」を読むと、教育者の言葉と言うよりも「企業経営者の言葉」を聞いているような気がしましたよ。

コロちゃんは、「高等教育費の全額無償化」を主張しますよ。「所得制限なし」でね。

そして、多くの貧しい家庭の子どもたちへも「高等教育の扉を開ける」ことを願っていますよ。

6.「高等教育無償化は実現できるか?」

「自民党」は、「高等教育の就学支援拡充」を主張していましたが、すでに「2025年4月から、子どもが3人以上いる家庭の大学無償化」が開始されることが決まっていますから、一応は実現していますね。

しかし「子どもが3人以上いる家庭」だけですからね。しかも、上限がありますしね(国公立54万円、私立70万円)。

「公明党」は、昨年2023年に「多子世帯に対して所得制限を設けずに大学などの授業料無償化」を主張していましたね。

これも「自民党」と同じで「限定的な実現」は出来ています。

「立憲民主党」は、「公立大学の授業料無償化」と「私立大学・専門学校の公立大と同程度の負担軽減策」を訴えています。

しかし、所詮は「野党」ですから実現は見えません。まあ「野田元総理」に期待しますか。

「日本維新の会」は「改憲」による無償化を提唱しています。

対象を「幼児期の教育から高等教育まで」としていますから、次の「教育無償の会」と同じく一番スッキリした政策を提唱しています。

「教育無償化を実現する会」は、前原健司氏が昨年2023年に結成した国会議員5人の会派ですね。名称通りの「所得制限のない全世代型の教育無償化」を掲げています。

具体的には、以下のようですね。

「高等教育については、国公立の授業料程度を一律無償化し、残りの部分は実質的な『給付型奨学金』とする」

「一定レベルの学力に到達した学生には返済を求めない制度を念頭に実質無償化」。

ここは「日本維新の会」と国会で統一会派をつくっていますから、そちらと距離が近いようですね。

最後は「国民民主党」です。「大学や大学院などの高等教育の授業料を減免」し、「返済不要の給付型奨学金を中所得世帯まで拡大し、卒業生の奨学金返済を減免する」などとしていますね。

このように見て行くと、「高等教育無償化」については、与党の「自民党・公明党」は「第3子世帯などの限定的な減免」ですね。

そして「立憲民主党・日本維新の会・前原健司氏の教育無償化を実現する会」が、コロちゃんの主張する「高等教育無償化」に近いです。

「国民民主党」は、何か中途半端ですからどうでもいいですね。

そして、上記の「立憲民主党・日本維新の会・前原健司氏の教育無償化を実現する会」が政権を取る日が来るのかは分かりませんが、万が一政権を取ったらコロちゃんは期待しますよ。

だけど、無理だろうなー。
ヾノ゚ェ゚*)ナイナイ

7.「コロちゃんと高等教育費」

コロちゃんが子どもたちの「高等教育費の捻出」に四苦八苦したことは、冒頭で書きましたからもういいですね。

だけど、コロちゃんの苦労なんかまだまだ大したことはなく、もっと苦労した方が多いとコロちゃんは考えています。

それは、「日本の平均給与の推移」を見るとよくわかります。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「厚生労働省 平均給与の推移」より

https://www.mhlw.go.jp/stf/wp/hakusyo/kousei/19/backdata/01-01-08-02.html
出典:厚生労働省 令和2年版厚生労働白書より(9月16日利用)

上記のグラフは「厚生労働省」が発表した1989年~2018年の「平均給与(実質)の推移」です。

このグラフのバックデータを見ると、グラフ内の「平均給与」のピークは「1997年の471.1万円」です。

このグラフは、その後長期間に渡って下がり続けていたことを表しています。下に書き出しますね。

◎「平均給与(実質)の推移」

➀「1997年:471.1万円」(ピーク)
➁「2000年:467.5万円」
➂「2005年:455.5万円」
➃「2010年:431.0万円」
⑤「2014年:419.2万円」(ボトム)
⑥「2015年:420.4万円」
⑦「2018年:433.3万円」

https://view.officeapps.live.com/op/view.aspx?src=https%3A%2F%2Fwww.mhlw.go.jp%2Fwp%2Fhakusyo%2Fkousei%2F19%2Fbackdata%2Fxls%2F01-01-08-02.xls&wdOrigin=BROWSELINK
(出典:出典:厚生労働省 令和2年版厚生労働白書:平均給与バックデータより:9月16日利用)

上記のように、コロちゃんが「高等教育費」の捻出に苦労した2000年代は、ちょうど「日本の平均給与」が減少し続けた年代なのです。

ですから「子どもの進学」の年代が遅くなるほど、家庭内の「高等教育費」の捻出は困難となっていったと思われますね。

ですからコロちゃんは、まだ自分は運が良かったと考えていますよ。何とか間に合ったというところでしょうか。

しかし、現在でも「教育費」の捻出が出来なくて、進学を諦めざるを得ない子どもたちが多数いることを考えると、コロちゃんはやはり「高等教育の無償化」は推進するべきだと考えていますよ。

このブログをお読みの皆様には、「子どもの教育費」なんか関係ないと思われる方も沢山いらっしゃるかと思いますが、「高等教育」を受けた学生が社会へ出て行けば「生産性」は上がります。

その上がった「生産性」は、社会の中を巡り巡って「日本の豊かさ」を拡げると思いますよ。

「日本」は、明治の昔から教育には熱心な社会でした。

今私たちが次の世代を育てる為にも「誰でも高等教育を受けられる社会」とすることは夢があると、コロちゃんは考えていますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい。

Kerstin RiemerによるPixabayからの画像
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