【社会考】「親不孝」をしましょう

社会

おはようございます。今朝のコロちゃんとワンコの散歩は、とても暖かくやっと「春らしい朝」がきたようです。

コロちゃんが、帰宅後に気温を「エコードット」で確かめたら、何と「気温は10℃です」との声が返ってきました。

どおりで暖かく感じたわけですよね。

もう寒い日が来ないと良いなーと思って、気象庁の気温データを覗いて見ましたら、今日の最低気温は「9.7℃」で、昨日の最低気温は「2.8℃」と記録されていました。

そういえば、昨日の朝は寒かったよなー。もうこんな寒い日が無いと良いんですけどね。

今朝の散歩時には、もう太陽がビカーと輝いていましたから、より暖かく感じましたよ。その日の出のフォトを添付しますから、皆さんも朝の爽やかさを味わってくださいね。

今日は「親不孝をしましょう」をカキコキしますね。

0.「今日の記事のポイント」

by<br><span class="bold-blue">コロちゃん</span>
by
コロちゃん

今日の記事は、下記のような内容になっていますよ。どうぞ最後まで楽しみながらお読みください。

☆「親不孝介護のススメだってさと、介護離職は10万人」

☆「介護する人される人と、介護休業制度を知っていますか?」

☆「要介護認定者数の推移と、要介護認定者数の予測を見る」

☆「コロちゃんの介護体験と、自宅看取りの時代がくるかも?」

1.「親不孝介護のススメだってさ」

コロちゃんは、今日のテーマに「親不孝しましょう」と書き込みましたが、これは「新聞記事」の「親不孝介護のススメ」からのパクリです。

この記事では、「働きながら親の介護をするワーキングケアラーが増加している」として、「親と距離を保って支える『親不孝介護』を進めているのです。

コロちゃんは、まもなく自分も介護が必要になりそうなので(多分?)、この記事を「目を皿のように」してじっくりと読んでしまいましたよ。

だってコロちゃんは、自分の介護を子どもたちが「離職」してまで行なうことなんか、ちっとも望んでいないですもん。

万が一「離職」なんかしたら、「親子の縁を切ってやる」ぐらいの心持ちですよ。
d( ー`дー´)キリッ✧

・・・今のところですけどね。だってPPK(ピンピンコロリ)になることもあるかもしれないでしょう?
( ̄∇ ̄*)>エヘヘ♪

それではその「新聞記事」の内容を見てみましょう。

2.「介護離職は10万人」

総務省統計局によりますと、介護や看護の為に過去1年間に「離職」した人は10万人に達していると報じられています。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「総務省統計局 就業状態別介護・看護のために過去1年間に前職を離職した者の数の推移」より

出典:総務省統計局 令和4年就業構造基本調査より(4月14利用)

上記のグラフは、2007年・2012年・2017年・2022年の「介護・看護のために過去1年間に前職を離職した者の数」になります。

直近の2022年の「介護離職者数」は、10.6万人になっています。

この「介護離職」の増加の理由には、「日本」の人口の最大のボリュームゾーンである「団塊の世代」が75歳を超えたことがあります。

下記の「団塊の世代」のデータをご覧ください。

◎「団塊の世代データ」

➀「1947年生まれ:267万人:2024年現在77歳」

➁「1948年生まれ:268万人:2024年現在76歳」

③「1949年生まれ:269万人:2024年現在75歳」

●「2023年生まれ:75万人:2024年現在:1歳」

上記の➀~③が「団塊の世代」に出生数ですが、比較の為に「●2023年の出生数75万人」を記載してみました。

「団塊の世代」は、「昨年の出生数75万人」の3倍以上の出生数があったのです。その方たちが、いよいよ「介護される年代」に入ってきたのです。

コロちゃんは、この「団塊の世代」の少し後の年代になりますが、小学生の時から現在までずっと「先輩」として「団塊の世代」がデンと鎮座していました。

彼らはとっても目障り・・・ゲフンゲフン、彼らにはいろいろご指導をしていただいたものですよ。

その彼ら「団塊の世代」が介護される年代に入ったということは、その次はコロちゃんの番となりますから、真剣にニュースを聞くようになるのも当然ですね。

3.「介護する人される人」

上記の「団塊の世代」が介護されるようになるとすると、介護する方たちはどのような人たちなのかが気になりますよね。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出しますね。

「内閣府 介護している雇用者の年齢階級別分布」より

https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/suishin/meeting/wg/hoiku/20190109/190109hoikukoyo01.pdf
出典:内閣府 介護離職の現状と課題より(4月14日利用)

上記のグラフは「内閣府」が発表した「介護をしている正規雇用者の年齢別分布」です。

これを見ると、「介護」をしている雇用者は、「40代(24%)」と「50代(46%)」で約7割を占めます。

40代・50代というと、社会の「中堅層」ですよね。

報道では、総務省によると2022年9月までの「介護離職者数」で、最も多いのは60代前半だが、働き盛りの40代で1.7万人、50代で3.7万人を超えていると報じられています。

また「離職者」には女性が多いそうですね。

コロちゃんの子どもたちは、まだ30代・40代ですが、その年代でも結構「介護をしている方」がいらっしゃいますね(30代10%:40代24%)。

だけど、介護される親の方は、どういう気もちなんでしょうね。コロちゃんだったら、絶対「イヤ!」と叫びますよ。

だって、やっと子どもたちが「自立・独立」して「親としての任務」を無事終えたところじゃないですか。

それが「子どもが介護離職」なんかしたら、子どもの「自立・独立」が崩壊してしまうでしょう。コロちゃんだったら「死んでも死にきれない自責の念」を抱きますよ。

それとも、親の方がもう正常な判断力が無くなっちゃてるのかなー?

報道では、NPO法人の方の意見として「介護離職を含めて子による介護は子がくじけるばかりか、親の為にもならない」と紹介していますけど、コロちゃんも同感ですね。

4.「介護休業制度を知っていますか?」

コロちゃんは、「年金老人」でお仕事をしていませんから、「介護離職」や「介護休業制度」などについては、まるで知りませんでした。

今日初めて、このブログをカキコキするにあたり、あちこちをポチポチと探していたら、「介護休業制度」なるものがあることを知りました。

多分このブログをお読みの方も、ご存じないかと思いますのでいくつかをご紹介しますね。

下記のイラストをご覧ください。内容は下に書き出します。

「厚生労働省 介護休業制度」より

https://www.mhlw.go.jp/content/11909000/000833742.pdf
出典:厚生労働省 その時のために知っておこう介護休業制度より(4月13日利用)

上記は「厚生労働省」が出している「介護休業制度」のリーフレットです。

いま年間10万人の「介護離職者」が出る現状を「厚生労働省」としても、見過ごしているわけにはいかないのでしょうね。

このリーフレットでは、「介護と仕事の両立を支援する制度は拡充している」と、いくつかの施策を紹介しています。以下に記載してみますね。

◎「介護と仕事の両立を支援する施策」

➀「介護休業」

対象家族1人につき、通算93日間、3回まで分割可。

➁「介護休暇」

介護終了まで年間5日、時間単位で取得可。

③「残業免除」

介護終了まで何回でも取得可。

➃「時間外労働・深夜残業の制限」

1ヶ月24時間、1年150時間を超える時間外労働と午後10時~午前5時までの就業を制限。介護終了まで何回でも取得可。

⑤「選択的措置義務」

短時間勤務やフレックスタイムなど。利用開始から3年以上の間に2回以上利用できる措置を講ずる企業の義務。

上記のイラスト以外でも、➀~⑤の「介護と仕事の両立を支援する制度」が現在あるそうですね。

へー、「介護休業が93日」もあるんだー? 知らんかったなー。

この「介護休業」には条件次第で「介護休業給付金(賃金の67%)」が雇用保険から支給される制度があるそうですよ。

ただ「介護休業給付金」には、いろいろ条件があるようですから、もし気になった方はぜひお調べくださいね。下記に「介護休業給付の内容及び支給申請手続きについて」へのリンクを貼っておきますね。

https://www.hellowork.mhlw.go.jp/doc/kaigokyuugyou.pdf

だけど、コロちゃんは子どもたちに「介護」されるのは、絶対にイヤだなー。

別段「親の威厳」などというものは、コロちゃんには欠片もありませんけど、「人生は自立してこそ生きる価値がある」という、コロちゃんのポリシーに反しますからね。

ああそうだ、だいぶ内容が「新聞の記事」から離れてしまっていますが、この「親不孝介護のススメ」という記事をお読みになりたい方は、下記のリンクのクリックをお願いします。

「親不孝介護」のススメ 制度フル活用、仕事との両立を - 日本経済新聞
働きながら親の介護をする「ワーキングケアラー」が増加している。2022年には介護や看護のために離職した人が10万人を超えた。「自分が何とかする」という強すぎる思いが、老いゆく親との関係を悪化させることもある。専門家は親と距離を保って支える"親不孝介護"を勧めている。総務省によると、介護や看護のために過去1年間に離職した...

5.「要介護認定者数の推移」

上記で「団塊の世代」の方々が、いよいよ「介護される年代」に入ってきたと書きましたが、それでは現在どのくらいの人数の方が「要介護認定」を受けているのでしょうか。

そして、今後どのくらいの人数にまで増える見込みなのでしょうか。

これは、コロちゃんには興味がありますね。

だって、いよいよコロちゃんが「介護してもらう」状態になった時に、要介護者が多すぎて「介護サービス」を受けられない事態も考えられますからね。

下記のグラフをご覧ください。内容は下に書き出します。

「厚生労働省 要介護認定者数の推移」より

https://www.mhlw.go.jp/content/12300000/000917423.pdf
出典:厚生労働省 介護保険制度をめぐる最近の動向についてより(4月14日利用)

上記は「厚生労働省」が発表している2000年~2019年(令和元年)の「要介護度認定患者数」の推移です。

一目見ても、右肩上がりなのが良く見て取れます。なおコロちゃんは、現在この7段階(要支援2段階、要介護5段階)の、一番下(軽い)の「要支援1」に認定されています。

この上記のグラフには「要介護(要支援)の認定者数は、令和元年度(2019年度)末現在669万人で、この20年間で約2.6倍に」との書き込みがあります。

やはり「要介護認定者数」は、激増していますね。そして今後も増加すると思われますね。

6.「要介護認定者数の予測を見る」

それでは今後将来には、この「認定者数」はどのように増えると見込まれているのでしょうか。

これから、この「認定者数」の予測を引用してみますが、コロちゃんは今「エクセル」に挑戦しているのです。

コロちゃんは、「編集長&株主様」から以下の様にご指示が降りてきています。

by<br>編集長&株主様
by
編集長&株主様

コロ

今日の「子育て支援金」は数字が多くて目が滑るゾ!

早く「表とグラフ」に移行しろー!。

そこで、下記の引用に「エクセル」に数字を記入してコピペしてみたのですが、何か枠線が出ませんね。お見苦しい点はお詫びいたしますね。

あら、スマホでこのブログ記事を見たら、「枠線」が出ているじゃん。おかしいな、パソコン画面では「枠線」がきえていたんですけどね。

わっかんないなー?
σ( ̄^ ̄)はて?

まあ、これから使い方をボチボチ習っていきましょう。

下記の引用元では「各年代の合計数」がで出ていませんでしたから、コロちゃんはエクセルのおかげで計算が楽になりました。

下記の表をご覧ください。内容は下に書き出します。

「経済産業省 要介護度別人口」より

要支援1要支援2要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
20229694141114908557677
203011311016913710910469811
204011611518215112411978885
325319492402323308204
https://www.meti.go.jp/meti_lib/report/2022FY/000171.pdf
出典:将来の介護受給に対する高齢者ケアシステムに関する研究会より(4月14日利用)

上記は「経済産業省」が発表している「要介護度別人口」の予測です。

2022年・2030年・2040年に三つの年代の推計値となっています。下記に合計人数を書き出しますね。

◎「要介護度別人口」

➀「2022年:677万人」
➁「2030年:811万人」
③「2040年:885万人」

やはり、今後は「要介護度認定患者数」が、だいぶ増えてきますね。誰しもが増えると予想したとおりですね。

コロちゃんが将来に「要介護度」が上がって(身体の不自由度が高く)も、充分な介護サービスの提供があるかどうか、ちょっと不安になる数字ですよ。

7.「コロちゃんの介護体験」

上記のようにコロちゃんは、自分の介護が必要となった時に、子どもたちが「介護離職」をするなどということは絶対にイヤですね。

しかし、それはコロちゃんが「介護」というものを、まったく知らないで言っているわけではありません。

コロちゃんは、3年前に「肺がん」で「緩和ケア」となって病院から自宅へ帰ってきた「妻」を介護した経験があるのです。

思えば「妻」が、「肺がん」の脳転移で入院していた大学病院から退院してきたのは、3年前の桜が満開に咲き誇っていた3月の下旬でした。

コロちゃんは、当時駆け付けて帰省していた「次男」と、退院となった「妻」と共に、近隣の桜並木の道を自宅まで車で帰ってきたことを思い起こします。

その後「妻」は、だんだんと身体の自由が利かなくなり、歩けなくなり立ち上がることが出来なくなり、身体のマヒは徐々に進んでいきました。

コロちゃんは、その時には「妻の介護」を全てを投げ捨てるつもりで集中して行なって来ましたよ。

妻が立ち上がれなくなったのは4月末でしたね。その後6月には一切食事がとれなくなりました。

それから3ヶ月後に妻は逝ってしまいましたが、それまでの「妻」の身体の介護はコロちゃんが全て行ないましたね。

ですから、コロちゃんは「介護」の「苦労「も「喜び」もわかるのです。身をもって体験しましたからね。

そうなんですよ「介護」には「喜び」もあるのです。コロちゃんと半世紀近くも一緒に過ごした妻との「最後の時」なのですからね。

この「最後の時間」を、濃密な介護ですごせたのは、コロちゃんにはすごく重い時間でしたね。

そして「ここまでやった」との満足感もあります。それは寂しさと共に湧きあがってきましたよ。

その「喜びと寂しさ」に比べれば、「介護の苦労」などは小さなものだったというのがコロちゃんの感覚ですよ。

8.「自宅看取りの時代がくるかも?」

さて、こうなると次はコロちゃんの番ですね。

上記で何回も書いているように、コロちゃんは「子どもたち」に介護を任せることはなく、「介護サービス」で自宅で死ぬことを望んでいます。

コロちゃんが何冊かの書籍を読んだかぎりでは、上野千鶴子さんは「24時間の医療・看護・介護体制」があれば「自宅で逝くことは可能だ」と書いていましたね。

コロちゃんは、現在はその「自宅看取り」に挑戦してみようと思っていますよ。

もっともこれからの「日本」では、「医療資源・看護資源・介護資源」の量の不足から、否応なく「自宅看取り」になってしまう高齢者が発生するのかも知れません。

いずれにしろ、今後はコロちゃんだけではなく、多くの高齢者が「自宅看取り」を望む時代が来るとコロちゃんは考えていますよ。

この「自宅看取り」については、これをテーマとして、別にブログ記事を書くことにしますね。コロちゃんも、もう少し調べて深堀したくなりましたから、今後のブログにご期待くださいね。

今日の「親不孝のススメ」は、別に親御さんを見捨てるススメではありません。時代の状況が変わって、「高齢者の介護の考え方」が変化しただけのことです。

考え方が変化すれば、その対処も当然にして変化します。

このブログをお読みのお若い方に、コロちゃんはこの上記の「親不孝のススメ」を親御さんと一度は話し会うことをお勧めしますよ。

これからの「日本」ではそれが必要だし、そしてその方が「親子の関係」が深くなりますよ。

コロちゃんは、社会・経済・読書が好きなおじいさんです。

このブログはコロちゃんの完全な私見です。内容に間違いがあったらゴメンなさい。コロちゃんは豆腐メンタルですので、読んでお気に障りましたらご容赦お願いします(^_^.)

おしまい

Frauke RietherによるPixabayからの画像
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